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目標とする新人賞を決めよう〈短編小説〉②~コバルト文庫短編小説新人賞の傾向~

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前回「目標とする新人賞を決めよう〈短編小説〉①」でコバルト文庫の短編小説新人賞に応募すると決めた。
今回は短編小説新人賞の傾向や特色を調べていく。

短編小説新人賞は歴代受賞者に『どこよりも遠い場所にいる君へ』シリーズの阿部暁子先生や『後宮の烏』シリーズの白川紺子先生などがいらっしゃる。この短編小説新人賞を受賞した後に集英社オレンジ文庫が開催しているノベル大賞を受賞された先生も多い。

応募資格は新人のみ。
応募内容は自作未発表の作品。
賞金として入選で20万円。佳作で10万円が出る。
選考はwebマガジンCobalt編集部。
受賞作はweb上で公開され、編集部と『これは経費で落ちません!』で有名な青木祐子先生に選評を貰える。
そしてその選評もweb上で公開される。

私は先日、第221回の短編小説新人賞の受賞作品を読んだ。第221回の受賞作は比較的ホラーチックなものが多かったように思う。総論として言われていたのは小説を書く際の「前提条件」が書かれていない作品が多かったということだ。作者にとっては当たり前のことでも、読者は文章にかかれていないとわからないと。
作品と選評を読んだ感想としては作品としてまだ完ぺきではなくても、光るものがあれば選ばれている。
今回読んだものはたまたまホラーチックなものが多かったが、ラブコメ、ほっこり、青春、ミステリーと過去の受賞作は多岐にわたる。
コバルト文庫はティーンズ向けの恋愛小説が多いイメージだったが、短編小説新人賞は受賞が直接デビューに繋がらないためか、レーベルの特色をあえて気にしていない印象を受ける。

つまり、面白い!と思われる光るものさえあればまだまだ経験の少ない素人でも受賞は可能ということだ。

6月10日の締め切りに向け、アルファポリスでの投稿と並行して私がこの期間で書ける最善のものを執筆していく。


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