ダーク ヒーロー〜3つ子の華麗なる怪盗〜

キャロルとの初仕事｡

今回はターゲットが女と言う事もあり､事前どう言う作戦で行くか3人で話し合って慎重に行く方針に話がまとまった｡
裕介は身辺調査から始めた｡
1日目は家の外から監視をしてターゲットの女の家の周辺をカメラで録画し､外の監視カメラの場所を確認して､2日目からは､女の行動の監視をしタカは女が留守になる時間帯に女の部屋に入り家の中に監視カメラと盗聴器を仕込んだ｡
それを全部コウのPCに送られる様にして仕込みは出来た｡
なぜそこまでするかはその3週間の間に女が集めたお金の場所を見つけるためだった｡

ここからもコウの仕事｡
外の監視カメラと家の中に仕込んだカメラと盗聴器の監視を全部やっていく中､1人では追いつけないと感じたコウはユウとタカに話して盗聴だけはタカがやる事にした｡
怪盗の仕事までの3つ子の行動は､ユウが外で女の動向監視､タカが家の中に監視カメラや盗聴器を仕掛けと後最後の侵入｡
コウはそれまでの監視と情報収集｡

こうして､3つ子は3週間の間に念には念をかけてターゲットの今の情報とお金の在処を見つけ､入る日になった｡

仕事の日､秘密部屋に3つ子が集まる時に普通にキャロルが付いてきた｡
さすがにと思ってキャロルに｢家に居て欲しいんだけど…｣と言うとキャロルはまた悲しそうな顔をして3つ子は連れて行こうと思って､キャロルの顔を見て｢一緒にくるか？｣と聞くとキャロルは尻尾振って喜んで居るようだった｡

それから､バンの運転席に乗ってコウが乗ってエンジンをかけ､2人が乗り込む時にキャロルも乗って､現場に向かった｡
現場に付いた3つ子のバン｡
コウが監視カメラを見て2人に｢今だったらターゲット居ないよ｡｣
それを聞いて､ユウとタカはキャロルに｢ここにコウと居てね｡すぐ帰ってくるから｡分かった？｣と言うとキャロルは尻尾を振って[分かった｡]と言っている様だった｡
それを見て､ユウは｢よっしゃ!!タカ行くよ!!GO｣そう言って2人はバンを出て女の部屋に向かった｡
それからの2人は早かった｡
10分後､2人はバンに帰ってきた｡
コウは｢ブツは？｣と聞くと2人は持ってきたものを見せて｢上々だよ｡｣2人の手にはお金とUSBを持っていた｡
コウはタカからUSBを受け取るとPCに差し込み内容を確認すると｢OK!!さっ帰ろう｡｣とキャロルの頭を撫でてバンを走らせ､家へ向かって帰っていった｡