9 / 52
第一章
第9話:探索者協会浅井支部
しおりを挟む
昨日、無事に会社を辞めることが出来た。
文句を言われないように今月分の仕事を全部終わらせ、そのうえで引き継ぎ用の資料もしっかり用意したので、すんなり受け入れて貰えた。立つ鳥跡を濁さずだ。
同僚からはどこに転職するのかとか色々聞かれたが、ここで探索者を目指しますとか言うと引き止められるか、いい歳して……と陰口叩かれそうなので、最後まで適当に誤魔化しておいた。
そして今日は引っ越しの日。
朝七時には家を出発したので、まだ朝の八時半。
今まで何度か引っ越しを経験しているけど、今回の引っ越しはかなり楽ができる。
家賃が安いから一階の部屋を借りてたんだけど、ベランダの前が駐車場だったおかげで最短距離で軽トラにそのまま載せられそうなのだ。
そのつもりだった。
だから段ボールに荷物詰めたりしたし……。
だけどいざ到着してみると、もっと楽ができることに気付いてしまった。
実はダンジョンのリソースが満タンの時、ゲートの近くに薄っすらとだが魔力が満ちる。そしてその状態だと、ゲートの側限定だがダンジョンの外でもスキルを使えるということを発見したのだ。
そのことは少し前に気付いていたのだが、あまり深くは考えていなかった。
でも、ということは……探索者倉庫を使えば一瞬だよね?
普通はゲートの周りに魔力が満ちるのは、ダンジョンブレイクに繋がる危険な状態ということになるのだが、オレが管理している限りはそのリスクは無視できる。
そもそも今もしダンジョンブレイクしたとしても、出てくるのはレベル上げ用に配置している弱いスライム一〇匹しかいない。
本来なら一番危険なのがフィールドボスなのだが……そのだいふくは、今ベランダでいびきをかいて寝ている。ヘソ天で。
「ほんとにあっという間に終わったな……」
その後、管理会社の人に部屋に問題ないかをチェックしてもらい、鍵を渡して無事退去が完了した。
予定より早く積み込み作業が終わって時間に余裕が出来たので、近くの探索者協会に寄り道することにした。
荷物の積み込みだけでなく、積み下ろしも管理者倉庫を使えば一瞬だからな。予定よりかなり時間に余裕ができたんだ。
だから試験の時に緊張しないように、ちょっとした偵察だ。
探索者協会に行くのは初めてなので楽しみでもある。
ちなみにだいふくはダンジョンの中でお留守番の予定。
一時的にゲートの使用制限をかければ勝手に出てくる心配もないし、ダンジョン内の時間の流れる早さを十分の一にしておけば、だいふくが中で待っている時間はほんの僅かだ。
いや、軽トラダンジョンまじで便利すぎるな。
おっと、浮かれすぎてるとまたやらかすかもしれない。
気を引き締めておこう……。
◆◇◆◇◆◇◆◇
一時間ほどで目的地に到着した。
まだ一〇時にもなっていない。
浅井市にある探索者協会浅井支部だ。
ちなみにだいたいの探索者協会の支部はダンジョンに併設されている。
ん? 逆か? ダンジョンが出来たからそこに探索者協会を作るのか。
まぁそれはどっちでもいいか。
そしてこれが重要なのだが、ここのダンジョンは軽トラダンジョンと同じE級ダンジョンなんだ。
なぜE級でないといけないのか。
それは探索者免許の試験はE級ダンジョン併設の支部でしか行われていないからだ。
駐車場に車を止めてこっそり人目を盗んでダンジョンに入り、だいふくを放牧。念のためにご飯と水を出し、ダンジョンの設定を変更してからすぐに外に出た。
だいふくにはお腹が空いたらご飯を食べるように言ったのだが、秒で食い始めていたのは言うまでもない。
駐車場から出ると、郊外にあるちょっと広めのコンビニぐらいの大きさの三階建ての建物に入る。
そこはロビーになっており、たくさんの探索者と思われる人が忙しなく動いていた。
「案外平日のこの時間でも人がいるんだな」
探索者は専業が多いからだろうか。
興味深く周りを見渡してみると、探索者免許受験受付と書かれたプレートが置いてあるカウンターを発見。そちらへと向かうことにした。
簡単な説明でも聞けないかな? あとパンフレットがあれば貰っておこう。
ホームページ見れば全部載ってるんだろうけど、なんとなく記念にパンフレットとか欲しくない?
「すみません。探索者免許の試験を受けたいと思っているんですが」
と話しかけると、受付の女性職員は……。
「あっ! もうギリギリですよ! すぐにこちらの用紙に必要事項を記入してください!」
「え? あ、いや……」
違う、今日受験するんじゃなくて説明を……。
「もう本当にギリギリで時間ないんですよ! 早く記入してください! それと書き方でわからないところがあればすぐに聞いて!」
そして「ほんとに時間ないから!」とまくし立てられた。
「ち、違うんですよ! 今日は説明でも聞ければと思って来ただけなんです!」
危ない……押し切られるところだった。
「説明ですか? 試験を受けるのは初めてなんですか?」
「はい。どんな感じなのか簡単な説明が聞ければと思って」
そう答えると、疑わしそうな目でこちらを見てきた。
見た目はそこそこ若く見られる方だが、それでも二〇代後半ぐらいだ。
多くの探索者志望の人は二〇歳前後で受験するみたいだし、オレぐらいの歳で初めて試験を受ける奴は珍しいのかな? と、思ったのだがちょっと違うようだ。
「ん~。少し待っていただければ簡単な説明ぐらいは致しますが……」
「時間ならあるので待ちますが、なにか不味いことでも?」
「いえ。これは個人的なアドバイスなのですが……お聞きになられますか?」
お。ちょっと気の強そうな人っぽいけど、根は親切な人なんだな。
こういう現場の人の意見は貴重だし聞いておこう。
「はい。ぜひ、お願いします」
「では……まず、飛び込みの試験はかなり合格率が低くてですね。普通は何度も何度も受けることになるものなんです。ですので、もしお時間とお金に余裕があるのなら、まずは一度受けてみてはいかがですか? それで一度ダンジョンがどういったものなのかを経験なされた方が説明を聞くよりもずっとためになると思うんです」
「おぉ~なるほど!」
「ただ、筆記試験の方が既に勉強済みで実技試験に望む心の準備が既におありなら、という前提ではあるのですが。いかがでしょうか?」
「筆記の方なら大丈夫です。心の準備も出来ています。ん~どうしようかな……」
突然の提案だが、これは確かに理にかなっているかもしれない。
どうせ今日は暇だし、ダンジョンを活用すれば時間はいくらでも作れる。
お金も探索者として軌道に乗るまで凌げる程度の蓄えもあるし問題ない。
それに探索者にさえなれれば、レベルあげの時にスライムから出た魔石がかなり溜まっているので、その死蔵している魔石を売ることができる。そうすればそこそこ纏まったお金が手に入るはずだ。
「どうされますか? もう本当に時間がありませんが?」
よし! 受けてみるか!
「そうですね。では、受験させてください!」
「(ふふふ……ちょろいわね!)」
「え? なにか言いました?」
「いえいえ! では、こちらの用紙に記入をお願いします! 代金の方は……」
こうしてオレは、予定を早めて探索者免許の試験を受けることになったのだった。
文句を言われないように今月分の仕事を全部終わらせ、そのうえで引き継ぎ用の資料もしっかり用意したので、すんなり受け入れて貰えた。立つ鳥跡を濁さずだ。
同僚からはどこに転職するのかとか色々聞かれたが、ここで探索者を目指しますとか言うと引き止められるか、いい歳して……と陰口叩かれそうなので、最後まで適当に誤魔化しておいた。
そして今日は引っ越しの日。
朝七時には家を出発したので、まだ朝の八時半。
今まで何度か引っ越しを経験しているけど、今回の引っ越しはかなり楽ができる。
家賃が安いから一階の部屋を借りてたんだけど、ベランダの前が駐車場だったおかげで最短距離で軽トラにそのまま載せられそうなのだ。
そのつもりだった。
だから段ボールに荷物詰めたりしたし……。
だけどいざ到着してみると、もっと楽ができることに気付いてしまった。
実はダンジョンのリソースが満タンの時、ゲートの近くに薄っすらとだが魔力が満ちる。そしてその状態だと、ゲートの側限定だがダンジョンの外でもスキルを使えるということを発見したのだ。
そのことは少し前に気付いていたのだが、あまり深くは考えていなかった。
でも、ということは……探索者倉庫を使えば一瞬だよね?
普通はゲートの周りに魔力が満ちるのは、ダンジョンブレイクに繋がる危険な状態ということになるのだが、オレが管理している限りはそのリスクは無視できる。
そもそも今もしダンジョンブレイクしたとしても、出てくるのはレベル上げ用に配置している弱いスライム一〇匹しかいない。
本来なら一番危険なのがフィールドボスなのだが……そのだいふくは、今ベランダでいびきをかいて寝ている。ヘソ天で。
「ほんとにあっという間に終わったな……」
その後、管理会社の人に部屋に問題ないかをチェックしてもらい、鍵を渡して無事退去が完了した。
予定より早く積み込み作業が終わって時間に余裕が出来たので、近くの探索者協会に寄り道することにした。
荷物の積み込みだけでなく、積み下ろしも管理者倉庫を使えば一瞬だからな。予定よりかなり時間に余裕ができたんだ。
だから試験の時に緊張しないように、ちょっとした偵察だ。
探索者協会に行くのは初めてなので楽しみでもある。
ちなみにだいふくはダンジョンの中でお留守番の予定。
一時的にゲートの使用制限をかければ勝手に出てくる心配もないし、ダンジョン内の時間の流れる早さを十分の一にしておけば、だいふくが中で待っている時間はほんの僅かだ。
いや、軽トラダンジョンまじで便利すぎるな。
おっと、浮かれすぎてるとまたやらかすかもしれない。
気を引き締めておこう……。
◆◇◆◇◆◇◆◇
一時間ほどで目的地に到着した。
まだ一〇時にもなっていない。
浅井市にある探索者協会浅井支部だ。
ちなみにだいたいの探索者協会の支部はダンジョンに併設されている。
ん? 逆か? ダンジョンが出来たからそこに探索者協会を作るのか。
まぁそれはどっちでもいいか。
そしてこれが重要なのだが、ここのダンジョンは軽トラダンジョンと同じE級ダンジョンなんだ。
なぜE級でないといけないのか。
それは探索者免許の試験はE級ダンジョン併設の支部でしか行われていないからだ。
駐車場に車を止めてこっそり人目を盗んでダンジョンに入り、だいふくを放牧。念のためにご飯と水を出し、ダンジョンの設定を変更してからすぐに外に出た。
だいふくにはお腹が空いたらご飯を食べるように言ったのだが、秒で食い始めていたのは言うまでもない。
駐車場から出ると、郊外にあるちょっと広めのコンビニぐらいの大きさの三階建ての建物に入る。
そこはロビーになっており、たくさんの探索者と思われる人が忙しなく動いていた。
「案外平日のこの時間でも人がいるんだな」
探索者は専業が多いからだろうか。
興味深く周りを見渡してみると、探索者免許受験受付と書かれたプレートが置いてあるカウンターを発見。そちらへと向かうことにした。
簡単な説明でも聞けないかな? あとパンフレットがあれば貰っておこう。
ホームページ見れば全部載ってるんだろうけど、なんとなく記念にパンフレットとか欲しくない?
「すみません。探索者免許の試験を受けたいと思っているんですが」
と話しかけると、受付の女性職員は……。
「あっ! もうギリギリですよ! すぐにこちらの用紙に必要事項を記入してください!」
「え? あ、いや……」
違う、今日受験するんじゃなくて説明を……。
「もう本当にギリギリで時間ないんですよ! 早く記入してください! それと書き方でわからないところがあればすぐに聞いて!」
そして「ほんとに時間ないから!」とまくし立てられた。
「ち、違うんですよ! 今日は説明でも聞ければと思って来ただけなんです!」
危ない……押し切られるところだった。
「説明ですか? 試験を受けるのは初めてなんですか?」
「はい。どんな感じなのか簡単な説明が聞ければと思って」
そう答えると、疑わしそうな目でこちらを見てきた。
見た目はそこそこ若く見られる方だが、それでも二〇代後半ぐらいだ。
多くの探索者志望の人は二〇歳前後で受験するみたいだし、オレぐらいの歳で初めて試験を受ける奴は珍しいのかな? と、思ったのだがちょっと違うようだ。
「ん~。少し待っていただければ簡単な説明ぐらいは致しますが……」
「時間ならあるので待ちますが、なにか不味いことでも?」
「いえ。これは個人的なアドバイスなのですが……お聞きになられますか?」
お。ちょっと気の強そうな人っぽいけど、根は親切な人なんだな。
こういう現場の人の意見は貴重だし聞いておこう。
「はい。ぜひ、お願いします」
「では……まず、飛び込みの試験はかなり合格率が低くてですね。普通は何度も何度も受けることになるものなんです。ですので、もしお時間とお金に余裕があるのなら、まずは一度受けてみてはいかがですか? それで一度ダンジョンがどういったものなのかを経験なされた方が説明を聞くよりもずっとためになると思うんです」
「おぉ~なるほど!」
「ただ、筆記試験の方が既に勉強済みで実技試験に望む心の準備が既におありなら、という前提ではあるのですが。いかがでしょうか?」
「筆記の方なら大丈夫です。心の準備も出来ています。ん~どうしようかな……」
突然の提案だが、これは確かに理にかなっているかもしれない。
どうせ今日は暇だし、ダンジョンを活用すれば時間はいくらでも作れる。
お金も探索者として軌道に乗るまで凌げる程度の蓄えもあるし問題ない。
それに探索者にさえなれれば、レベルあげの時にスライムから出た魔石がかなり溜まっているので、その死蔵している魔石を売ることができる。そうすればそこそこ纏まったお金が手に入るはずだ。
「どうされますか? もう本当に時間がありませんが?」
よし! 受けてみるか!
「そうですね。では、受験させてください!」
「(ふふふ……ちょろいわね!)」
「え? なにか言いました?」
「いえいえ! では、こちらの用紙に記入をお願いします! 代金の方は……」
こうしてオレは、予定を早めて探索者免許の試験を受けることになったのだった。
212
あなたにおすすめの小説
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
異世界帰りの元勇者、日本に突然ダンジョンが出現したので「俺、バイト辞めますっ!」
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
俺、結城ミサオは異世界帰りの元勇者。
異世界では強大な力を持った魔王を倒しもてはやされていたのに、こっちの世界に戻ったら平凡なコンビニバイト。
せっかく強くなったっていうのにこれじゃ宝の持ち腐れだ。
そう思っていたら突然目の前にダンジョンが現れた。
これは天啓か。
俺は一も二もなくダンジョンへと向かっていくのだった。
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
ブラック企業で心身ボロボロの社畜だった俺が少年の姿で異世界に転生!? ~鑑定スキルと無限収納を駆使して錬金術師として第二の人生を謳歌します~
楠富 つかさ
ファンタジー
ブラック企業で働いていた小坂直人は、ある日、仕事中の過労で意識を失い、気がつくと異世界の森の中で少年の姿になっていた。しかも、【錬金術】という強力なスキルを持っており、物質を分解・合成・強化できる能力を手にしていた。
そんなナオが出会ったのは、森で冒険者として活動する巨乳の美少女・エルフィーナ(エル)。彼女は魔物討伐の依頼をこなしていたが、強敵との戦闘で深手を負ってしまう。
「やばい……これ、動けない……」
怪我人のエルを目の当たりにしたナオは、錬金術で作成していたポーションを与え彼女を助ける。
「す、すごい……ナオのおかげで助かった……!」
異世界で自由気ままに錬金術を駆使するナオと、彼に惚れた美少女冒険者エルとのスローライフ&冒険ファンタジーが今、始まる!
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
【改訂版】槍使いのドラゴンテイマー ~邪竜をテイムしたのでついでに魔王も倒しておこうと思う~
こげ丸
ファンタジー
『偶然テイムしたドラゴンは神をも凌駕する邪竜だった』
公開サイト累計1000万pv突破の人気作が改訂版として全編リニューアル!
書籍化作業なみにすべての文章を見直したうえで大幅加筆。
旧版をお読み頂いた方もぜひ改訂版をお楽しみください!
===あらすじ===
異世界にて前世の記憶を取り戻した主人公は、今まで誰も手にしたことのない【ギフト:竜を従えし者】を授かった。
しかしドラゴンをテイムし従えるのは簡単ではなく、たゆまぬ鍛錬を続けていたにもかかわらず、その命を失いかける。
だが……九死に一生を得たそのすぐあと、偶然が重なり、念願のドラゴンテイマーに!
神をも凌駕する力を持つ最強で最凶のドラゴンに、
双子の猫耳獣人や常識を知らないハイエルフの美幼女。
トラブルメーカーの美少女受付嬢までもが加わって、主人公の波乱万丈の物語が始まる!
※以前公開していた旧版とは一部設定や物語の展開などが異なっておりますので改訂版の続きは更新をお待ち下さい
※改訂版の公開方法、ファンタジーカップのエントリーについては運営様に確認し、問題ないであろう方法で公開しております
※小説家になろう様とカクヨム様でも公開しております
ダンジョン発生から20年。いきなり玄関の前でゴブリンに遭遇してフリーズ中←今ココ
高遠まもる
ファンタジー
カクヨム、なろうにも掲載中。
タイトルまんまの状況から始まる現代ファンタジーです。
ダンジョンが有る状況に慣れてしまった現代社会にある日、異変が……。
本編完結済み。
外伝、後日譚はカクヨムに載せていく予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる