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Sid.55 この世界の教会で礼拝
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多くのスカラリウスが担げる荷物の重量。知らなかったけど六十キロ程度が標準らしい。
俺の場合は百キロでも担いで走ることができる。その点で荷物運びとしては逸材なのだとか。ましてや銃とは言え戦闘まで熟せることで、稀有な存在ではないのかと。
しかも技能すら持たないのに、銃を扱える時点で何者なのかと、銃砲店の店主は疑問を抱いたようで。
「だから言っただろ。とんでもないのが居るって」
「実際に目の当たりにして理解したよ」
店主とヴェイセルのやり取りを聞いていると、背中が痒くなってくる感じだ。
シルヴェバーリにとって、喉から手が出るほど欲しい人材だった、と言っていたけど大袈裟としか思わなかった。
荷物運びなんて他にも居るし、俺が特別だなんて思えなかったし。
クリストフのパーティーから抜け出せず、どんどん卑屈になって嫌気が差して、それでも我慢して耐えて。荷物持ちな上に能無しだから差別される。この世界に慈悲は一切無いとまで思ってたのに。
俺を見る店主だけど「人は見て判断しないと駄目だな」なんて言ってる。
「まあ、凄いのは分かった」
「イグナーツがひとりで来ても差別するなよ」
「ああ、ちゃんと商売するさ」
「良かったな。これでここでの買い物は問題無い」
ヴェイセルは俺を高く評価してくれてる。ちょっと期待値が高すぎると思うけど。
重機関銃を受け取り弾倉もセットで二十個。纏めて担ぐが他の荷物が無い分、負担にはならないな。
デシリアより軽いし。
銃砲店をあとにし一度ホームに帰る。
道中、隣を歩くデシリアが「銃を置いたら出掛けようよ」と誘われた。
「どこに行くの?」
「お昼ご飯食べて散歩しよう」
映画館とか無いしゲーセンなんて無いし、娯楽に乏しいから散歩で充分なのか。
ホームに戻ると重機関銃を置くけど、三脚にセットして使える状態にしておいた。
「悪いな」
「いえ」
「あとな、受け渡しの練習もやるからな」
「そうですね。本番で慌てないように」
重量物だから放り投げて渡したら受け取れない。手渡しでしっかり受け取ってもらう。スムーズな受け渡しができないと、ラビリント内で即応できなくなる。ゆえに練習しておくことに。
ただ、今日はデートして来い、と言われてしまった。
三脚にセットされた重機関銃を眺めて、悦に入るヴェイセルが居るけど、触れずにリビングをあとにする。
ヘンリケも居たけど呆れ気味な表情をしてたな。俺を見て両手を上げてるし。
ヘンリケも変わり者かもしれないけど、ヴェイセルも変わってると思う。銃が恋人って感じだし。
デシリアと一緒にホームを出ると、俺の方から手を差し出す。
そっと握ってくるデシリアだ。なんかいいな。
「じゃあ繁華街に行くよ」
「うん」
「ヴェイセルも女っ気無いよね」
「そうだね」
モルテンは妻子持ち。アルヴィンは女遊び。デシリアは俺が来るまで男と縁が無かったと。
ヘンリケとヴェイセルは付き合う気も無いようで、互いに干渉すらしない間柄。
「あの、もしヘンリケさんがデシリアを好きだったら」
「要らないから」
「もしも、の話だけど」
「寒気がするから考えない」
ただ、デシリアから見てヘンリケは、俺には好意的に見えるそうだ。
「イグナーツのこと、気に入ってるかもね」
「え、それはないでしょ」
「若くて力持ちで体格だって立派」
色気溢れるヘンリケの好みって、実は俺みたいな筋骨隆々かもね、とか言ってるし。それはそれでちょっと嬉しく思うけど、さすがに大人の女性だし相手にしないでしょ。
筋骨隆々ってことならモルテンもだな。しかも背は高いし見た目も渋くていい。あ、でも妻子持ちだった。
暫く歩くと飲食店に入り「何食べる」と聞かれ、いつものコールドルマルを頼んでおく。それとライ麦パン。硬いけどスープに浸せば柔らかくなる。
デシリアはフィスクソッパにティエカーコル。魚介のトマトクリームスープに白いパンだった。
次はデシリアが今日食べた奴にしてみよう。なんか見た目が美味しそうだったし。
食事が済むと街をぶらぶら歩くことに。
手を繋ぐかと思ったら腕を組んできた。気恥ずかしさはあるけど、手を繋ぐ以上に距離が縮まったような気がして。体を寄せしな垂れる感じで密着度合いが高い。
少し周りの視線が気になると思ったけど、誰も気にする人なんて居ない。若い男女は似たような感じで歩いてるし。自然な雰囲気なんだな。
「ねえイグナーツって、教会行ったことある?」
教会?
「無いけど」
「行ってみる? 祈ったら技能授かるかもよ」
「祈って授かるの?」
「やってみないと分かんないけど」
あ、でも。教会に行くと、あれが居るんじゃ?
「教会だと聖霊士が」
「あんなの放っておけばいいんだよ」
どうせ何もできないし先日謝罪もさせてるから、今更絡んでこないだろうと。
礼拝堂で祭壇に向かって祈れば、万が一技能を授かったら、それはそれで探索に役立つんじゃないかって。
探索に役立たない技能でも、何も無い状態よりは蔑まれず済むとも。
ただし、運が良ければ程度で期待はしないように、だそうで。
「じゃあ行ってみるけど」
「こっちだから」
強引に腕を引かれ歩くと白い壁と白い塔のある、シンプルな見た目の教会らしき場所に。
周囲は閑散としてるし誰も出入りしてない。信仰心は厚そうだと思ったけど、普段はそうでもないのか。
開放された出入り口から中に入ると、すぐに礼拝堂になっていて、中もシンプルな造りでベンチが複数並んでるだけ。正面奥に祭壇があるようで、妙な立像が祀られてる程度。
「ここの神様の姿だけど」
「違うんだ」
頭は花束だ。いろんな花を模してる。体もまた野菜や果物を模して雑多な感じ。いろいろくっ付けたってのが何とも言えない。野菜果物の体から伸びる腕は複数で、うねうねして先に指が十本もあるし。足の部分に至っては根を張る木の幹の如し。
ベースは人なんだろうけど、付けてる素材が変。
祭壇に向かって進むと脇の扉が開いて、牧師さんが出てきたようだ。白いガウンのようなものを纏い首からストールを下げてる。
「懺悔ですか? 礼拝ですか?」
「礼拝です」
「では、こちらにどうぞ」
祭壇の前まで案内され「礼拝の作法はご存知ですか?」と聞かれる。分かんない。
デシリアが「知ってます」と言うと「では、祈りを捧げてください」と言って、席を外す感じで離れて行くようだ。
「あの、分かんないんだけど」
「教えるから」
跪いて手を合わせて祈るだけ、だそうで。
その際に目を瞑り心穏やかに祈れば、時に神が応えてくれるとか。
どうせ何も無いだろうけど、とりあえずポーズだけ。跪いて目を瞑り手を合わせ、こんな世界に何も無い状態で放り出され、酷い目に遭ったし死にそうになったし。やっと素晴らしい人たちと出会えて、今は幸せなんだろうなんて考える。
暫くして目を開けると、デシリアも目を開け「祈った?」なんて聞いてくる。
「今の状況に感謝、かな」
「なんか聞こえた?」
「何にも」
「そう。まあそう上手く行くわけ無いよね」
技能を授かるなんてのは期待しちゃいけない。俺はこの世界に於いて他所者だから。
神も分かってて何も授けないんだろうし。異物でしかない存在だから、野垂れ死にしても構わないんだろうね。幸いシルヴェバーリに拾われて、生きる希望を見出せたし、デシリアが隣に居てくれる。
充分な幸運を手にしたから、今更神なんかに祈るだけ無駄。
あ、でも。神が最低限のことをした、とも考えられるか。何も与えない、じゃなくて、せめて人との出会いを与えた。
そう考えないとやりきれないな。
少し離れた位置にいる牧師に頭を下げ、礼拝堂をあとにするけど、その前に寄付をするデシリアだった。
俺も一応、寄付金として幾らか箱に入れておいた。
外に出ると「感情を奪われないようにしてって祈った」とか言ってる。
好きだと思う気持ちを大切にしたいんだろう。
俺の場合は百キロでも担いで走ることができる。その点で荷物運びとしては逸材なのだとか。ましてや銃とは言え戦闘まで熟せることで、稀有な存在ではないのかと。
しかも技能すら持たないのに、銃を扱える時点で何者なのかと、銃砲店の店主は疑問を抱いたようで。
「だから言っただろ。とんでもないのが居るって」
「実際に目の当たりにして理解したよ」
店主とヴェイセルのやり取りを聞いていると、背中が痒くなってくる感じだ。
シルヴェバーリにとって、喉から手が出るほど欲しい人材だった、と言っていたけど大袈裟としか思わなかった。
荷物運びなんて他にも居るし、俺が特別だなんて思えなかったし。
クリストフのパーティーから抜け出せず、どんどん卑屈になって嫌気が差して、それでも我慢して耐えて。荷物持ちな上に能無しだから差別される。この世界に慈悲は一切無いとまで思ってたのに。
俺を見る店主だけど「人は見て判断しないと駄目だな」なんて言ってる。
「まあ、凄いのは分かった」
「イグナーツがひとりで来ても差別するなよ」
「ああ、ちゃんと商売するさ」
「良かったな。これでここでの買い物は問題無い」
ヴェイセルは俺を高く評価してくれてる。ちょっと期待値が高すぎると思うけど。
重機関銃を受け取り弾倉もセットで二十個。纏めて担ぐが他の荷物が無い分、負担にはならないな。
デシリアより軽いし。
銃砲店をあとにし一度ホームに帰る。
道中、隣を歩くデシリアが「銃を置いたら出掛けようよ」と誘われた。
「どこに行くの?」
「お昼ご飯食べて散歩しよう」
映画館とか無いしゲーセンなんて無いし、娯楽に乏しいから散歩で充分なのか。
ホームに戻ると重機関銃を置くけど、三脚にセットして使える状態にしておいた。
「悪いな」
「いえ」
「あとな、受け渡しの練習もやるからな」
「そうですね。本番で慌てないように」
重量物だから放り投げて渡したら受け取れない。手渡しでしっかり受け取ってもらう。スムーズな受け渡しができないと、ラビリント内で即応できなくなる。ゆえに練習しておくことに。
ただ、今日はデートして来い、と言われてしまった。
三脚にセットされた重機関銃を眺めて、悦に入るヴェイセルが居るけど、触れずにリビングをあとにする。
ヘンリケも居たけど呆れ気味な表情をしてたな。俺を見て両手を上げてるし。
ヘンリケも変わり者かもしれないけど、ヴェイセルも変わってると思う。銃が恋人って感じだし。
デシリアと一緒にホームを出ると、俺の方から手を差し出す。
そっと握ってくるデシリアだ。なんかいいな。
「じゃあ繁華街に行くよ」
「うん」
「ヴェイセルも女っ気無いよね」
「そうだね」
モルテンは妻子持ち。アルヴィンは女遊び。デシリアは俺が来るまで男と縁が無かったと。
ヘンリケとヴェイセルは付き合う気も無いようで、互いに干渉すらしない間柄。
「あの、もしヘンリケさんがデシリアを好きだったら」
「要らないから」
「もしも、の話だけど」
「寒気がするから考えない」
ただ、デシリアから見てヘンリケは、俺には好意的に見えるそうだ。
「イグナーツのこと、気に入ってるかもね」
「え、それはないでしょ」
「若くて力持ちで体格だって立派」
色気溢れるヘンリケの好みって、実は俺みたいな筋骨隆々かもね、とか言ってるし。それはそれでちょっと嬉しく思うけど、さすがに大人の女性だし相手にしないでしょ。
筋骨隆々ってことならモルテンもだな。しかも背は高いし見た目も渋くていい。あ、でも妻子持ちだった。
暫く歩くと飲食店に入り「何食べる」と聞かれ、いつものコールドルマルを頼んでおく。それとライ麦パン。硬いけどスープに浸せば柔らかくなる。
デシリアはフィスクソッパにティエカーコル。魚介のトマトクリームスープに白いパンだった。
次はデシリアが今日食べた奴にしてみよう。なんか見た目が美味しそうだったし。
食事が済むと街をぶらぶら歩くことに。
手を繋ぐかと思ったら腕を組んできた。気恥ずかしさはあるけど、手を繋ぐ以上に距離が縮まったような気がして。体を寄せしな垂れる感じで密着度合いが高い。
少し周りの視線が気になると思ったけど、誰も気にする人なんて居ない。若い男女は似たような感じで歩いてるし。自然な雰囲気なんだな。
「ねえイグナーツって、教会行ったことある?」
教会?
「無いけど」
「行ってみる? 祈ったら技能授かるかもよ」
「祈って授かるの?」
「やってみないと分かんないけど」
あ、でも。教会に行くと、あれが居るんじゃ?
「教会だと聖霊士が」
「あんなの放っておけばいいんだよ」
どうせ何もできないし先日謝罪もさせてるから、今更絡んでこないだろうと。
礼拝堂で祭壇に向かって祈れば、万が一技能を授かったら、それはそれで探索に役立つんじゃないかって。
探索に役立たない技能でも、何も無い状態よりは蔑まれず済むとも。
ただし、運が良ければ程度で期待はしないように、だそうで。
「じゃあ行ってみるけど」
「こっちだから」
強引に腕を引かれ歩くと白い壁と白い塔のある、シンプルな見た目の教会らしき場所に。
周囲は閑散としてるし誰も出入りしてない。信仰心は厚そうだと思ったけど、普段はそうでもないのか。
開放された出入り口から中に入ると、すぐに礼拝堂になっていて、中もシンプルな造りでベンチが複数並んでるだけ。正面奥に祭壇があるようで、妙な立像が祀られてる程度。
「ここの神様の姿だけど」
「違うんだ」
頭は花束だ。いろんな花を模してる。体もまた野菜や果物を模して雑多な感じ。いろいろくっ付けたってのが何とも言えない。野菜果物の体から伸びる腕は複数で、うねうねして先に指が十本もあるし。足の部分に至っては根を張る木の幹の如し。
ベースは人なんだろうけど、付けてる素材が変。
祭壇に向かって進むと脇の扉が開いて、牧師さんが出てきたようだ。白いガウンのようなものを纏い首からストールを下げてる。
「懺悔ですか? 礼拝ですか?」
「礼拝です」
「では、こちらにどうぞ」
祭壇の前まで案内され「礼拝の作法はご存知ですか?」と聞かれる。分かんない。
デシリアが「知ってます」と言うと「では、祈りを捧げてください」と言って、席を外す感じで離れて行くようだ。
「あの、分かんないんだけど」
「教えるから」
跪いて手を合わせて祈るだけ、だそうで。
その際に目を瞑り心穏やかに祈れば、時に神が応えてくれるとか。
どうせ何も無いだろうけど、とりあえずポーズだけ。跪いて目を瞑り手を合わせ、こんな世界に何も無い状態で放り出され、酷い目に遭ったし死にそうになったし。やっと素晴らしい人たちと出会えて、今は幸せなんだろうなんて考える。
暫くして目を開けると、デシリアも目を開け「祈った?」なんて聞いてくる。
「今の状況に感謝、かな」
「なんか聞こえた?」
「何にも」
「そう。まあそう上手く行くわけ無いよね」
技能を授かるなんてのは期待しちゃいけない。俺はこの世界に於いて他所者だから。
神も分かってて何も授けないんだろうし。異物でしかない存在だから、野垂れ死にしても構わないんだろうね。幸いシルヴェバーリに拾われて、生きる希望を見出せたし、デシリアが隣に居てくれる。
充分な幸運を手にしたから、今更神なんかに祈るだけ無駄。
あ、でも。神が最低限のことをした、とも考えられるか。何も与えない、じゃなくて、せめて人との出会いを与えた。
そう考えないとやりきれないな。
少し離れた位置にいる牧師に頭を下げ、礼拝堂をあとにするけど、その前に寄付をするデシリアだった。
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