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第四章 【覇闘】直前狂騒曲
妖帝星軍、出陣!!
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AM7:00 ──妖帝星軍【光城派】は出陣した。
今回の戦場(誓覇闘地)は絆獣聖団直轄であるため当然こちらから出向くことになる。
この地における根城である光至教岡山支部ビル裏手の駐車場に停めた、悪路に強い黒い国産高級四輪駆動車の運転席側後部座席に自他共に認める今回の覇闘の主役である光城玄矢が、そして真横には未来の妻?である“魂師の愛娘”沙佐良氷美花が陣取り、運転手を務めるのは今春免許を取得したばかりの三男・白彌であったが、そのハンドル捌きはもはや手慣れたものであった。
強烈な日差しを嫌ってか3人とも各々の好みの意匠のサングラスを掛け、氷美花に至っては漆黒の鍔広帽子を冠り、身にまとった裾の長い黒絹の夏物ワンピースの胸元には雪の結晶を模した黒水晶のペンダントが煌めき、足元は黒いサマーブーツという出で立ちとあって、まさに“魔界の姫君、夏の散策”といった様相である。
「…田巻(光至教岡山支部伝教長)には7時10分までビルに近づくなよと厳命しておいたが、いざ見送り人ゼロっていうのもなんか物足りねえな…」
両腕を組んでシートに深く背を預ける玄矢に、「何を今さら…」と新No.2が苦笑する。
「…ところで白彌、呀門はちゃんと届いてるんだろうな?」
呀門──今回、冬河黎輔と戦うことになる〈人外戦力登録No.25〉の【妖仙獣】である。
「はい、塒の【大分強練場】を一昨日の夕方には出発して、昨日は岡山の大きな公園の駐車場を3、4か所移動して過ごしたようですね…」
「…ってことは今の季節、地獄の蒸し風呂みてえな10トントラックの荷台に押し込められてるって訳か…さぞや内部は臭えだろうな…考えただけでぞっとするぜ…」
「まあ…それじゃ閉じ込められた呀門はかわいそうじゃありませんの…?」
この咎めるような妖天使の物言いに、玄矢は持ち前の悪魔的な笑みを浮かべつつ首を振った。
「全然。何しろ“猛夏勝将”の異名を取るほど呀門は暑さに強い…尤もその反動で冬場にゃまるで使い物にならんがね。
だからあのコンテナの中はヤツにとっちゃ、いわば我々にとってのエアコンがギンギンに効いたスイートルームと同様なんですよ…だが、まあそれ故に食欲も促進されるから…」
ここで玄矢は言葉を切ったが、それは先程の荷台内の臭気へと繋がる尾籠な内容のため、あえて自粛したのである。
「暑さに強い…それは頼もしいことですけれど、今日の相手の名前は少し不吉といえば、不吉ですわね…」
「あっ、確かに!
しかも聞いただけで涼しくなりそうな冬河って…だとしたら呀門とは逆にソイツ、冬は良くても今はバテバテだったりして…」
「バカめ、そんなら結局、呀門が圧勝するんじゃねえか」
この寒い妖帝ギャグ?によって車内の空気は一気に和み、ドリンクホルダーに差し込んでいた清涼飲料水のペットボトルを摑みつつ玄矢はからかうような口調で訊ねた。
「ところで白彌、澤本とはうまく行ってんのか?
──もうヤッたのかよ?」
この名が飛び出したことは三男坊にとってはまさに青天の霹靂だったのか、ほどほどの込み具合である3車線の真ん中を快走していた4WD車はいきなり右に斜行して一目で高齢者運転と分かる古びた軽自動車に激突しそうになった。と同時に「きゃっ」っと短い可憐な悲鳴があがったが、どこかわざとらしいそれは紅一点によるお約束といえなくもなかった。
「あッ!す、すみません…。
で、でも兄さん、一体誰からそんなデマカセ聞いたんですか?
た、たしかに教団の内情についてよく話をすることは認めるけど、あの女性とは決してそんなんじゃありませんよ…」
「まあ…そんなオクテっぽいお顔をしてて、白彌さんも案外隅におけませんのね…!」
心底驚いたらしい氷美花に強く頷きかけつつ、正面を向き直った次期教祖は強い叱責の口調で詰めはじめた。
「教団の内情だと?──何を生意気な、オマエごとき青二才がそこに首を突っ込むのは十年早いわ…それよりなあ、もはや役員全員が周知の事柄を何故に隠そうとするんだ?
ここ数ヶ月、オマエが宮倉と逢瀬を重ねてるってのは何人にも…それこそ善良な一般信者にも目撃された規定事実なんだぜ…しかも先週の土曜には、とうとう彼女のマンションに乗り込んでったそうじゃねえか…」
「まッ!?」──この感嘆は、先程の「きゃっ」とは比較にならない真正な響きを帯びていた…。
「え?…あっ、いや、それはですね…」
──どうやら光城白彌にとっては現教祖たる母や一族最強の兄すら凌ぐ絶対者である妖術鬼の愛娘からの反応の方がはるかに堪えるらしい。
「まあ、ガキの頃(現在もだが)、オレや威紅也と健全な男子の遊びもせずに紫保乃(長女)や碧衣(三女)とママゴトに興じていたオカマちゃんも、アソコの毛が生え揃った頃にゃあしっかりオトコの子の自覚が芽生えてたって訳だ…まあこれでお袋も、カリカリしつつもホッと胸をなでおろしてることだろうぜ…。
何しろ、一時は“玄ちゃん、こんな体たらくであの子は魂師のお役に立てるのかしらねえ?”が口癖だったからな…」
「まあ…なかなかお厳しいんですね、光霊母さまって…」
瞠目しつつ詠嘆する氷美花たが、この仕草は多分に芝居じみていた…。
「……」
すっかり塞ぎ込んでハンドルに覆い被さるようにして信号停止した弟に、勝ち誇ったかのような長兄のコメントが投げかけられる。
「オマエ、何をムクレてんだ?
オレはホメてるんだぜ、何しろ澤本愛咲美っていやあ、教団でも3本指に入る超美人じゃねえか…。
尤も、どこの組織でも広報係は美人に決まってるがな…。
しかも、街を歩きゃモデルそこのけで道行く野郎どもの注目の的、学生時代は芸能事務所のスカウトにブチ当たらずに一日を終えたことがないという剛の者…そんな〈大金星〉と恋仲に…いや、噂じゃ向こうをゾッコンにさせたらしいんだから大したもんじゃねえか…。
むしろ、どうやって口説いたか、こっちがご教授願いたいくらいだぜ…」
ここで氷美花が冗談半分?で玄矢を睨むが、彼はそれに軽く頭を下げつつ素早く右目を瞑ってみせた…これに苦笑しながら彼女も義弟の背中に語りかける。
「それは私も伺ってみたいわ…それにその澤本さん、聞くところでは若くして光至教広報部長に大抜擢されたらしいけど、華やかな芸能界を蹴ってまで教団を選んだその理由も…。
──ねえ白彌さん、あなた自身の魅力に加えて、やっぱり持ち前の料理の腕がモノを言ったのかしら?」
信号が青になり、恋の勝利者は発進しつつ小さく咳払いしたが、狷介な長兄がすかさず「アホウが、何カッコつけてやがる」とツッコミを入れる。
「まあまあ…そんなに手厳しくやり込めちゃ白彌さんがかわいそうじゃないの…ね、話せる範囲でいいから聞かせて下さらない?」
「……」
悪意に満ちた御大将の毒舌を警戒してか、光城家副将は容易に口を開かない。
「…あれほど美味しいものが作れるんだから、お姉様たちも相当、腕が立つんでしょうね?
あの方たちから習ったの?」
「いいえ、ボクの方が上手いです。
──子供の頃から」
と白彌は胸を張り、
「それは事実だ…連中が作ったメシなんざ食えたもんじゃねえ」
と玄矢は肯定した。
「だったら…」
と沙佐良氷美花が言いかけたところで不意に白彌が声を上げた。
「兄さん、50メートルほど前方…左手のコンビニの駐車場に、拳星の寺垣さんが…」
これを受け、サングラスをずり上げた二人の視線が指示された方向に向けられる。
光城玄矢と肩を並べる、【三妖帝】の一角を占める紫羽楯綱…彼が統べる世界規模の実戦空手団体・拳星會館──その兵庫支部長にして全日本大会を連覇し世界大会準優勝という燦然たる戦績を誇る超実力者が偶然にも?光城勢と同型・同色の四輪駆動車の傍らに、岩のような筋肉ではち切れんばかりの迷彩柄のTシャツとショートジーンズ姿で立ち、にこやかに手を振っている…。
「あーん?
何だあの野郎、楯綱に指名された〈立会人〉にしちゃあえれえ軽装じゃねえか…神聖な覇闘をナメてんのか?
しかも車までマネしやがって…。
白彌、構わねえから無視して突っ走れ!
──アイツの手前で一気にスピード上げてなッ!!」
今回の戦場(誓覇闘地)は絆獣聖団直轄であるため当然こちらから出向くことになる。
この地における根城である光至教岡山支部ビル裏手の駐車場に停めた、悪路に強い黒い国産高級四輪駆動車の運転席側後部座席に自他共に認める今回の覇闘の主役である光城玄矢が、そして真横には未来の妻?である“魂師の愛娘”沙佐良氷美花が陣取り、運転手を務めるのは今春免許を取得したばかりの三男・白彌であったが、そのハンドル捌きはもはや手慣れたものであった。
強烈な日差しを嫌ってか3人とも各々の好みの意匠のサングラスを掛け、氷美花に至っては漆黒の鍔広帽子を冠り、身にまとった裾の長い黒絹の夏物ワンピースの胸元には雪の結晶を模した黒水晶のペンダントが煌めき、足元は黒いサマーブーツという出で立ちとあって、まさに“魔界の姫君、夏の散策”といった様相である。
「…田巻(光至教岡山支部伝教長)には7時10分までビルに近づくなよと厳命しておいたが、いざ見送り人ゼロっていうのもなんか物足りねえな…」
両腕を組んでシートに深く背を預ける玄矢に、「何を今さら…」と新No.2が苦笑する。
「…ところで白彌、呀門はちゃんと届いてるんだろうな?」
呀門──今回、冬河黎輔と戦うことになる〈人外戦力登録No.25〉の【妖仙獣】である。
「はい、塒の【大分強練場】を一昨日の夕方には出発して、昨日は岡山の大きな公園の駐車場を3、4か所移動して過ごしたようですね…」
「…ってことは今の季節、地獄の蒸し風呂みてえな10トントラックの荷台に押し込められてるって訳か…さぞや内部は臭えだろうな…考えただけでぞっとするぜ…」
「まあ…それじゃ閉じ込められた呀門はかわいそうじゃありませんの…?」
この咎めるような妖天使の物言いに、玄矢は持ち前の悪魔的な笑みを浮かべつつ首を振った。
「全然。何しろ“猛夏勝将”の異名を取るほど呀門は暑さに強い…尤もその反動で冬場にゃまるで使い物にならんがね。
だからあのコンテナの中はヤツにとっちゃ、いわば我々にとってのエアコンがギンギンに効いたスイートルームと同様なんですよ…だが、まあそれ故に食欲も促進されるから…」
ここで玄矢は言葉を切ったが、それは先程の荷台内の臭気へと繋がる尾籠な内容のため、あえて自粛したのである。
「暑さに強い…それは頼もしいことですけれど、今日の相手の名前は少し不吉といえば、不吉ですわね…」
「あっ、確かに!
しかも聞いただけで涼しくなりそうな冬河って…だとしたら呀門とは逆にソイツ、冬は良くても今はバテバテだったりして…」
「バカめ、そんなら結局、呀門が圧勝するんじゃねえか」
この寒い妖帝ギャグ?によって車内の空気は一気に和み、ドリンクホルダーに差し込んでいた清涼飲料水のペットボトルを摑みつつ玄矢はからかうような口調で訊ねた。
「ところで白彌、澤本とはうまく行ってんのか?
──もうヤッたのかよ?」
この名が飛び出したことは三男坊にとってはまさに青天の霹靂だったのか、ほどほどの込み具合である3車線の真ん中を快走していた4WD車はいきなり右に斜行して一目で高齢者運転と分かる古びた軽自動車に激突しそうになった。と同時に「きゃっ」っと短い可憐な悲鳴があがったが、どこかわざとらしいそれは紅一点によるお約束といえなくもなかった。
「あッ!す、すみません…。
で、でも兄さん、一体誰からそんなデマカセ聞いたんですか?
た、たしかに教団の内情についてよく話をすることは認めるけど、あの女性とは決してそんなんじゃありませんよ…」
「まあ…そんなオクテっぽいお顔をしてて、白彌さんも案外隅におけませんのね…!」
心底驚いたらしい氷美花に強く頷きかけつつ、正面を向き直った次期教祖は強い叱責の口調で詰めはじめた。
「教団の内情だと?──何を生意気な、オマエごとき青二才がそこに首を突っ込むのは十年早いわ…それよりなあ、もはや役員全員が周知の事柄を何故に隠そうとするんだ?
ここ数ヶ月、オマエが宮倉と逢瀬を重ねてるってのは何人にも…それこそ善良な一般信者にも目撃された規定事実なんだぜ…しかも先週の土曜には、とうとう彼女のマンションに乗り込んでったそうじゃねえか…」
「まッ!?」──この感嘆は、先程の「きゃっ」とは比較にならない真正な響きを帯びていた…。
「え?…あっ、いや、それはですね…」
──どうやら光城白彌にとっては現教祖たる母や一族最強の兄すら凌ぐ絶対者である妖術鬼の愛娘からの反応の方がはるかに堪えるらしい。
「まあ、ガキの頃(現在もだが)、オレや威紅也と健全な男子の遊びもせずに紫保乃(長女)や碧衣(三女)とママゴトに興じていたオカマちゃんも、アソコの毛が生え揃った頃にゃあしっかりオトコの子の自覚が芽生えてたって訳だ…まあこれでお袋も、カリカリしつつもホッと胸をなでおろしてることだろうぜ…。
何しろ、一時は“玄ちゃん、こんな体たらくであの子は魂師のお役に立てるのかしらねえ?”が口癖だったからな…」
「まあ…なかなかお厳しいんですね、光霊母さまって…」
瞠目しつつ詠嘆する氷美花たが、この仕草は多分に芝居じみていた…。
「……」
すっかり塞ぎ込んでハンドルに覆い被さるようにして信号停止した弟に、勝ち誇ったかのような長兄のコメントが投げかけられる。
「オマエ、何をムクレてんだ?
オレはホメてるんだぜ、何しろ澤本愛咲美っていやあ、教団でも3本指に入る超美人じゃねえか…。
尤も、どこの組織でも広報係は美人に決まってるがな…。
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──ねえ白彌さん、あなた自身の魅力に加えて、やっぱり持ち前の料理の腕がモノを言ったのかしら?」
信号が青になり、恋の勝利者は発進しつつ小さく咳払いしたが、狷介な長兄がすかさず「アホウが、何カッコつけてやがる」とツッコミを入れる。
「まあまあ…そんなに手厳しくやり込めちゃ白彌さんがかわいそうじゃないの…ね、話せる範囲でいいから聞かせて下さらない?」
「……」
悪意に満ちた御大将の毒舌を警戒してか、光城家副将は容易に口を開かない。
「…あれほど美味しいものが作れるんだから、お姉様たちも相当、腕が立つんでしょうね?
あの方たちから習ったの?」
「いいえ、ボクの方が上手いです。
──子供の頃から」
と白彌は胸を張り、
「それは事実だ…連中が作ったメシなんざ食えたもんじゃねえ」
と玄矢は肯定した。
「だったら…」
と沙佐良氷美花が言いかけたところで不意に白彌が声を上げた。
「兄さん、50メートルほど前方…左手のコンビニの駐車場に、拳星の寺垣さんが…」
これを受け、サングラスをずり上げた二人の視線が指示された方向に向けられる。
光城玄矢と肩を並べる、【三妖帝】の一角を占める紫羽楯綱…彼が統べる世界規模の実戦空手団体・拳星會館──その兵庫支部長にして全日本大会を連覇し世界大会準優勝という燦然たる戦績を誇る超実力者が偶然にも?光城勢と同型・同色の四輪駆動車の傍らに、岩のような筋肉ではち切れんばかりの迷彩柄のTシャツとショートジーンズ姿で立ち、にこやかに手を振っている…。
「あーん?
何だあの野郎、楯綱に指名された〈立会人〉にしちゃあえれえ軽装じゃねえか…神聖な覇闘をナメてんのか?
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