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13. 嫉妬の涙と、三人だけの秘密
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セレスさんのマッサージで果てた後、私は彼女の腕の中で呆然としていた。目の前には、凍りついたような表情のフィオちゃんが立っている。
「聖女様、あとで償いをさせていただきます」
セレスさんは、真剣な、それでいてどこか読み取れない表情で私の耳元にそっと囁くと、一礼し、フィオちゃんには目もくれず、静かに、しかし迅速に浴室から出て行ってしまった。
残されたのは、私と、怒りと悲しみと……そして強烈な嫉妬に染まった瞳で私を見つめるフィオちゃんだけだった。
「フィオ、ちゃん……あの、これは……その……」
私がしどろもどろに言い訳をしようとした瞬間、フィオちゃんは無言で私を湯船から引きずり上げ、部屋へと乱暴に連れ戻した。
「フィオ、ちゃん……ごめんなさい……」
部屋に戻るなり、私は涙ながらに謝った。
「わたし、あの人に……あんなこと……フィオちゃんが見てる前で……ほんとうに、ごめんなさい……」
ぽろぽろと涙をこぼす私を、フィオちゃんはゆっくりと振り返った。その瞳には、私が今まで見たことのない、冷たい光が宿っていた。
「……謝ってほしいわけでは、ありません」
フィオちゃんは、静かに、でも有無を言わせない力強さで、私をベッドに押し倒した。
「えっ、フィオちゃん!?」
「ユイさんは……わたしの、ですよね?」
フィオちゃんが、私の両手首を掴んで頭上で押さえつける。その力は、いつもの優しいフィオちゃんからは想像もできないほど強かった。
「他の誰にも、触れさせたくない……。ユイさんの可愛い声も、その肌も、わたしだけのものなのに……どうして、他の女にあんな顔を見せるのですか……?」
フィオちゃんの瞳から、一筋の涙がこぼれ落ち、私の頬を濡らした。
「フィオちゃん、違うの、わたしは……!」
「言い訳は、いりません」
フィオちゃんは、私の言葉を遮るように、激しく唇を奪ってきた。それは、いつもの優しいキスとは全く違う、罰を与えるような、荒々しいキスだった。歯がぶつかり、舌が無理やりこじ開けられる。
フィオちゃんは、まるで私の全てを自分のものだと刻みつけるかのように、私の身体を貪り始めた。私の胸を強く、痛いくらいに揉みしだき、歯を立てるように吸い付く。その痛み混じりの快感に、私は「あっ……んっ……やめ……」と喘ぐことしかできない。
「もっと、鳴いてください……わたしのためだけに……!」
フィオちゃんの指が、乱暴に私の秘部をこじ開け、そこに何の躊躇もなく二本、三本とねじ込まれる。普段の優しい愛撫とは違う、所有を誇示するかのような動きだった。
「あっ……ああっ!フィオ、ちゃん……痛い……でも……んんっ!」
痛みと、それとは裏腹の、背徳的な興奮が私を襲う。
-----
「もっと……そのいやらしい声を、わたしだけに聞かせなさい……!あなたは、わたしのものなのだから……!」
フィオちゃんの言葉と共に、指の動きがさらに激しく、執拗になる。それはもう愛撫ではなく、明確な罰だった。私の内壁を抉り、引っ掻き、一番敏感な場所に強く爪を立てるかのように押し付けてくる。彼女のもう一方の手は、私の顎を掴んで固定し、逃げることを許さない。嫉妬に燃える瞳が、苦痛と快楽に歪む私の顔を射抜くように見つめている。
「ああっ!ああっ!フィオ、ちゃ……ん、んぅううっ!やめ、て……でも、やめないで……!」
私は身体を捩り、逃れようとするが、押さえつけられた手首と、フィオちゃんの体重でびくともしない。彼女の指が動くたびに、腰が勝手に大きく跳ね上がり、シーツを濡らす蜜の量が増えていく。痛いのに、苦しいのに、身体の奥はフィオちゃんの支配を喜んでいるかのように熱く疼き、もっと激しい快感を求めてしまう。私の涙は、フィオちゃんを傷つけたことへの後悔なのか、それともこの屈辱的な快感からなのか、もうわからなかった。
フィオちゃんは、私の反応を確かめるように、時折指の動きをふっと緩めた。
「はぁ……はぁ……フィオ、ちゃ……もう、ゆるし……」
私が途切れ途切れに許しを請うと、フィオちゃんは冷たく言い放つ。
「許す? 何をです? ユイさんは、まだわたしに隠していることがあるんじゃないですか?」
その言葉と同時に、私が油断した瞬間に、再び魂ごと抉り出すような激しさで奥を突き上げ、内壁をグリグリとえぐり回す。
「ひぃいいっ!? ああっ!……んぐぅっ!……い、いやぁあああっ!」
「どうしました?……まだ、足りないのでしょう? 他の女にも、こんな風にいやらしい声で鳴いてあげたのですか?」
フィオちゃんは、私の耳元で囁きながら、一度深く突き入れた指を、今度はゆっくりと、ねぶるように引き抜いていく。そのいやらしい感触に、私の身体は期待に震えてしまう。
(もう……だめ……フィオちゃんの言う通りにするしかない……身体が、熱くて、おかしくなっちゃう……)
その緩急のついた責めに、私はもう、なされるがままだった。涙と涎で顔をぐしょぐしょにしながら、私はフィオちゃんの名前を呼び続ける。
「あっ……ああっ!フィオ、ちゃん……ごめ、なさ……んんっ!」
フィオちゃんは、私が完全に蕩けきって、何度も激しく痙攣し、意識が朦朧とするまで、その激しい愛撫をやめなかった。指だけでなく、手のひらで強く秘部を圧迫したり、私の脚を大きく開かせて無防備な姿を晒させたりしながら、彼女の怒りと所有欲を私の身体に刻みつけていく。私は、フィオちゃんの嫉妬の炎に焼かれ、その独占欲に身体ごと貫かれながら、抗うこともできずに、ただ快感と罪悪感の奔流に溺れるしかなかった。
フィオちゃんがようやく満足して、私の上で荒い息を整え始めると、私を掴む力が少しだけ緩んだ。
「……はぁ……はぁ……。ユイさん、正直に答えてください。あの侍女さんの他に、わたしの知らないところで、誰かと……こういうことをしましたか?」
その問いに、私は嘘をつけなかった。マリアさんの顔が、脳裏に浮かんだ。
「……はい。教会で……シスターのマリアさんと……」
私の正直な告白に、フィオちゃんの身体がびくりと震えた。そして、その瞳に、再び嫉妬の炎が燃え上がった。
「……そう、ですか。マリアさんとも……。ユイさんは、本当に……悪い子ですね……」
フィオちゃんは、再び私に襲いかかってきた。今度は、さっきよりもっと激しく、もっと深く。まるで、マリアさんの記憶ごと、私の中から消し去ろうとするかのように。
私は、フィオちゃんの激しい愛情を受け止めながら、ただひたすら謝り続けた。何度も何度も絶頂を迎え、涙と汗と蜜でぐしょぐしょになりながら、私は意識を失いかけた。
その時だった。
部屋のドアが、こんこん、と控えめにノックされた。
「聖女様、フィオ様……あの……なんだか、とっても……気持ちよさそうな雰囲気が、扉の外まで……。よ、よろしければ、わたくしも……ご一緒しても、よろしいでしょうか……?」
そこに立っていたのは、薄手の寝間着姿のセレスさんだった。彼女は、ベッドの上で絡み合う私たちを、少しも動じずに、頬をほんのり染め、どこか夢見るような、それでいて期待に満ちた表情で見つめている。
「あの……どうして……」
「お二人の、その……愛し合うお声が……あまりにも熱っぽくて……わたくし、いてもたってもいられなくなってしまいましたの。それに、さきほどは聖女様のマッサージしかできませんでしたから……今度は、フィオ様にも、わたくしの特別なマッサージを……と思いましたの……」
彼女は、うっとりとした表情でそう言った。
セレスさんの突拍子もない申し出と、その独特の雰囲気に、私は言葉を失った。フィオちゃんも、動きを止めてセレスさんを見つめている。
しばらくの沈黙の後、フィオちゃんは、ふぅ、と小さく息を吐いた。その顔は、もう嫉妬に狂ったものではなく、全てを吹っ切れたような、どこか疲れたような、でも妙にすっきりとした表情だった。
「……いいですよ。今のままだとこのお熱は収まりそうにありませんからね。それに……」
フィオちゃんは私を見て、意地悪そうに微笑んだ。
「二人でなら、ユイさんも、この侍女さんも、もっともっと気持ちよくさせてあげられるかもしれませんしね?」
「えっ、フィオちゃん!?」
フィオちゃんの言葉に、私は驚きと、ほんの少しの期待で胸が高鳴る。
「さあ、こちらへ、セレスさん。ユイさんとわたしで、あなたがどうなってしまうか分からないくらい、たーっぷり可愛がって差し上げます」
フィオちゃんは、いつもの優しい彼女に戻りつつも、どこか新しい強さを感じさせた。
セレスさんは、嬉しそうに顔を輝かせると、するりと寝間着を脱ぎ捨て、私たちのベッドへと上がってきた。
その夜は、本当に嵐のようだった。
フィオちゃんはまず、私をベッドの中央に座らせると、セレスさんに向かって言った。
「まずは、ユイさんの火照りを、もっと完全に取って差し上げましょうか。セレスさん、先ほどのお得意のマッサージで、ユイさんの可愛いところを、もっと念入りにお願いします」
「えっ、ま、またわたし!?」
「あらあら、お任せくださいまし」
セレスさんはにこにこと、私の両脚の間に座り込むと、私の秘部を優しくマッサージし始めた。フィオちゃんは、その様子を満足そうに眺めながら、私の髪を優しく撫で、そして私の胸をゆっくりと揉みほぐし始める。
「んんっ……フィオ、ちゃん……セレス、さんも……ああっ!」
二人からの同時愛撫に、私の身体はすぐに熱く反応する。セレスさんの指は私の蕾を巧みに刺激し、フィオちゃんの唇は私の乳首を甘く吸い上げる。
「ユイさん、さっきよりもっと感じていますね? セレスさんの指、そんなに気持ちいいのですか?」
フィオちゃんが、私の耳元で意地悪く囁く。その声と吐息が、私の興奮をさらに煽った。
セレスさんが私の蜜で濡れた指をフィオちゃんに見せつけると、フィオちゃんはそれをぺろりと舐め取り、そして私に深いキスをしてきた。
「んむっ……!フィオ、ちゃん……せれす、さんの……あじ……」
「ユイさんの蜜も、甘いですよ」
しばらく三人で私の身体を弄んだ後、今度はセレスさんが中心になった。
フィオちゃんとわたしで、セレスさんの熱っぽい身体を隅々まで探求した。彼女は、わたしたちの指使い一つ一つに、「あぁん……そこ、ですの……、とろけちゃいそう……」とか、「お二人とも……お上手です……んぅ……もっと……」と、熱い吐息と共に甘く囁いた。わたしたちは二人で彼女の豊かな胸を吸い、吸い上げられた乳首は硬く尖り、そこをさらに舌で弄ぶ。セレスさんは恍惚の表情で身をくねらせた。
フィオちゃんがセレスさんの蕾を丁寧に舐め上げれば、わたしはその下の秘裂に指を滑り込ませ、内側を優しく掻き回す。二人からの同時攻撃に、セレスさんは「んんんんっ……!だ、だめぇ……そんな、一度に……ああっ!」と悲鳴のような嬌声を上げ、すぐにぐにゃぐにゃに蕩けてしまった。蜜でシーツを濡らしながら、彼女は何度も何度も小さく果てて、そのたびにわたしたちに感謝するように身体をすり寄せてきた。
そして、最後は三人で複雑に絡み合いながら肌を重ね、お互いの熱を感じながら、何度も何度も一緒に高みへと登った。フィオちゃんがセレスさんを後ろから抱きしめながらその胸を揉み、わたしはセレスさんと向き合って深くキスをしながら、セレスさんの秘部を指で愛でつつ、時にはフィオちゃんがわたしの、わたしがフィオちゃんの身体も求める。三人の喘ぎ声と肌の触れ合う音が、部屋中に響き渡った。
全てが終わって、三人でベッドに川の字になって息を整えていると、セレスさんがぽつりと言った。
「あらあら、聖女様とフィオ様、これで、すっかり仲直りできましたわねぇ。よかったですわ」
「いや、そういう問題じゃないから!というか、なんでセレスさんが満足げにまとめてるのよーっ!?」
わたしのツッコミも虚しく、二人はもう満足げに目を閉じかけていた。
まあ、いっか。なんだか、色々と大変だったけど……これはこれで、忘れられない夜になったのは、間違いない。
「聖女様、あとで償いをさせていただきます」
セレスさんは、真剣な、それでいてどこか読み取れない表情で私の耳元にそっと囁くと、一礼し、フィオちゃんには目もくれず、静かに、しかし迅速に浴室から出て行ってしまった。
残されたのは、私と、怒りと悲しみと……そして強烈な嫉妬に染まった瞳で私を見つめるフィオちゃんだけだった。
「フィオ、ちゃん……あの、これは……その……」
私がしどろもどろに言い訳をしようとした瞬間、フィオちゃんは無言で私を湯船から引きずり上げ、部屋へと乱暴に連れ戻した。
「フィオ、ちゃん……ごめんなさい……」
部屋に戻るなり、私は涙ながらに謝った。
「わたし、あの人に……あんなこと……フィオちゃんが見てる前で……ほんとうに、ごめんなさい……」
ぽろぽろと涙をこぼす私を、フィオちゃんはゆっくりと振り返った。その瞳には、私が今まで見たことのない、冷たい光が宿っていた。
「……謝ってほしいわけでは、ありません」
フィオちゃんは、静かに、でも有無を言わせない力強さで、私をベッドに押し倒した。
「えっ、フィオちゃん!?」
「ユイさんは……わたしの、ですよね?」
フィオちゃんが、私の両手首を掴んで頭上で押さえつける。その力は、いつもの優しいフィオちゃんからは想像もできないほど強かった。
「他の誰にも、触れさせたくない……。ユイさんの可愛い声も、その肌も、わたしだけのものなのに……どうして、他の女にあんな顔を見せるのですか……?」
フィオちゃんの瞳から、一筋の涙がこぼれ落ち、私の頬を濡らした。
「フィオちゃん、違うの、わたしは……!」
「言い訳は、いりません」
フィオちゃんは、私の言葉を遮るように、激しく唇を奪ってきた。それは、いつもの優しいキスとは全く違う、罰を与えるような、荒々しいキスだった。歯がぶつかり、舌が無理やりこじ開けられる。
フィオちゃんは、まるで私の全てを自分のものだと刻みつけるかのように、私の身体を貪り始めた。私の胸を強く、痛いくらいに揉みしだき、歯を立てるように吸い付く。その痛み混じりの快感に、私は「あっ……んっ……やめ……」と喘ぐことしかできない。
「もっと、鳴いてください……わたしのためだけに……!」
フィオちゃんの指が、乱暴に私の秘部をこじ開け、そこに何の躊躇もなく二本、三本とねじ込まれる。普段の優しい愛撫とは違う、所有を誇示するかのような動きだった。
「あっ……ああっ!フィオ、ちゃん……痛い……でも……んんっ!」
痛みと、それとは裏腹の、背徳的な興奮が私を襲う。
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「もっと……そのいやらしい声を、わたしだけに聞かせなさい……!あなたは、わたしのものなのだから……!」
フィオちゃんの言葉と共に、指の動きがさらに激しく、執拗になる。それはもう愛撫ではなく、明確な罰だった。私の内壁を抉り、引っ掻き、一番敏感な場所に強く爪を立てるかのように押し付けてくる。彼女のもう一方の手は、私の顎を掴んで固定し、逃げることを許さない。嫉妬に燃える瞳が、苦痛と快楽に歪む私の顔を射抜くように見つめている。
「ああっ!ああっ!フィオ、ちゃ……ん、んぅううっ!やめ、て……でも、やめないで……!」
私は身体を捩り、逃れようとするが、押さえつけられた手首と、フィオちゃんの体重でびくともしない。彼女の指が動くたびに、腰が勝手に大きく跳ね上がり、シーツを濡らす蜜の量が増えていく。痛いのに、苦しいのに、身体の奥はフィオちゃんの支配を喜んでいるかのように熱く疼き、もっと激しい快感を求めてしまう。私の涙は、フィオちゃんを傷つけたことへの後悔なのか、それともこの屈辱的な快感からなのか、もうわからなかった。
フィオちゃんは、私の反応を確かめるように、時折指の動きをふっと緩めた。
「はぁ……はぁ……フィオ、ちゃ……もう、ゆるし……」
私が途切れ途切れに許しを請うと、フィオちゃんは冷たく言い放つ。
「許す? 何をです? ユイさんは、まだわたしに隠していることがあるんじゃないですか?」
その言葉と同時に、私が油断した瞬間に、再び魂ごと抉り出すような激しさで奥を突き上げ、内壁をグリグリとえぐり回す。
「ひぃいいっ!? ああっ!……んぐぅっ!……い、いやぁあああっ!」
「どうしました?……まだ、足りないのでしょう? 他の女にも、こんな風にいやらしい声で鳴いてあげたのですか?」
フィオちゃんは、私の耳元で囁きながら、一度深く突き入れた指を、今度はゆっくりと、ねぶるように引き抜いていく。そのいやらしい感触に、私の身体は期待に震えてしまう。
(もう……だめ……フィオちゃんの言う通りにするしかない……身体が、熱くて、おかしくなっちゃう……)
その緩急のついた責めに、私はもう、なされるがままだった。涙と涎で顔をぐしょぐしょにしながら、私はフィオちゃんの名前を呼び続ける。
「あっ……ああっ!フィオ、ちゃん……ごめ、なさ……んんっ!」
フィオちゃんは、私が完全に蕩けきって、何度も激しく痙攣し、意識が朦朧とするまで、その激しい愛撫をやめなかった。指だけでなく、手のひらで強く秘部を圧迫したり、私の脚を大きく開かせて無防備な姿を晒させたりしながら、彼女の怒りと所有欲を私の身体に刻みつけていく。私は、フィオちゃんの嫉妬の炎に焼かれ、その独占欲に身体ごと貫かれながら、抗うこともできずに、ただ快感と罪悪感の奔流に溺れるしかなかった。
フィオちゃんがようやく満足して、私の上で荒い息を整え始めると、私を掴む力が少しだけ緩んだ。
「……はぁ……はぁ……。ユイさん、正直に答えてください。あの侍女さんの他に、わたしの知らないところで、誰かと……こういうことをしましたか?」
その問いに、私は嘘をつけなかった。マリアさんの顔が、脳裏に浮かんだ。
「……はい。教会で……シスターのマリアさんと……」
私の正直な告白に、フィオちゃんの身体がびくりと震えた。そして、その瞳に、再び嫉妬の炎が燃え上がった。
「……そう、ですか。マリアさんとも……。ユイさんは、本当に……悪い子ですね……」
フィオちゃんは、再び私に襲いかかってきた。今度は、さっきよりもっと激しく、もっと深く。まるで、マリアさんの記憶ごと、私の中から消し去ろうとするかのように。
私は、フィオちゃんの激しい愛情を受け止めながら、ただひたすら謝り続けた。何度も何度も絶頂を迎え、涙と汗と蜜でぐしょぐしょになりながら、私は意識を失いかけた。
その時だった。
部屋のドアが、こんこん、と控えめにノックされた。
「聖女様、フィオ様……あの……なんだか、とっても……気持ちよさそうな雰囲気が、扉の外まで……。よ、よろしければ、わたくしも……ご一緒しても、よろしいでしょうか……?」
そこに立っていたのは、薄手の寝間着姿のセレスさんだった。彼女は、ベッドの上で絡み合う私たちを、少しも動じずに、頬をほんのり染め、どこか夢見るような、それでいて期待に満ちた表情で見つめている。
「あの……どうして……」
「お二人の、その……愛し合うお声が……あまりにも熱っぽくて……わたくし、いてもたってもいられなくなってしまいましたの。それに、さきほどは聖女様のマッサージしかできませんでしたから……今度は、フィオ様にも、わたくしの特別なマッサージを……と思いましたの……」
彼女は、うっとりとした表情でそう言った。
セレスさんの突拍子もない申し出と、その独特の雰囲気に、私は言葉を失った。フィオちゃんも、動きを止めてセレスさんを見つめている。
しばらくの沈黙の後、フィオちゃんは、ふぅ、と小さく息を吐いた。その顔は、もう嫉妬に狂ったものではなく、全てを吹っ切れたような、どこか疲れたような、でも妙にすっきりとした表情だった。
「……いいですよ。今のままだとこのお熱は収まりそうにありませんからね。それに……」
フィオちゃんは私を見て、意地悪そうに微笑んだ。
「二人でなら、ユイさんも、この侍女さんも、もっともっと気持ちよくさせてあげられるかもしれませんしね?」
「えっ、フィオちゃん!?」
フィオちゃんの言葉に、私は驚きと、ほんの少しの期待で胸が高鳴る。
「さあ、こちらへ、セレスさん。ユイさんとわたしで、あなたがどうなってしまうか分からないくらい、たーっぷり可愛がって差し上げます」
フィオちゃんは、いつもの優しい彼女に戻りつつも、どこか新しい強さを感じさせた。
セレスさんは、嬉しそうに顔を輝かせると、するりと寝間着を脱ぎ捨て、私たちのベッドへと上がってきた。
その夜は、本当に嵐のようだった。
フィオちゃんはまず、私をベッドの中央に座らせると、セレスさんに向かって言った。
「まずは、ユイさんの火照りを、もっと完全に取って差し上げましょうか。セレスさん、先ほどのお得意のマッサージで、ユイさんの可愛いところを、もっと念入りにお願いします」
「えっ、ま、またわたし!?」
「あらあら、お任せくださいまし」
セレスさんはにこにこと、私の両脚の間に座り込むと、私の秘部を優しくマッサージし始めた。フィオちゃんは、その様子を満足そうに眺めながら、私の髪を優しく撫で、そして私の胸をゆっくりと揉みほぐし始める。
「んんっ……フィオ、ちゃん……セレス、さんも……ああっ!」
二人からの同時愛撫に、私の身体はすぐに熱く反応する。セレスさんの指は私の蕾を巧みに刺激し、フィオちゃんの唇は私の乳首を甘く吸い上げる。
「ユイさん、さっきよりもっと感じていますね? セレスさんの指、そんなに気持ちいいのですか?」
フィオちゃんが、私の耳元で意地悪く囁く。その声と吐息が、私の興奮をさらに煽った。
セレスさんが私の蜜で濡れた指をフィオちゃんに見せつけると、フィオちゃんはそれをぺろりと舐め取り、そして私に深いキスをしてきた。
「んむっ……!フィオ、ちゃん……せれす、さんの……あじ……」
「ユイさんの蜜も、甘いですよ」
しばらく三人で私の身体を弄んだ後、今度はセレスさんが中心になった。
フィオちゃんとわたしで、セレスさんの熱っぽい身体を隅々まで探求した。彼女は、わたしたちの指使い一つ一つに、「あぁん……そこ、ですの……、とろけちゃいそう……」とか、「お二人とも……お上手です……んぅ……もっと……」と、熱い吐息と共に甘く囁いた。わたしたちは二人で彼女の豊かな胸を吸い、吸い上げられた乳首は硬く尖り、そこをさらに舌で弄ぶ。セレスさんは恍惚の表情で身をくねらせた。
フィオちゃんがセレスさんの蕾を丁寧に舐め上げれば、わたしはその下の秘裂に指を滑り込ませ、内側を優しく掻き回す。二人からの同時攻撃に、セレスさんは「んんんんっ……!だ、だめぇ……そんな、一度に……ああっ!」と悲鳴のような嬌声を上げ、すぐにぐにゃぐにゃに蕩けてしまった。蜜でシーツを濡らしながら、彼女は何度も何度も小さく果てて、そのたびにわたしたちに感謝するように身体をすり寄せてきた。
そして、最後は三人で複雑に絡み合いながら肌を重ね、お互いの熱を感じながら、何度も何度も一緒に高みへと登った。フィオちゃんがセレスさんを後ろから抱きしめながらその胸を揉み、わたしはセレスさんと向き合って深くキスをしながら、セレスさんの秘部を指で愛でつつ、時にはフィオちゃんがわたしの、わたしがフィオちゃんの身体も求める。三人の喘ぎ声と肌の触れ合う音が、部屋中に響き渡った。
全てが終わって、三人でベッドに川の字になって息を整えていると、セレスさんがぽつりと言った。
「あらあら、聖女様とフィオ様、これで、すっかり仲直りできましたわねぇ。よかったですわ」
「いや、そういう問題じゃないから!というか、なんでセレスさんが満足げにまとめてるのよーっ!?」
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