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14話:心配な妹、禁断の覚醒
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マリナさんとの一件から数日。私の心はサオリへの愛情とマリナさんへの罪悪感、そして日に日に増していく自身の欲望との間で、危ういバランスを取りながら揺れ動いていた。昼間はサオリや友人たちとの時間で気を紛らわすことができる。でも夜が来て一人でベッドに入ると、様々な感情が渦を巻いて私を眠らせてはくれなかった。
「はぁ…」
どうしてこんなことになってしまったのだろう。普通の女子高生として普通に恋をして普通に生きていきたかっただけなのに。
コン、コン。
不意に部屋のドアが控えめにノックされた。
「ナギサお姉ちゃん? 起きてる?」
声の主は妹のアカリだった。
「どうしたの、アカリ。こんな時間に」
「ううん…。なんだか、お姉ちゃん、最近元気ないみたいだから。心配で…。あのね、今日、一緒に寝てもいい?」
甘えるような、少しだけ不安そうな声。無邪気な妹の優しさが孤独だった私の心にじんわりと染み渡った。
「…うん。いいよ」
本当は断るべきだったのかもしれない。この体がいつ暴走するとも限らないのだから。でも私は、その時の私は、確かに人肌が恋しかったのだ。
「やったぁ!」
アカリは嬉しそうに声を上げるとぱたぱたと部屋に入ってきて、私のベッドにもぐり込んできた。そしてぎゅっと私の背中に抱きついてくる。
「お姉ちゃんの匂い、落ち着くなぁ」
アカリの温かい体温。柔らかい体。シャンプーの甘い香り。すぐ後ろで聞こえるすぅすぅという安らかな寝息。それは家族だからこその無防備で絶対的な信頼の証。
その、はずだった。
「…っ!」
アカリの体がぴったりと密着している。その温もりが私の体の奥底で眠っていた醜い獣を揺り起こした。背中に触れるアカリの小さな胸の膨らみ。その感触を意識してしまった瞬間、私の体はまたしても裏切りの熱を帯び始めた。
まずい。まずいまずいまずい。相手はアカリだ。血の繋がりはないとはいえ、ずっと本当の妹として慈しんできた大切な、大切な家族。そんな相手に欲情するなんて。人として終わっている。
私はゆっくりと体を動かし、アカリから距離を取ろうとした。でもその動きに気づいたアカリが寝ぼけながらさらに強く抱きついてくる。
「ん…、おねぇちゃん…、どこ、いくの…?」
「い、いや…、なんでも…」
もうダメだった。アカリの体温が完全に私の理性を焼き切った。下腹部がきゅううっと疼き、熱い蜜がじわりと溢れ出すのを感じる。どうしよう。どうしよう。心の中で助けを求めても、この体を鎮める術を私は知らない。
「お姉ちゃん、体、熱いよ? 大丈夫…?」
私の異変に気づいたアカリが心配そうに体を起こした。そして私の背中を、優しく、ゆっくりと撫で始めた。
「辛いの…?アカリが、なでなでしてあげるね…」
その無垢な優しさが引き金だった。
私はまるで何かに突き動かされるようにくるりと体を反転させ、目の前にいるアカリに衝動のままに抱きついた。
「お、お姉ちゃん!?」
驚くアカリを無視して私は彼女の胸元に顔をうずめた。そして薄いパジャマの上からその小さな膨らみに、まるで赤ん坊のように、しゃぶりついた。
「ん…っ、んん…っ!」
慰めてほしい。安心したい。このどうしようもない苦しみから解放されたい。その一心だった。口の中に広がる柔らかくて甘い感触。アカリ自身の清らかな香り。
「な、ナギサお姉ちゃん…っ!?」
アカリの体が驚きにびくりと硬直した。当然だ。気味悪がられて突き飛ばされても仕方がない。そう覚悟した。
しかしアカリは私を拒絶しなかった。
しばらくして私の頭の上に彼女の小さな手がそっと置かれた。そして、まるで壊れ物を扱うかのように、優しく、優しく、私の髪を撫で始めた。
「…そっか。お姉ちゃん、こんなに、辛かったんだね」
その声は震えていたけれど、不思議なほどの包容力に満ちていた。
「いいよ、お姉ちゃん。アカリでよかったら、いくらでも、甘えていいからね」
その言葉を聞いた瞬間、私の涙腺は完全に壊れてしまった。
「あかりぃ…っ、ごめん、なさい…っ、ごめ、なさ…っ」
「謝らなくていいの。ナギサお姉ちゃんの辛いところ、アカリが全部食べてあげる」
アカリはそう言うと私の体を優しく抱きしめ返してくれた。そして私の額に、頬に、何度も、何度も、優しいキスを落としてくれる。
私は泣きじゃくりながらそれでもアカリの胸を求め続けた。パジャマのボタンを外し、露わになったその場所に再び吸い付く。今度はもっと直接的に。舌でその先端をなぞり、ついばむ。
「ひゃぅ…っ!お、おねぇ、ちゃ…」
アカリの体も正直に反応する。その反応が私の欲望をさらに刺激した。でもそれはサオリやマリナさんに対するものとはまったく違っていた。もっと、甘えたくて、安心したくて、すべてを委ねてしまいたいという依存にも似た感情。
アカリの母性にも似た愛情に包まれながら、私の体は、ゆっくりと、しかし確実に、快感の頂点へと導かれていく。
「お姉ちゃん、苦しいね…。大丈夫、大丈夫だよ…」
アカリの優しい声が子守唄のように聞こえる。その声に導かれるように、私の体は、大きく、大きく、痙攣した。
「あ…ぁああああーーーーーっっ!!!」
それは今までで一番穏やかで、そしてどうしようもなく背徳的な絶頂だった。解放感と共に私は深い、深い眠りへと落ちていくような感覚に包まれた。体の力が抜け、これまでにないほどの安らかな気持ちになる。
「…これで、楽になった?」
朦朧とする意識の中、アカリの優しい声が聞こえた。
その時だった。
ギィ…と部屋のドアがほんのわずかに開く音がした。
その隙間から私たちの姿を息を呑んで見つめている姉のヒカリの姿があることを、その時の私は知る由もなかった。
「はぁ…」
どうしてこんなことになってしまったのだろう。普通の女子高生として普通に恋をして普通に生きていきたかっただけなのに。
コン、コン。
不意に部屋のドアが控えめにノックされた。
「ナギサお姉ちゃん? 起きてる?」
声の主は妹のアカリだった。
「どうしたの、アカリ。こんな時間に」
「ううん…。なんだか、お姉ちゃん、最近元気ないみたいだから。心配で…。あのね、今日、一緒に寝てもいい?」
甘えるような、少しだけ不安そうな声。無邪気な妹の優しさが孤独だった私の心にじんわりと染み渡った。
「…うん。いいよ」
本当は断るべきだったのかもしれない。この体がいつ暴走するとも限らないのだから。でも私は、その時の私は、確かに人肌が恋しかったのだ。
「やったぁ!」
アカリは嬉しそうに声を上げるとぱたぱたと部屋に入ってきて、私のベッドにもぐり込んできた。そしてぎゅっと私の背中に抱きついてくる。
「お姉ちゃんの匂い、落ち着くなぁ」
アカリの温かい体温。柔らかい体。シャンプーの甘い香り。すぐ後ろで聞こえるすぅすぅという安らかな寝息。それは家族だからこその無防備で絶対的な信頼の証。
その、はずだった。
「…っ!」
アカリの体がぴったりと密着している。その温もりが私の体の奥底で眠っていた醜い獣を揺り起こした。背中に触れるアカリの小さな胸の膨らみ。その感触を意識してしまった瞬間、私の体はまたしても裏切りの熱を帯び始めた。
まずい。まずいまずいまずい。相手はアカリだ。血の繋がりはないとはいえ、ずっと本当の妹として慈しんできた大切な、大切な家族。そんな相手に欲情するなんて。人として終わっている。
私はゆっくりと体を動かし、アカリから距離を取ろうとした。でもその動きに気づいたアカリが寝ぼけながらさらに強く抱きついてくる。
「ん…、おねぇちゃん…、どこ、いくの…?」
「い、いや…、なんでも…」
もうダメだった。アカリの体温が完全に私の理性を焼き切った。下腹部がきゅううっと疼き、熱い蜜がじわりと溢れ出すのを感じる。どうしよう。どうしよう。心の中で助けを求めても、この体を鎮める術を私は知らない。
「お姉ちゃん、体、熱いよ? 大丈夫…?」
私の異変に気づいたアカリが心配そうに体を起こした。そして私の背中を、優しく、ゆっくりと撫で始めた。
「辛いの…?アカリが、なでなでしてあげるね…」
その無垢な優しさが引き金だった。
私はまるで何かに突き動かされるようにくるりと体を反転させ、目の前にいるアカリに衝動のままに抱きついた。
「お、お姉ちゃん!?」
驚くアカリを無視して私は彼女の胸元に顔をうずめた。そして薄いパジャマの上からその小さな膨らみに、まるで赤ん坊のように、しゃぶりついた。
「ん…っ、んん…っ!」
慰めてほしい。安心したい。このどうしようもない苦しみから解放されたい。その一心だった。口の中に広がる柔らかくて甘い感触。アカリ自身の清らかな香り。
「な、ナギサお姉ちゃん…っ!?」
アカリの体が驚きにびくりと硬直した。当然だ。気味悪がられて突き飛ばされても仕方がない。そう覚悟した。
しかしアカリは私を拒絶しなかった。
しばらくして私の頭の上に彼女の小さな手がそっと置かれた。そして、まるで壊れ物を扱うかのように、優しく、優しく、私の髪を撫で始めた。
「…そっか。お姉ちゃん、こんなに、辛かったんだね」
その声は震えていたけれど、不思議なほどの包容力に満ちていた。
「いいよ、お姉ちゃん。アカリでよかったら、いくらでも、甘えていいからね」
その言葉を聞いた瞬間、私の涙腺は完全に壊れてしまった。
「あかりぃ…っ、ごめん、なさい…っ、ごめ、なさ…っ」
「謝らなくていいの。ナギサお姉ちゃんの辛いところ、アカリが全部食べてあげる」
アカリはそう言うと私の体を優しく抱きしめ返してくれた。そして私の額に、頬に、何度も、何度も、優しいキスを落としてくれる。
私は泣きじゃくりながらそれでもアカリの胸を求め続けた。パジャマのボタンを外し、露わになったその場所に再び吸い付く。今度はもっと直接的に。舌でその先端をなぞり、ついばむ。
「ひゃぅ…っ!お、おねぇ、ちゃ…」
アカリの体も正直に反応する。その反応が私の欲望をさらに刺激した。でもそれはサオリやマリナさんに対するものとはまったく違っていた。もっと、甘えたくて、安心したくて、すべてを委ねてしまいたいという依存にも似た感情。
アカリの母性にも似た愛情に包まれながら、私の体は、ゆっくりと、しかし確実に、快感の頂点へと導かれていく。
「お姉ちゃん、苦しいね…。大丈夫、大丈夫だよ…」
アカリの優しい声が子守唄のように聞こえる。その声に導かれるように、私の体は、大きく、大きく、痙攣した。
「あ…ぁああああーーーーーっっ!!!」
それは今までで一番穏やかで、そしてどうしようもなく背徳的な絶頂だった。解放感と共に私は深い、深い眠りへと落ちていくような感覚に包まれた。体の力が抜け、これまでにないほどの安らかな気持ちになる。
「…これで、楽になった?」
朦朧とする意識の中、アカリの優しい声が聞こえた。
その時だった。
ギィ…と部屋のドアがほんのわずかに開く音がした。
その隙間から私たちの姿を息を呑んで見つめている姉のヒカリの姿があることを、その時の私は知る由もなかった。
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