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第二話
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指導室のドアを開けると、放課後の光が差し込んできた。
窓の外では、グラウンドで生徒たちが部活に励んでいる。
ボールの音、笑い声、笛の音――どれも、俺とは無縁の“青春の音”だ。
……思い出すのは、一年前の新入生勧誘のとき。
廊下のあちこちで、先輩たちが声を張り上げていた。
「サッカー部!初心者大歓迎ー!」
「演劇部、男子足りません!君、いい声してるね!」
「帰宅部もいいけど、うち来ない?」
そんな中、俺の前だけ――人の流れが左右に割れる。
まるでモーセの十戒。俺が海か。
「そこの君!……おっと、あ、あはは……」
声をかけかけたバスケ部の先輩が、俺と目が合った瞬間、
笑顔のままスライドするように後退していった。
後で聞いた話によると、どうやら
「入学式の日に上級生をワンパンした男」
とかいう噂が出回っていたらしい。
最終的に勇気を出して勧誘してきたのは――
**“廃部寸前のオカルト研究会”**だけだった。
「そ、そこのきみ、悪霊とか信じる?」
「まぁ、身内に仏系多いんで……」と答えると、
「――あっ、ごめん!うち“仏派”NGなんだ!!」
そう言って全力で逃げていった。
お前ら、宗派でオカルト分けんなよ!!
もちろん俺も、“青春を謳歌する高校生”を目指していた。
だから、部活に入るのを諦めたくなんてなかった。
――そうして俺は、サッカー部の体験入部に参加した。
グラウンドに出ると、部員たちの視線がやけに熱い。
いや、正確に言うと「警戒」だ。
ボールを持った瞬間、ディフェンスが左右に割れた。
……またモーセ現象である。
そのおかげで、俺はあっさりゴール前まで到達した。
「ここで決めりゃ、見直される!」
そう思って、派手に一発ぶちかました。
――ボールは綺麗な放物線を描き、ゴール枠を外れ、
そのまま……歩いていた先生の後頭部に直撃した。
「せ、先生ぇええええ!!」
周囲が悲鳴を上げた。
運の悪いことに、その先生――かつらを着用していた。
ボールの衝撃でふわっと宙を舞うかつら。
夕陽に照らされ、スローモーションで地面に落ちるその姿。
遠くから見ていた生徒たちは、
「先生の頭が吹っ飛んだ!!」
と錯覚したらしい。
結果――こうして、“聖桜の悪魔”という不名誉な称号が誕生したのであった。
その日以来、俺は“伝説の殺人シュート”の持ち主として恐れられることになる。
廊下ですれ違うだけで、生徒たちがサッと道を開ける。
――そして、俺は悟った。
俺には、“青春”というボールを蹴る資格がない。
それ以降、俺は高校生活を謳歌することを――諦めた。
俺は校庭を抜け、桜並木のトンネルをくぐる。
風に舞う花びらが頬をかすめ、少しだけ春の匂いがした。
桜の木を抜けた先――そこには、聖桜学園の象徴でもある小さな教会と修道院が佇んでいる。
白い壁と古びた尖塔、そして静寂。まるで、校内だけ時間の流れが違うようだった。
聖桜学園せいおうがくえん。
東京都中心部にある私立高校としては珍しく、敷地内に教会と修道院を併設しているカトリック系の進学校だ。
おだやかで品のある校風――のはずだが、俺みたいなのがいるせいで台無しかもしれない。
そして今、俺の任務はひとつ。
ここで“聖心部”の二人目となるメンバーを探すことだ。
道沿いを歩くと小さな教会と修道院が見える。
桐生先生曰く、この修道院が聖心部の部室になるらしい。
教会の扉をそっと開けると、中では数人のシスターたちが忙しそうに動き回っていた。掃除をしたり、書類を整理したり、互いに声を掛け合いながら作業している。どの子も真面目で落ち着いた雰囲気だ。まるで天使の群れが地上で働いているみたいだ……なんて、少し恥ずかしいことを考えた瞬間、視界の端に違和感が走る。
――あ、
足を組み、ソファに座ってスマホをいじる金髪の女子が一人いた。
俺はあいつを知っている。神崎瑠花かんざきるか同じクラスで唯一の金髪女子。顔も整っていて、多分ギャル……いや、完全にギャルだ。てか、ギャルとシスターって、絶対混ぜちゃいけないだろ。
顔立ちも良く、最初は男たちが告白に押し寄せたらしい。だが、ことごとく彼女の気の強さに圧倒され、全員散っていったという。金髪のせいもあってか、クラスの女子たちも距離を置かれ、彼女はいつも一人。まさに孤高のギャルだ。
……あいつとは、高校生活で俺と関わることはないだろうな。
手始めに、俺は他のシスターに声をかけた。
「お忙しいところすいません。僕、今部員を探していて……よければ、僕と一緒に聖心部に入ってみませんか?」
「きゃー! 悪魔っ!」
――ここでも悪魔の話かよ。
(てか、悪魔を追い払うのって、シスターの仕事じゃねーのかよ……)
心の中でツッコミを入れつつも、めげずに別のシスターに話しかける。
「あの……」
「きゃー! 人殺しっ!」
いや、もはや“悪魔”を超えてるだろ……
気づけば、教会の中に残っていたのは――金髪のあの子だけだった。
教会に残った金髪の少女――背中がプルプルと震えている。
どうやら、俺がここまでの一連の騒動を見て、笑っているらしい。
期待はしていなかったが、勇気を出して声をかけた。
「えっと……同じクラスの、魔宮って言うんだけど……俺の聖心部、入らね?」
少女は必死に笑いを堪えて、何事もなかったかのように、普通の声で俺に話しかけてきた。
「私が、あんたみたいな“悪魔”と部活入ると思う?」
挑発するように唇の端を上げる。
「しかもよりによって“聖心部”って……皮肉なところが、ほんっとセンスあるわね」
少女は笑いを堪えながら、腕を組んでこちらを見下ろした。
金髪がステンドグラスの光を受けて揺れる。
その姿はまるで、堕天使――いや、俺を見下す悪魔のほうに近い。
「……ぐっ」
悔しいが、言い返す言葉が見つからない。
言われてみれば、確かに皮肉にもほどがある。
悪魔扱いされた俺が、“聖なる心”の部に所属しているなんて。
少女はふっと笑って、くるりと背を向けた。
「じゃ、私帰るから」
そう言い残して、教会を出ていってしまった。
窓の外では、グラウンドで生徒たちが部活に励んでいる。
ボールの音、笑い声、笛の音――どれも、俺とは無縁の“青春の音”だ。
……思い出すのは、一年前の新入生勧誘のとき。
廊下のあちこちで、先輩たちが声を張り上げていた。
「サッカー部!初心者大歓迎ー!」
「演劇部、男子足りません!君、いい声してるね!」
「帰宅部もいいけど、うち来ない?」
そんな中、俺の前だけ――人の流れが左右に割れる。
まるでモーセの十戒。俺が海か。
「そこの君!……おっと、あ、あはは……」
声をかけかけたバスケ部の先輩が、俺と目が合った瞬間、
笑顔のままスライドするように後退していった。
後で聞いた話によると、どうやら
「入学式の日に上級生をワンパンした男」
とかいう噂が出回っていたらしい。
最終的に勇気を出して勧誘してきたのは――
**“廃部寸前のオカルト研究会”**だけだった。
「そ、そこのきみ、悪霊とか信じる?」
「まぁ、身内に仏系多いんで……」と答えると、
「――あっ、ごめん!うち“仏派”NGなんだ!!」
そう言って全力で逃げていった。
お前ら、宗派でオカルト分けんなよ!!
もちろん俺も、“青春を謳歌する高校生”を目指していた。
だから、部活に入るのを諦めたくなんてなかった。
――そうして俺は、サッカー部の体験入部に参加した。
グラウンドに出ると、部員たちの視線がやけに熱い。
いや、正確に言うと「警戒」だ。
ボールを持った瞬間、ディフェンスが左右に割れた。
……またモーセ現象である。
そのおかげで、俺はあっさりゴール前まで到達した。
「ここで決めりゃ、見直される!」
そう思って、派手に一発ぶちかました。
――ボールは綺麗な放物線を描き、ゴール枠を外れ、
そのまま……歩いていた先生の後頭部に直撃した。
「せ、先生ぇええええ!!」
周囲が悲鳴を上げた。
運の悪いことに、その先生――かつらを着用していた。
ボールの衝撃でふわっと宙を舞うかつら。
夕陽に照らされ、スローモーションで地面に落ちるその姿。
遠くから見ていた生徒たちは、
「先生の頭が吹っ飛んだ!!」
と錯覚したらしい。
結果――こうして、“聖桜の悪魔”という不名誉な称号が誕生したのであった。
その日以来、俺は“伝説の殺人シュート”の持ち主として恐れられることになる。
廊下ですれ違うだけで、生徒たちがサッと道を開ける。
――そして、俺は悟った。
俺には、“青春”というボールを蹴る資格がない。
それ以降、俺は高校生活を謳歌することを――諦めた。
俺は校庭を抜け、桜並木のトンネルをくぐる。
風に舞う花びらが頬をかすめ、少しだけ春の匂いがした。
桜の木を抜けた先――そこには、聖桜学園の象徴でもある小さな教会と修道院が佇んでいる。
白い壁と古びた尖塔、そして静寂。まるで、校内だけ時間の流れが違うようだった。
聖桜学園せいおうがくえん。
東京都中心部にある私立高校としては珍しく、敷地内に教会と修道院を併設しているカトリック系の進学校だ。
おだやかで品のある校風――のはずだが、俺みたいなのがいるせいで台無しかもしれない。
そして今、俺の任務はひとつ。
ここで“聖心部”の二人目となるメンバーを探すことだ。
道沿いを歩くと小さな教会と修道院が見える。
桐生先生曰く、この修道院が聖心部の部室になるらしい。
教会の扉をそっと開けると、中では数人のシスターたちが忙しそうに動き回っていた。掃除をしたり、書類を整理したり、互いに声を掛け合いながら作業している。どの子も真面目で落ち着いた雰囲気だ。まるで天使の群れが地上で働いているみたいだ……なんて、少し恥ずかしいことを考えた瞬間、視界の端に違和感が走る。
――あ、
足を組み、ソファに座ってスマホをいじる金髪の女子が一人いた。
俺はあいつを知っている。神崎瑠花かんざきるか同じクラスで唯一の金髪女子。顔も整っていて、多分ギャル……いや、完全にギャルだ。てか、ギャルとシスターって、絶対混ぜちゃいけないだろ。
顔立ちも良く、最初は男たちが告白に押し寄せたらしい。だが、ことごとく彼女の気の強さに圧倒され、全員散っていったという。金髪のせいもあってか、クラスの女子たちも距離を置かれ、彼女はいつも一人。まさに孤高のギャルだ。
……あいつとは、高校生活で俺と関わることはないだろうな。
手始めに、俺は他のシスターに声をかけた。
「お忙しいところすいません。僕、今部員を探していて……よければ、僕と一緒に聖心部に入ってみませんか?」
「きゃー! 悪魔っ!」
――ここでも悪魔の話かよ。
(てか、悪魔を追い払うのって、シスターの仕事じゃねーのかよ……)
心の中でツッコミを入れつつも、めげずに別のシスターに話しかける。
「あの……」
「きゃー! 人殺しっ!」
いや、もはや“悪魔”を超えてるだろ……
気づけば、教会の中に残っていたのは――金髪のあの子だけだった。
教会に残った金髪の少女――背中がプルプルと震えている。
どうやら、俺がここまでの一連の騒動を見て、笑っているらしい。
期待はしていなかったが、勇気を出して声をかけた。
「えっと……同じクラスの、魔宮って言うんだけど……俺の聖心部、入らね?」
少女は必死に笑いを堪えて、何事もなかったかのように、普通の声で俺に話しかけてきた。
「私が、あんたみたいな“悪魔”と部活入ると思う?」
挑発するように唇の端を上げる。
「しかもよりによって“聖心部”って……皮肉なところが、ほんっとセンスあるわね」
少女は笑いを堪えながら、腕を組んでこちらを見下ろした。
金髪がステンドグラスの光を受けて揺れる。
その姿はまるで、堕天使――いや、俺を見下す悪魔のほうに近い。
「……ぐっ」
悔しいが、言い返す言葉が見つからない。
言われてみれば、確かに皮肉にもほどがある。
悪魔扱いされた俺が、“聖なる心”の部に所属しているなんて。
少女はふっと笑って、くるりと背を向けた。
「じゃ、私帰るから」
そう言い残して、教会を出ていってしまった。
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