ダークな乙女ゲーム世界で命を狙われてます

夢月 なぞる

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5章 迷走(ダイジェスト)

嫌いじゃない~さらなる助けと危機

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 少しの浮遊を味わった後、派手な音とともに衝撃を感じた。
 全身を包む冷たさと泡、息苦しさに水に落ちたのだと悟ったあたしは、慌てて水面に向かって泳いだ。
 ぷはっと水面に浮き上がれば、頭上に岩肌が見える。どうやらこの上から落ちたのだと悟る。

 水は冷たく、早くここから出なければと泳いで岸に這い上がる。
 冷たい水に晒されたせいか、ひどく体力を消耗しており、しばらく動けない。
 それでも、ここにいたところで助けは望めない気がして、あたしはとにかく人里に降りて、裏戸学園に戻る方法を探すことにする。
 少し休んで体力を戻して、月明かりを頼りに山を下り始める。
 方向も何もわからない。 
 夜に動かないほうが、とも思ったけれど、逃げ出した館から追手が放たれていたらと思うと、夜闇で視界が効かない分、距離を稼いでおきたいと感じていた。
 しかし、それでも、体育祭の最中にさらわれ、それ以来飲まず食わずの状態の上、水に落ちたので体力、気力とともに落ち込んでいく。
 そのうち、足元の出っ張った木の根に足を引っ掛け、無様にすっ転んだ。
「痛ぅ、ああ、擦りむいた」
 咄嗟につきだした手のひらとハーフパンツからむき出しの膝小僧が痛い。
 じわりと血の滲んだのがわかる。
 すぐに立っていかなければと思ったが、痛いやらしんどいやらであたしは動けなかった。
「……このまま死ぬのかなあ?」
 夜の森に取り残されて、遭難死? そんな死因が頭に浮かぶと同時に無性に誰かに会いたくなった。
「会いたいなあ」
 最後にひと目会いたいかったなあ。
 誰に、という言葉は喉の奥に都合よく消す。
 来るわけ無いのに。助けに来てほしいと思って浮かんだ顔は何故か一つだけだとわかるのに、ひどくぼかしたように曖昧で実像を結ばない。
 こんな時までごまかしても意味は無いのに、と心の言葉が聞こえたけど、ソレも聞こえないふり。
 すると、今度は幻聴が聞こえた。
「……誰に会いたいって?」
 聞こえた声に、目を瞠る。
 しかし確かめるのが怖くて、顔を挙げられない。
「君はなんでいつ会っても何やボロボロなんやろかなあ」
 あたしの頭に柔らかく置かれた手が温かい。
 あたしは恐る恐る顔を上げた。そして予想外で予想通りのその姿に呆然となった。
「な、なんでここに……」
「そんなん理由なんて、一つしかなないと思うけど?」
 どこか悲しそうに紅原円が立ってあたしを見下ろしていた。
「せやけど、ここであえて良かったわ。下手に気づかれるといろいろ面倒で……て、何してんの?」
 紅原が自分の頬を両手でつねっていたあたしにぎょっとした声を上げる。
 慌てて、その手が外されてしまうが、つねった頬はいたい。
 いや、そもそも転んでつくった擦り傷が痛いままだから、痛いという感覚はすでにある。
 ということは、なんだ? これは現実か?
 いや、でもなんで紅原が。なんかこの人、結構都合よく現れる人ではあるけど。
 なんで黄土家の屋敷の近くで遭遇するんだ? さすがにこれは都合良すぎるだろう。
「あ、ありえない」
 あまりに非現実な光景に思わず頭を抱えて、つぶやくあたしに紅原が気まずげな声が降ってくる。
「……あ?、なんや御免な?」
「……なんで紅原様が謝るんですか?」
「いや、俺なんかより来て欲しい人がいたんとちゃうかなって」
「え? そんなことは……」
「ああ、気を使わんでええよ。俺、君には好かれるような事した覚えないって自覚しとるし」 軽い調子で言われるが、その瞳はなんだか悲しそうに見えるのは辺りが暗いせいなのか。
 なんだろう、もしかして紅原はあたしに嫌われていると思って傷ついてるの?
 いや、ソレこそありえないだろう。
 紅原にとって、あたしは忘れてしまうほどどうでもいい人間で彼は嫌ってもあたしの感情なんか気にするはずもなくて……。
「でも、今は我慢してくれると助かるな。君も安全に学園に帰りたいと思うやろ」
 それは当然でコクリと頷く。
「あの、でも、本当にどうして紅原様がこんな場所に?」
「ごめん。その辺の説明後にしてもええ? とにかくここから少し離れたいんや」
 確かに、ここはあたしを攫った黄土家の近くだ。
 こんな場所で長話などない。
 とりあえず立てるか、と差し出された紅原の手の助けを借りて立ち上がる。
 それから逃げる道でも考えているのか、あたりを見回す紅原にあたしは先に一言だけとあたしは紅原にお礼を口にした。
「あの紅原様。ありがとうございます。わざわざこんなところまで来てくれて……」
「気にせんといて。天空寮生を守るも月下騎士会の仕事のうちやし」
 にっこり笑ってのセリフに、あたしはなぜか紅原のその言葉にモヤモヤしたものを感じる。
 紅原が口にしたのはあくまでもごく当たり前の理由なのに、どうしてこんな気持ちになるのだろう。
 もしかして、あたしは彼があたしだから助けに来てくれたと思いたいのだろうか。
 なにを考えている。そんなのありえないとわかっているはずじゃないか。
 今回彼が動いたのだって、あたしを助けようという気持ちというより、きっと、聖さんにいいところを見せようとか、そういった気持の末の行動に違いない。
 あたしのための行動どころか、あたしのことなど忘れちゃうくらい、なんとも思っていない相手なのにどうしてこんな。
「大通りはあっちの方向やし、行こか?」
 紅原の促す声に、ハッとする。
 そうだ、今は逃げるのが先決だ。
 だがそう思うのに、もやもやが消えない。
 気がつけば口走っていた。
「あの、紅原様。あたし、別にあなたのことを嫌ってませんから」
「え?」
 紅原が目をまるくして固まっている。しばし無言で向かい合う。 だがいつまでたっても紅原が反応を返さないので、あたしはなんだか恥ずかしくなってきた。
 なに言ってんだろう、あたしは。
 今はそんなことを言っている場合じゃないってわかっているはずだろう。
 そもそも、あたしのようなモブに嫌われようと、紅原にとってはどうでもいいことだろうに。
 紅原もあたしの訳の分からない行動に呆気にとられている。
「ちょっと、待って。それってどういう意味で……」
 聞き返さないでほしい。自分が一番よくわからない。
「……す、すみません。変なコト言って。わ、忘れてください」
 いたたまれない気持ちで俯けば、紅原はつながったままだった手を引き寄せてくる。
 うわあ!
「忘れるなんて。……なあ、嫌われてないって言うことは、それって……」
 ぐきゅるるるる。
 その時、紅原の言葉にかぶさるように、妙に間延びした低い唸り声のような音が響く。
 静かな夜の森に尾をひくように響いた音に、あたしは咄嗟に自分のお腹を抑えてしまう。
 それにつられて紅原があたしのお腹を見たのがわかり、自分から音源報告をしてしまったことに気がついて、羞恥に頬が熱くなる。 だ、だって。お昼から何も食べてないんだもん。仕方ないじゃないか。
 恥ずかしくて俯いたら、頭上でくっと吹き出す音が聞こえた。
 紅原に笑われたのだと思えば、恥ずかしくて顔が赤くなる。
「わ、笑いすぎです」
「いや、ごめん。お詫びにこれやるわ」 そう言って何かをポケットから取り出した、紅原があたしの掴んだままの手の平にそれを幾つか乗せた。
 それは僅かな月明かりの中、光る細長い台形の琥珀色の小さな粒だった。
「これは……飴ですか?」
「ああ、食べたこと無い? 結構うまいよ」
 そう言って、紅原は何を考えたのか、あたしの手のひらの上に乗せた飴を一つ取ると、包みを開けて飴を摘むと、あたしの口に近づけてきた。
「はい、口開けて」
 あまりにてらいなく言うものだから、思わず口を開ければ、そのまま飴を放り込まれた。
 その際、わずかに紅原の指が唇をかすめて、心臓がひときわ大きく跳ねた。
 じわりと甘さが口の中に広がる中、紅原がその指をなめとるのが見えて、どぎまぎした。
「ど? 結構美味しいやろ?」
 笑って感想を聞かれるが、全然味がわからない。
「あ、甘いです」
「まあ、はちみつ固めた飴やからなあ」
 何が楽しいのか、紅原はくすくす笑っている。 うう、これって明らかにからかわれてるんだよね。
 毎度のことながら、なんともいたたまれない。
 あたしはなんだかものすごく恥ずかしい気持ちになって、俯いてしまうものの、その胸に広がる感情に紅原を嫌う気持ちはどこにもない気がした。
 
29. さらなる助けと危機
 もらった飴の残りを握り込めば、紅原の手が離れた。
 それが少し惜しいと感じるのは、水に浸かって冷えたせいだろうか。
 その気持が伝わったのか、紅原は少し躊躇いながら、あたしの顔にその手を伸ばしてくる。
 驚いたものの、その手があたしの少しだけ垂れた前髪をかきあげ、耳にかけてくれる。
 その手つきはまるで壊れ物を扱うようで、大事に扱われているような気分になって、ドキドキしてくる。
 触れる指先は、体が水に濡れた後のためか、ひどく熱く感じる。
「ちょっと、冷えてるな。そういえば何で濡れてんの?」
「あ、それは……」953
 聞かれて、今まで起こったことを説明するために口を開きかけるが、紅原の背後の茂みが揺れたことでかき消された。
「おい、円、どこだ?」
 聞こえた声に聞き覚えがあって驚いた。
 どうしてこの人まで、と思ったものの、その時の自分たちの状況を思い出し、はっとなって飛び退いた。
 あたしの動きに紅原は驚いたようだが、次いで聞こえた近くの茂みが揺れる音に気がついて、振り返った。
「会長?」
「ん、ああ。なんだ、そんなところに……て、お前は、多岐!?」
 紅原の言葉通り、現れたのは蒼矢会長だった。
 なんでこの人までいるんだろう、と思ったものの先ほど紅原も言っていたではないか。
 『天空寮生を守るのも月下騎士の努め』
 つまりはそういうことなのだ。
 あたしの価値など聖さんのおまけで天空寮に移動したことくらいしかない。
 全ては聖さんの付属品としてのこと。
 彼らが心配するのなんて、聖さんありきでしか無い。
 紅原がここに迎えに来てくれるのも、飴をくれるのも全て。
 そう思えば、あたしが口走ったことの意味の無さを痛感する。
 本当に何を勘違いしているのか。
 そう思えば、甘いはずの口の中の飴玉が苦く感じられる。
 あたしは紅原の前に立つことに耐え切れなくなって、会長の方に走り寄る。
「あの、会長までどうしてここにいるんですか?」
「え、ああ。……聖がお前がいないって騒いでいてな」
 ほらみろ。やっぱり聖さんから頼まれて探しに来てくれただけだ。
 あたし自身なんて、彼等にとってなんの価値もない。
 だが、それでも彼らがあたしのために動いてくれたことには変わりない。
 あたしは深々と頭を下げた。
「それは、お手数おかけしてすみませんでした」
「ああ、まあ、無事でよかったが。どうしてこんな場所にいるんだ
?」
 聞かれて、どう答えるべきか考える。
 先程は、なんの考えなしで紅原には説明しようとしたが、〈古き日の花嫁〉に間違われた云々をあたしが知っていることを会長たちに知られるのはあまり、良くないことのような気がする。
 双子にはいろいろ疑われているようだけど、まだ核心には至っていない、はずだ。
 とりあえず、明日の平穏を守るためにも、吸血鬼の内情に近づきすぎるのはだめ、ということで適当に誤魔化すことにする。
「あの、体育祭で客席に戻ろうとした時に意識を失わされ……」
 気がつけば地下牢のような場所で目覚めたことまでは正確に答え、その後は統瑠が現れて逃してくれたが、一人で森で迷ってしまい、うっかり足を踏み外して、泉に落っこちて、ずぶ群れになって森をさまよっていたということにしておいた。
 双子があたしを親衛隊にしようとしていた件や彼等のお家騒動とも言える双葉とのやりとりはまるっと割愛。
 このへんの事情はきっと双子も会長や紅原に知られたくないはずだし、黙っておいても彼等が訂正するようなことはないだろう。
 ついでにこれをネタにあたしの怪しい行動についても口止めできればという打算もある。
 統瑠からは何も説明を受けておらず、あたしはこの件に関しては何も知らない、何も聞いていないという部分を強調して説明を終えれば、突然会長に頭を撫でられた。
「……? 会長?」
「いや、大変だったな。こんなことに巻き込まれて。……よく、頑張った」
 グリグリ頭を撫でられれば不思議と涙が出そうになる。
 こんな風に、頑張りを労われるようなことってなかったから。
 でも、これも全部聖さんのルームメイトだからなんだと思えば、やるせない気持ちになる。
 いやいや、考えようによってはこうしてモブに助けが来るのもある意味ヒロインのお陰。
 そう思えば、ヒロインさまさまだと言えるんじゃないか?
 ここは帰ったら聖さんにお礼を言うべきなのかもしれない、と思っていたら、背後からどこかいらだちをはらんだ紅原の声が聞こえた。
「会長、そんなことより、多岐さんを早くここから連れださんと」
「え? あ、ああ、そうだな。見つかると面倒だしな……」
 誰にだと思えば、再び茂みの奥から声がした。
「おや、そんなところで何をしておいでですかな?」
 聞こえた声に聞き覚えがあり、ゾクリと体が粟立った。
 こ、この声は……。固まるあたしの横で、会長が舌打ちしたのがわかった。
「……これはこれは随分と遅い登場で。あまりに遅いので退屈まぎれに、庭を散策していただけですが」
「それは、申し訳ない。学生と違っていろいろ忙しいもので」
 茂みをかき分け現れたのは、背後に屈強な黒服を従えた和服姿の壮年の男性だった。
 乙女ゲームの攻略対象と言わんばかりの容姿が多い吸血鬼の中で珍しく、体格がよく顔立ちもいかにも頑固親父な印象。
 おそらく黄土家の当主である、統瑠の父親だろう。正直息子と全く似ていない。
 その瞳は冷徹な色をたたえて、丁寧な言葉とは裏腹にこちらを明らかに見下している感じだ。
「おや、ところでそこにいるのは紅原ですか? 私は蒼矢の跡取り殿のみ招き入れたつもりでしたが」
 紅原を明らかに下に見ている印象はいかにも吸血鬼至上主義の彼らしい。
 それに対して、紅原も言い返すことが出来ない様子で、唇を噛んでいるのがわかる。
 後で聞いた話だが、聖さんがあたしがいないと騒ぎ出して、最初に探し始めたのは紅原だったらしい。
 そこに、翔瑠からあたしが黄土家にさらわれた可能性を聞いたが、黄土家の当主は根っからの選民思想の持ち主で、吸血鬼としての能力に欠ける紅原を見下して相手にもしようとしない。
 そんな相手の領域に行くに辺り、自分だけでは追い返される可能性がある、と会長を巻き込んだらしい。
 その御蔭で、入り込めたという話ではあるのだが、それを知らないなりに、あたしは黄土の当主のあからさまな差別的は発言にむっとする。
 だが、反論できるほどの状況把握も勇気もなく睨むにとどめていれば、冷たい視線を向けられた。
「いけませんな。招かれてもいない人間をここにいれるなど」
 人をさらっておいていけしゃあしゃあとそんなことを言う黄土の当主に胸が悪くなるものの、眼光鋭く睨まれれば恐怖を感じてしまう。
 そんなあたしを会長はかばうように背中に隠してくれた。
「……何が言いたいんですか?」
「紅原は不問にしますが、その人間の不審者をこちらへ渡していただきたきましょうか」
「ようやく現れたかと思えば、それとは」
 会長も呆れたように顔をしかめる。
 その横で、紅原もまた前に出て、皮肉げに鼻を鳴らした。
「ご自分で攫っておいて、不審者ではないでしょう。そもそも多岐さんをここに引き入れたのはあなたでは?」
「妙な言いがかりをつけるな、狐め。トラの前に出てくるとは褒めてほしいからか、女の前で良い格好がしたいだけか」
 黄土の当主に睨まれ、紅原の顔色が変わる。
 だが立場的に強くは言えないらしく黙れば、代わりに会長が当主を睨んだ。
「俺の従弟を侮辱するのはやめてもらおうか」 
「ふん。付き合う相手はもう少し選んだほうがいいのではないのですかな?」
「選んだからこそ、俺はあなたと懇意にしないのだがな」
 会長の揶揄に明らかに機嫌を損ねた顔の黄土の当主だが、未だ余裕の態度は崩さない。
「ふん、まあどうとでも? だがその娘はこちらに」 セリフと共に黄土の当主がぱちりと指を鳴らせば、どこからか顔を黒い布で覆った複数人の男が現れ、あたしたちを囲んだ。
 いや、相変わらずのファンタジー、あ、この場合は時代劇なのだろうか。
 どちらにしても現実とは到底受け入れがたい光景に青ざめるしかない。
 しかし、会長は多少厳しい顔にはなったが、あくまでも話し合いで解決の道を探ろうとする。
「……この娘は学園の生徒だ。月下騎士の身柄の裁量権はある。当主の意見を聞く必要はない」
「それは学園内だけでしょう。ここがどこだかお忘れか?」
 強気の黄土の当主の姿に、そういえば、と思い出す。
 吸血鬼は家単位での独立性が強く、同等、あるいはそれ以上の家の吸血鬼だったとしても、他家の邸宅内では、他家のしきたりに従うのが絶対だという。その分、他家を尋ねるのはある意味とても危険なことなのだとゲーム設定ではなっていたような。
 え? もしかして、これって絶体絶命ってやつですか?
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