BL 男達の性事情

蔵屋

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第九章

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ー(山の受難)ー

 「お前らも学生のようだな。こんな酷いことしてどこが面白いんだ!」
 水谷の怒鳴り声にも若者達なニヤニヤするばかり。
 その上、どうやら彼らも同性に興味のある連中だったらしく、その中の一人が言った。
  「おい、タチの方のは流石に立派だぜ。折角剥き出しにしてもダラリとうなだれてちゃ、台無しだぜ。いっちょシゴイてやろうぜ。」
 するとリーダーの赤シャツが言った。
 「俺はオネエちゃんのベトベトのお尻が狙いたくなってきたぜ。あのお尻見てみろよ。形はいいし、堪らないぜ!まったく」

 と舌を舐めずりしながらヨダレを出し始めた。
 「リーダー、何てことを言うんだよ。人が来たらどうするんだよ。」
 「右と左に一人ずつ番に立って、交代で楽しむってのはどうだい?」
 ま、まさか!僕は蒼くなった。
 五人の男に交替で入れられたら、お尻は壊れてしまうよ。早く指導員の誰かが来てくれないかなァ‥‥‥‥。

 この時ばかりは浜野でもニセ医者でも、或いは仲間の堂村班長でもいい、誰か通りがかって欲しいと、僕は必死で祈ったのである。
 「僕は二人とも好みじゃないよ。」
 彼らの中の一人が言う。
 こっちがお断りだ!‥‥‥
 僕は妙なところで腹を立てて、内心こんなときでも嫌われると不服なのかと可笑しくなった。
 「僕はアレをいじるだけでいい。」
 もう一人がリーダーに躊躇い顔で言う。
 「じゃあ、残り三人でバッグでやろうぜ。」
 「お前ら二人はそっちの奴を攻めるんだぜ。」
 「そいつのはこいつの穴に入っていたんだからなぁ。決して口の中に頬張るなよ。」

 そこで五人はケラケラと笑った。
 畜生、とんでもない奴等だ。
 「じゃあ、初めは俺ともう一人とで見張りをしてやるからな、済んだら入れ替わりだぜ(笑い)。」
 リーダーがそう言い渡すと白いセーターの男と左右に分かれて歩いて行った。
 最初に水谷に飛びかかった奴が、両手足を木にくくりつけられた水谷のアソコに手を伸ばしていく。
 「へっ、へっ、見ろよ。一寸触れただけで勃ってくるなんて、好きな奴だなぁ。コイツよっぽど好きなんだぜ。」
 「そんなに好きならこのギザギザの草で撫でてやろう。へっ、へっ、へっ」
 やらしい笑い。
 「あ~ん、あ~ん、やめて下さい。あ~ん‥‥‥」
 「何言ってんだよ。喘ぎ声を出してよ。ほら。これはどうだよ。気持ちいいんだろう。ほらよ。」
「あ~ん、あ~ん。気持ちいいの。お願い。やめないで。あ~ん、あ~ん。」
「それ見ろよ。気持ちいいんじゃねぁかぁ。」
と言うとその男は水谷の唇を奪った。
その男は水谷の口の中に舌を入れた。水谷はその男の舌に吸い付いた。
二人はお互いの口の中に舌を入れペロキスを始めた。
水谷の口の中は甘い蜜の味がした。
その男の口の中の味は爽やかなペパーミントの味がした。
水谷の男根は弓形になっていた。
その男の男根は勃起していて、鬼頭の尖端
から我慢汁が出ていた。
水谷は喘ぎ声を発していた。
「あ~ん、あ~ん、気持ちいいの。あ~ん、あ~ん。兄さんのが欲しいの。あ~ん、あ~ん。後ろかられて頂戴。あ~ん、あ~ん、イ‥‥レ‥‥テ。あ~ん。」
水谷はその男にオネダリをしたのであった。
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