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変わるモノと変わらないモノ
「藍ちゃん、ここって……こんなに狭かった?」
和くんの隣で必要以上に緊張してる僕の感情なんて、和くんは気付いてないからこその質問なんだろうな……
僕だけがドキドキしてるんだろうな……
でも、絶対に和くんも僕の近くにいるだけでドキドキして貰えるように頑張る。
「僕も和くんも大きくなったから狭く感じるだけで、あの頃から変わってないよ。」
和くんは、そっか……と言うと僕の頭に手を伸ばすと、そのまま頭に触れた。
ひやぁぁぁ
なになに、なんで、なんで、こうなった?
和くんなんで僕に手を伸ばして頭に触れたの?
きょ、許容範囲が超えてどうしたら、どうしたら、いいのか分からないよ……
挙動不審になった僕に、和くんは見たことがない優しい表情を向けた。
「藍ちゃん、本当に背が伸びたね……幼稚園の頃は同じくらいだったよね?」
ふぁ?
な、な、な、なんで今、幼稚園の頃の話をしたの?
幼稚園の頃の僕の事を和くんは覚えていてくれたの?
そんな事を聞いたら、和くんの事をもっと好きになっちゃうじゃん。
僕は、あの頃から変わらずに和くんの事が好きだと思ってたのに日々、好きレベルが上がって早々とレベルがカンストしそうだよ……
「藍ちゃん……可愛いね……」
ぎゃぁぁぁ
それは反則だよ
反則だよ和くん……
「藍ちゃんは、可愛いって言われると喜ぶんだね。」
あっ……そっか……
さっき僕が和くんを可愛いって言ったから、やり返されたんだ。
「僕は、和くんに誉められたら、それだけで嬉しくなる。」
和くんは僕がまだ好きなこと知らないのかな、あんなにアピールしてるけど。
気まずい雰囲気で、お互いに話すタイミングを見計らっているのを感じる。
「藍ちゃんって、まだ俺の事が好きなの?」
和くんの言葉に胸が跳ねる。
どう答えたら正解?
まだ好きって言ってもいいの?
僕が答えようとしたその時、和くんが先に口を開く。
「藍ちゃん、可愛いし格好いい……優しいし、けど少しチャラくて王子様って言われてるの分かる、だけど藍ちゃん今まで付き合った彼女いる?」
血の気がひくって、こういう感覚?
体から体温が失っていくみたいに、上手く体が動かせない。
当たり前のように『彼女』って言葉を使われた。
泣くな……
今泣いたら変に思われる……
それでも重力は無情にも堪えていた涙を引き寄せる。
「和くんゴメン、用事があったの思い出したから先に帰るね。」
そんな用事なんて本当は無い……
ただ、こにいたら醜態を晒してしまいそうで今すぐに逃げたかっただけ。
初めて和くんに注意をされた、あの時から気持ちは大きく膨らんできたけど、変わらずに和くんが好きなんだ……
和くんの口から『彼女』なんて言葉を聞きたくなかった。
もしかして、僕が知らない中学の時に和くんには『彼女』居たのかな……
あんなに可愛いのだから、彼女の1人や2人……居てもおかしくないよな……
和くんから、直接聞いた分けではないのに勝手に落ち込んでる自分に乾いた笑いがでた。
さっきまで、楽しかったのにな………
泣き虫な僕は卒業したはずなのに、勝手にこぼれ落ちる涙を止めることができない。
もう……どうでもいいやと投げやりになった、その時に後ろから名前を呼ばれた。
この時に振り返っていたら……何かが違っていたのかな?
それでも僕は振り返ることは出来なかった。
和くんの隣で必要以上に緊張してる僕の感情なんて、和くんは気付いてないからこその質問なんだろうな……
僕だけがドキドキしてるんだろうな……
でも、絶対に和くんも僕の近くにいるだけでドキドキして貰えるように頑張る。
「僕も和くんも大きくなったから狭く感じるだけで、あの頃から変わってないよ。」
和くんは、そっか……と言うと僕の頭に手を伸ばすと、そのまま頭に触れた。
ひやぁぁぁ
なになに、なんで、なんで、こうなった?
和くんなんで僕に手を伸ばして頭に触れたの?
きょ、許容範囲が超えてどうしたら、どうしたら、いいのか分からないよ……
挙動不審になった僕に、和くんは見たことがない優しい表情を向けた。
「藍ちゃん、本当に背が伸びたね……幼稚園の頃は同じくらいだったよね?」
ふぁ?
な、な、な、なんで今、幼稚園の頃の話をしたの?
幼稚園の頃の僕の事を和くんは覚えていてくれたの?
そんな事を聞いたら、和くんの事をもっと好きになっちゃうじゃん。
僕は、あの頃から変わらずに和くんの事が好きだと思ってたのに日々、好きレベルが上がって早々とレベルがカンストしそうだよ……
「藍ちゃん……可愛いね……」
ぎゃぁぁぁ
それは反則だよ
反則だよ和くん……
「藍ちゃんは、可愛いって言われると喜ぶんだね。」
あっ……そっか……
さっき僕が和くんを可愛いって言ったから、やり返されたんだ。
「僕は、和くんに誉められたら、それだけで嬉しくなる。」
和くんは僕がまだ好きなこと知らないのかな、あんなにアピールしてるけど。
気まずい雰囲気で、お互いに話すタイミングを見計らっているのを感じる。
「藍ちゃんって、まだ俺の事が好きなの?」
和くんの言葉に胸が跳ねる。
どう答えたら正解?
まだ好きって言ってもいいの?
僕が答えようとしたその時、和くんが先に口を開く。
「藍ちゃん、可愛いし格好いい……優しいし、けど少しチャラくて王子様って言われてるの分かる、だけど藍ちゃん今まで付き合った彼女いる?」
血の気がひくって、こういう感覚?
体から体温が失っていくみたいに、上手く体が動かせない。
当たり前のように『彼女』って言葉を使われた。
泣くな……
今泣いたら変に思われる……
それでも重力は無情にも堪えていた涙を引き寄せる。
「和くんゴメン、用事があったの思い出したから先に帰るね。」
そんな用事なんて本当は無い……
ただ、こにいたら醜態を晒してしまいそうで今すぐに逃げたかっただけ。
初めて和くんに注意をされた、あの時から気持ちは大きく膨らんできたけど、変わらずに和くんが好きなんだ……
和くんの口から『彼女』なんて言葉を聞きたくなかった。
もしかして、僕が知らない中学の時に和くんには『彼女』居たのかな……
あんなに可愛いのだから、彼女の1人や2人……居てもおかしくないよな……
和くんから、直接聞いた分けではないのに勝手に落ち込んでる自分に乾いた笑いがでた。
さっきまで、楽しかったのにな………
泣き虫な僕は卒業したはずなのに、勝手にこぼれ落ちる涙を止めることができない。
もう……どうでもいいやと投げやりになった、その時に後ろから名前を呼ばれた。
この時に振り返っていたら……何かが違っていたのかな?
それでも僕は振り返ることは出来なかった。
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