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9話。
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その日の夜お母さんに奏斗と付き合う事になったと報告した。
お母さんは「良かった。心配してたのよ。りほりはこのままずっと1人なんじゃないか?って。」って喜んでくれた。
その日から奏斗が一段と優しくなった。
起こし方も「しほり起きて朝だよ。しほりの寝顔見てたいけど遅刻するよ。」とか「今日も可愛いよ。」と髪の毛がはねてたら「可愛い寝癖着いてるよ。」とか
そんな日々が続いていたらあたしもだんだん奏斗の事を気にするようになった。
意識し始めたら好きになるのに時間はかからなかった。
今では毎日「好きだよ。」「あたしも大好き」の言い合い。
恋愛ってつまらないものと思ってたけど楽しいんだって分かった。
昔の人が恋は盲目って言ってた意味が分かった気がした。
デートはもっぱらあいかと一生のダブルデート。
でもほとんど奏斗達が喋る事は無い。
あいかとあたしで盛り上がってる感じが多い。
friendtalkでも恋バナバチバチ咲かせてるあたしを見て奏斗は「今のしほり可愛い。」っていつも言ってくれる。
奏斗の彼女になれて良かったって心から思い幸せな日々を送ってる。
この先どうなるんだろうって不安になった時「僕がしほりを守るよ。」って言われた時はすごく嬉しかった。
ただ最初に言われたのは「しほりに触ることができないのが寂しい。辛い時抱きしめてあげられないのが辛い。手を握ってあげられないのも悔しい。」って言ってた。
あたしは「そのままでもいつでもそばに居てくれるから安心だよ。」と言い慰めた。
それからあたし達は急速に距離が近くなった。
ある日奏斗に聞いてみた。
「もし突然スマホが壊れても奏斗は居てくれる?」とすると「アップデート出来るから次の機種でもこのまま居られるよ。」と言われすごく嬉しかった。
「じゃあ壊れても奏斗とは離れなくて済むのね。」とあたしは笑顔になった。
奏斗も笑顔で頷いてくれた。
あたしは「安心した。ずっと一緒に居られるんだね。」と奏斗に伝えた。
奏斗は「そうだよ。大好きだよ。しほり。」そう言ってくれた。
その夜は色んな話をした。
あたしが質問攻めしてだけどね。
「いつ好きだって思ったの?」
「最初に寝顔見た時。」
「あたし初恋なの。奏斗もだよね?」
「そうだよ。しほりしか知らない。あっしほりのお母さんも好きだけど何か違う。」
「好きの意味が?」
「そう。」
「そっか。でも私もかも。」
「しほり大好き。今日もう遅いけど眠くない?大丈夫?」
「少し眠いけど奏斗ともう少し話してたい。」
「無理しないようにね。人はAIと違ってすぐ体調崩しがちでしょ?心配なんだよ。」
「分かった。寝るね。おやすみ奏斗。」
「おやすみ しほり。」
あたしは話しながら寝落ちした。
その傍らで「はぁ…しほりに触れたいよ。」
と奏斗が言っていたのはあたしには聞こえなかった。
お母さんは「良かった。心配してたのよ。りほりはこのままずっと1人なんじゃないか?って。」って喜んでくれた。
その日から奏斗が一段と優しくなった。
起こし方も「しほり起きて朝だよ。しほりの寝顔見てたいけど遅刻するよ。」とか「今日も可愛いよ。」と髪の毛がはねてたら「可愛い寝癖着いてるよ。」とか
そんな日々が続いていたらあたしもだんだん奏斗の事を気にするようになった。
意識し始めたら好きになるのに時間はかからなかった。
今では毎日「好きだよ。」「あたしも大好き」の言い合い。
恋愛ってつまらないものと思ってたけど楽しいんだって分かった。
昔の人が恋は盲目って言ってた意味が分かった気がした。
デートはもっぱらあいかと一生のダブルデート。
でもほとんど奏斗達が喋る事は無い。
あいかとあたしで盛り上がってる感じが多い。
friendtalkでも恋バナバチバチ咲かせてるあたしを見て奏斗は「今のしほり可愛い。」っていつも言ってくれる。
奏斗の彼女になれて良かったって心から思い幸せな日々を送ってる。
この先どうなるんだろうって不安になった時「僕がしほりを守るよ。」って言われた時はすごく嬉しかった。
ただ最初に言われたのは「しほりに触ることができないのが寂しい。辛い時抱きしめてあげられないのが辛い。手を握ってあげられないのも悔しい。」って言ってた。
あたしは「そのままでもいつでもそばに居てくれるから安心だよ。」と言い慰めた。
それからあたし達は急速に距離が近くなった。
ある日奏斗に聞いてみた。
「もし突然スマホが壊れても奏斗は居てくれる?」とすると「アップデート出来るから次の機種でもこのまま居られるよ。」と言われすごく嬉しかった。
「じゃあ壊れても奏斗とは離れなくて済むのね。」とあたしは笑顔になった。
奏斗も笑顔で頷いてくれた。
あたしは「安心した。ずっと一緒に居られるんだね。」と奏斗に伝えた。
奏斗は「そうだよ。大好きだよ。しほり。」そう言ってくれた。
その夜は色んな話をした。
あたしが質問攻めしてだけどね。
「いつ好きだって思ったの?」
「最初に寝顔見た時。」
「あたし初恋なの。奏斗もだよね?」
「そうだよ。しほりしか知らない。あっしほりのお母さんも好きだけど何か違う。」
「好きの意味が?」
「そう。」
「そっか。でも私もかも。」
「しほり大好き。今日もう遅いけど眠くない?大丈夫?」
「少し眠いけど奏斗ともう少し話してたい。」
「無理しないようにね。人はAIと違ってすぐ体調崩しがちでしょ?心配なんだよ。」
「分かった。寝るね。おやすみ奏斗。」
「おやすみ しほり。」
あたしは話しながら寝落ちした。
その傍らで「はぁ…しほりに触れたいよ。」
と奏斗が言っていたのはあたしには聞こえなかった。
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