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第十二章 電車編
イケメン教師、鞄で感じる
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ピンポイントで後孔に当たっていた鞄がゆさゆさと電車の振動に合わせて揺れる。
黒い革の書類鞄が小坂の股の間にしっかり入っている。股にはさまるように、蟻の門渡りから後孔にかけて前後に、鞄は撫でる。前の方まで突き上げてくる。後孔のあたりを角で突くように上下に揺れる。
今さら鞄を退けることもできない。鞄はしっかり小坂の脚の間に陣取っている。身動きしたら、また周りからにらまれてしまうだろう。
あっ……。
何かが尻に触れてきた。誰かの手だ。手は、小坂の尻の肉をしっかり揉み込むように、つかんでいる。何度も、何度も。
ん……。
小坂は目をつぶり、漏れそうになる吐息を堪えた。
別の誰かの手が、小坂の胸もとに伸びて、ワイシャツのボタンを一つ二つとはずしていく。
校長っ……!
小坂は、首を振って、あごをつかむ手をふりほどき、校長の姿を探そうとした。
どこにいるんですか!
目で探すがすぐに視界は人の身体でふさがってしまう。執拗に唇は追ってきた。
ワイシャツの下に潜り込んだ手が、小坂の胸をまさぐっていた。
黒い革の書類鞄が小坂の股の間にしっかり入っている。股にはさまるように、蟻の門渡りから後孔にかけて前後に、鞄は撫でる。前の方まで突き上げてくる。後孔のあたりを角で突くように上下に揺れる。
今さら鞄を退けることもできない。鞄はしっかり小坂の脚の間に陣取っている。身動きしたら、また周りからにらまれてしまうだろう。
あっ……。
何かが尻に触れてきた。誰かの手だ。手は、小坂の尻の肉をしっかり揉み込むように、つかんでいる。何度も、何度も。
ん……。
小坂は目をつぶり、漏れそうになる吐息を堪えた。
別の誰かの手が、小坂の胸もとに伸びて、ワイシャツのボタンを一つ二つとはずしていく。
校長っ……!
小坂は、首を振って、あごをつかむ手をふりほどき、校長の姿を探そうとした。
どこにいるんですか!
目で探すがすぐに視界は人の身体でふさがってしまう。執拗に唇は追ってきた。
ワイシャツの下に潜り込んだ手が、小坂の胸をまさぐっていた。
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