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目標とする新人賞を決めよう〈長編小説〉⑦～角川文庫キャラクター小説大賞～

今回は角川キャラクター小説大賞の詳細と傾向をまとめていく。
角川文庫キャラクター小説大賞は角川文庫の中でも所謂キャラ文芸を主に扱っている。
詳細は以下の通りだ。

〈角川文庫キャラクター小説大賞〉
・締め切り：2024年5月9日
・ジャンル：フリー
募集内容：魅力的なキャラクターが活躍するエンターテイメント作品
・応募資格：プロアマ不問
・賞金：大賞　100万円
　　　　優秀賞　30万円
　　　　奨励賞　20万円
　　　　読者賞　10万円
　　　　『カクヨム』テーマ賞　10万円
★大賞受賞作はデビュー
・原稿枚数：38字×34行換算　100～140枚
・結果：2024年10月
・特別審査員：澤村御影『准教授・高槻彰良の推察』シリーズ
　　　　　　　望月麻衣『京都寺町三条のホームズ』シリーズ

過去の受賞作を見ると和風のものと中華風のものが多い印象を受ける。もちろんお仕事モノなど現代が舞台の作品も受賞しているが、やはり和モノと中華系が目立つ。その分洋モノは数が少なく、洋風ファンタジーを書きたい人はあまり向かないかもしれない。
またあやかし、オカルトといったテーマを扱っているものが多く、そういった作品を書きたい人には向いている印象を受ける。

私自身はあやかし、オカルトを書く予定も、和風ファンタジーや中華ファンタジーを書く予定もないので、この賞は候補から外れる。ただ受賞作はどれも魅力的で読みたいと思うものも多かった。
勉強という視点を外して、単純に一読者として時間が空いたときにでも読みたい。