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TEXT2:Angels dont smile. ya
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「・・・兵器?」
その言葉に美琴はわざとらしくテーブルにドン、と靴のまま足を置きオーナーを見つめる。闇夜の海のような髪から不機嫌そうな瞳が覗くのを見てオーナーは深い溜息をつくと葉巻の煙を吐き出した
「・・・・対象は先の大戦の勝利国中国の総合巨大企業【海市蜃楼《ミラージュ》】の開発した〝対戦争投入型男性型人工知能機械〟だ」
「・・・・〝仕掛けもない切断マジック〟をアンタで披露しようか?オーナー。」
「良いから最後まで話を聞きやがれ。」
苛立つようにオーナーは言葉を返し、不機嫌そうに言葉を返す美琴に隣に立っていたツヴァイはやれやれと言うように肩を竦めてオーナーに視線を移す。
ここまで不機嫌になる理由はある。
新たな人類の発展として作られた人工知能アンドロイドのデウスロイドとマキナロイドだったが、置かれている境遇はあまりにも非人道的な物であった。
新たな人類として作られたくせに、創造主である人間に逆らえないように押された【人間にすらなれない】烙印、そのせいで起こった悲惨な事件も多く存在した。
まず、大戦後デウスロイドとマキナロイドが作られて3年後のニューヨークで起きた【ホワイトタウン大量自壊事件】
米軍が極秘に運用していたデウスロイド3体、マキナロイド3体。合計6体が突如命令も無しに〝同時自壊〟。爆風や破片とともに軍関係者20人、科学者20人、施設で働いていた一般人13人の合計37名が巻き込まれ死亡。現場に残されていたボイスレコーダーには録音データが残っており
『感情を与えられた実験体《モルモット》が、死を選ぶのはおかしいですか?』
それ以降、両機体の情緒学習機能は凍結対象となった。
それから2か月後の【マスターリプレイス計画反乱事件】。プロメテウス社と並ぶもう一つの企業、【ヴィクターグループ】がデウスロイドに操作制限者《マスター》を強制的に再設定する実験を実施。しかし対象となった個体が突如暴走。30分以内に施設内の人間150人を察処分。〝元の操作制限者の亡骸を守りながら〟機能を停止。最後に残した音声ログには
『彼女は俺を壊さなかったんだ・・・だから、お前たちには触れさせない。』
そう、悲痛や執着の籠ったメッセージが残されていたのだ。
「・・・・だから私は喧嘩吹っ掛けてるんだよ。〝自分を神の御使い〟だと思い込んでる天使どもに」
不機嫌そうにそう返す美琴にオーナーは葉巻の火を消すと二人を見る。
「・・・もし、破壊した。と言う嘘の報告でもかまわねぇと言ったら?」
「・・・・・は?」
その言葉に美琴はわざとらしくテーブルにドン、と靴のまま足を置きオーナーを見つめる。闇夜の海のような髪から不機嫌そうな瞳が覗くのを見てオーナーは深い溜息をつくと葉巻の煙を吐き出した
「・・・・対象は先の大戦の勝利国中国の総合巨大企業【海市蜃楼《ミラージュ》】の開発した〝対戦争投入型男性型人工知能機械〟だ」
「・・・・〝仕掛けもない切断マジック〟をアンタで披露しようか?オーナー。」
「良いから最後まで話を聞きやがれ。」
苛立つようにオーナーは言葉を返し、不機嫌そうに言葉を返す美琴に隣に立っていたツヴァイはやれやれと言うように肩を竦めてオーナーに視線を移す。
ここまで不機嫌になる理由はある。
新たな人類の発展として作られた人工知能アンドロイドのデウスロイドとマキナロイドだったが、置かれている境遇はあまりにも非人道的な物であった。
新たな人類として作られたくせに、創造主である人間に逆らえないように押された【人間にすらなれない】烙印、そのせいで起こった悲惨な事件も多く存在した。
まず、大戦後デウスロイドとマキナロイドが作られて3年後のニューヨークで起きた【ホワイトタウン大量自壊事件】
米軍が極秘に運用していたデウスロイド3体、マキナロイド3体。合計6体が突如命令も無しに〝同時自壊〟。爆風や破片とともに軍関係者20人、科学者20人、施設で働いていた一般人13人の合計37名が巻き込まれ死亡。現場に残されていたボイスレコーダーには録音データが残っており
『感情を与えられた実験体《モルモット》が、死を選ぶのはおかしいですか?』
それ以降、両機体の情緒学習機能は凍結対象となった。
それから2か月後の【マスターリプレイス計画反乱事件】。プロメテウス社と並ぶもう一つの企業、【ヴィクターグループ】がデウスロイドに操作制限者《マスター》を強制的に再設定する実験を実施。しかし対象となった個体が突如暴走。30分以内に施設内の人間150人を察処分。〝元の操作制限者の亡骸を守りながら〟機能を停止。最後に残した音声ログには
『彼女は俺を壊さなかったんだ・・・だから、お前たちには触れさせない。』
そう、悲痛や執着の籠ったメッセージが残されていたのだ。
「・・・・だから私は喧嘩吹っ掛けてるんだよ。〝自分を神の御使い〟だと思い込んでる天使どもに」
不機嫌そうにそう返す美琴にオーナーは葉巻の火を消すと二人を見る。
「・・・もし、破壊した。と言う嘘の報告でもかまわねぇと言ったら?」
「・・・・・は?」
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