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第10話  温泉ってたまに気持ちいいときと同じ声出るよね

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「まだ大丈夫なんじゃない?向こうから還された時シャルロット時間は昼だったでしょ?」



くはーっと息を吐く過



案の定戻ってきたときは玄関の前だったが、隣の家のお兄さんが丁度部屋に入るところだったため、急に3兄弟の気配がして、振り返ってビクッとしていた。



こんばんはと挨拶を交わし、部屋に入っていったが、足音もなく現れたから、奇妙だと思われたに違いない。



悩んでも仕方無いので3兄弟はマンションの裏にある、温泉に行く事にした

なんと、この温泉200年位続いている、歴史のある温泉で、周辺にすんでいる人達は

自分の家で風呂に入るより温泉に入ることの方が多い。





「4時間弱は、呼ばれないんじゃないか?」



「まあ、服とか、収納してあるけどさ....」



「アハハ」



「それにしても、疲れないあ....眠くもならんし」



「緊張してるだけかもな」



「早目に出て、仮眠とった方が良いだろうな」



かなりの時間起きているが、一向に眠気が来ることが無く

3人は覚醒してしまっている。



「流石に、信じられない事が起こってるからな。」



3人は温泉に浸かり、ほうっと吐息をもらした



ダンジョンの中でゲームで、見たような魔物をバシバシ倒していく、一徳を唖然と見ていたり、変態かと思いきや、自分達を呼び出したのは悪役令嬢でオッパイが挑戦的だし、怖そうなお父ちゃんと話をしたりと、色々あったが、まだ自分達の世界では1日が終わっていないのだ。



睡眠大事だろう?って思っているのだが、眠気が来ないので、温泉に入りに来たのだ。



「まさかだけど、召喚獣って寝ないの?」



「やべえ、ゲームやりまくれるじゃん」



「仕事めっちゃ進みそう」



「え、凄い。そんな設定なの?」



色々病院で調べてほしくなってしまった。どう考えてもおかしいじゃないか。



「じゃあ、後1時間くらいあるだろうし、上がって、仮眠とってみようか」



湯船に横一列に入っていた3兄弟は、急に自分達の回りにあったはずの温かい温泉が無い事に驚愕した。



「マジか?」

「早くない?」

「え?」



「キャッ!!」



3兄弟が濡れた裸体を晒して、キャッと声を出しながらも、ちゃっかり指の間から3兄弟の身体をチェックしているシャルロットに向かって振り向いた。



大事なところは手で隠しているが、手で隠さないでやろうか(怒)とか、ちょっと思ったが、シャルロットが寝間着を着ているので、隠した。

暴れん坊になったら困るからだ。



「ご、御免なさい、そうよね、湯浴することもあるわよね!間が悪かったわね!」



真っ赤になりながら、シャルロットは、自分のバスローブを慌てて取りに行ったが、3人は、自分達の服を着ようか迷っていた。

戻ったとき困るからだ。

バスローブ待つか....的な空気になった。



「待たせたわね!」



バスローブをシャルロットから受け取るときに、シャルロットの胸の先がちょっと尖ってるけど、寝るときはブラとか着けないんだねなんて野暮なことは言わず観賞に徹している3兄弟。



少し肩が窮屈だが、胸の辺りをゆったりとってあるので、3人共問題なく着れた。



「で、こんな夜中に何の呼び出しですか?」



「伽?ニコニコ」



「あ、一徳エロ!w」



伽と、聞いて、シャルロットは考えもしなかったのだろう。

一気にピンクから赤色へ頬が色を変えた。



「な、ち、違います!明日、その、先にお二人....

スギルとカンタの装備を整えないといけないと思い、イットクに相談したかったのよ!」



「あー、成る程、話せずに還っちゃったもんね。」



「それならさ、大丈夫だよ、ヒューゴ結構あるんだよ武器、兄ちゃん達にふさわしい武器が....。」



「そ、そうなの?」



「うんうん、15階層辺りに2つともあったと思うから、そこまでは、俺がサポートするし大丈夫だよ、ただね、シャルロット....」



一徳は濡れた髪をかきあげながら、シャルロットに近づいて、シャルロットを押し倒した。

シャルロットの後ろにあったベッドはふっかふかである。



「タイミング悪いと、本当にシャルロット可愛がっちゃうよ?」



嗜虐と、色情を宿した瞳でシャルロットを見つめる一徳

シャルロットは呆気にとられて、口があんぐりしていて可愛い。



可愛いので、シャルロットの口内を指でなぞった。



瞬間、シャルロットが弾けたように目を見開き、謝った。



「ひゅ、ひゅみまへ....んんっ」



口内からシャルロットの舌を撫でながら、唇をなぞって、指を離した。



真っ赤になったシャルロットが、悩ましい表情になってしまった。



「一徳!」



後ろで前屈み気味の兄の姿を見てクスリと笑う一徳。



「大丈夫だよ、躾は必要でしょ?」



「お前本当に、向いてるよな....」



「うん♪」



ふるる、胸を揺らしながら、シャルロットは上半身を起こす。



「でも、どうしたら良いかしら....」



まだ、恥ずかしそうに、うっとりした表情のシャルロットを見て、3兄弟の下は元気になりそうだが

真剣に考えないと、営業中に喚ばれたりしたら死活問題だ。



「みんな、仕事もあるしね、3人同時じゃなくて、行ける人が行けたほうが良いよね?」



「そうだよな....シャルロット、ちょっと呼び出すときに、話しかけてみてよ一人だけ....一回風呂に帰るか....。」



そういって、シャルロットの前で3人はバスローブを脱いでいく

シャルロット、鼻血出てない?
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