BL 男達の性事情

蔵屋

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第四章

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師走に入り、大阪北の最大歓楽街の東通商店街は人通りも多くなり、犯罪も増えている。
警察は年末年始の防犯の為、二人一組で東通商店街にあるスナックやゲームセンター、パチンコ店、遊戯店、ホテル、飲食費、雑貨店などを巡回していた。
警察官二人がスナック『ルパン』の入口の扉を開けた。
「今晩は。大阪府警本部北警察地域課です」
「お疲れ様です」
ルパンのバーテンダーの拓海が笑顔で答えた。
「年末年始は犯罪が増えるので、啓蒙用のパンフレットをお持ちしました」
「ありがとうございます」
「変わったこと、困っていること、何でも結構ですから、ありませんか?」
「ありがとうございます。今は特にありません」
「分かりました。何かありましたら110番通報して下さい。24時間体制で見回りしてますから。それから外国人には気をつけて下さい。全国的に犯罪が増えて凶悪化してますから」
「分かりました」
警察官たちはスナック『ルパン』を後にした。
警察官二人は隣に隣接するカプセルホテル『ヤマト』に入った。
「今晩は。大阪府警本部北警察地域課です」
「お疲れ様です」
「責任者の方をお願いします」
受付の沢口良子(23才)が対応した。
「分かりました。しばらくお待ち下さい」
良子は内線電話で支配人室に電話した。
しばらくして、支配人の山口摂理(45才)がエレベーターで1階へ降りて来た。
「今晩は。お待たせしました」
「今晩は。大阪府警本部北警察地域課です」
「お疲れです。支配人の山口です」
「年末年始は犯罪が増えるので、啓蒙用のパンフレットをお持ちしました」
「ありがとうございます」
「変わったこと、困っていること、何でも結構ですから、ありませんか?」
「ありがとうございます。今は特にありません」
「分かりました。何かありましたら110番通報して下さい。24時間体制で見回りしてますから。それから外国人には気をつけて下さい。全国的に犯罪が増えて凶悪化してますから」
「分かりました」
警察官たちはそう言ってカプセルホテル『ヤマト』を後にした。
ホテルの奥では、男達の性宴がすでに行われていた。
店の奥に入ると翔太と英二の二人が抱き合い、唇を重ねていた。
英二は翔太の口の中に舌を入れた。
翔太は英二の舌に吸い付いた。
二人はベロキスを始めた。

英二のビキニパンツはマリンブルーの輝きを放っていた。


翔太はホワイト生地のシースルーのボクサーパンツだ。


店内の至る所では男たちの痴態劇が繰り広げられていた。

外国人ダンサーのエムもいた。
エムのパンツはブラック色のボクサーパンツだ。もちろんシースルーだ。



エムは初老の男性と唇を重ねていた。
エムの背後には背中に龍の入れ墨をした男
がエムのお尻に男根を密着させていた。
三人の痴態劇は周囲の男たちの視線を浴びていた。
ある男は目を引かれ、ある男は目を奪われ、
ある男は目を釘付けにされていた。
三人の痴態劇は徐々にエスカレートして
喘ぎ声が周囲に漏れ始めた。
「ハァハァハァハァハァハァハァハァ」
エムは初老の男に前から責められ、後ろからは入れ墨の男に責められ、気持ちよさそうだ。
男たちにとって、一人の男が二人の男に同時に責められる快感を一度は味わってみたいと思っていた。三人の痴態劇が繰り広げられる中、英二と翔太も三人の男たちの痴態劇を見学する為に痴態劇が繰り広げられている場所にやって来た。
エムの虚ろな目を見て翔太は興奮した。
『今夜はエムと英二先輩と一緒に楽しみたい』と、翔太は心の中でつふやいていた。
男達の性宴は、まだ、始まったばかりだ。
男達の夜は長い。

to be  continued
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