向日葵ー靖子ー

絵麻

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向日葵―靖子―

五話

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「あらま、旦那さんが」
「根掘り葉掘り、夕べはその」
 靖子は俯く。

 ジャネットは靖子の頰に口づける。
「ね、場所を変えない?」
「え」
 手を引かれ、靖子はジャネットと個室に入る。下着に手を差し込まれ、小さな突起に触れられた。

「ジャネット」
「濡れてる。ココも勃起して、むき出しじゃない」
 何度も擦られ、靖子は首を振る。女同士なら浮気ではないと囁かれ、ホッとしたのだ。

「綺麗なピンクね、こんなに膨らんで・・舐めてあげる」
「やぁ」

 ジャネットの舌は、何度も靖子を絶頂させた。許して、という言葉もジャネットには言わなかった。

 あふぅ・・ひいっ

 張り型を付けたジャネットに、四つん這いで抱かれた。絶妙な腰使いに、靖子は仰け反り達した。

「イク・・ジャネットさ」
「いいわよ、好きなだけ」

 深く挿れられ、靖子は絶頂を迎えた。そのまま、失神した。

「靖子」
 頰を軽く叩かれ、目を開く。
「パトリック?」
「靖子、何があった?」

 脱がされた下着、濡れそぼる性器に乱れたシーツ。何があったか、それは聞かずとも明らかだった。

「靖子、靖子っ」
 前戯もなしに、パトリックは靖子を犯した。
「ごめんなさい、ごめんなさい」
「満足、出来なかったんですか。私とのセックスでは」
「ちがっ」
「なら、なぜ抱かれた?女同士なら、浮気にならない?」
 靖子が苦手とする部分に、ペニスがねじ込まれる。
「いやぁーーー、痛い」
「お仕置きです、痛くても我慢しなさい」

 許して・・パトリック

 泣いて懇願するが、パトリックの凌辱は終わることはない。
「靖子、口を」
 ペニスが抜かれ、口に含まされる。

「苦しい・・んぐっ」
「出しますよ。全部、飲んでっ」

 凌辱は夜も続いた。
 前と後ろ、交互に貫かれる。

「やだぁ、許して。ごめんなさい」

 シーツを掴み、靖子は絶頂に達した。泣きじゃくり、イヤイヤとパトリックの腹部を押す。
「抜いてぇ、ペニス・・硬いの、やだぁ・・イキたくないっ。もう、感じたくなっ」
「愛してます、靖子。なぜ、分かってくれない?君の幸せを願う、私の愛を」
 悲しげに潤むパトリックの瞳に、靖子は自分の行為が浮気だと理解した。
「ごめんなさい、パトリック。私」
「こんなに硬く勃起した、私のペニスを感じませんか。ホントはもっと抱きたい、私の欲情を」

「ごめんなさい」

 再び律動が開始される。最奥を穿たれ、靖子は仰け反り喘ぐ。

「出して、中に」
「ええ、出しますよ」

 中に射精され、靖子はまた気を失うように眠った。
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