130 / 154
第百二十九巻 人間の幸福とは?
しおりを挟むこの章では、人間の幸福について、考えてみたい。
抑々、この人間の幸福とは、「心が満ち足りて不満がなく、望ましい状態」を意味する。
これは個人によって多様な形をとり、時代や文化によっても変化する主観的な感覚である。
この幸福には、多面性がある。
幸福は一つではなく、心理学では「快楽的幸福」「達成的幸福」「関係的幸福」「意味的幸福」の4つに分類される、という。
これらは其々異なる役割を持ち、いずれか一つだけでは満たされにくいとされている。
この幸福には構成する要素がある。
つまり幸福には様々な要素が関わっているということだ。
一つ目は、心理的要因である。
性格や心理的要因が幸福に影響を与えるというものだ。
二つ目は、複雑な人間関係である。
良い人間関係や繋がりが幸福に不可欠であると、ハーバード大学の75年にわたる追跡調査で示されているのだ。
三つ目は脳内物質である。
幸せを感じる脳内物質として、神経伝達物質であるドーパミン、セロトニン、オキシトシンの3つが挙げられる。
四つ目はバランスである。
健康、人間関係、自己成長、仕事、経済、空間・環境、自由な時間、貢献といった8つの要素のバランスが重要なのだ。
太古の昔から人間は幸福の探求を求めていた。だからこそ、神の恐ろしさを知り互いに愛し合い、尊重し、助け合っていたのだ。
古代になると哲学や宗教のテーマとなり、アリストテレスは幸福を「それ自体のために求められる最高善」とした。
近年では経済学や心理学の分野でも「幸福度」や「生き甲斐」が研究されている。
幸福の探求は、自己理解を深め、人生の意味や目的を見出すきっかけにもなるのだ。
さて、ここで問題になるのは、神の存在である。
今、全世界には、二種類の人間がいる。無神論者と有神論者だ。
この無神論者とは、神の存在を信じない人間だ。これは、世界観の説明に於いて神の存在や超自然的な概念を不要と考える立場である。あの天才的宇宙物理学者のホーキング博士は「私は無神論者である」と言っている。
無神論は、神が存在しないという見解でものごとを考える。神を信じない根拠は、証拠の欠如、悪の問題、矛盾した啓示など多岐にわたっている。
無神論の明確な対義語は有神論だ。有神論は神の存在を信じる立場である。
無神論は、たとえ神がいたとしてもその存在を知りえないとする不可知論とは区別される。不可知論的無神論者は、神を信じないが、その存在を否定する訳ではないと主張するスタンスをとる。
無神論はしばしば無宗教と混同されるが、異なる概念である。混同しないように。無宗教は特定の宗教に属さないことを意味し必ずしも神の存在を否定する訳ではない。私はこの無宗教に当たる。何故なら日月神示がすべての宗教を完全否定しているからだ。
国内外調査ネットワークの調査によると、2017年には世界の回答者の9%が「確信を持った無神論者」だった。日本は世界トップクラスの無神論国家とされ、2017年の調査では日本の無神論者の割合は87%で世界2位であった。ざっと1億人が無神論者だということだ。
有神論は、「神は存在する」という主張のことである。
対義語は上記の無神論である。
多くの宗教は、その教義の中に有神論を含んでおり、その宗教が信仰する神が唯一なのか複数なのかによって一神教、多神教などに分けられる。
我が国の大本教聖師・出口王仁三郎は「即一神、即多神、即半神」と言った。
無神論の対義語として有神論という語を最初に用いたのは、イギリスの哲学者ラルフ・カドワース(1617年 - 1688年)だとされている。
ー(ラルフ・カドワースについて)ー
ラルフ・カドワースは、ある書籍を執筆した。その書籍とは、「自由意志論」である。
ラルフ・カドワース(Ralph Cudworth, 1617-1688)が執筆したものである。
『自由意志論 A Treatise of Freewill』の翻訳と解説である。この草稿はもともと、
カドワースが構想していた大著『道徳的善悪についての論考 A Discourse on
Moral Good and Evil』の要約版であり、『永遠で不変の道徳性に関する論考 A
Treatise Concerning Eternal and Immutable Morality』の続編として書かれたものと推測されている。「自由意志」というテーマについて論じたカドワースの草稿はこれ以外に二つ現存しているが、本草稿を含めて完成されたバージョンは存在し
ない。カドワース自身はこの『自由意志論』の草稿を出版する意図をもっていた
が生前にそれは叶わず、死後150年後の1838年にジョン・アレン(John Allen)
の編集のもとで出版された。「解説」では、カドワースの生涯を概観した後に
『自由意志論』の議論を紹介している。
10
あなたにおすすめの小説
日露戦争の真実
蔵屋
歴史・時代
私の先祖は日露戦争の奉天の戦いで若くして戦死しました。
日本政府の定めた徴兵制で戦地に行ったのでした。
日露戦争が始まったのは明治37年(1904)2月6日でした。
帝政ロシアは清国の領土だった中国東北部を事実上占領下に置き、さらに朝鮮半島、日本海に勢力を伸ばそうとしていました。
日本はこれに対抗し開戦に至ったのです。
ほぼ同時に、日本連合艦隊はロシア軍の拠点港である旅順に向かい、ロシア軍の旅順艦隊の殲滅を目指すことになりました。
ロシア軍はヨーロッパに配備していたバルチック艦隊を日本に派遣するべく準備を開始したのです。
深い入り江に守られた旅順沿岸に設置された強力な砲台のため日本の連合艦隊は、陸軍に陸上からの旅順艦隊攻撃を要請したのでした。
この物語の始まりです。
『神知りて 人の幸せ 祈るのみ
神の伝えし 愛善の道』
この短歌は私が今年元旦に詠んだ歌である。
作家 蔵屋日唱
【最新版】 日月神示
蔵屋
歴史・時代
最近日月神示の予言本に不安を抱いている方もあると思うがまったく心配いらない。
何故なら日月神示では「取り越し苦労や過ぎ越し苦労はするな!」
「今に生きよ!」
「善一筋で生きよ!」
「身魂磨きをせよ!」
「人間の正しい生き方」
「人間の正しい食生活」
「人間の正しい夫婦のあり方」
「身も心も神さまからお借りしているのじゃから夜になって寝る前に神さまに一旦お返しするのじゃ。そうしたら身と心をどのようにしたらよいか、分かるじゃろ!」
たったのこれだけを守れば良いということだ。
根拠のない書籍や情報源等に惑わされてはダメだ。
日月神示も出口王仁三郎もそのようなことは一切言っていない。
これらの書籍や情報源は「日月神示」が警告する「臣民を惑わすものが出てくるから気をつけよ!」
という言葉に注目して欲しい。
今回、私は読者の皆さんに間違った解釈をされている日月神示を分かりやすく解説していくことにしました。
どうか、最後までお読み下さい。
日月神示の予言については、私が執筆中の「神典日月神示の真実」をお読み下さい。
【戦国時代小説】 甲斐の虎•武田信玄と軍師•山本勘助
蔵屋
歴史・時代
わたしは、以前、甲斐国を観光旅行したことがある。
何故、甲斐国なのか?
それは、日本を象徴する富士山があるからだ。
さて、今回のわたしが小説の題材にした『甲斐の虎•武田信玄と軍師•山本勘助』はこの甲斐国で殆どの戦国乱世の時代を生き抜いた。そして越後の雄•上杉謙信との死闘は武田信玄、山本勘助にとっては人生そのものであったことだろう。
そんな彼らにわたしはスポットライトを当て読者の皆さんに彼らの素顔を知って頂く為に物語として執筆したものである。
なお、この小説の執筆に当たり『甲陽軍鑑』を参考にしていることを申し述べておく。
それでは、わたしが執筆した小説を最後までお楽しみ下さい。
読者の皆さんの人生において、お役に立てれば幸いです。
滝川家の人びと
卯花月影
歴史・時代
勝利のために走るのではない。
生きるために走る者は、
傷を負いながらも、歩みを止めない。
戦国という時代の只中で、
彼らは何を失い、
走り続けたのか。
滝川一益と、その郎党。
これは、勝者の物語ではない。
生き延びた者たちの記録である。
もし石田三成が島津義弘の意見に耳を傾けていたら
俣彦
歴史・時代
慶長5年9月14日。
赤坂に到着した徳川家康を狙うべく夜襲を提案する宇喜多秀家と島津義弘。
史実では、これを退けた石田三成でありましたが……。
もしここで彼らの意見に耳を傾けていたら……。
【アラウコの叫び 】第1巻/16世紀の南米史
ヘロヘロデス
歴史・時代
【毎日07:20投稿】 1500年以降から300年に渡り繰り広げられた「アラウコ戦争」を題材にした物語です。
マプチェ族とスペイン勢力との激突だけでなく、
スペイン勢力内部での覇権争い、
そしてインカ帝国と複雑に様々な勢力が絡み合っていきます。
※ 現地の友人からの情報や様々な文献を元に史実に基づいて描かれている部分もあれば、
フィクションも混在しています。
また動画制作などを視野に入れてる為、脚本として使いやすい様に、基本は会話形式で書いています。
HPでは人物紹介や年表等、最新話を先行公開しています。
公式HP:アラウコの叫び
youtubeチャンネル名:ヘロヘロデス
insta:herohero_agency
tiktok:herohero_agency
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる