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日常編
13 変態お仕置き
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クエストの帰りの途中に泉があった。ヒビキはさっそく裸になって、湧き出した清水の中に身体を浸す。
「も~う、ヒビキったら、こんな所で素っ裸になっちゃって……♡」
ヒビキの裸体に見とれながら僕は言った。
「ハハハ……良かったら、ミライも入ったらどうだ? とっても気持ちいいぜ」
僕は黙って小さくうなずき、おもむろに服を脱ぎ捨て、素っ裸になる。
ヒビキは僕の裸を凝視してくる。
そんなヒビキの視線をよそに僕は流れに飛び込んでゆく。
「本当だ、とっても気持ちいい♡ 実は今日戦ったモンスターの体液でベタベタしてて嫌だったんだよね」
まわりになんの遠慮もなしに、僕は肢体を水に浮かべた。
「……ウホホッ、今日の仕事の疲れをミライの身体で癒してもらおうか~♡」
「ちょっと、ヒビキ! ボクのミライに手を出さないでよね! 前回、お菓子屋で働いた時もミライにエッチなことしてたの知ってるんだからッ! 仕事が忙しくなければ、コテンパンにしてやったのに……」
「ミント、お前まだいたのか? てっきり、お菓子屋に就職したもんだとばかり思ってたぞ」
「ヒビキの近くにミライを置いとくと何されるか分かんないからね。ボクがしっかり監視しないと♡ ほら、ボクのミライを見ただけでこんなにも勃起させちゃって……いけない人だな~♡」
「うッ、そ、それは……」
「このままだとミライが危ないから、ボクが少しおとなしくさせてあげるよ」
言いながらミントがヒビキの股間をまさぐる。
「おい、ミントッ! 何しやがる⁉︎」
「ボクがミライに代わって、お仕置きしてやるから♡」
ヒビキは焦って出ようとするが、ミントに捕まってしまった。
ミントは水に入り、右手でヒビキのペニスと陰嚢をしこしこしごき始める。
ヒビキにとっては、なんとも心地よすぎる責め苦だ。
「うわああッ!」
「おや、もう出しちゃったの? まだまだ若いね。でも、これからだよ。ヒビキなんか、こうしちゃうから♡」
ペニスを手の中で包み込みながら、ミントの唇がヒビキの亀頭を咥える。何度か口の奥までペニスを呑み込んだ後、カリ首のまわりにねっとりと舌を絡める。かと思うと、太幹を横に咥えて甘く嚙み、ちゅっと吸いこんだりした。
絶妙のテクニックに耐えかねたペニスは、たちまち白いスペルマの放出を許してしまう。
「お、おい……ミント、これじゃ俺が犯されてるみたいじゃねえか……」
「よく分かったね。そう、これはお仕置! ヒビキがいやらしいからいけないんだよ。当分立てないようにしちゃうから」
なおもミントの責めは続く。
「うおッ! お、おい、ミント。もうかんべんしてくれ~、ミライが見てる!」
一方、僕はヒビキとミライの行為を、きょとんとした表情で見ている。
ミントは可愛いらしく、くすくす笑った。
「いいよ、もう許してあげる」
ミントはそう言うと、岸辺にあがり、座っているヒビキの股間に口を寄せ、音をたててペニスと袋を激しくしゃぶりまわした。巧妙な舌使いで、放出したばかりのペニスはたちまち勃起してしまう。
「これだから油断できないんだよ。あれだけしたのに、もうこんなに元気なの?」
ミントはヒビキにまたがり、硬く勃起したペニスをアナルにあてがって、ゆっくりと腰を落としていく。
肛門にペニスが呑みこまれると、じゅぶっといやらしい音がもれた。そして、いきり立った先端がミントの奥に触れたとたん、華奢な身体が小刻みに震え始めた。
「あッ、あはああんッ!」
ヒビキは夢中で腰を突きあげる。もう他のことなど目に映らなくなっていた。
ーーー
「ミライ、ちょっとここで待っててくれ」
「うん、ヒビキたちはどこへ行くの?」
「ミライにプレゼントしたいものがあってな。妖精の道を通って、ちょっくら行ってくるから楽しみに待っててくれ♡」
ヒビキとミントの姿が音もなく木の幹の中に消える。
僕は驚いて駆け寄り、幹に手を当ててみた。が、何も起こらない。
「いつ見ても不思議だなぁ、あの2人は……」
ひとりになった僕は草の上に座り込んで、ポツリとつぶやいた。
どれくらい経ったのだろう。
ヒビキの呼ぶ声が聞こえる。
「ミラ~イッ!」
「おかえり! どこへ行ってたの?……それは何ッ⁉︎」
僕は弾けるように飛び出していく。ヒビキは人の背丈より少し高いぐらいの大きな馬……というには巨大すぎる生物の上にまたがっていた。
荒っぽい突起のある、硬い鎧のような白い肌、力強い二本の後脚、迫力のある前脚には鋭い鉤爪があり、胸の前で爪を研いでいる。
それは馬と呼ぶには、あまりに強く大きく荒々しい。しかしモンスターと呼ぶには、燃える瞳に知性豊かな輝きがありすぎた。
「ああ、『終焉の馬』だ。モンスターの中でも優れた知性と強い生命力、並外れた戦闘力を持ってるんだぜ。伝説では、かつてこの世界を混沌に陥れた悪魔の使いだと言われているらしい。かっこいいだろ?」
ここへ座れ、とヒビキがポンポンと背中に置いたクッションを叩く。
「ホント、素敵な生き物だね。どうしたの、この子?」
「こいつらを育ててる牧場があってな。この子はまだ子供なんだが、足の骨を折って屠殺されるところだったんだ。そんで治癒魔法で治してあげたってわけ」
「なるほど、そうだったんだ。それで譲ってもらった訳ね」
「いや、盗んできたんだ」
「ええッ?」
「大丈夫さ。こいつだって、自分を殺そうとした連中といるより俺たちと一緒の方がいいに決まってる。それにコイツとは何か運命を感じるんだよな」
「ふ~ん。それにしても、この子、ホントにヒビキのことが好きみたい♡ 名前は、なんていうの?」
「そうだな。瞳がキレイな緋色だから『スカーレット』にしよう。よろしくな、スカーレット」
ヒビキに肌を撫でられ、スカーレットはうしれしそうにごろごろと喉を鳴らした。
「も~う、ヒビキったら、こんな所で素っ裸になっちゃって……♡」
ヒビキの裸体に見とれながら僕は言った。
「ハハハ……良かったら、ミライも入ったらどうだ? とっても気持ちいいぜ」
僕は黙って小さくうなずき、おもむろに服を脱ぎ捨て、素っ裸になる。
ヒビキは僕の裸を凝視してくる。
そんなヒビキの視線をよそに僕は流れに飛び込んでゆく。
「本当だ、とっても気持ちいい♡ 実は今日戦ったモンスターの体液でベタベタしてて嫌だったんだよね」
まわりになんの遠慮もなしに、僕は肢体を水に浮かべた。
「……ウホホッ、今日の仕事の疲れをミライの身体で癒してもらおうか~♡」
「ちょっと、ヒビキ! ボクのミライに手を出さないでよね! 前回、お菓子屋で働いた時もミライにエッチなことしてたの知ってるんだからッ! 仕事が忙しくなければ、コテンパンにしてやったのに……」
「ミント、お前まだいたのか? てっきり、お菓子屋に就職したもんだとばかり思ってたぞ」
「ヒビキの近くにミライを置いとくと何されるか分かんないからね。ボクがしっかり監視しないと♡ ほら、ボクのミライを見ただけでこんなにも勃起させちゃって……いけない人だな~♡」
「うッ、そ、それは……」
「このままだとミライが危ないから、ボクが少しおとなしくさせてあげるよ」
言いながらミントがヒビキの股間をまさぐる。
「おい、ミントッ! 何しやがる⁉︎」
「ボクがミライに代わって、お仕置きしてやるから♡」
ヒビキは焦って出ようとするが、ミントに捕まってしまった。
ミントは水に入り、右手でヒビキのペニスと陰嚢をしこしこしごき始める。
ヒビキにとっては、なんとも心地よすぎる責め苦だ。
「うわああッ!」
「おや、もう出しちゃったの? まだまだ若いね。でも、これからだよ。ヒビキなんか、こうしちゃうから♡」
ペニスを手の中で包み込みながら、ミントの唇がヒビキの亀頭を咥える。何度か口の奥までペニスを呑み込んだ後、カリ首のまわりにねっとりと舌を絡める。かと思うと、太幹を横に咥えて甘く嚙み、ちゅっと吸いこんだりした。
絶妙のテクニックに耐えかねたペニスは、たちまち白いスペルマの放出を許してしまう。
「お、おい……ミント、これじゃ俺が犯されてるみたいじゃねえか……」
「よく分かったね。そう、これはお仕置! ヒビキがいやらしいからいけないんだよ。当分立てないようにしちゃうから」
なおもミントの責めは続く。
「うおッ! お、おい、ミント。もうかんべんしてくれ~、ミライが見てる!」
一方、僕はヒビキとミライの行為を、きょとんとした表情で見ている。
ミントは可愛いらしく、くすくす笑った。
「いいよ、もう許してあげる」
ミントはそう言うと、岸辺にあがり、座っているヒビキの股間に口を寄せ、音をたててペニスと袋を激しくしゃぶりまわした。巧妙な舌使いで、放出したばかりのペニスはたちまち勃起してしまう。
「これだから油断できないんだよ。あれだけしたのに、もうこんなに元気なの?」
ミントはヒビキにまたがり、硬く勃起したペニスをアナルにあてがって、ゆっくりと腰を落としていく。
肛門にペニスが呑みこまれると、じゅぶっといやらしい音がもれた。そして、いきり立った先端がミントの奥に触れたとたん、華奢な身体が小刻みに震え始めた。
「あッ、あはああんッ!」
ヒビキは夢中で腰を突きあげる。もう他のことなど目に映らなくなっていた。
ーーー
「ミライ、ちょっとここで待っててくれ」
「うん、ヒビキたちはどこへ行くの?」
「ミライにプレゼントしたいものがあってな。妖精の道を通って、ちょっくら行ってくるから楽しみに待っててくれ♡」
ヒビキとミントの姿が音もなく木の幹の中に消える。
僕は驚いて駆け寄り、幹に手を当ててみた。が、何も起こらない。
「いつ見ても不思議だなぁ、あの2人は……」
ひとりになった僕は草の上に座り込んで、ポツリとつぶやいた。
どれくらい経ったのだろう。
ヒビキの呼ぶ声が聞こえる。
「ミラ~イッ!」
「おかえり! どこへ行ってたの?……それは何ッ⁉︎」
僕は弾けるように飛び出していく。ヒビキは人の背丈より少し高いぐらいの大きな馬……というには巨大すぎる生物の上にまたがっていた。
荒っぽい突起のある、硬い鎧のような白い肌、力強い二本の後脚、迫力のある前脚には鋭い鉤爪があり、胸の前で爪を研いでいる。
それは馬と呼ぶには、あまりに強く大きく荒々しい。しかしモンスターと呼ぶには、燃える瞳に知性豊かな輝きがありすぎた。
「ああ、『終焉の馬』だ。モンスターの中でも優れた知性と強い生命力、並外れた戦闘力を持ってるんだぜ。伝説では、かつてこの世界を混沌に陥れた悪魔の使いだと言われているらしい。かっこいいだろ?」
ここへ座れ、とヒビキがポンポンと背中に置いたクッションを叩く。
「ホント、素敵な生き物だね。どうしたの、この子?」
「こいつらを育ててる牧場があってな。この子はまだ子供なんだが、足の骨を折って屠殺されるところだったんだ。そんで治癒魔法で治してあげたってわけ」
「なるほど、そうだったんだ。それで譲ってもらった訳ね」
「いや、盗んできたんだ」
「ええッ?」
「大丈夫さ。こいつだって、自分を殺そうとした連中といるより俺たちと一緒の方がいいに決まってる。それにコイツとは何か運命を感じるんだよな」
「ふ~ん。それにしても、この子、ホントにヒビキのことが好きみたい♡ 名前は、なんていうの?」
「そうだな。瞳がキレイな緋色だから『スカーレット』にしよう。よろしくな、スカーレット」
ヒビキに肌を撫でられ、スカーレットはうしれしそうにごろごろと喉を鳴らした。
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