悲しい世界

ジアン

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友達が恋人に変わるしゅんかん

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    「俺、結斗のことが好きなんだ。」衝撃的な告白だった。顔を真っ赤にするあいつのことをかわいいそう思った。「しばらく考えさせてほしい。」「ありがとう。」驚いたような顔をしてそう言った。チャイムがなり賢次は急いでクラスに戻って行った。一時間目は賢次のクラスと合同で体育だった。賢次、運動神経がいいんだよな。かっこよくて女の子にもモテる。
        
              


  一週間後「付き合いたい。」かわいくて意識しだし好きになったからだ。「本気なんだよな?」「あたりまえだろう。」「・・・」「賢次から言ったんだろ。」「そうだけどさ。まさか、オッケーしてくれると思っていなくて。」こんなに自信が無さそうにするのは珍しく、僕だけに見せてくれると思うと愛らしかった。「賢次がかわいいから。」「なんで?俺がかわいいなんて初めて言われた。」うれしそうに笑った。その顔にまた惚れ直した。 




  「なぁ結斗お祭り行かねぇ?」「やった。いいよ。」そんな約束をした。初めてのお出かけデートだった。嬉しくて家で何度もガッツポーズした。
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