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十六章
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今日初めて知ったのだが、湖校撫子部は全国大会の優勝候補であっても、最有力候補ではなかったらしい。事実湖校は事前提出した書と、大会で披露した華道と茶道の合計点において、二位を喫していたと言う。だが、選手一人一人の連携が出来栄えを大きく左右する筆遣いと合奏で湖校は歴代最高点を出し、逆転優勝を見事果たしたのだそうだ。然るに撫子部の六年生達は「部の招待枠で新忍道部を感謝会に招こう」と主張したが、「来年の優秀な新入部員確保のために部の招待枠はある」と、部長はそれを退けた。しかし五年と五カ月を共に過ごした仲間達には部長の本当の気持ちが手に取るように分かり、解決策を探していたところ、美鈴が真田さんを招待した。美鈴は去年、優秀な新入部員候補として感謝会に招かれており、しかも美鈴の神社に婚約の報告をしに行くと知った六年生達は強い運命を感じ、手助けをせねばと奮い立った。その結果、部活に戻るつもりでいたのは杠葉さんだけという作戦が、実行されたのである。
それを知り、
「琴乃、部の仲間とはそういうものだよな」
真田さんが杠葉さんの肩を抱いた。その逞しい腕に支えられ、
「うん、うん」
杠葉さんは安心して、涙を流したのだった。
そうこうするうち輝夜さんと昴が帰って来て、皆で夕食を食べることとなった。この神社を宿泊所にして行った春の合宿の話を真田さんから聞いていた杠葉さんは、将来のために料理を教えてくださいと美鈴達に腰を折った。その姿に輝夜さんと昴は涙をとうとう堪えきれなくなり、杠葉さんはそれから暫く、二人を泣き止ませることに終始せねばならなかった。杠葉さんは後に、真田さんへこう話したと言う。「あの心で作るから、あの子たちの料理はああも美味しいのね」と。
千家さんも夕食の準備を快く引き受けてくれた。三人娘に六年生の二人が加わった台所は破壊的なまでの華やかさに溢れ、男子三人はふにゃふにゃ顔をさらしまくった。料理作りの蚊帳の外に置かれ、役立たずとして隅に追いやられようと、僕ら男子組は得も言われぬ幸せに浸っていた。そう、そのとき僕は、絶対的な敬意を捧げる真田さんと荒海さんに、幸せ者という基準に限り対等な者となっていたのである。それが、作用したのかもしれない。荒海さんは五人の娘達に温かな眼差しを向けながら、新忍道埼玉予選の翌日にこの神社で体験した出来事を、独り言のように話していった。
「埼玉予選の翌日の、ここでカレーを食べた日。眠留に嵌められ、俺は千家と食糧貯蔵室に向かった。ふて腐れた演技は、貯蔵室が近づくにつれ難しくなっていった。貯蔵室のドアから、神秘的な気配が漏れ出ていたんだ。ドアの前で怖気づき、立ち尽くすしかなかった俺に、二礼二拍手一礼はできるかと千家が訊いた。できると答えるつもりだったのに、口から出たのは『できない』だった。千家はつま先の開き具合と立ち方、二礼の腰の角度、手を合わせる位置、右手を手前に引いてからの二拍手、それを戻してからの一礼を俺に教えた。それらをほぼ知らなかった俺は、できないというあの返答を、俺に注がれた慈しみのように感じた。そう言ったら、千家が微笑んでな。この微笑みを守りたい、これからもずっとそばで微笑んで欲しいと、俺は思ったよ」
そう思うなり、怖気づく気持ちが体から抜け出て行ったと言う。二人揃って二礼二拍手一礼し、荒海さんがドアを開ける。神秘的な気配は、貯蔵室の食材から放たれていたのだと知った荒海さんは、床に正座し自己紹介した。それに千家さんが続いたところ、荒海さんは初めての光を感じたそうだ。
「視覚域を超える幅広い光の中からどうにか白だけを捉えられたような光が、貯蔵室の中に一瞬見えた気がした。千家が俺を見つめて『良かったね』って言ったから、俺はあのとき、宝くじに当たったようなものだったのだろう。その後、直会という神事を知り、その上でカレーを食べたら、命を頂いている気がしきりとした。千家の作ったポテトサラダにはより強くそれを感じて、俺がそう感じているのを知った千家は、とても喜んでいたよ。そう言えば、まだきちんと伝えてなかったな。眠留、あの時はありがとう」
「そして今も、ありがとう眠留」
荒海さんに続き真田さんからも感謝された僕は、限定条件下による刹那的な対等関係が去ったことを知った。人としても漢としても遥か高みにいる偉大な先輩方に「どういたしまして」と返答するだけで、一杯一杯になってしまったのである。いつもの調子に戻った僕にお二人は笑み崩れ、それに釣られ僕は頭を掻き、朗らかな笑い声が立ち昇った。そこへ、社務所から戻って来た祖父が語り掛けた。
「荒海君、ちょっといいかな」
もちろんですと素早く応え居住まいを正した荒海さんに、祖父は頬を綻ばせたのち、創造主の意思を伝えた。
「荒海君と千家さんに、祝詞を上げたい。食事の前が望ましいから、準備ができたら社務所を訪ねてください」
謝意を述べる荒海さんに、真田さんと僕が続く。気配を察した千家さんも、料理の手を休め恭しく腰を折っていた。失礼なのかもしれないが僕はその時、千家さんの親族をもてなすスペースがこの神社にあるだろうかと、頭の中で懸命にシミュレーションしていた。
荒海さんと千家さんの祝詞は、真田さんと杠葉さんが神様に紹介されたのと同じ、広々とした境内の中央で行われた。夕暮れ時なのは違ったが、立会人として新たに加わった三人娘が憧れのオーラを燦々と輝かせていた事もあり、薄暗さやもの悲しさに類する印象はまったくなかった。宇宙の創造主も夫婦となる二人に、清らかな涼風を天空から吹き降ろしてくれた。
夕食会は当然、大いなる盛り上がりを見せた。それに最も貢献したのは、
「「「馴れ初めを教えてください!!」」」
との三人娘の懇願だった。どうもこのような場合、出会った当初の初々しい気持ちを嬉々として明かすのは女性のみの現象で、男性は口をへの字にして耐えるのが一般的らしいが、そのギャップも盛り上がりに多大な貢献をしていた。恥ずかしさを必死で堪える真田さんを荒海さんが容赦なく追い詰め、しかし立場が逆転すると今度は真田さんが荒海さんを追い詰めるといった感じに、仁義なき戦いを繰り広げることで沢山の爆笑を創造した二人を、僕らは盛大な拍手で称えたものだった。
また夕食会では、新忍道部と撫子部の交流についても話し合われた。撫子部としては、大会二連覇の感動が胸に残っている夏休み中に、逆転優勝できた正式なお礼を新忍道部にしたいと杠葉さんが申し出たのである。そうそれは初めから夏休みを想定しており、意思統一を図る必要の無いことだったのに、
「荒海は学期間休暇を利用して出雲に行くから、夏休み中にせねばな」
真田さんが聞き取りやすいバリトンボイスでこれみよがしに言及したため、押し殺した笑い声が台所に溢れた。まあその対象になっているのは荒海さんのみであり、幸せそうにしている千家さんは皆から祝福されていたし、学期間休暇に用事が二つある僕もその一言で安心できたから、さすがは真田さんなんだけどね。
それを知り、
「琴乃、部の仲間とはそういうものだよな」
真田さんが杠葉さんの肩を抱いた。その逞しい腕に支えられ、
「うん、うん」
杠葉さんは安心して、涙を流したのだった。
そうこうするうち輝夜さんと昴が帰って来て、皆で夕食を食べることとなった。この神社を宿泊所にして行った春の合宿の話を真田さんから聞いていた杠葉さんは、将来のために料理を教えてくださいと美鈴達に腰を折った。その姿に輝夜さんと昴は涙をとうとう堪えきれなくなり、杠葉さんはそれから暫く、二人を泣き止ませることに終始せねばならなかった。杠葉さんは後に、真田さんへこう話したと言う。「あの心で作るから、あの子たちの料理はああも美味しいのね」と。
千家さんも夕食の準備を快く引き受けてくれた。三人娘に六年生の二人が加わった台所は破壊的なまでの華やかさに溢れ、男子三人はふにゃふにゃ顔をさらしまくった。料理作りの蚊帳の外に置かれ、役立たずとして隅に追いやられようと、僕ら男子組は得も言われぬ幸せに浸っていた。そう、そのとき僕は、絶対的な敬意を捧げる真田さんと荒海さんに、幸せ者という基準に限り対等な者となっていたのである。それが、作用したのかもしれない。荒海さんは五人の娘達に温かな眼差しを向けながら、新忍道埼玉予選の翌日にこの神社で体験した出来事を、独り言のように話していった。
「埼玉予選の翌日の、ここでカレーを食べた日。眠留に嵌められ、俺は千家と食糧貯蔵室に向かった。ふて腐れた演技は、貯蔵室が近づくにつれ難しくなっていった。貯蔵室のドアから、神秘的な気配が漏れ出ていたんだ。ドアの前で怖気づき、立ち尽くすしかなかった俺に、二礼二拍手一礼はできるかと千家が訊いた。できると答えるつもりだったのに、口から出たのは『できない』だった。千家はつま先の開き具合と立ち方、二礼の腰の角度、手を合わせる位置、右手を手前に引いてからの二拍手、それを戻してからの一礼を俺に教えた。それらをほぼ知らなかった俺は、できないというあの返答を、俺に注がれた慈しみのように感じた。そう言ったら、千家が微笑んでな。この微笑みを守りたい、これからもずっとそばで微笑んで欲しいと、俺は思ったよ」
そう思うなり、怖気づく気持ちが体から抜け出て行ったと言う。二人揃って二礼二拍手一礼し、荒海さんがドアを開ける。神秘的な気配は、貯蔵室の食材から放たれていたのだと知った荒海さんは、床に正座し自己紹介した。それに千家さんが続いたところ、荒海さんは初めての光を感じたそうだ。
「視覚域を超える幅広い光の中からどうにか白だけを捉えられたような光が、貯蔵室の中に一瞬見えた気がした。千家が俺を見つめて『良かったね』って言ったから、俺はあのとき、宝くじに当たったようなものだったのだろう。その後、直会という神事を知り、その上でカレーを食べたら、命を頂いている気がしきりとした。千家の作ったポテトサラダにはより強くそれを感じて、俺がそう感じているのを知った千家は、とても喜んでいたよ。そう言えば、まだきちんと伝えてなかったな。眠留、あの時はありがとう」
「そして今も、ありがとう眠留」
荒海さんに続き真田さんからも感謝された僕は、限定条件下による刹那的な対等関係が去ったことを知った。人としても漢としても遥か高みにいる偉大な先輩方に「どういたしまして」と返答するだけで、一杯一杯になってしまったのである。いつもの調子に戻った僕にお二人は笑み崩れ、それに釣られ僕は頭を掻き、朗らかな笑い声が立ち昇った。そこへ、社務所から戻って来た祖父が語り掛けた。
「荒海君、ちょっといいかな」
もちろんですと素早く応え居住まいを正した荒海さんに、祖父は頬を綻ばせたのち、創造主の意思を伝えた。
「荒海君と千家さんに、祝詞を上げたい。食事の前が望ましいから、準備ができたら社務所を訪ねてください」
謝意を述べる荒海さんに、真田さんと僕が続く。気配を察した千家さんも、料理の手を休め恭しく腰を折っていた。失礼なのかもしれないが僕はその時、千家さんの親族をもてなすスペースがこの神社にあるだろうかと、頭の中で懸命にシミュレーションしていた。
荒海さんと千家さんの祝詞は、真田さんと杠葉さんが神様に紹介されたのと同じ、広々とした境内の中央で行われた。夕暮れ時なのは違ったが、立会人として新たに加わった三人娘が憧れのオーラを燦々と輝かせていた事もあり、薄暗さやもの悲しさに類する印象はまったくなかった。宇宙の創造主も夫婦となる二人に、清らかな涼風を天空から吹き降ろしてくれた。
夕食会は当然、大いなる盛り上がりを見せた。それに最も貢献したのは、
「「「馴れ初めを教えてください!!」」」
との三人娘の懇願だった。どうもこのような場合、出会った当初の初々しい気持ちを嬉々として明かすのは女性のみの現象で、男性は口をへの字にして耐えるのが一般的らしいが、そのギャップも盛り上がりに多大な貢献をしていた。恥ずかしさを必死で堪える真田さんを荒海さんが容赦なく追い詰め、しかし立場が逆転すると今度は真田さんが荒海さんを追い詰めるといった感じに、仁義なき戦いを繰り広げることで沢山の爆笑を創造した二人を、僕らは盛大な拍手で称えたものだった。
また夕食会では、新忍道部と撫子部の交流についても話し合われた。撫子部としては、大会二連覇の感動が胸に残っている夏休み中に、逆転優勝できた正式なお礼を新忍道部にしたいと杠葉さんが申し出たのである。そうそれは初めから夏休みを想定しており、意思統一を図る必要の無いことだったのに、
「荒海は学期間休暇を利用して出雲に行くから、夏休み中にせねばな」
真田さんが聞き取りやすいバリトンボイスでこれみよがしに言及したため、押し殺した笑い声が台所に溢れた。まあその対象になっているのは荒海さんのみであり、幸せそうにしている千家さんは皆から祝福されていたし、学期間休暇に用事が二つある僕もその一言で安心できたから、さすがは真田さんなんだけどね。
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