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第十五章 排尿研修(お漏らし(小))
ビキニ
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「ほう……透けるのは恥ずかしいか」
神崎の声が小坂の夢想を破った。小坂は、妙な空想に耽ってしまったのを恥じた。
「そうだ。水着もいいね。ビキニの水着だ」
神崎は、また違う提案をしてきた。
「白い水着を着て、乳首が浮き上がって透けて見えるんだよ。いいだろう?」
小坂は、その提案にも首を横に振る。なぜ、女性の水着を着なければいけないのだ。胸を隠す必要などないのに。それに隠しても透けたり浮き上がったりしてしまえば、逆効果じゃないか。
「下の方も透けて見えてしまうよ。キミの形がくっきりとね」
神崎は、そう言いながら、小坂の下着の上から小坂の形を指先でなぞる。
「ア……」
ゆるゆると動く指先に耐えられず、腰を揺さぶり、小坂は喘いだ。
もっと強く! もっと激しく揺さぶってほしい。もう焦らすのはやめて、早く引き倒して、無理やり脚を開かせて、股に割り入れて、往復させて……。
「女のようにきれいな君が、白いビキニから男のモノをはみ出させているなんて、見ものだろうね。海やプールの中で、痴漢されて犯されてしまったこともあるんだろう?」
「ありません!」
神崎は、また、そんなことを言う。
「正直に言っていいんだよ。痴漢は犯罪だと。もちろん私も同感だ。君にそんなことをした輩を許せない」
だったら、なぜ、そんなことばかり言うのだ、と小坂は思う。
「だから、君に、そんな経験がなくてよかったよ」
と神崎は言った。
「私は君が可愛くて仕方ないのだ。君だって、気持ちよくて仕方ないんだろう? 後ろから挿れられて、何度も往復されて、中に出してほしいんだろう?」
「はい……」
小坂は想像に震えた。恐怖ではない。期待にだ。
「いつか、海かプールに行こう。キミを水の中で犯したい。いいね?」
小坂はうなずいた。もはや抵抗する理由がなかったからだ。
「キミを裸にして水の中で犯すのは楽しいだろうな。キミも気持ちいいはずだ。キミは露出に興奮しそうだから」
「そんなことは……」
公序良俗に反するような行為をするわけにはいかない。条例違反でつかまってしまう。
「キミは人に見られるんじゃないかということに、余計興奮するんだ。生徒の見ているところで犯してやろうか、君は感じることもできずに、苦しくて興奮するだろう」
「いや……それはやめて……」
未成年の者に性的な行為を見せるのも虐待だ。
「岩陰でキミを抱くんだよ。キミは海中に下半身を隠し、喘ぎを抑えている。アソコはいじられて、肥大している。私の指が欲しくて欲しくてたまらないのに、キミは腕を噛んで我慢している」
そんなことをされたら、もう……。聞いているだけで……。
「挿れて……ください……」
小坂は耐えきれずに言う。
「ああ。私は指を挿れてやる。そして何度も往復させる」
校長は、言葉だけで言う。なのに、それが本当にそうされているかのような心地だ。だけど、もう、切羽詰まった身体は、言葉だけでは、物足りない。
「お願い……ほんとうに……」
ほんとうの愛撫がほしい。
「キミは生徒の見ている前で私に抱かれるんだ」
校長は再び言う。そうか、と小坂は気づく。第三の問題。校長室が覗かれていることを知っても校長が平気だったのは、最初から、自分が小坂を所有しているのだと、生徒に見せつけたかったから?
生徒が校長を糾弾しなかったのもおかしい。小坂だけが糾弾されて、なぜ校長は非難されないのか? 校長に対する疑念は小坂の心から消えない。なのに、
「いいね?」
と校長に髪を撫でられるだけで、小坂は問いただせなくなる。問いただすことなど、どうでもよくなる。
ジュブッと音がしたかと思うと、神崎が小坂の乳首に吸い付いた。
ジュブッ、ジュルッ、耳を塞ぎたいような大げさでいやらしい音をたてながら小坂の乳首は吸引されていく。
「あぁっ……!」
校長は支配している。生徒をも。だから生徒が小坂を糾弾することはあっても、校長を糾弾することはないのだ。小坂は悟る。校長は、この研修会において、さらに優位な立場を獲得するだろう。小坂という餌を皆に提供することで。
神崎先生の役に立っている。愛されている証。そう思えば、この苦痛の快楽も、耐えられた。神崎先生のために自らの身体を犠牲に捧げたい。こうして快楽に染められていくのも、意味のあること……。
「もっと吸ってください」
小坂がそう言うと、胸の吸引は激しさを増した。ジュブッ……。れろれろと舌が乳首にまとわりつく。焦らされ敏感になった乳首を、ちゅッと吸われる。
「あぁ……」
堕ちていく。堕とされていく。小坂の身体は、めまいのするような快楽に堕ちていくのだった。
神崎の声が小坂の夢想を破った。小坂は、妙な空想に耽ってしまったのを恥じた。
「そうだ。水着もいいね。ビキニの水着だ」
神崎は、また違う提案をしてきた。
「白い水着を着て、乳首が浮き上がって透けて見えるんだよ。いいだろう?」
小坂は、その提案にも首を横に振る。なぜ、女性の水着を着なければいけないのだ。胸を隠す必要などないのに。それに隠しても透けたり浮き上がったりしてしまえば、逆効果じゃないか。
「下の方も透けて見えてしまうよ。キミの形がくっきりとね」
神崎は、そう言いながら、小坂の下着の上から小坂の形を指先でなぞる。
「ア……」
ゆるゆると動く指先に耐えられず、腰を揺さぶり、小坂は喘いだ。
もっと強く! もっと激しく揺さぶってほしい。もう焦らすのはやめて、早く引き倒して、無理やり脚を開かせて、股に割り入れて、往復させて……。
「女のようにきれいな君が、白いビキニから男のモノをはみ出させているなんて、見ものだろうね。海やプールの中で、痴漢されて犯されてしまったこともあるんだろう?」
「ありません!」
神崎は、また、そんなことを言う。
「正直に言っていいんだよ。痴漢は犯罪だと。もちろん私も同感だ。君にそんなことをした輩を許せない」
だったら、なぜ、そんなことばかり言うのだ、と小坂は思う。
「だから、君に、そんな経験がなくてよかったよ」
と神崎は言った。
「私は君が可愛くて仕方ないのだ。君だって、気持ちよくて仕方ないんだろう? 後ろから挿れられて、何度も往復されて、中に出してほしいんだろう?」
「はい……」
小坂は想像に震えた。恐怖ではない。期待にだ。
「いつか、海かプールに行こう。キミを水の中で犯したい。いいね?」
小坂はうなずいた。もはや抵抗する理由がなかったからだ。
「キミを裸にして水の中で犯すのは楽しいだろうな。キミも気持ちいいはずだ。キミは露出に興奮しそうだから」
「そんなことは……」
公序良俗に反するような行為をするわけにはいかない。条例違反でつかまってしまう。
「キミは人に見られるんじゃないかということに、余計興奮するんだ。生徒の見ているところで犯してやろうか、君は感じることもできずに、苦しくて興奮するだろう」
「いや……それはやめて……」
未成年の者に性的な行為を見せるのも虐待だ。
「岩陰でキミを抱くんだよ。キミは海中に下半身を隠し、喘ぎを抑えている。アソコはいじられて、肥大している。私の指が欲しくて欲しくてたまらないのに、キミは腕を噛んで我慢している」
そんなことをされたら、もう……。聞いているだけで……。
「挿れて……ください……」
小坂は耐えきれずに言う。
「ああ。私は指を挿れてやる。そして何度も往復させる」
校長は、言葉だけで言う。なのに、それが本当にそうされているかのような心地だ。だけど、もう、切羽詰まった身体は、言葉だけでは、物足りない。
「お願い……ほんとうに……」
ほんとうの愛撫がほしい。
「キミは生徒の見ている前で私に抱かれるんだ」
校長は再び言う。そうか、と小坂は気づく。第三の問題。校長室が覗かれていることを知っても校長が平気だったのは、最初から、自分が小坂を所有しているのだと、生徒に見せつけたかったから?
生徒が校長を糾弾しなかったのもおかしい。小坂だけが糾弾されて、なぜ校長は非難されないのか? 校長に対する疑念は小坂の心から消えない。なのに、
「いいね?」
と校長に髪を撫でられるだけで、小坂は問いただせなくなる。問いただすことなど、どうでもよくなる。
ジュブッと音がしたかと思うと、神崎が小坂の乳首に吸い付いた。
ジュブッ、ジュルッ、耳を塞ぎたいような大げさでいやらしい音をたてながら小坂の乳首は吸引されていく。
「あぁっ……!」
校長は支配している。生徒をも。だから生徒が小坂を糾弾することはあっても、校長を糾弾することはないのだ。小坂は悟る。校長は、この研修会において、さらに優位な立場を獲得するだろう。小坂という餌を皆に提供することで。
神崎先生の役に立っている。愛されている証。そう思えば、この苦痛の快楽も、耐えられた。神崎先生のために自らの身体を犠牲に捧げたい。こうして快楽に染められていくのも、意味のあること……。
「もっと吸ってください」
小坂がそう言うと、胸の吸引は激しさを増した。ジュブッ……。れろれろと舌が乳首にまとわりつく。焦らされ敏感になった乳首を、ちゅッと吸われる。
「あぁ……」
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