30 / 51
1章
翠くんとお祭り【前編】
しおりを挟む
空くんは、貴重品だけ持ってきてと言っていたけど……虫除けとか傷テープも必要かもしれない。
翠くんとお祭りに行くのは久々で、昨夜はあまり眠れなかったからか目の下にうっすらと影が落ちていた。
「楓、これ空くんのお母さんに渡して」
遥かに渡されたのは、お洒落な缶に入ったクッキー。
絶対に空くんは喜ぶだろうなと思うと遥は凄いと思った。
「楓、デートなんだろ?楽しみすぎてハメを外すなよ」
ニヤニヤしながら俺を見てる父さんに、うるさいと返すと家を出た。
空くんのお母さんのお店は、空くんの家と僕の家の中間で歩いてもそんなに時間はかからない。
赤いドアを開けるとカランカランとベルが鳴るのが面白い。
「楓くん、待ってたよ」
空くんとは正反対な、ふわふわとした風貌な空くんのお母さん、小柄で可愛いかんじなのに空くん曰く怒ると鬼になるらしい……本当かな?
「髪が終わったら浴衣を着付けるね、先にすると髪が崩れちゃうから……それと、いつも空と仲良くしてくれてありがとね」
そう言いながら笑う顔が空くんに似てて、やっぱり親子だなと思った。
空くんのお母さんに、クッキー缶を渡していると、奥の席で空くんが僕のことを呼んでいた。
「楓、遅かったじゃんか……って目の下の隈ヤバくない?」
そう言いながら僕の顔に触れるけど驚くほどドキドキしない、翠くんに触られただけでドキドキが止まらないのに、翠くんと比べる事ではないと分かってるけど……
そんな事を考えていると、空くんに椅子に座るように促されられた。
僕にケープをかけると空くんの眼差しが、いつもの空くんっぽくなくて驚いた。
「――楓はハーフアップが良いって言ってたけどさ、和装だしアップの方が良いと思うんだよな……楓が嫌ならハーフにするけど……」
空くんに言われて僕は空くんに任せると言うと、了解と言いながら僕の髪のセットを始めた。
空くんの手によって、だんだんと華やかな髪型へと変わっていくのを見るのは楽しかった。
――僕っぽくない……自分で言うのも何だけど綺麗だなと思った。
「なぁ楓、メイクとかって抵抗ある?」
抵抗あるとは言いづらいけど、爛々と輝く空くんの眼力を見れば、断ることは無理そうだった……やったことないから分からないと言うのが精一杯だった。
なら……やってみようぜと満面の笑顔を見たら頷くしかなかった。
「目の下の隈が、すげぇ気になっちゃってさ……きっと夜寝れなかったんだろ?楓は素顔でも綺麗だけどさ……今日は特別な日だろ、完璧に仕上げようぜ」
そう話すと、その後は空くんは一言も話さなかった……
――出来た……
空くんの声に目を開けると、満足気な空くんの顔が目にはいってきた。
空くんが移動して鏡に映る僕が目にはいると、本当に自分なのかと驚くほどに別人のようだった。
「――空くん、ありがとう……」
空くんは、今日は頑張ってこいよと背中を叩いた……いつもより優しく感じたのは間違いないと思う。
「――空、まだ時間かかりそう?」
空くんのお母さんが来て僕を見ると、何度も綺麗と連呼され凄く恥ずかしかった。
「――あっ、そんな事をしてる場合じゃなかった、そろそろ着付けないと待ち合わせに間に合わなそうだから、こっち来て」
奥の部屋に通されると、あの時に選んだ浴衣が用意されていた。
「この浴衣、綺麗な色味だよね……お兄ちゃんが買ったけど……薄顔だから負けちゃって1度も袖を通してなかったから楓くんに着てもらえて嬉しいわ」
そう言いながら手際よく着付けてくれた。
凄く似合ってると言ってもらえて、僕はありがとうございますとしか言えなかった。
空くんが小物やバックまでも用意してくれて、そのまま神社まで行けそうだった。
空くんのお母さんがさすがに靴だとね……と言いながら用意してくれていたのは雪駄だった。
下駄よりは歩きやすいはずと言われて、色々と考えてくれた空くんに感謝でしかなかった。
「――空くん!」
片付けをしている空くんに声をかけると、振り向いたままの体勢のまま固まった……
「空くん、靴は明日とりに来ていい?」
僕が声をかけると空くんはアッ……と言うと動き出した。
「楓……マジで色気ヤバすぎ、俺も驚いて一瞬かたまった……翠先輩も見惚れるに違いない!靴は楓の家に届けておくから気にせずに翠先輩と楽しんでこいよ……って時間がマジでヤバい」
そう言いながら入り口の外まで空くんは見送ってくれた。
「楓、頑張ってこいよ!」
空くんの顔を見たら、泣きそうになった……
「――楓……泣くなよ、メイクが崩れる……そうそう巾着の中に、傷テープとか諸々入ってるから何かあったら使ってな」
そう言いながら手をふる空くんに手をふりかえし神社へと向かった。
*****
――あっ……あそこに居るのは翠くんだ……遠目で見ても格好よくて顔が緩む。
約束の時間より早く来てくれたのかな?またせちゃったかな?と思いと足が無意識に早くなるのを感じた。
――翠くん!
僕の声に振り向いた翠くんの目が大きく開いた……
「翠くん、待たせてゴメンね」
翠くんは僕の頭に手を伸ばしたけど、僕に触れることはなかった。
「――せっかく綺麗なのに触ったら崩れそうだな……俺の為に浴衣着てくれたって自惚れてもいいの?」
アッ…アッ……翠くんの上目使いの破壊力に言葉を発するのが出来なくて、僕は小さく頷いた。
「そっか……ありがとう……」
そう言うと翠くんは僕の手を引いて、歩き出した。
僕が靴を履いてないことが分かっているからか、ゆっくりとしたペースで歩いてくれる……
前を歩く翠くんの耳が赤くなってるのに気付くと……変な声が出た……。
翠くんと繋いだ手は、あの頃と同じ大きくて、あったかくて……
「翠くん……ヤバいよ……翠くんの事が好きすぎて……好きが大渋滞だよ。」
翠くんは、ふふっと笑うと、それは大変だな事故は起こすなよと言いながら繋いだ手に力がこめられた。
翠くん、なんか話してくれないかな……間がもたないよ……
しばらく無言が続いたけど、不思議な事に嫌だとは感じなかった……
懐かしい場所を、のんびり回っていると翠くんが何かに気が付いたみたいだった。
「楓、あの金魚屋のおっちゃん昔から居るよな……俺らのこと覚えてるかな?」
目の前に見える金魚すくいの屋台、おっちゃんは僕のことを他の子と変わらず接してくれた……
「行ってみよう!」
翠くんと……目があった……子供の頃と同じキラキラした目をしながら僕の手を引いた。
――ッ……そんな顔を見せられたら嫌って言えないよ……嫌というつもりも無かったけど……
なんだか、小さい頃に戻ったみたいで自然に顔がほころんだ。
「おっちゃん、俺らのこと覚えてる?」
翠くんが話しかけると、おっちゃんは目を細めながら忘れるわけないだろと笑っていた。
僕が翠くんの背中から顔を出すと、女の子みたいだったのに、ずいぶんと大きくなってイケメンになったなと豪快に笑っていた。
おっちゃんとすこし話をして別れると、翠くんが僕の隣を歩いてくれた。
凄く些細なことだったけど嬉しくて、繋いだ手をブンブンふると翠くんが子供の頃みたいだと笑っていた。
「楓、何か食べよう」
翠くんに言われて考える間もなく言葉が出た。
『りんご飴』
2人の声がハモると、僕と翠くんは顔を見合わせて笑った。
翠くんとお祭りに行くのは久々で、昨夜はあまり眠れなかったからか目の下にうっすらと影が落ちていた。
「楓、これ空くんのお母さんに渡して」
遥かに渡されたのは、お洒落な缶に入ったクッキー。
絶対に空くんは喜ぶだろうなと思うと遥は凄いと思った。
「楓、デートなんだろ?楽しみすぎてハメを外すなよ」
ニヤニヤしながら俺を見てる父さんに、うるさいと返すと家を出た。
空くんのお母さんのお店は、空くんの家と僕の家の中間で歩いてもそんなに時間はかからない。
赤いドアを開けるとカランカランとベルが鳴るのが面白い。
「楓くん、待ってたよ」
空くんとは正反対な、ふわふわとした風貌な空くんのお母さん、小柄で可愛いかんじなのに空くん曰く怒ると鬼になるらしい……本当かな?
「髪が終わったら浴衣を着付けるね、先にすると髪が崩れちゃうから……それと、いつも空と仲良くしてくれてありがとね」
そう言いながら笑う顔が空くんに似てて、やっぱり親子だなと思った。
空くんのお母さんに、クッキー缶を渡していると、奥の席で空くんが僕のことを呼んでいた。
「楓、遅かったじゃんか……って目の下の隈ヤバくない?」
そう言いながら僕の顔に触れるけど驚くほどドキドキしない、翠くんに触られただけでドキドキが止まらないのに、翠くんと比べる事ではないと分かってるけど……
そんな事を考えていると、空くんに椅子に座るように促されられた。
僕にケープをかけると空くんの眼差しが、いつもの空くんっぽくなくて驚いた。
「――楓はハーフアップが良いって言ってたけどさ、和装だしアップの方が良いと思うんだよな……楓が嫌ならハーフにするけど……」
空くんに言われて僕は空くんに任せると言うと、了解と言いながら僕の髪のセットを始めた。
空くんの手によって、だんだんと華やかな髪型へと変わっていくのを見るのは楽しかった。
――僕っぽくない……自分で言うのも何だけど綺麗だなと思った。
「なぁ楓、メイクとかって抵抗ある?」
抵抗あるとは言いづらいけど、爛々と輝く空くんの眼力を見れば、断ることは無理そうだった……やったことないから分からないと言うのが精一杯だった。
なら……やってみようぜと満面の笑顔を見たら頷くしかなかった。
「目の下の隈が、すげぇ気になっちゃってさ……きっと夜寝れなかったんだろ?楓は素顔でも綺麗だけどさ……今日は特別な日だろ、完璧に仕上げようぜ」
そう話すと、その後は空くんは一言も話さなかった……
――出来た……
空くんの声に目を開けると、満足気な空くんの顔が目にはいってきた。
空くんが移動して鏡に映る僕が目にはいると、本当に自分なのかと驚くほどに別人のようだった。
「――空くん、ありがとう……」
空くんは、今日は頑張ってこいよと背中を叩いた……いつもより優しく感じたのは間違いないと思う。
「――空、まだ時間かかりそう?」
空くんのお母さんが来て僕を見ると、何度も綺麗と連呼され凄く恥ずかしかった。
「――あっ、そんな事をしてる場合じゃなかった、そろそろ着付けないと待ち合わせに間に合わなそうだから、こっち来て」
奥の部屋に通されると、あの時に選んだ浴衣が用意されていた。
「この浴衣、綺麗な色味だよね……お兄ちゃんが買ったけど……薄顔だから負けちゃって1度も袖を通してなかったから楓くんに着てもらえて嬉しいわ」
そう言いながら手際よく着付けてくれた。
凄く似合ってると言ってもらえて、僕はありがとうございますとしか言えなかった。
空くんが小物やバックまでも用意してくれて、そのまま神社まで行けそうだった。
空くんのお母さんがさすがに靴だとね……と言いながら用意してくれていたのは雪駄だった。
下駄よりは歩きやすいはずと言われて、色々と考えてくれた空くんに感謝でしかなかった。
「――空くん!」
片付けをしている空くんに声をかけると、振り向いたままの体勢のまま固まった……
「空くん、靴は明日とりに来ていい?」
僕が声をかけると空くんはアッ……と言うと動き出した。
「楓……マジで色気ヤバすぎ、俺も驚いて一瞬かたまった……翠先輩も見惚れるに違いない!靴は楓の家に届けておくから気にせずに翠先輩と楽しんでこいよ……って時間がマジでヤバい」
そう言いながら入り口の外まで空くんは見送ってくれた。
「楓、頑張ってこいよ!」
空くんの顔を見たら、泣きそうになった……
「――楓……泣くなよ、メイクが崩れる……そうそう巾着の中に、傷テープとか諸々入ってるから何かあったら使ってな」
そう言いながら手をふる空くんに手をふりかえし神社へと向かった。
*****
――あっ……あそこに居るのは翠くんだ……遠目で見ても格好よくて顔が緩む。
約束の時間より早く来てくれたのかな?またせちゃったかな?と思いと足が無意識に早くなるのを感じた。
――翠くん!
僕の声に振り向いた翠くんの目が大きく開いた……
「翠くん、待たせてゴメンね」
翠くんは僕の頭に手を伸ばしたけど、僕に触れることはなかった。
「――せっかく綺麗なのに触ったら崩れそうだな……俺の為に浴衣着てくれたって自惚れてもいいの?」
アッ…アッ……翠くんの上目使いの破壊力に言葉を発するのが出来なくて、僕は小さく頷いた。
「そっか……ありがとう……」
そう言うと翠くんは僕の手を引いて、歩き出した。
僕が靴を履いてないことが分かっているからか、ゆっくりとしたペースで歩いてくれる……
前を歩く翠くんの耳が赤くなってるのに気付くと……変な声が出た……。
翠くんと繋いだ手は、あの頃と同じ大きくて、あったかくて……
「翠くん……ヤバいよ……翠くんの事が好きすぎて……好きが大渋滞だよ。」
翠くんは、ふふっと笑うと、それは大変だな事故は起こすなよと言いながら繋いだ手に力がこめられた。
翠くん、なんか話してくれないかな……間がもたないよ……
しばらく無言が続いたけど、不思議な事に嫌だとは感じなかった……
懐かしい場所を、のんびり回っていると翠くんが何かに気が付いたみたいだった。
「楓、あの金魚屋のおっちゃん昔から居るよな……俺らのこと覚えてるかな?」
目の前に見える金魚すくいの屋台、おっちゃんは僕のことを他の子と変わらず接してくれた……
「行ってみよう!」
翠くんと……目があった……子供の頃と同じキラキラした目をしながら僕の手を引いた。
――ッ……そんな顔を見せられたら嫌って言えないよ……嫌というつもりも無かったけど……
なんだか、小さい頃に戻ったみたいで自然に顔がほころんだ。
「おっちゃん、俺らのこと覚えてる?」
翠くんが話しかけると、おっちゃんは目を細めながら忘れるわけないだろと笑っていた。
僕が翠くんの背中から顔を出すと、女の子みたいだったのに、ずいぶんと大きくなってイケメンになったなと豪快に笑っていた。
おっちゃんとすこし話をして別れると、翠くんが僕の隣を歩いてくれた。
凄く些細なことだったけど嬉しくて、繋いだ手をブンブンふると翠くんが子供の頃みたいだと笑っていた。
「楓、何か食べよう」
翠くんに言われて考える間もなく言葉が出た。
『りんご飴』
2人の声がハモると、僕と翠くんは顔を見合わせて笑った。
55
あなたにおすすめの小説
ウサギ獣人を毛嫌いしているオオカミ獣人後輩に、嘘をついたウサギ獣人オレ。大学時代後輩から逃げたのに、大人になって再会するなんて!?
灯璃
BL
ごく普通に大学に通う、宇佐木 寧(ねい)には、ひょんな事から懐いてくれる後輩がいた。
オオカミ獣人でアルファの、狼谷 凛旺(りおう)だ。
ーここは、普通に獣人が現代社会で暮らす世界ー
獣人の中でも、肉食と草食で格差があり、さらに男女以外の第二の性別、アルファ、ベータ、オメガがあった。オメガは男でもアルファの子が産めるのだが、そこそこ差別されていたのでベータだと言った方が楽だった。
そんな中で、肉食のオオカミ獣人の狼谷が、草食オメガのオレに懐いているのは、単にオレたちのオタク趣味が合ったからだった。
だが、こいつは、ウサギ獣人を毛嫌いしていて、よりにもよって、オレはウサギ獣人のオメガだった。
話が合うこいつと話をするのは楽しい。だから、学生生活の間だけ、なんとか隠しとおせば大丈夫だろう。
そんな風に簡単に思っていたからか、突然に発情期を迎えたオレは、自業自得の後悔をする羽目になるーー。
みたいな、大学篇と、その後の社会人編。
BL大賞ポイントいれて頂いた方々!ありがとうございました!!
※本編完結しました!お読みいただきありがとうございました!
※短編1本追加しました。これにて完結です!ありがとうございました!
旧題「ウサギ獣人が嫌いな、オオカミ獣人後輩を騙してしまった。ついでにオメガなのにベータと言ってしまったオレの、後悔」
のほほんオメガは、同期アルファの執着に気付いていませんでした
こたま
BL
オメガの品川拓海(しながわ たくみ)は、現在祖母宅で祖母と飼い猫とのほほんと暮らしている社会人のオメガだ。雇用機会均等法以来門戸の開かれたオメガ枠で某企業に就職している。同期のアルファで営業の高輪響矢(たかなわ きょうや)とは彼の営業サポートとして共に働いている。同期社会人同士のオメガバース、ハッピーエンドです。両片想い、後両想い。攻の愛が重めです。
胎児の頃から執着されていたらしい
夜鳥すぱり
BL
好きでも嫌いでもない幼馴染みの鉄堅(てっけん)は、葉月(はづき)と結婚してツガイになりたいらしい。しかし、どうしても鉄堅のねばつくような想いを受け入れられない葉月は、しつこく求愛してくる鉄堅から逃げる事にした。オメガバース執着です。
◆完結済みです。いつもながら読んで下さった皆様に感謝です。
◆表紙絵を、花々緒さんが描いて下さいました(*^^*)。葉月を常に守りたい一途な鉄堅と、ひたすら逃げたい意地っぱりな葉月。
【16話完結】スパダリになりたいので、幼馴染に弟子入りしました!
キノア9g
BL
モテたくて完璧な幼馴染に弟子入りしたら、なぜか俺が溺愛されてる!?
あらすじ
「俺は将来、可愛い奥さんをもらって温かい家庭を築くんだ!」
前世、ブラック企業で過労死した社畜の俺(リアン)。
今世こそは定時退社と幸せな結婚を手に入れるため、理想の男「スパダリ」になることを決意する。
お手本は、幼馴染で公爵家嫡男のシリル。
顔よし、家柄よし、能力よしの完璧超人な彼に「弟子入り」し、その技術を盗もうとするけれど……?
「リアン、君の淹れたお茶以外は飲みたくないな」
「君は無防備すぎる。私の側を離れてはいけないよ」
スパダリ修行のつもりが、いつの間にか身の回りのお世話係(兼・精神安定剤)として依存されていた!?
しかも、俺が婚活をしようとすると、なぜか全力で阻止されて――。
【無自覚ポジティブな元社畜】×【隠れ激重執着な氷の貴公子】
「君の就職先は私(公爵家)に決まっているだろう?」
幼馴染みのハイスペックαから離れようとしたら、Ωに転化するほどの愛を示されたβの話。
叶崎みお
BL
平凡なβに生まれた千秋には、顔も頭も運動神経もいいハイスペックなαの幼馴染みがいる。
幼馴染みというだけでその隣にいるのがいたたまれなくなり、距離をとろうとするのだが、完璧なαとして周りから期待を集める幼馴染みαは「失敗できないから練習に付き合って」と千秋を頼ってきた。
大事な幼馴染みの願いならと了承すれば、「まずキスの練習がしたい」と言い出して──。
幼馴染みαの執着により、βから転化し後天性Ωになる話です。両片想いのハピエンです。
他サイト様にも投稿しております。
陰キャ系腐男子はキラキラ王子様とイケメン幼馴染に溺愛されています!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
まったり書いていきます。
2024.05.14
閲覧ありがとうございます。
午後4時に更新します。
よろしくお願いします。
栞、お気に入り嬉しいです。
いつもありがとうございます。
2024.05.29
閲覧ありがとうございます。
m(_ _)m
明日のおまけで完結します。
反応ありがとうございます。
とても嬉しいです。
明後日より新作が始まります。
良かったら覗いてみてください。
(^O^)
【完結】※セーブポイントに入って一汁三菜の夕飯を頂いた勇者くんは体力が全回復します。
きのこいもむし
BL
ある日突然セーブポイントになってしまった自宅のクローゼットからダンジョン攻略中の勇者くんが出てきたので、一汁三菜の夕飯を作って一緒に食べようねみたいなお料理BLです。
自炊に目覚めた独身フリーターのアラサー男子(27)が、セーブポイントの中に入ると体力が全回復するタイプの勇者くん(19)を餌付けしてそれを肴に旨い酒を飲むだけの逆異世界転移もの。
食いしん坊わんこのローグライク系勇者×料理好きのセーブポイント系平凡受けの超ほんわかした感じの話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる