日露戦争の真実

蔵屋

文字の大きさ
16 / 33

第十六巻

しおりを挟む
【第十六巻】

 読者の皆さんは日露戦争に於いて、外人の従軍画家と日本人の従軍画家がいたことをご存知だろうか?
 そして従軍記者がカメラで撮影していたことも!

 この章では日露戦争の爪痕として、その戦闘状況がわかるように私なりに工夫して掲載しました。

 それでは画像と解説によりお楽しみ下さい。

【国運を賭けた日露戦争 制海権を確保せよ!】
 戦場は海を隔てた韓国と満州であった。

 ロシアと戦端を開くにあたり、韓国や中国東北地方の満州に陸軍部隊を送り出す必要があった。
 そのためには、日本海と黄海からロシアの軍艦を駆逐しなければならなかったのだ。


 photoNO.1
 装甲巡洋艦「浅間」。第四戦隊に随伴した。

 


   photoNO.2
 バルチック艦隊「コレーツ」は被弾し大爆発を起こして、沈没した。

「コレーツ」の大爆発
 

「コレーツ」の沈没
 

 沈没した「ズンガリー」

 

 横ざまに沈没した「ワリヤーグ」
 

 photoNO.3
【連合艦隊の旅順口攻撃】

 六六艦隊全力で旅順艦隊を攻撃した!

 連合艦隊は国交断絶通告と同時に全力をあげて旅順に向かった。

 海外に出ているロシア旅順艦隊を一気に葬ろうと意気込んでの出撃であった。

 《連合艦隊の旗艦「三笠」》

 


 《日本連合艦隊の航行》

 


 《第二艦隊第二戦隊の旗艦「出雲」》



《佐世保港を出港し、隊列をなして旅順へ向かう日本連合艦隊。明治37年2月6日。》



《旅順口襲撃図》



《根拠地である朝鮮南部の鎮海湾に戻った日本連合艦隊》



《明治37年5月15日に沈没した戦艦「初瀬」》


《明治37年5月15日に沈没した戦艦「八
島」》



【国運を賭けた日露戦争 失敗した旅順口閉塞作戦】
決死隊を募り、狭い旅順水道に汽船を沈没させよ!
旅順港から外洋(黄海)に出るには狭い水道を通らなければならない。
通れないように汽船を水道入口に沈める作戦が「閉塞作戦」であった。

この写真は旅順港の俯瞰図ふかんずである。
(俯瞰図左) 


  新市街
西港

老虎尾半島

(俯瞰図右)

    旧市街
    東港
旅順港口

《旅順口閉塞作戦と軍神•広瀬武夫の誕生》

《旗艦「朝日」から選抜された閉塞作戦の任務につくため、広瀬武夫他隊員達が手を振りながら出撃していく。汽船に乗り換えて旅順に向かう。
この作戦で広瀬武夫はロシア軍の砲台から発射された大きな砲弾が体に命中。広瀬の肉片が飛び散った。広瀬の亡骸はロシア軍の手によって埋葬された。広瀬武夫の死はイギリスを始め、ドイツ、フランス、ロシア、アメリカなどにニュースとして報じられた。広瀬の切手を作成した国もある。


【国運を賭けた日露戦争 日本陸軍】
黒木第一軍と鴨緑江渡河作戦
清国からロシア軍追放の戦いを開始!
鴨緑江は朝鮮と清国の国境である。
日本陸軍の目的は、中国東北地方一帯に展開するロシア軍を撃滅するか、遠くへ追放することであった。
その第1弾が鴨緑江渡河作戦だった。

 (絵)
《鴨緑江を渡る歩兵部隊。明治37年6月1日発行の「戦時画報」から。



鴨緑江畔第1軍の戦闘

摩天嶺の戦場を目指して川を駆け足で進む日本軍。
「前へ進め!駆け足!前に続け!遅れをとるな!駆け足!前に続け!」



【国運を賭けた日露戦争】
金州・南山の激闘
想像を絶する戦死傷者続出で大本営は仰天!
第2軍は直接遼東半島に上陸した。
この半島の先端に旅順がある。
旅順から奉天を経てハルビンまで鉄道があり、ロシア軍の守りも固かった。

この「絵」は外国人が描いた「金州城の戦い。」城内に突入した日本軍とロシア軍の白兵戦の模様が描かれている。











《南山攻撃図》


《南山の全景。占領後に日本の従軍画家が描いた。》



《南山の戦場。ロシア軍の塹壕跡が延びている。》


《南山に埋設されていた地雷原。占領後日本軍が発掘した。》




《南山のロシア軍陣地のひとつ。占領後の写真で立っているのは日本軍将校。》



《南山占領後、戦死者の墓標を立てた部隊もあった。》



しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【時代小説】 黄昏夫婦

蔵屋
歴史・時代
 江戸時代、東北地方の秋田藩は貧かった。  そんな中、真面目なひとりの武士がいた。同僚からは馬鹿にされていたが真面目な男であった。俸禄は低く貧しい。娘二人と実母との4人暮らし。  秋田藩での仕事は勘定方である。  仕事が終わると真っ直ぐ帰宅する。 ただひたすら日中は城中では勘定方の仕事をまじめにして、帰宅すれば論語を読んで知識を習得する。   そんな毎日であった。彼の名前は立花清左衛門。年齢は35歳。  娘は二人いて、一人はとめ15歳。もう一人は梅、8歳。  さて|黄昏《たそがれ》は、一日のうち日没直後、雲のない西の空に夕焼けの名残りの「赤さ」が残る時間帯のことを言う。「|黄昏時《たそがれどき)」。 「黄昏れる《たそがれる》」という動詞形もある。    「たそがれ」は、江戸時代になるまでは「たそかれ」といい、「たそかれどき」の略でよく知られていた。夕暮れの人の顔の識別がつかない暗さになると誰かれとなく、「そこにいるのは誰ですか」「誰そ彼(誰ですかあなたは)」とたずねる頃合いという意味で日常会話でよく使われた。  今回の私の小説のテーマはこの黄昏である。  この風習は広く日本で行われている。  「おはようさんです」「これからですか」「お晩でございます。いまお帰りですか」と尋ねられれば相手も答えざるを得ず、互いに誰であるかチェックすることでヨソ者を排除する意図があったとされている。  「たそかれ」という言葉は『万葉集』に 誰そ彼と われをな問ひそ 九月の 露に濡れつつ 君待つわれそ」 — 『万葉集』第10巻2240番 と登場するが、これは文字通り「誰ですかあなたは」という意味である。  「平安時代には『うつほ物語』に「たそかれどき」の用例が現れ、さらに『源氏物語』に 「寄りてこそ それかとも見め たそかれに ほのぼの見つる 夕顔の花」 — 『源氏物語』「夕顔」光源氏 と、現在のように「たそかれ」で時間帯を表す用例が現れる。  なおこの歌は、帖と登場人物の名「夕顔」の由来になった夕顔の歌への返歌である。  またこの言葉の比喩として、「最盛期は過ぎたが、多少は余力があり、滅亡するにはまだ早い状態」をという語句の用い方をする。 漢語「|黄昏《コウコン》」は日没後のまだ完全に暗くなっていない時刻を指す。「初昏」とも呼んでいた。十二時辰では「戌時」(午後7時から9時)に相当する。  「たそがれ」の動詞化の用法。日暮れの薄暗くなり始めるころを指して「空が黄昏れる」や、人生の盛りを過ぎ衰えるさまを表現して「黄昏た人」などのように使用されることがある。  この物語はフィクションです。登場人物、団体等実際に同じであっても一切関係ありません。  それでは、小説「黄昏夫婦」をお楽しみ下さい。  読者の皆様の何かにお役に立てれば幸いです。  作家 蔵屋日唱    

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

無用庵隠居清左衛門

蔵屋
歴史・時代
前老中田沼意次から引き継いで老中となった松平定信は、厳しい倹約令として|寛政の改革《かんせいのかいかく》を実施した。 第8代将軍徳川吉宗によって実施された|享保の改革《きょうほうのかいかく》、|天保の改革《てんぽうのかいかく》と合わせて幕政改革の三大改革という。 松平定信は厳しい倹約令を実施したのだった。江戸幕府は町人たちを中心とした貨幣経済の発達に伴い|逼迫《ひっぱく》した幕府の財政で苦しんでいた。 幕府の財政再建を目的とした改革を実施する事は江戸幕府にとって緊急の課題であった。 この時期、各地方の諸藩に於いても藩政改革が行われていたのであった。 そんな中、徳川家直参旗本であった緒方清左衛門は、己の出世の事しか考えない同僚に嫌気がさしていた。 清左衛門は無欲の徳川家直参旗本であった。 俸禄も入らず、出世欲もなく、ただひたすら、女房の千歳と娘の弥生と、三人仲睦まじく暮らす平穏な日々であればよかったのである。 清左衛門は『あらゆる欲を捨て去り、何もこだわらぬ無の境地になって千歳と弥生の幸せだけを願い、最後は無欲で死にたい』と思っていたのだ。 ある日、清左衛門に理不尽な言いがかりが同僚立花右近からあったのだ。 清左衛門は右近の言いがかりを相手にせず、 無視したのであった。 そして、松平定信に対して、隠居願いを提出したのであった。 「おぬし、本当にそれで良いのだな」 「拙者、一向に構いません」 「分かった。好きにするがよい」 こうして、清左衛門は隠居生活に入ったのである。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

剣客居酒屋草間 江戸本所料理人始末

松風勇水(松 勇)
歴史・時代
旧題:剣客居酒屋 草間の陰 第9回歴史・時代小説大賞「読めばお腹がすく江戸グルメ賞」受賞作。 本作は『剣客居酒屋 草間の陰』から『剣客居酒屋草間 江戸本所料理人始末』と改題いたしました。 2025年11月28書籍刊行。 なお、レンタル部分は修正した書籍と同様のものとなっておりますが、一部の描写が割愛されたため、後続の話とは繋がりが悪くなっております。ご了承ください。 酒と肴と剣と闇 江戸情緒を添えて 江戸は本所にある居酒屋『草間』。 美味い肴が食えるということで有名なこの店の主人は、絶世の色男にして、無双の剣客でもある。 自分のことをほとんど話さないこの男、冬吉には実は隠された壮絶な過去があった。 多くの江戸の人々と関わり、その舌を満足させながら、剣の腕でも人々を救う。 その慌し日々の中で、己の過去と江戸の闇に巣食う者たちとの浅からぬ因縁に気付いていく。 店の奉公人や常連客と共に江戸を救う、包丁人にして剣客、冬吉の物語。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

 【最新版】  日月神示

蔵屋
ミステリー
 私は思想と言論の自由のもと、此処に岡本天明氏が最高級神霊の神憑りにあい神の意志により自動書記さされた日月神示の内容を編集し今回『【最新版】日月神示』として小説を執筆致しました。  この日月神示は第二次世界大戦中に自動書記されたものであるにも関らず今尚斬新なものであり、その多くは現代社会の通説、また、価値観と著しく異なるものだからです。  この日月神示を読み解いていきますと 次のようなことがわかったのです。  即ち『悪は滅び善は必ず栄えるのだ』と。  そして既に始まっている三千世界の大洗濯によりこの世の最後の審判でこの世の偽悪醜に満ちた世界を綺麗にする浄化作用により罪深き者は滅びる一方でひたすら善一筋で質素に生きた人は幸せな人生を歩んでいる、ということも分かったのです。  さて、最近日月神示の予言本に不安を抱いている方もあると思うがまったく心配いらない。  何故なら日月神示では「取り越し苦労や過ぎ越し苦労はするな!」 「今に生きよ!」  「善一筋で生きよ!」  「身魂磨きをせよ!」  「人間の正しい生き方」  「人間の正しい食生活」  「人間の正しい夫婦のあり方」  「身も心も神さまからお借りしているのじゃから夜になって寝る前に神さまに一旦お返しするのじゃ。そうしたら身と心をどのようにしたらよいか、分かるじゃろ!」  たったのこれだけを守れば良いということだ。  根拠のない書籍や情報源等に惑わされてはダメだ。  日月神示も出口王仁三郎もそのようなことは一切言っていない。  これらの書籍や情報源は「日月神示」が警告する「臣民を惑わすものが出てくるから気をつけよ!」 という言葉に注目して欲しい。  今回、私は読者の皆さんに間違った解釈をされている日月神示を分かりやすく解説していくことにしました。  どうか、最後までお読み下さい。  日月神示の予言については、私が執筆中の「神典日月神示の真実」をお読み下さい。    

処理中です...