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24話:つながりの夜、愛の奉仕
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姉の、ヒカリお姉ちゃんの体の中で、何度も、何度も、果てた。なのに私の体に宿ってしまったこの忌まわしい〝それ〟は少しも鎮まる気配を見せない。それどころかまだ熱く硬く、次の獲物を求めるかのようにその存在を主張し続けている。
ぐったりと意識を失ったヒカリお姉ちゃんの汗ばんだ美しい体を横目に私は絶望に目の前が真っ暗になる。その欲望のままに私は再びヒカリお姉ちゃんの体の中で腰を動かし始めてしまった。
カサ、と。部屋の隅にあるクローゼットの中から微かな衣擦れの音が聞こえた。
「…だれ?」
私の声にクローゼットの中の気配はびくりと息を殺した。間違いない。誰かいる。この部屋に私と姉妹たち以外の誰かが。
私がそのクローゼットの扉に視線を向けた、その時。
「…ん」
私の隣でぐったりと倒れていたアカリがゆっくりとその目を開けた。
「…そっか。まだ、足りなかったんだね、ナギサお姉ちゃん」
アカリは全てを理解した顔でそう言うと、ふらつきながらも体を起こした。そしてまっすぐにクローゼットの扉へと歩いていく。
「アカリ…?あなた、何を…」
アカリは私の言葉を無視してその扉を勢いよく開け放った。
「さあ、お待たせ。サオリさん、ソラさん」
そこに立っていたのは、顔を真っ赤にして潤んだ瞳で、でも体のどこかをもじもじとさせているサオリとソラだった。二人は私と裸で倒れているヒカリお姉ちゃん、そして私の体に起きた信じられない変化をずっと見ていたのだ。
「ご、ごめん…なさい…、ナギサちゃん…、その、見るつもりじゃ…」
「ちが、私たちは、アカリちゃんに…」
しどろもどろに言い訳をする二人をアカリは静かに、しかし有無を言わせぬ口調で遮った。
「サオリさん、ソラさん、がまんしなくていいよ。ナギサお姉ちゃんに、気持ちいいことしてもらおうね」
その悪魔のような、それでいて天使のような囁き。それはこの部屋に残された私たち全員の最後の理性を完全に破壊した。
最初に私の元へふらふらと歩み寄ってきたのはサオリだった。その瞳は涙で濡れ、裏切られた哀しみとそれでも私を求める欲望とでぐちゃぐちゃになっていた。
「ナギサちゃん…」
「サオリ、ちゃん…」
「マリナさんだけじゃ、なかったのね…。お姉さん、まで…。私、ナギサちゃんのこと、信じてたのに…」
サオリは泣きじゃくりながら私の胸をぽかぽかと弱々しく叩く。
「ごめん…、ごめんね、サオリちゃん…」
私はその細い体を強く抱きしめた。
「でも、好きなの…!こんな、ひどいことされても、ナギサちゃんのことが、好きなの…!だから、私にも、ちょうだい…?ナギサちゃんの、愛を…」
その言葉に私の化け物じみた欲望が愛情という名の鎖を引きちぎった。私はサオリの体をベッドへと押し倒した。
「本当に、いいの…?」
「うん…。もう、どうなっても、いいから…」
私たちは激しく唇を貪り合った。涙のしょっぱい味がした。私の舌がサオリの口内をかき混ぜ、サオリもまた応えるように必死に私の舌に絡みついてくる。
「ん…、んんっ…、なぎさ、ちゃ…」
キスをしながら私の手はサオリの体を彷徨い始める。ブラウスのボタンを、一つ、また一つと、焦れるように外していく。露わになった白く柔らかな肌。私はその首筋に顔をうずめた。
「ひぅっ…!」
サオリの甘い香りを思いきり吸い込む。そしてその耳たぶを優しく甘噛みした。
「きゃっ…!だめ、ナギサちゃん、耳は、弱い、から…」
「ごめん…。でも、サオリちゃんの、可愛いところ、全部、知りたいんだ…」
私はサオリの胸の膨らみを服の上から優しく揉んだ。サオリの体がびくんと大きく跳ねる。その反応がたまらなく愛おしい。
「あ、あんっ…!」
私の〝それ〟がサオリの熱くて濡れた場所へと滑り込んでいく。サオリの体が驚きと快感に大きくしなる。
「ナギサ、ちゃん…!おっきい…、すごい、のが、入って、くる…!」
「サオリちゃん、サオリちゃん…っ!」
私はサオリの名前を呼びながら何度も何度も腰を突き上げた。サオリもまた私の腰に脚を強く絡め、それに応えてくれる。
「好き、ナギサちゃん、好き…!私のこと、もう、嫌いになった…?」
「ならない!なるわけない!世界で、一番、サオリちゃんのことが、好きだよ…!」
私たちは互いの愛を確かめ合うように体を求め合った。嫉妬も裏切りも今はこの快感の前ではどうでもよかった。ただこの瞬間だけは私がサオリだけのものなのだと証明したかった。
「あ、ぁんっ!そこ、ナギサちゃん、そこ、すごく、気持ちいい…!」
「ここ…?サオリちゃんの、気持ちいいところ…」
私はサオリの一番感じやすい場所を見つけ出す。そしてそこに自分の全てを繰り返し擦り付けた。サオリの体がびくん、びくん、と快感の波に翻弄される。
「待って、ナギサちゃん…。私も…、動きたい…」
サオリが潤んだ瞳で私を見つめる。私はこくりと頷くと体を入れ替えた。今度はサオリが私の体の上にまたがっている。
「すごい…。これが、ナギサちゃんの…」
サオリは自分の手で私と繋がっている部分を確かめるように撫でた。そして自分でゆっくりと腰を上下させ始めた。
「んっ…、はぅ…っ、自分の、中で、ナギサちゃんが、動いてる…」
「サオリちゃん、上手だよ…。すごく、気持ちいい…」
私たちは見つめ合い、微笑み合い、そしてまた深くキスをした。サオリが私の体を支配している。その光景が私をさらに興奮させた。
「好き、好き、ナギ-サちゃん…」
「私もだよ、サオリちゃん…、愛してる…」
私たちはどちらからともなく再び体を入れ替える。今度は私がサオリの体を後ろから抱きしめるような形で深く貫いた。
「いやぁっ…!もっと、深い…っ!」
「サオリちゃんの、全部、欲しいから…。奥まで、私のこと、感じて…?」
サオリの白く滑らかな背中。その背中に私は自分の胸を押し付けた。サオリのか細い喘ぎ声が私の耳を幸せに満たしていく。
「いっちゃう、ナギサちゃん、私、もう…!」
「一緒に、いこう、サオリちゃん…!」
「「あ、ああああーーーーーっっ!!!!」」
私とサオリは強く抱きしめ合ったまま、何度も、何度も、同時に絶頂を迎えた。
しかし私の体はまだ満たされていなかった。サオリはぐったりと私の腕の中で荒い息を繰り返している。その愛しい顔を見ながらも私の体は次の相手を求めていた。
私の視線に気づいたソラがびくりと体を震わせる。私は愛しいサオリの体をそっとベッドの脇に寝かせると、今度はソラの方へとその一歩を踏み出した。
ぐったりと、しかしどこか満足げな表情で眠るサオリの体を私はそっとベッドの脇に優しく横たえた。彼女の涙の跡が残る頬を指でなぞる。ごめんね、サオリちゃん。大好きだよ。
でも私の体はまだ鎮まっていなかった。愛しいサオリとあれほどまでに深く繋がったというのに、この呪われた体はまだ飢えていた。体の中心で熱い塊がドクドクと次の快感を求めて脈打っている。
私の視線に気づいたソラがびくりと体を震わせる。でも彼女は逃げなかった。それどころかどこか挑戦的な、そして覚悟を決めた瞳で私を見つめ返してきた。
「…私の番、だね。ナギサ」
ソラはそう言うと自らゆっくりと自分の制服のブラウスのボタンに手をかけた。一つ、また一つと、ボタンが外されていく。その一つ一つの動きがやけにスローモーションに見えた。
「ナギサが、サオリだけを見てるの、ずるい。私だって、ずっと、ナギサのこと、見てたんだから」
ブラウスがはらりと床に落ちる。スカートのホックが外される。ソラは全てを脱ぎ捨てた。サオリの華奢で守ってあげたくなるような体つきとは違う、しなやかで健康的な曲線を描く美しい体。
「ナギサ。私を見て。サオリだけじゃなくて、私を」
ソラは私の前に立つと私の頬にその手を添えた。そして深く激しいキスを私に仕掛けてきた。
「ん…っ、んんっ…!」
サオリとの涙の味がしたキスとは違う、もっと強引で情熱的で、私の全てを奪おうとするかのような支配的なキス。私はその勢いに抗うことができなかった。いや抗おうとさえ思わなかった。
「はぁ…っ、ソラ…」
「やっと、名前、呼んでくれたね」
ソラは悪戯っぽく笑うと今度は私の耳にその唇を寄せた。
「ナギサの、その、すごいので、私のことも、めちゃくちゃにして?」
そう囁きながら私の耳たぶを強く吸い上げる。
「ひゃあぁっ…!そ、ソラ、だめ…っ!」
サオリの時とは違う、もっと直接的で脳を揺さぶるような刺激。私の体はまた簡単に熱を持っていく。
「ナギサ、かっこいいね。その体」
ソラの手が私の変わり果てた体の中心にある〝それ〟を何の躊躇いもなく握りしめた。
「あ、あんっ…!」
「熱い…。すごい、熱…。これが、今の、ナギサなんだね」
ソラはそれを確かめるように、何度も、何度も、扱いた。その大胆な手つきに私はもう自分を抑えることができそうになかった。
「ソラ、もう、無理…。早く、ソラが、欲しい…」
「ふふ、しょうがないなぁ、ナギサは」
ソラは私をベッドへと軽々と押し倒した。そして私の体の上に馬乗りになると、私の〝それ〟を自分の手で掴み一気に自分の熱く濡れた入り口へと突き立てた。
「んんんーーーーーっっ!!!!」
サオリの時とは違う、少し引き締まった、そしてさらに奥まで一気に貫かれる強烈な感覚。ソラは苦しそうに、でも恍惚とした表情で喘いだ。
「すごい…、ナギサが、私の中に、全部、入ってる…っ」
「ソラ…、きついよ…、気持ち、いい…っ」
ソラは信じられないことに自分で腰を動かし始めた。上下に、そして円を描くように、ぐりぐりと。
「どう、ナギサ…?気持ちいい…?ねぇ、答えて」
「き、もちい…、に、決まってるじゃない…っ!ソラ、すごい、上手…っ!」
「当たり前でしょ…!ずっと、我慢してたんだから…!ナギサと、こうなること、ずっと、夢見てたんだから…!」
私たちはまるで喧嘩をするように体をぶつけ合った。サオリとの涙の交わりとは違う、もっと激しくて本能的な快感の応酬。互いの汗が混じり合い、肌と肌がぶつかる生々しい音が部屋に響き渡る。
「好き、好き、好き!ナギサ、大好き!」
「私もだよ、ソラ…!ソラのことも、大好き…!」
ソラが動きをさらに激しくする。
「あ、あんっ!そこ、ソラ、そこ、すごく、いい…!」
「ここ…?ナギサの、気持ちいいところ…っ!見つけた!」
ソラは私の一番感じやすい場所を的確に、そして執拗に刺激し続けた。私の視界が快感で白く点滅する。
「ソラ、待って、私も、動きたい…!」
私はソラの体をぐいと反転させ、今度は私が上になった。
「今度は、私の番だよ、ソラ」
私はソラのしなやかな脚を大きく開かせた。そして彼女の一番奥を目指して自分の全てを突き入れる。
「いやぁぁっ…!さっきより、深い…っ!」
「ソラの全部、感じたいから」
私はソラの両手をベッドに押さえつけ、逃げられないようにして激しく腰を振り続けた。ソラの体がびくん、びくん、と快感に支配されていく。
「だめ、ナギサ、そんなに、激しくしたら、私、こわれちゃう…っ!」
「いいよ。私が、めちゃくちゃにしてあげるから…」
もう私の口調もめちゃくちゃだったのかもしれない。ただこの愛しくて生意気な親友を私のものにしたかった。
「「い"ぐ、ぅぅうううーーーーーっっ!!!!!」」
私たちは互いを支配しようとするかのように体を求め続け、そして同時に二度目の絶頂へとたどり着いた。
ソラもまた私の隣でぐったりと動かなくなる。その満足げな寝顔に私はそっとキスを落とした。
それでもまだ私の体は鎮まらない。
「はぁ、はぁ…、どうして…」
愛する二人の親友と体を重ねたというのに。この呪いはまだ私を解放してはくれない。
その時だった。
「お疲れ様、ナギサお姉ちゃん」
いつの間にかすぐそばにアカリが立っていた。その顔は穏やかで全てを悟っているかのような微笑みを浮かべている。
私は最後の望みをかけるようにその幼い妹へと視線を向けた。
ぐったりと意識を失ったヒカリお姉ちゃんの汗ばんだ美しい体を横目に私は絶望に目の前が真っ暗になる。その欲望のままに私は再びヒカリお姉ちゃんの体の中で腰を動かし始めてしまった。
カサ、と。部屋の隅にあるクローゼットの中から微かな衣擦れの音が聞こえた。
「…だれ?」
私の声にクローゼットの中の気配はびくりと息を殺した。間違いない。誰かいる。この部屋に私と姉妹たち以外の誰かが。
私がそのクローゼットの扉に視線を向けた、その時。
「…ん」
私の隣でぐったりと倒れていたアカリがゆっくりとその目を開けた。
「…そっか。まだ、足りなかったんだね、ナギサお姉ちゃん」
アカリは全てを理解した顔でそう言うと、ふらつきながらも体を起こした。そしてまっすぐにクローゼットの扉へと歩いていく。
「アカリ…?あなた、何を…」
アカリは私の言葉を無視してその扉を勢いよく開け放った。
「さあ、お待たせ。サオリさん、ソラさん」
そこに立っていたのは、顔を真っ赤にして潤んだ瞳で、でも体のどこかをもじもじとさせているサオリとソラだった。二人は私と裸で倒れているヒカリお姉ちゃん、そして私の体に起きた信じられない変化をずっと見ていたのだ。
「ご、ごめん…なさい…、ナギサちゃん…、その、見るつもりじゃ…」
「ちが、私たちは、アカリちゃんに…」
しどろもどろに言い訳をする二人をアカリは静かに、しかし有無を言わせぬ口調で遮った。
「サオリさん、ソラさん、がまんしなくていいよ。ナギサお姉ちゃんに、気持ちいいことしてもらおうね」
その悪魔のような、それでいて天使のような囁き。それはこの部屋に残された私たち全員の最後の理性を完全に破壊した。
最初に私の元へふらふらと歩み寄ってきたのはサオリだった。その瞳は涙で濡れ、裏切られた哀しみとそれでも私を求める欲望とでぐちゃぐちゃになっていた。
「ナギサちゃん…」
「サオリ、ちゃん…」
「マリナさんだけじゃ、なかったのね…。お姉さん、まで…。私、ナギサちゃんのこと、信じてたのに…」
サオリは泣きじゃくりながら私の胸をぽかぽかと弱々しく叩く。
「ごめん…、ごめんね、サオリちゃん…」
私はその細い体を強く抱きしめた。
「でも、好きなの…!こんな、ひどいことされても、ナギサちゃんのことが、好きなの…!だから、私にも、ちょうだい…?ナギサちゃんの、愛を…」
その言葉に私の化け物じみた欲望が愛情という名の鎖を引きちぎった。私はサオリの体をベッドへと押し倒した。
「本当に、いいの…?」
「うん…。もう、どうなっても、いいから…」
私たちは激しく唇を貪り合った。涙のしょっぱい味がした。私の舌がサオリの口内をかき混ぜ、サオリもまた応えるように必死に私の舌に絡みついてくる。
「ん…、んんっ…、なぎさ、ちゃ…」
キスをしながら私の手はサオリの体を彷徨い始める。ブラウスのボタンを、一つ、また一つと、焦れるように外していく。露わになった白く柔らかな肌。私はその首筋に顔をうずめた。
「ひぅっ…!」
サオリの甘い香りを思いきり吸い込む。そしてその耳たぶを優しく甘噛みした。
「きゃっ…!だめ、ナギサちゃん、耳は、弱い、から…」
「ごめん…。でも、サオリちゃんの、可愛いところ、全部、知りたいんだ…」
私はサオリの胸の膨らみを服の上から優しく揉んだ。サオリの体がびくんと大きく跳ねる。その反応がたまらなく愛おしい。
「あ、あんっ…!」
私の〝それ〟がサオリの熱くて濡れた場所へと滑り込んでいく。サオリの体が驚きと快感に大きくしなる。
「ナギサ、ちゃん…!おっきい…、すごい、のが、入って、くる…!」
「サオリちゃん、サオリちゃん…っ!」
私はサオリの名前を呼びながら何度も何度も腰を突き上げた。サオリもまた私の腰に脚を強く絡め、それに応えてくれる。
「好き、ナギサちゃん、好き…!私のこと、もう、嫌いになった…?」
「ならない!なるわけない!世界で、一番、サオリちゃんのことが、好きだよ…!」
私たちは互いの愛を確かめ合うように体を求め合った。嫉妬も裏切りも今はこの快感の前ではどうでもよかった。ただこの瞬間だけは私がサオリだけのものなのだと証明したかった。
「あ、ぁんっ!そこ、ナギサちゃん、そこ、すごく、気持ちいい…!」
「ここ…?サオリちゃんの、気持ちいいところ…」
私はサオリの一番感じやすい場所を見つけ出す。そしてそこに自分の全てを繰り返し擦り付けた。サオリの体がびくん、びくん、と快感の波に翻弄される。
「待って、ナギサちゃん…。私も…、動きたい…」
サオリが潤んだ瞳で私を見つめる。私はこくりと頷くと体を入れ替えた。今度はサオリが私の体の上にまたがっている。
「すごい…。これが、ナギサちゃんの…」
サオリは自分の手で私と繋がっている部分を確かめるように撫でた。そして自分でゆっくりと腰を上下させ始めた。
「んっ…、はぅ…っ、自分の、中で、ナギサちゃんが、動いてる…」
「サオリちゃん、上手だよ…。すごく、気持ちいい…」
私たちは見つめ合い、微笑み合い、そしてまた深くキスをした。サオリが私の体を支配している。その光景が私をさらに興奮させた。
「好き、好き、ナギ-サちゃん…」
「私もだよ、サオリちゃん…、愛してる…」
私たちはどちらからともなく再び体を入れ替える。今度は私がサオリの体を後ろから抱きしめるような形で深く貫いた。
「いやぁっ…!もっと、深い…っ!」
「サオリちゃんの、全部、欲しいから…。奥まで、私のこと、感じて…?」
サオリの白く滑らかな背中。その背中に私は自分の胸を押し付けた。サオリのか細い喘ぎ声が私の耳を幸せに満たしていく。
「いっちゃう、ナギサちゃん、私、もう…!」
「一緒に、いこう、サオリちゃん…!」
「「あ、ああああーーーーーっっ!!!!」」
私とサオリは強く抱きしめ合ったまま、何度も、何度も、同時に絶頂を迎えた。
しかし私の体はまだ満たされていなかった。サオリはぐったりと私の腕の中で荒い息を繰り返している。その愛しい顔を見ながらも私の体は次の相手を求めていた。
私の視線に気づいたソラがびくりと体を震わせる。私は愛しいサオリの体をそっとベッドの脇に寝かせると、今度はソラの方へとその一歩を踏み出した。
ぐったりと、しかしどこか満足げな表情で眠るサオリの体を私はそっとベッドの脇に優しく横たえた。彼女の涙の跡が残る頬を指でなぞる。ごめんね、サオリちゃん。大好きだよ。
でも私の体はまだ鎮まっていなかった。愛しいサオリとあれほどまでに深く繋がったというのに、この呪われた体はまだ飢えていた。体の中心で熱い塊がドクドクと次の快感を求めて脈打っている。
私の視線に気づいたソラがびくりと体を震わせる。でも彼女は逃げなかった。それどころかどこか挑戦的な、そして覚悟を決めた瞳で私を見つめ返してきた。
「…私の番、だね。ナギサ」
ソラはそう言うと自らゆっくりと自分の制服のブラウスのボタンに手をかけた。一つ、また一つと、ボタンが外されていく。その一つ一つの動きがやけにスローモーションに見えた。
「ナギサが、サオリだけを見てるの、ずるい。私だって、ずっと、ナギサのこと、見てたんだから」
ブラウスがはらりと床に落ちる。スカートのホックが外される。ソラは全てを脱ぎ捨てた。サオリの華奢で守ってあげたくなるような体つきとは違う、しなやかで健康的な曲線を描く美しい体。
「ナギサ。私を見て。サオリだけじゃなくて、私を」
ソラは私の前に立つと私の頬にその手を添えた。そして深く激しいキスを私に仕掛けてきた。
「ん…っ、んんっ…!」
サオリとの涙の味がしたキスとは違う、もっと強引で情熱的で、私の全てを奪おうとするかのような支配的なキス。私はその勢いに抗うことができなかった。いや抗おうとさえ思わなかった。
「はぁ…っ、ソラ…」
「やっと、名前、呼んでくれたね」
ソラは悪戯っぽく笑うと今度は私の耳にその唇を寄せた。
「ナギサの、その、すごいので、私のことも、めちゃくちゃにして?」
そう囁きながら私の耳たぶを強く吸い上げる。
「ひゃあぁっ…!そ、ソラ、だめ…っ!」
サオリの時とは違う、もっと直接的で脳を揺さぶるような刺激。私の体はまた簡単に熱を持っていく。
「ナギサ、かっこいいね。その体」
ソラの手が私の変わり果てた体の中心にある〝それ〟を何の躊躇いもなく握りしめた。
「あ、あんっ…!」
「熱い…。すごい、熱…。これが、今の、ナギサなんだね」
ソラはそれを確かめるように、何度も、何度も、扱いた。その大胆な手つきに私はもう自分を抑えることができそうになかった。
「ソラ、もう、無理…。早く、ソラが、欲しい…」
「ふふ、しょうがないなぁ、ナギサは」
ソラは私をベッドへと軽々と押し倒した。そして私の体の上に馬乗りになると、私の〝それ〟を自分の手で掴み一気に自分の熱く濡れた入り口へと突き立てた。
「んんんーーーーーっっ!!!!」
サオリの時とは違う、少し引き締まった、そしてさらに奥まで一気に貫かれる強烈な感覚。ソラは苦しそうに、でも恍惚とした表情で喘いだ。
「すごい…、ナギサが、私の中に、全部、入ってる…っ」
「ソラ…、きついよ…、気持ち、いい…っ」
ソラは信じられないことに自分で腰を動かし始めた。上下に、そして円を描くように、ぐりぐりと。
「どう、ナギサ…?気持ちいい…?ねぇ、答えて」
「き、もちい…、に、決まってるじゃない…っ!ソラ、すごい、上手…っ!」
「当たり前でしょ…!ずっと、我慢してたんだから…!ナギサと、こうなること、ずっと、夢見てたんだから…!」
私たちはまるで喧嘩をするように体をぶつけ合った。サオリとの涙の交わりとは違う、もっと激しくて本能的な快感の応酬。互いの汗が混じり合い、肌と肌がぶつかる生々しい音が部屋に響き渡る。
「好き、好き、好き!ナギサ、大好き!」
「私もだよ、ソラ…!ソラのことも、大好き…!」
ソラが動きをさらに激しくする。
「あ、あんっ!そこ、ソラ、そこ、すごく、いい…!」
「ここ…?ナギサの、気持ちいいところ…っ!見つけた!」
ソラは私の一番感じやすい場所を的確に、そして執拗に刺激し続けた。私の視界が快感で白く点滅する。
「ソラ、待って、私も、動きたい…!」
私はソラの体をぐいと反転させ、今度は私が上になった。
「今度は、私の番だよ、ソラ」
私はソラのしなやかな脚を大きく開かせた。そして彼女の一番奥を目指して自分の全てを突き入れる。
「いやぁぁっ…!さっきより、深い…っ!」
「ソラの全部、感じたいから」
私はソラの両手をベッドに押さえつけ、逃げられないようにして激しく腰を振り続けた。ソラの体がびくん、びくん、と快感に支配されていく。
「だめ、ナギサ、そんなに、激しくしたら、私、こわれちゃう…っ!」
「いいよ。私が、めちゃくちゃにしてあげるから…」
もう私の口調もめちゃくちゃだったのかもしれない。ただこの愛しくて生意気な親友を私のものにしたかった。
「「い"ぐ、ぅぅうううーーーーーっっ!!!!!」」
私たちは互いを支配しようとするかのように体を求め続け、そして同時に二度目の絶頂へとたどり着いた。
ソラもまた私の隣でぐったりと動かなくなる。その満足げな寝顔に私はそっとキスを落とした。
それでもまだ私の体は鎮まらない。
「はぁ、はぁ…、どうして…」
愛する二人の親友と体を重ねたというのに。この呪いはまだ私を解放してはくれない。
その時だった。
「お疲れ様、ナギサお姉ちゃん」
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