【R18*TL短編集】身体も心も吸血鬼の紅い瞳に囚われて（ティーンズラブ）

吸血鬼のトラウマを癒やす強制絶頂セラピー もっと気持ちよくしてください....！

3. 恐れないで

「まずは緊張をほぐしましょう……大丈夫。私はあなたを受け入れています」

スウの言葉に、シャミンは恐る恐る目を開けた。

「さあ、私にどんな欲望をぶつけても大丈夫ですよ……。だってあなたは何も悪くないんだから……」

シャミンは本能的に首筋に指をすべらせて動脈の位置を確認する。

「...んっ」

スウから小さなうめき声が聞こえるのを聞いて、背中かぞわりとするのを感じた。


「リラックスするところからはじめましょうね」

スウはシャミンの手を抑えて、彼を患者用のベッドに押し倒した。そして彼のふわふわとした髪の毛を撫でながら、キスを始めた。

「んん...っ」

シャミンの唇を割って、スウは舌を滑り込ませた。お互いの唾液を交換し合うように絡ませ合い、深くまで交わっていく。まるで恋人同士のような口づけだった。

「ん……はぁっ」

息苦しさを感じながらも、シャミンはその快感に身を任せていた。スウから与えられる快楽が全身を支配するようだった。

スウはそのまま白衣を脱ぎ、上に着ていたシャツも脱ぎ捨てて、上半身裸になった。彼女は豊満な胸を見せつけるようにしながらシャミンに覆い被さり、首筋に舌を這わせ始めた。ぞくぞくとした感覚がシャミンの背筋を走る。

「あ……っ」

思わず声が漏れる。スウは構わずに彼の首筋を舐め続ける。

「……んっ、あっ……」

シャミンの口から甘い声が漏れる。彼は自分の反応に驚いたが、それ以上に快感の方が強かった。スウは優しく微笑んで言った。

「もっと声を出しても大丈夫ですよ？ここには私とあなただけですから」

「でも……」

「大丈夫、恥ずかしがらないで」