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ターゲット:小田切亮司。

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車を走らせて30分後、小田切亮司の家の前に到着した。
3つ子は早速入る準備を初めた。
ユウは車の中から周りを監視しつつ2人に合図をした。
「コウ監視カメラの準備は?」
「もう少し待って!!今から準備するから。」
「分かった。タカその間身体温めといてくれ。」
「OK!!コウPC調子はどう?」
「大丈夫‼もうそろそろ準備大丈夫だよ。」
「じゃあ今回もお宝をいただきに行きますか?」
「そうだね。今回は賄賂と汚職の証拠貰いに行きますか!!」
「それじゃあ3人ならやれる。いける。よっしGO!!」
ユウの合図でユウとタカは車から飛び出した。
その間コウは監視カメラの捜査をしながら2人の証拠消したり、人が通ったらユウとタカに指示している。
ここで予想外の事が発覚した。
小田切の家には複数人の護衛が居た。
だが、タカは武術の黒帯保持者でその師範もしている相手を失神させる事などお手の物。
その数人の中に2人厄介な手練が居たがタカは2人も軽くあしらってブツの在処までたどり着いた。
それからブツを持って小田切の家から脱出し、40分後に2人は車に帰ってきた。
コウは2人に「遅かったけど大丈夫だったの?」
「大丈夫。問題なかったよ。」とユウ。
「でも、ちょっと手間取ったけどね。ね。ユウ」とタカが言った。
「そうだな…」とユウが苦笑いした。
コウは2人に「そういえばブツは?」
「無事持ってきたよ。でもね~家の中に護衛が居てさ…静かにさせるのに手間取った。」とタカ。
「そうなんだ。ちゃんと寝かしてきた?」とコウ。
「それはもうお寝んねしてもらった。」タカ。
「じゃあそろそろ帰ろうか?今日もみんな頑張ったな。」
タカがそう言うコウは家へと車を発進させた。

コウが運転する車は道を変えながら監視カメラを操作しながら1時間半かけて家に到着した。

家の秘密部屋の車庫に車を止め、3つ子は持ってきたブツを前に考えていた。
今回のブツは賄賂と汚職の証拠と隠し金。
金は3当分にするとして、賄賂と汚職の証拠をバラす先に迷っていた。
話し合いの結果ネットで流す事にした。
そうなればコウの出番。
ネットにも色々あるがコウが目をつけたのはTwitterと闇の掲示板。
Twitterも他の書き込みに埋もれないように細工して身元もバレない方法で書き込みをし裏の掲示版にも同じ様な細工をして拡散もした。

小田切亮司の悪業は世に知れ渡り小田切は信用を失い失墜する事だろう。
さて、これで今回の3つ子のミッションは無事終わった。
作業をし終えたコウは「よしゃ!!終わった。」と言いと2人とハイタッチを交わすとそれぞれ自室へと戻っていった。
もちろん秘密の通路から。

自室に戻った3つ子は各自朝の準備を確認し眠りに付いたのだった。
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