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第五巻
しおりを挟む国常立尊という高貴な神が出口なおに帰神したのが明治25年2月3日節分の夜。
この国常立尊という神は艮の金神という神です。
2月4日は立春であり神界の年明け、火立つ春であり、全国の神社で執り行われる祭典が立春祭というのです。
立春は大寒の節を越え、万物の気漲る夭々の春を迎える日です。この日を境に寒さは峠を越し、ものみな冬の眠りから醒め、日1日と春の息吹が感じられるようになります。
立春は大自然の活動が旺盛になってくる、強くなってくるという節です。
「長き世をかくろいませし常立の|神出《かみいかでまさむ春立つ今日の日」
とありますように、立春祭は、正しい神様が表に現れる日として、私達日本人が正しい生活へ身を立て直し、世の中の人々と共に神様を迎えさせていただくお誓いをさせていただく意義深い日なのです。
此処でいう正しい神様とは国常立尊という神様です。
長い間世の中の表舞台から遠ざかり身を隠しておられた国常立尊という正しい神様が三千年ぶりに世に出られる、という神界の年明け、光立つ春であり立春祭とはそれを迎え祝う祭典です。
神代の昔、この国常立尊という御主神の経の働きの顕現神、国が常に立っていくための律法の神様、『罪の裁き主』が地上を支配なさっておられました。
ところがこの神様が余りにも厳正至直でどんなに些細な過ちに対しても厳しい裁きをもって臨まれたのです。
その結果その頃の人民は『とてもこれでは窮屈でかなわない』と皆で共謀してこの神様を艮(東北•鬼門)の方角に押し込め、更に炒り豆を蒔いて「鬼は外、豆に芽が出るまで世に出てこないように」と封じ込めたのです。全国の神社はもとより、全国のご家庭でも「鬼は外、福は内」という言葉を発して鬼を家から追い出すという間違った風習を私達日本人に植え付けたのです。
このように艮の金神として押し込められ世の表舞台から御引退された国常立尊は霊的に分身され、現界で裁くことが出来ない罪穢を、人々が霊界に帰って来てから裁くべく閻魔大王となられ、一方「このままでは人類は滅びてしまう。可哀想だ。」との慈悲心から現界に於いて伊都能売大神という御主神の緯の働きの顕現神、罪の許し主(のちの観世音菩薩)となられて蔭から人類救済の活動を不断に続けて来られたのです。
国常立尊の御引退以来、神幽現三界は儀悪醜が氾濫する夜の世界、夜の時代となってしまいました。
それは一面無神論による物質文化優先促進の時代でした。
しかし、この様な世の中が永久に続く筈もなく霊界に於ける夜昼転換の時期が訪れると、この神様が再び世の中の表舞台に御出現され長年の夜の世界、夜の時代の善悪を立て分け、罪穢を精算され(最後の審判)、真善美の世に立て替え、立て直して行かれる、その時期がいよいよ到来したのであります。
正しいが故に長き世を御引退になっておられた国常立尊が世に出られ、夜昼転換の時節に伴って強化する善悪立て分けの神権、神力をいよいよ発揮される。その節目となる日が2月4日の立春であり、まさしく正しい神様の「神界の年明け」「光り立つ春」なのです。
正しい神様の神権、神力が強化される日、2月4日の立春祭と善悪立て分けの浄化力たる太陽の力が強化される日、六月十五日地上天国と最後の審判が実行される為の霊と体と力の重要な節目の日なのです。
日月神示は終始このことを我々人類に警告しているのです。
日月神示は我々の人生を儀悪醜から真善美へと転換させると共に押し込めた正しい神様に対しお詫びをし、日月神示の正しい人間のあり方を毎日実行することにより正しい神様を世に出すのです。
この真理を知った上は直ちに以上のことを実行して下さい。
まだ、間に合います。
あなたの身魂を綺麗にして下さい。
あなたは必ず幸せになることが出来ますから!
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