35 / 80
Sid.35 荷物持ちは差別される存在
しおりを挟む
デシリアに頬を掴まれ強制的に謝罪させたけど、こんなの表面上のことで内心謝罪の気持ちなんて無いでしょ。俺としては関わらなければ、それで充分だったんだけどな。どうせ反省なんてしないし、そもそも差別されてたから。
何か気になったのか、デシリアがクリスティーナに問い詰めてるし。
「さっき生きてるって言ってた」
「置いてったのに居るから」
「イグナーツが持ってた荷物はギルドに預けたよね」
「だから」
ギルドで荷物を回収したのだと思ったらしい。
「うちのリーダーが預けたんだけど」
「何も言われなかった」
何があったのかモルテンは聞いたと言っていた。でも俺が生きてるとは申告しなかったのかも。
理由は分からないけど、クリストフに絡まれることを避けたとか。
「でもイグナーツが居たから」
「ギルドで聞かなかったの?」
「何も聞かされなかったし、メンバー失って活動をどうするかとしか」
二人の前衛職を失いリーダーも重傷を負った。魔導士も加療士も負傷していた。活動の継続が困難と言うことで解散届を出したそうだ。
結果、俺は自由になりシルヴェバーリに拾われたわけで。
「ねえ、もういいでしょ? 謝罪はしたんだから」
このあと教会で祈りを捧げる必要があるそうだ。まだ見習いシスターってことで、いろいろ制約が多いらしい。
謝罪ってのは心からしないと意味無いんだけど。でも無理だろうから体裁だけでも、ってことで解放したようだ。
逃げるように去って行くクリスティーナだった。
ため息を吐くデシリアが居る。
「一発くらい殴っておきべきだったかな」
怖いって。
俺を見て笑顔になると「イグナーツが張り倒せばよかったんだよ」とか言ってるし。それをするとクリストフと同じになる。神の権能持ちではあっても女性だし、殴る相手はクリストフであって彼女じゃない。そのクリストフも障害を残したってことだし、充分天罰が下ったのか?
そんな天罰を下すような神とは思えないけどね。
再び俺の手を取ると歩き始めるデシリアだ。
「他の三人にも謝罪させたいなあ」
「いいですって」
「ずっと虐げてきたんでしょ」
「そうですけど、所詮は荷物持ちです」
国も国民も揃って差別してるのだから、謝罪なんてさせるだけ無意味。
「やっぱおかしいよね」
「何がです」
「差別」
「人、だからだと思います」
意味が分からないと言ってるけど、こんなの元の世界でも当たり前にあった。
差別意識からの迫害。人は誰かを虐げていないと生きて行けないんでしょ。だからこぞって差別し虐げ個から集団でのリンチに至る。ネット上なんて酷いものだったし。
それが心地よさを生むからやめることもできない。他人を突き落とすことに快楽を得ていたんだから。それこそが人の本性。本質とも言えると思う。
この世界はネットが無いだけマシだ。
「あたしのことも、そう思ってる?」
「いえ。シルヴェバーリの人たちは、この世界では稀有な方々だと思います」
「相当差別されて来たんだね」
農民出身だと転職したくても就ける職業は無かった。やっと見つけたのが荷物持ち。入り口にすら立たせてもらえない世界。門前払いだもん。
そして荷物持ちってのは差別を一身に受ける職業だった。農民以下だと理解したし。
分かるけどね。農民は少なくとも食料を生産する。食わないと生きて行けないから、建前上だけでも荷物持ちより上の扱い。
荷物持ちなんて馬でも牛でも、今は汽車もあるし蒸気自動車もある。
代替手段が確保できていれば、居なくても構わない存在。居なくていいから、差別しても誰も気にも留めない。
「でも報われたんで」
「そう」
今は充実してるしデシリアは気に掛けてくれる。デシリアだけじゃなくヴェイセルだって面倒見てくれるし、みんなが気に掛けてくれてるから。
きっと自分に自信があって充実した日々を送れるから、心に余裕が生まれるんだと思う。
自信に見合う実力だってあるから、だから人に優しくできるんだと思うな。
ホームに帰ると手を繋いだままだったから、ヘンリケに見られて「仲がいいのね。もうしたの?」なんて言われ、デシリアが「そういう仲じゃないから」と言っていた。
俺が背中に背負ってる荷物を見て「デシリアからのプレゼント?」なんて言ってるけど、ヴェイセルからもらった銃だと言うと。
「気前がいいのね。相当期待してるでしょ」
「そうなんですか?」
「イグナーツにはみんな期待してるんだよ」
「そう。ヴェイセルも凄く気に入ってるから」
目を掛けてくれるのだそうだ。弟子ができたのも嬉しいのだろうと。
「じゃあ、明日九時だからね」
「あら。デート?」
「観劇」
「デートなのね。そのあとは?」
食事して帰るだけだとか言ってるし。
「しないの?」
「だから、そういう関係じゃないから」
「じゃああたしがもらっても?」
「なんでそうなるの」
なんか聞いてると少し恥ずかしくなるやり取り。でも、ヘンリケが嗾けている、そんな気がする。いや、進展を望んでるのかも。そうとしか思えない言動をしてると思うから。
でも、本当にデシリアにはその気は無いと思う。俺は手の掛かる弟であって、彼氏には昇格できてないよな。
「イグナーツ、明日は九時出発。エッチは無いから期待しないでよ」
そう言って部屋に向かったようだ。
ヘンリケが俺を見て「エッチ無しでいいの?」なんて言ってるけど、それは互いの気持ち次第だと思う。と言うか経験無いし、どうすればそこに至れるかも分からない。俺にとっては未知の領域だ。そもそも弟分だし。
「あの、そういう関係にはなってないんで」
「もどかしい」
「え、でも。弟として」
「あの子、奥手だから。イグナーツ君もだけどね」
今はもう少し様子を見ておく、なんて笑顔で言って自室に向かったようだ。
背中を押してくれてる、そう判断できそうな。まだまだデシリアに恋心を抱かれてないだろうけど。
俺はいつもで受け入れたいなんて。
自室に向かい背中の荷物を下ろし銃を手にしてみる。
装弾数十発。ボルトアクションのライフルだけど、大物ハンティングに最適なホローポイント弾もセット。
重機関銃のカスタマイズが済むまでは、この銃が俺の命を守る相棒になる。
攻略ではみんなが協力し合うのは当然だけど、自分の身は自分で守る必要があるから。
それにしても日本じゃ考えられないな。アメリカなら銃を手にできるから、護身用に各家庭にあったかもしれないけど。
この世界では護身用じゃなくラビリント攻略用だ。人に向けて放つものじゃない。
居るけどね。強盗。街中は治安も保たれているけど、時々強盗殺人事件は起こってる。
ただ、実力者の居るホームに入る強盗は居ない。返り討ちに遭うから。
それと罰則が厳しい。強盗殺人は死罪だから。家に押し入った相手を殺してもお咎めなし、ってのもあるし。
それが多少の抑止にも繋がってるようだ。
翌日。
起床し身支度を整え朝食を済ませる際に、ヴェイセルから「拳銃は持っておけ」と言われた。
「女を守るのは男の務めだ」
「え、あの」
「治安はある程度保たれているが、時に襲われることもある」
その時に無手で何ができるのかと。
「あたしなら問題無いけど」
「頼ってやれ」
「そう?」
「男を立てるって意味もあるぞ」
言っておくが下半身じゃない、なんて言われて頬を赤くし「分かってるってば」と言うデシリアだけど。なんか反応が面白い。
デシリアも華奢に見えて強そうだからなあ。俺が守られそうだ。
食事が済みホームをあとにするが、見送りをするヴェイセルとヘンリケが居る。
「遅くなってもいいからね」
「朝までには帰れよ」
「遅くならないし朝帰りなんてしないから」
「まあ楽しんで来い」
なんて言うか、二人とも揶揄ってるわけじゃないんだろうけど、デシリアがむきになるから面白がるんだろうな。
手を掴まれ「ほら、行くよ」と言われ、ずるずる引き摺られる俺だった。
何か気になったのか、デシリアがクリスティーナに問い詰めてるし。
「さっき生きてるって言ってた」
「置いてったのに居るから」
「イグナーツが持ってた荷物はギルドに預けたよね」
「だから」
ギルドで荷物を回収したのだと思ったらしい。
「うちのリーダーが預けたんだけど」
「何も言われなかった」
何があったのかモルテンは聞いたと言っていた。でも俺が生きてるとは申告しなかったのかも。
理由は分からないけど、クリストフに絡まれることを避けたとか。
「でもイグナーツが居たから」
「ギルドで聞かなかったの?」
「何も聞かされなかったし、メンバー失って活動をどうするかとしか」
二人の前衛職を失いリーダーも重傷を負った。魔導士も加療士も負傷していた。活動の継続が困難と言うことで解散届を出したそうだ。
結果、俺は自由になりシルヴェバーリに拾われたわけで。
「ねえ、もういいでしょ? 謝罪はしたんだから」
このあと教会で祈りを捧げる必要があるそうだ。まだ見習いシスターってことで、いろいろ制約が多いらしい。
謝罪ってのは心からしないと意味無いんだけど。でも無理だろうから体裁だけでも、ってことで解放したようだ。
逃げるように去って行くクリスティーナだった。
ため息を吐くデシリアが居る。
「一発くらい殴っておきべきだったかな」
怖いって。
俺を見て笑顔になると「イグナーツが張り倒せばよかったんだよ」とか言ってるし。それをするとクリストフと同じになる。神の権能持ちではあっても女性だし、殴る相手はクリストフであって彼女じゃない。そのクリストフも障害を残したってことだし、充分天罰が下ったのか?
そんな天罰を下すような神とは思えないけどね。
再び俺の手を取ると歩き始めるデシリアだ。
「他の三人にも謝罪させたいなあ」
「いいですって」
「ずっと虐げてきたんでしょ」
「そうですけど、所詮は荷物持ちです」
国も国民も揃って差別してるのだから、謝罪なんてさせるだけ無意味。
「やっぱおかしいよね」
「何がです」
「差別」
「人、だからだと思います」
意味が分からないと言ってるけど、こんなの元の世界でも当たり前にあった。
差別意識からの迫害。人は誰かを虐げていないと生きて行けないんでしょ。だからこぞって差別し虐げ個から集団でのリンチに至る。ネット上なんて酷いものだったし。
それが心地よさを生むからやめることもできない。他人を突き落とすことに快楽を得ていたんだから。それこそが人の本性。本質とも言えると思う。
この世界はネットが無いだけマシだ。
「あたしのことも、そう思ってる?」
「いえ。シルヴェバーリの人たちは、この世界では稀有な方々だと思います」
「相当差別されて来たんだね」
農民出身だと転職したくても就ける職業は無かった。やっと見つけたのが荷物持ち。入り口にすら立たせてもらえない世界。門前払いだもん。
そして荷物持ちってのは差別を一身に受ける職業だった。農民以下だと理解したし。
分かるけどね。農民は少なくとも食料を生産する。食わないと生きて行けないから、建前上だけでも荷物持ちより上の扱い。
荷物持ちなんて馬でも牛でも、今は汽車もあるし蒸気自動車もある。
代替手段が確保できていれば、居なくても構わない存在。居なくていいから、差別しても誰も気にも留めない。
「でも報われたんで」
「そう」
今は充実してるしデシリアは気に掛けてくれる。デシリアだけじゃなくヴェイセルだって面倒見てくれるし、みんなが気に掛けてくれてるから。
きっと自分に自信があって充実した日々を送れるから、心に余裕が生まれるんだと思う。
自信に見合う実力だってあるから、だから人に優しくできるんだと思うな。
ホームに帰ると手を繋いだままだったから、ヘンリケに見られて「仲がいいのね。もうしたの?」なんて言われ、デシリアが「そういう仲じゃないから」と言っていた。
俺が背中に背負ってる荷物を見て「デシリアからのプレゼント?」なんて言ってるけど、ヴェイセルからもらった銃だと言うと。
「気前がいいのね。相当期待してるでしょ」
「そうなんですか?」
「イグナーツにはみんな期待してるんだよ」
「そう。ヴェイセルも凄く気に入ってるから」
目を掛けてくれるのだそうだ。弟子ができたのも嬉しいのだろうと。
「じゃあ、明日九時だからね」
「あら。デート?」
「観劇」
「デートなのね。そのあとは?」
食事して帰るだけだとか言ってるし。
「しないの?」
「だから、そういう関係じゃないから」
「じゃああたしがもらっても?」
「なんでそうなるの」
なんか聞いてると少し恥ずかしくなるやり取り。でも、ヘンリケが嗾けている、そんな気がする。いや、進展を望んでるのかも。そうとしか思えない言動をしてると思うから。
でも、本当にデシリアにはその気は無いと思う。俺は手の掛かる弟であって、彼氏には昇格できてないよな。
「イグナーツ、明日は九時出発。エッチは無いから期待しないでよ」
そう言って部屋に向かったようだ。
ヘンリケが俺を見て「エッチ無しでいいの?」なんて言ってるけど、それは互いの気持ち次第だと思う。と言うか経験無いし、どうすればそこに至れるかも分からない。俺にとっては未知の領域だ。そもそも弟分だし。
「あの、そういう関係にはなってないんで」
「もどかしい」
「え、でも。弟として」
「あの子、奥手だから。イグナーツ君もだけどね」
今はもう少し様子を見ておく、なんて笑顔で言って自室に向かったようだ。
背中を押してくれてる、そう判断できそうな。まだまだデシリアに恋心を抱かれてないだろうけど。
俺はいつもで受け入れたいなんて。
自室に向かい背中の荷物を下ろし銃を手にしてみる。
装弾数十発。ボルトアクションのライフルだけど、大物ハンティングに最適なホローポイント弾もセット。
重機関銃のカスタマイズが済むまでは、この銃が俺の命を守る相棒になる。
攻略ではみんなが協力し合うのは当然だけど、自分の身は自分で守る必要があるから。
それにしても日本じゃ考えられないな。アメリカなら銃を手にできるから、護身用に各家庭にあったかもしれないけど。
この世界では護身用じゃなくラビリント攻略用だ。人に向けて放つものじゃない。
居るけどね。強盗。街中は治安も保たれているけど、時々強盗殺人事件は起こってる。
ただ、実力者の居るホームに入る強盗は居ない。返り討ちに遭うから。
それと罰則が厳しい。強盗殺人は死罪だから。家に押し入った相手を殺してもお咎めなし、ってのもあるし。
それが多少の抑止にも繋がってるようだ。
翌日。
起床し身支度を整え朝食を済ませる際に、ヴェイセルから「拳銃は持っておけ」と言われた。
「女を守るのは男の務めだ」
「え、あの」
「治安はある程度保たれているが、時に襲われることもある」
その時に無手で何ができるのかと。
「あたしなら問題無いけど」
「頼ってやれ」
「そう?」
「男を立てるって意味もあるぞ」
言っておくが下半身じゃない、なんて言われて頬を赤くし「分かってるってば」と言うデシリアだけど。なんか反応が面白い。
デシリアも華奢に見えて強そうだからなあ。俺が守られそうだ。
食事が済みホームをあとにするが、見送りをするヴェイセルとヘンリケが居る。
「遅くなってもいいからね」
「朝までには帰れよ」
「遅くならないし朝帰りなんてしないから」
「まあ楽しんで来い」
なんて言うか、二人とも揶揄ってるわけじゃないんだろうけど、デシリアがむきになるから面白がるんだろうな。
手を掴まれ「ほら、行くよ」と言われ、ずるずる引き摺られる俺だった。
3
あなたにおすすめの小説
転生したら最強種の竜人かよ~目立ちたくないので種族隠して学院へ通います~
ゆる弥
ファンタジー
強さをひた隠しにして学院の入学試験を受けるが、強すぎて隠し通せておらず、逆に目立ってしまう。
コイツは何かがおかしい。
本人は気が付かず隠しているが、周りは気付き始める。
目立ちたくないのに国の最高戦力に祭り上げられてしまう可哀想な男の話。
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
スキル【収納】が実は無限チートだった件 ~追放されたけど、俺だけのダンジョンで伝説のアイテムを作りまくります~
みぃた
ファンタジー
地味なスキル**【収納】**しか持たないと馬鹿にされ、勇者パーティーを追放された主人公。しかし、その【収納】スキルは、ただのアイテム保管庫ではなかった!
無限にアイテムを保管できるだけでなく、内部の時間操作、さらには指定した素材から自動でアイテムを生成する機能まで備わった、規格外の無限チートスキルだったのだ。
追放された主人公は、このチートスキルを駆使し、収納空間の中に自分だけの理想のダンジョンを創造。そこで伝説級のアイテムを量産し、いずれ世界を驚かせる存在となる。そして、かつて自分を蔑み、追放した者たちへの爽快なざまぁが始まる。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
病弱少年が怪我した小鳥を偶然テイムして、冒険者ギルドの採取系クエストをやらせていたら、知らないうちにLV99になってました。
もう書かないって言ったよね?
ファンタジー
ベッドで寝たきりだった少年が、ある日、家の外で怪我している青い小鳥『ピーちゃん』を助けたことから二人の大冒険の日々が始まった。
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる