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第十五章 排尿研修(お漏らし(小))
後宮の踊り子
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小坂の脳裏に、赤や青の光が点滅した。天井から光るライトが眩しくくるくる回る。ミラーボールの光る夜の室内。
身体をくねくねさせながら扇情的に踊っている優美な人影。
衣装は身体を隠すというよりも、それを着けることで一層人を欲情させるような代物だ。その衣装を纏う者は、なめらかでしっとりした衣の擦れる肌触りにうっとりとしている。隠された方が観る者に、かえって淫らな想像を掻き立てさせる、隠された秘部を想像させ強調させるほんの小さな申し訳程度の下着のような透けた布。
アラブの後宮の奴隷女のような透ける衣装をまとった半裸の若い男が、腰を左右前後に激しくぶるぶる震わせている。それを観る誰もが性行為を想像せずにはいられないようないやらしい動きと表情だ。
激しい鼓動のようなドラムのビート。いつ終わるともない無窮の旋律。顔には薄絹のヴェールがかかっていてその美貌もはっきりとはわからない。だが、化粧をほどこされた男の顔が恍惚としているであろうことは、そこだけ明らかに雄であることを誇っている下半身の屹立と開きかかった唇で明白だ。
じゃらじゃらと輝く宝石で嫌というほど飾られ強調された胸の印は赤く染められている。乳首の根本は囚われの性奴の証のように銀色のピアスの棒が貫通している。貫かれたその痛みと囚われの不自由にすら感じているかのように踊り子は妖しく喘ぎながら胸の印を金色に塗られた指先で摘んで観衆の目に焼きつけてみせる。
踊り子の踊りに興奮のるつぼと化す室内。踊りながら踊り子は興奮のあまり、ついに白い液体を撒き散らす。
それを合図とするようにライトは消え、ドラムの音と雄叫びはいっそう激しくなり、室内は踊り子の身体の奪い合いとなった。
ハシシュの紫煙が渦巻く薄暗い室内。格子のはめられた小窓から月の光が射し込む。踊り子の白い肉体が暗闇に浮かび上がる。
踊り子は叫ぶ。
「アナルに……!」
踊り子の双丘にいくつもの手が伸びる。淫らに歪む踊り子の表情。苦悶する手足。
「奥まで……!」
さっきまでの華麗な宮廷舞踊の踊り手のような気品とは打って変わった獣のように淫らな表情とはあはあという荒い息遣い。踊り子の腰は強慾にうねうねと、人魚のように上下する。双丘の間に咥え込んだものが抜けかかると踊り子は言う。
「挿れて……」
その貪欲な表情を楽しむようにいたぶるように抜き差しは踊り子の身体を焦らしていく。欲情にギラギラと光るいくつもの濡れた目。その目の集まる先にある、少しずつ上りつめる穂先はとうにドロドロだ。白目を剥いて気の違ったように快楽にあえぎ叫ぶ踊り子。金糸銀糸で綴られたジャラジャラとした衣装を引きむしり掻きむしって踊り子は吠え叫ぶ。
「アァッ……イかせて……!」
踊り子の身体は弓なりになり目はカッと見開いたまま、ビクンビクンと何度も痙攣を繰り返しながら、やがて冷たくなっていく。ぐったりとなった抱きかかえられた踊り子の口の端からツツーと涎が垂れた。
身体をくねくねさせながら扇情的に踊っている優美な人影。
衣装は身体を隠すというよりも、それを着けることで一層人を欲情させるような代物だ。その衣装を纏う者は、なめらかでしっとりした衣の擦れる肌触りにうっとりとしている。隠された方が観る者に、かえって淫らな想像を掻き立てさせる、隠された秘部を想像させ強調させるほんの小さな申し訳程度の下着のような透けた布。
アラブの後宮の奴隷女のような透ける衣装をまとった半裸の若い男が、腰を左右前後に激しくぶるぶる震わせている。それを観る誰もが性行為を想像せずにはいられないようないやらしい動きと表情だ。
激しい鼓動のようなドラムのビート。いつ終わるともない無窮の旋律。顔には薄絹のヴェールがかかっていてその美貌もはっきりとはわからない。だが、化粧をほどこされた男の顔が恍惚としているであろうことは、そこだけ明らかに雄であることを誇っている下半身の屹立と開きかかった唇で明白だ。
じゃらじゃらと輝く宝石で嫌というほど飾られ強調された胸の印は赤く染められている。乳首の根本は囚われの性奴の証のように銀色のピアスの棒が貫通している。貫かれたその痛みと囚われの不自由にすら感じているかのように踊り子は妖しく喘ぎながら胸の印を金色に塗られた指先で摘んで観衆の目に焼きつけてみせる。
踊り子の踊りに興奮のるつぼと化す室内。踊りながら踊り子は興奮のあまり、ついに白い液体を撒き散らす。
それを合図とするようにライトは消え、ドラムの音と雄叫びはいっそう激しくなり、室内は踊り子の身体の奪い合いとなった。
ハシシュの紫煙が渦巻く薄暗い室内。格子のはめられた小窓から月の光が射し込む。踊り子の白い肉体が暗闇に浮かび上がる。
踊り子は叫ぶ。
「アナルに……!」
踊り子の双丘にいくつもの手が伸びる。淫らに歪む踊り子の表情。苦悶する手足。
「奥まで……!」
さっきまでの華麗な宮廷舞踊の踊り手のような気品とは打って変わった獣のように淫らな表情とはあはあという荒い息遣い。踊り子の腰は強慾にうねうねと、人魚のように上下する。双丘の間に咥え込んだものが抜けかかると踊り子は言う。
「挿れて……」
その貪欲な表情を楽しむようにいたぶるように抜き差しは踊り子の身体を焦らしていく。欲情にギラギラと光るいくつもの濡れた目。その目の集まる先にある、少しずつ上りつめる穂先はとうにドロドロだ。白目を剥いて気の違ったように快楽にあえぎ叫ぶ踊り子。金糸銀糸で綴られたジャラジャラとした衣装を引きむしり掻きむしって踊り子は吠え叫ぶ。
「アァッ……イかせて……!」
踊り子の身体は弓なりになり目はカッと見開いたまま、ビクンビクンと何度も痙攣を繰り返しながら、やがて冷たくなっていく。ぐったりとなった抱きかかえられた踊り子の口の端からツツーと涎が垂れた。
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