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はじまり
15話 デアド元隊長
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ーテイルズ家ー
「ただいま戻りました!」
「おかえりナート!お疲れ様。」
「ナート!!無事だったか!怪我しなかったか?!」
「大丈夫です。」
「ヨカッタァ!!!!
それで、試験結果はどうだったんだ?」
「3匹の一角ウサギを狩って合格しました!」
「おめでとう!!」
「良くやった!!今日の昼はお祝いだぁ!
何が食べたい?やっぱ男なら肉か?肉だよな!!今最高に美味しい肉狩って来てやるからな!」
「今から昼の肉を?!もう昼の時間ですよ!」
デアドさんは話を聞かず飛び出して行ってしまった…
「ナートごめんね、お腹空いたでしょ?
あの人の事だから1時間もしないで狩ってくると思うけど…果物のペーラがあるけど食べるかい?」
「はい!!僕にとっては果物はご褒美です!
ラウラさんありがとう!!」
ラウラは普段あまり見られないナートの満面の笑顔を見ながら、あの人の想いは報われないね…と同情していた。
……
…
「ご馳走様でした!」
「どうだ!美味かったか?」
「はい!!美味しかったです!
こんなに色々な肉を食べ比べる事が無かったので凄く贅沢でした!」
「そうだろう?色んな魔物の肉の色んな部位を焼いたからな!
余った肉は明日店で出せるから困らないし、こういう食べ方はうちでしか出来ないんだぞ!」
デアドさんは往復の時間も含めて1時間で10頭もの魔物を狩ってきた!
どうやったら1時間足らずで10頭も狩れるんだろう?今度一緒に連れて行ってもらおう。
「そう言えば試験をしている時に、この前うちの店で僕に絡んだり、獣人の方達を店から出せって無理を言ってきたあの雑魚…じゃなくて、イジオタさんと遭遇したんです…」
俺はデアドさんに森でイジオタが魔物を練習台にして死体を放置してた事、ムカつく鳥を狩ろうとして闘いになって気絶させた事、それから先生が警備隊に突きした事を話した。
「拙いな…イジオタの雑魚はナートと会う前に結構な数の魔物を狩っては、放置してったかもしれないな。」
「可能性はあると思います。」
「あの森は普段そんなに強い奴はいない。
だけど、死体を放置したなら話は別だ。他の場所から死体の匂いに惹かれて、強い魔物がやって来るかもしれない…ちょっと傭兵団の所に顔出してくる。」
「僕も行っていいですか?」
「そうだな…まぁ実際見てきたナートが一緒に行くべきか。
…その前にナート…お前に話しておきたい事がある。…お前は獣人の事をどう思ってる?」
「獣人ですか?お客様に獣人の傭兵さん達が沢山居ますけど、獣人以外の方と全く変わらないから、いまいち獣人というのはどういう方達なのかわからないです。
街中で耳とか尻尾が出てる獣人の方を見掛けた時は、可愛いって思いました。」
「可愛いか…まぁ確かにこの街中じゃ獣人の獣の姿になる奴はいないもんな。」
デアドさんはそう言うと、少し気まずそうに俺から目をそらして意を決した様に話し始めた。
「実はなナート、俺は騎士団を辞めさせられたあと傭兵団に入っていたんだ。」
「傭兵団ってことは…」
「そうだ、俺はクマの獣人なんだ。」
「クマの?!(イメージにピッタリだ!)」
「ナートは獣人差別なんてしないって分かってたし、隠すつもりはなかったんだが…お前と家族らしくなってきたと思うほど、獣人の親なんて嫌だと思われたら…って考えたら怖くなっちまってよ。」
「私はこの人にナートはそんな子じゃないから大丈夫だって言ってたんだけどね。」
「デアドさん。僕は獣人がどんな人達か詳しくはわからないけど、デアドさんが何者でも僕にとってはもう大事な父親ですし、ラウラさんも大事な母親です!
僕なんて何処から来たかもわからないし、獣人よりよっぽど得体が知れないですよ?」
デアドさんが意を決して話してくれたから、俺も異世界から来たと言うべきか…でもこの世界が異世界についてどう考えているか分からない…と言うか調べてもいなかったな…今はまだ言うのは止めておこう。
あと異世界について先生にそれとなく聞いてみよう。
「ナートがそう言ってくれて…グスッ…ずごぐっ!う"れじぃ~!!」
「ハッハッハッ!あんた随分涙もろくなったね!
ナート、お前さんがそんな風に想ってくれてたなんて私も嬉しいよ!!ありがとう。
ほらっ、あんた!何時までも泣いてないで、傭兵団に行かなきゃいけないんでしょ!顔洗って来な!」
……
…
傭兵団の建物は街の外れにあった。2階建ての石造りの頑丈そうな建物で、昔見た旧日本銀行の様なイメージだ。中に入ると天井が異様に高く、広々とした受付だった。
「こんにちは!デアド隊長!」
「おう!邪魔するぞ。でも、もう隊長じゃないから、そう呼ぶな。
辞めてもう何年も経ってるのに、皆なんでそう呼ぶんだよ。」
「全隊長がそう呼んでいらっしゃるからじゃないですか?」
「隊長達かっ!」
「ところで訓練に参加するだけだったら、いつもそのまま訓練場に行くのに珍しいですね?
何かご用ですか?」
「上の奴誰でもいいから居ないか?カンポスの奥の森の事で話があるんだ。」
「わかりました!今確認してきます。」
「デアドさんって昔隊長だったんですか?!」
「あぁ、一応1番隊隊長だった。」
「1番隊って隊長の中でも凄いんじゃ?!」
「まぁな。頭は使うの苦手だが、強かったから。
今の1番隊隊長はゴーラって言って、俺が隊長だった頃の副隊長だ。俺と違って頭もいいから頼りになる。」
「お待たせしました。ジア隊長がお会いになれます。3番隊隊長室へどうぞ。」
「あぁ、ありがとう。手間掛けたな。」
ジア隊長ってまさか…
少し歩くと練習場に面した廊下に出た。練習場では何人かの獣人達が練習試合をしている。背の高い大きな獣姿のホッキョクグマの獣人とドラゴンの獣人が大きな武器を振り回し闘っていた。
そうかと思えば、背の小さめな猫の獣人とイタチの獣人が可愛らしい姿に似合わず凄いスピードと威力で闘っている。
街中ではあんなに獣姿は見なかったのに、ここでは皆獣の姿だった。
「ナート、獣人の獣の姿を初めて見たんだよな?
…どうだ?怖いか?大丈夫か?」
「大丈夫です。というかカッコイイです!
今度デアドさんの獣姿も見せてください!」
「なんか改めて見たいって言われると恥ずかしいな。」
「それと今度の狩りは僕も行きたいです!」
「あぁわかった!そん時にな!」
訓練を見ながら歩いていると3番隊隊長室に辿りついた。
トントン…
「俺だ。デアドだ。」
「デアド隊長!いらっしゃい、どうぞ!!
ナート?!ナートも来てたのか!
ちょ、ちょっと待ってろナート、デアドさん!ちょっと!
(デアド隊長、獣人だって言ったんですか?)」
「あぁ、今日言った。
そうそう、ナートがなんて言ったと思う?どんなデアドさんでも僕にとってはもう大事な父親ですだって!あーやべっ、また涙が出そう。」
「はぁ…あんなに周りに煩く徹底して黙らせてたのに、心配して損しましたよ。
だから皆が大丈夫だって言ってたじゃないですか?ナートを信用しなさすぎです。」
「悪かったよ…」
「あ、あの僕何時まで待ってればいいですか?」
「あー悪ぃ!ナート、いらっしゃい!」
「こんにちは、ジアさん!
ジアさんって隊長だったんですね!知らなかったです!ノイテさんといつも一緒にいるって事は、ノイテさんは副隊長とかですか?」
「正解♪僕は3番隊副隊長だよ。
いらっしゃいナートくん。」
「ノイテさん!こんにちは、お邪魔してます。」
「デアド隊長こんにちは。
ここに居るって事は、ナートくんに遂に言ったんですね。態度からすると、僕たちの予想通り平気だったみたいですね。」
「あぁ、皆にはすまなかったよ。」
「いいですよ。好きな人に嫌われるんじゃないかって不安はわかりますから。
まぁ、取りあえず掛けてください。」
「それでデアド隊長、今日はわざわざどうしたんですか?」
「実はな、今日ナートがカンポスの奥の森で…… …。」
俺たちはイジオタのした事を話し、もしかしたら強い魔物が来るかもしれない話をした。
「なるほど、では何人かカンポスの森に様子を見に行かせましょう。
あと警備隊の方にも連絡して、イジオタに魔物達をどうしたか確認して貰います。」
これでこの件は終わったと思てっいたが、その日の夜テイルズ家にジアさんが来て雲行きが変わったのだった。
「ただいま戻りました!」
「おかえりナート!お疲れ様。」
「ナート!!無事だったか!怪我しなかったか?!」
「大丈夫です。」
「ヨカッタァ!!!!
それで、試験結果はどうだったんだ?」
「3匹の一角ウサギを狩って合格しました!」
「おめでとう!!」
「良くやった!!今日の昼はお祝いだぁ!
何が食べたい?やっぱ男なら肉か?肉だよな!!今最高に美味しい肉狩って来てやるからな!」
「今から昼の肉を?!もう昼の時間ですよ!」
デアドさんは話を聞かず飛び出して行ってしまった…
「ナートごめんね、お腹空いたでしょ?
あの人の事だから1時間もしないで狩ってくると思うけど…果物のペーラがあるけど食べるかい?」
「はい!!僕にとっては果物はご褒美です!
ラウラさんありがとう!!」
ラウラは普段あまり見られないナートの満面の笑顔を見ながら、あの人の想いは報われないね…と同情していた。
……
…
「ご馳走様でした!」
「どうだ!美味かったか?」
「はい!!美味しかったです!
こんなに色々な肉を食べ比べる事が無かったので凄く贅沢でした!」
「そうだろう?色んな魔物の肉の色んな部位を焼いたからな!
余った肉は明日店で出せるから困らないし、こういう食べ方はうちでしか出来ないんだぞ!」
デアドさんは往復の時間も含めて1時間で10頭もの魔物を狩ってきた!
どうやったら1時間足らずで10頭も狩れるんだろう?今度一緒に連れて行ってもらおう。
「そう言えば試験をしている時に、この前うちの店で僕に絡んだり、獣人の方達を店から出せって無理を言ってきたあの雑魚…じゃなくて、イジオタさんと遭遇したんです…」
俺はデアドさんに森でイジオタが魔物を練習台にして死体を放置してた事、ムカつく鳥を狩ろうとして闘いになって気絶させた事、それから先生が警備隊に突きした事を話した。
「拙いな…イジオタの雑魚はナートと会う前に結構な数の魔物を狩っては、放置してったかもしれないな。」
「可能性はあると思います。」
「あの森は普段そんなに強い奴はいない。
だけど、死体を放置したなら話は別だ。他の場所から死体の匂いに惹かれて、強い魔物がやって来るかもしれない…ちょっと傭兵団の所に顔出してくる。」
「僕も行っていいですか?」
「そうだな…まぁ実際見てきたナートが一緒に行くべきか。
…その前にナート…お前に話しておきたい事がある。…お前は獣人の事をどう思ってる?」
「獣人ですか?お客様に獣人の傭兵さん達が沢山居ますけど、獣人以外の方と全く変わらないから、いまいち獣人というのはどういう方達なのかわからないです。
街中で耳とか尻尾が出てる獣人の方を見掛けた時は、可愛いって思いました。」
「可愛いか…まぁ確かにこの街中じゃ獣人の獣の姿になる奴はいないもんな。」
デアドさんはそう言うと、少し気まずそうに俺から目をそらして意を決した様に話し始めた。
「実はなナート、俺は騎士団を辞めさせられたあと傭兵団に入っていたんだ。」
「傭兵団ってことは…」
「そうだ、俺はクマの獣人なんだ。」
「クマの?!(イメージにピッタリだ!)」
「ナートは獣人差別なんてしないって分かってたし、隠すつもりはなかったんだが…お前と家族らしくなってきたと思うほど、獣人の親なんて嫌だと思われたら…って考えたら怖くなっちまってよ。」
「私はこの人にナートはそんな子じゃないから大丈夫だって言ってたんだけどね。」
「デアドさん。僕は獣人がどんな人達か詳しくはわからないけど、デアドさんが何者でも僕にとってはもう大事な父親ですし、ラウラさんも大事な母親です!
僕なんて何処から来たかもわからないし、獣人よりよっぽど得体が知れないですよ?」
デアドさんが意を決して話してくれたから、俺も異世界から来たと言うべきか…でもこの世界が異世界についてどう考えているか分からない…と言うか調べてもいなかったな…今はまだ言うのは止めておこう。
あと異世界について先生にそれとなく聞いてみよう。
「ナートがそう言ってくれて…グスッ…ずごぐっ!う"れじぃ~!!」
「ハッハッハッ!あんた随分涙もろくなったね!
ナート、お前さんがそんな風に想ってくれてたなんて私も嬉しいよ!!ありがとう。
ほらっ、あんた!何時までも泣いてないで、傭兵団に行かなきゃいけないんでしょ!顔洗って来な!」
……
…
傭兵団の建物は街の外れにあった。2階建ての石造りの頑丈そうな建物で、昔見た旧日本銀行の様なイメージだ。中に入ると天井が異様に高く、広々とした受付だった。
「こんにちは!デアド隊長!」
「おう!邪魔するぞ。でも、もう隊長じゃないから、そう呼ぶな。
辞めてもう何年も経ってるのに、皆なんでそう呼ぶんだよ。」
「全隊長がそう呼んでいらっしゃるからじゃないですか?」
「隊長達かっ!」
「ところで訓練に参加するだけだったら、いつもそのまま訓練場に行くのに珍しいですね?
何かご用ですか?」
「上の奴誰でもいいから居ないか?カンポスの奥の森の事で話があるんだ。」
「わかりました!今確認してきます。」
「デアドさんって昔隊長だったんですか?!」
「あぁ、一応1番隊隊長だった。」
「1番隊って隊長の中でも凄いんじゃ?!」
「まぁな。頭は使うの苦手だが、強かったから。
今の1番隊隊長はゴーラって言って、俺が隊長だった頃の副隊長だ。俺と違って頭もいいから頼りになる。」
「お待たせしました。ジア隊長がお会いになれます。3番隊隊長室へどうぞ。」
「あぁ、ありがとう。手間掛けたな。」
ジア隊長ってまさか…
少し歩くと練習場に面した廊下に出た。練習場では何人かの獣人達が練習試合をしている。背の高い大きな獣姿のホッキョクグマの獣人とドラゴンの獣人が大きな武器を振り回し闘っていた。
そうかと思えば、背の小さめな猫の獣人とイタチの獣人が可愛らしい姿に似合わず凄いスピードと威力で闘っている。
街中ではあんなに獣姿は見なかったのに、ここでは皆獣の姿だった。
「ナート、獣人の獣の姿を初めて見たんだよな?
…どうだ?怖いか?大丈夫か?」
「大丈夫です。というかカッコイイです!
今度デアドさんの獣姿も見せてください!」
「なんか改めて見たいって言われると恥ずかしいな。」
「それと今度の狩りは僕も行きたいです!」
「あぁわかった!そん時にな!」
訓練を見ながら歩いていると3番隊隊長室に辿りついた。
トントン…
「俺だ。デアドだ。」
「デアド隊長!いらっしゃい、どうぞ!!
ナート?!ナートも来てたのか!
ちょ、ちょっと待ってろナート、デアドさん!ちょっと!
(デアド隊長、獣人だって言ったんですか?)」
「あぁ、今日言った。
そうそう、ナートがなんて言ったと思う?どんなデアドさんでも僕にとってはもう大事な父親ですだって!あーやべっ、また涙が出そう。」
「はぁ…あんなに周りに煩く徹底して黙らせてたのに、心配して損しましたよ。
だから皆が大丈夫だって言ってたじゃないですか?ナートを信用しなさすぎです。」
「悪かったよ…」
「あ、あの僕何時まで待ってればいいですか?」
「あー悪ぃ!ナート、いらっしゃい!」
「こんにちは、ジアさん!
ジアさんって隊長だったんですね!知らなかったです!ノイテさんといつも一緒にいるって事は、ノイテさんは副隊長とかですか?」
「正解♪僕は3番隊副隊長だよ。
いらっしゃいナートくん。」
「ノイテさん!こんにちは、お邪魔してます。」
「デアド隊長こんにちは。
ここに居るって事は、ナートくんに遂に言ったんですね。態度からすると、僕たちの予想通り平気だったみたいですね。」
「あぁ、皆にはすまなかったよ。」
「いいですよ。好きな人に嫌われるんじゃないかって不安はわかりますから。
まぁ、取りあえず掛けてください。」
「それでデアド隊長、今日はわざわざどうしたんですか?」
「実はな、今日ナートがカンポスの奥の森で…… …。」
俺たちはイジオタのした事を話し、もしかしたら強い魔物が来るかもしれない話をした。
「なるほど、では何人かカンポスの森に様子を見に行かせましょう。
あと警備隊の方にも連絡して、イジオタに魔物達をどうしたか確認して貰います。」
これでこの件は終わったと思てっいたが、その日の夜テイルズ家にジアさんが来て雲行きが変わったのだった。
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