地獄の様な人生。

あたしの精神の崩壊｡

あたしは龍太を産んでからも少しの間は越知に居て週1で龍太のとこに行っていた｡
泣かしにだったが､龍太に会える事が､唯一のあたしの楽しみだった｡
1ヶ月だけ車のパーツのハーネスを作る仕事をしていたが､人間関係がうまく行かず､職場に何も言わずに辞めた｡
何で1ヶ月我慢したかと言うと障害者支援と言って1ヶ月働いたらまとまったお金が入るから｡
そのお金を当てにした母に無理やり行かされたって言うのが本当なのだが､あたしはそんな事より職場を辞めたかった｡
まぁ､1ヶ月は辞めさせてもらえなかったんだけどね｡
1ヶ月経ってすぐ母にも誰にも言わずに辞めたんだけどね｡
お金は母にあげて､その時に家出もした｡
で母にバレる事を恐れて､龍太にも会いに行かなくなった｡

そこから､あたしの本当の地獄が始まった｡
いきなり､汽車に乗れなくなり､電車にも乗れなくなった｡
どんな風にかと言うと､戸が閉まれば閉じ込められた感覚になり､行き先は分かっているのに､連れ去られる感覚になって､電車に乗ってて前に人が立つと監獄に入れられた気になって､居ても立っても居られなくなり､パニックに陥って最終的にあたしは高知市の土佐病院に泣きながら電話し､次の日､受診して診断されたのは､鬱 躁鬱 対人恐怖症 パニック障害 不眠症 後も諸々付けられた｡
それが､23年前､今も薬とその時の先生との話で何となく収まっている｡
その時の先生が途中で近森病院に変わったので､あたしも病院を土佐病院から近森病院に転院して同じ先生に見てもらっている｡

あたしはその時から薬が手放せなくなった｡
今は血液嗜好症と言うものにもなっていて､あたしの場合は自分の血を見るのが好きで2ヶ月に1回採血してもらって自傷行為を止めている状態｡

一応､血液で分かる事も調べてもらってるが､血液が見たいだけなのは先生も看護師さんも分かっててその事をあたしにみんな笑顔で言ってくる｡
狂っていると思われるかも知れないが､血が見たくなるのは何がきっかけでなるのか？今のあたしにも分からない｡
が､今は睡眠薬しか飲んでない｡
朝昼晩の薬はあるけど､精神薬というものは効いているか分からないから飲まないが､看護で来てくれる看護師さんに聞いたら､精神薬飲んで､睡眠薬飲んだほうがいいと言われてしまったが､ご飯もあんまり食べないので精神薬が飲めないでいる｡
まぁ今のとこ飲まなくても死んでないから大丈夫だと思う事にしている｡
どこかで妥協しないとうまくいくものも行かなくなるのが世の常だと分かってるから｡
だから根拠はないけど､妥協も大切な事だと思っている｡