イケメン教師陵辱調教

リリーブルー

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第十六章 唾液研修

イケメン教師の行状は知られている

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「じゃあ、どうやって生徒を誘った?」
ニヤニヤといやらしい興味本位の笑みが小坂に聞く。
「君は生徒とのみならず、保護者とまで、奔放なセックスをしているらしいじゃないか」
ゴシップに沸く笑い声。
 小坂は屈辱にさらされて声もでない。悔しさにじっと耐える。誰かの指が小坂の顎をつかみ上を向かせた。
「それも3Pだとか。淫靡だね」
小坂の表情を眺め薄っすら浮かぶ笑み。
「えっ、生徒と保護者と三人で?」
素っ頓狂な誰かの質問に、笑いが起こる。
「まさか。違うよ。生徒の保護者とその愛人と三人でしているそうだよ」
との説明に、
「それもすごいな」
と興奮気味の声が応える。
「君には、相応の仕置きが必要なんだよ。わかるね?」
小坂は語りかけられる。
「生徒や保護者との淫らな行為がやめられないんだろう?」
「我々が君の淫乱な性癖を矯正してやるのだ」
もっともらしく言われる。
「まだ独身なのがよくない」
プライベートにまで踏み込まれる。
「しかし、こうやって後ろを犯される方に喜びを感じる体質なのだろうから仕方がないね」
小坂はどきりとする。
「それだとなかなか結婚は難しいだろうねぇ」
言葉は小坂の不安をあおる。
「せっかくの美男なのに。それではねぇ」
「いかな女性でも、君の男狂いは看過できないだろう」
小坂の表情が曇ったのを見てとったのか、皆、ここぞとばかりに攻めてきた。
「いくらなんでもここまで変態なのはね」
「よほどマニアックな玄人女性ならまだしも、結婚にふさわしいような貞淑な一般女性はねぇ」
村田の母のことが小坂の脳裏に浮かぶ。
「普通の若い女は引いてしまうだろう」
村田の母ですら自分を脅迫し玩弄しているだけだということはわかっている。
「結婚したところで、我慢出来ずに乱交でもして慰謝料請求されるのがオチだ」
そうかもしれない。校長に目をかけてもらっているのに麓戸を未だに忘れられない自分なのだ。
「種馬としてならいいかもしれない」
酷い言われようだ。
 小坂はただじっと屈辱に耐える。
「ああそうだな。浮気や恋人、一夜限りの相手なら、いいだろう」
いや、そんな関係では意味がない。自分は誰かに大切にされたいのだ。愛されたい。だから神崎先生や麓戸に可愛がってほしかった。信頼されて褒めてもらいたかった。
「しかし、女性はなかなか割り切れないだろうよ。こんな美男はそういないし」
いくら大勢に美男と言われても本当に好きな人に認めてもらうのでなければ意味がない。認めてもらいたい相手、麓戸や神崎先生には認めてもらえないのだ。何度かは褒めてもらっているかもしれない。でもいつも不安だった。
「下手に執着されてもトラブルの元だ」
「結論として君は結婚はあきらめた方がいい」
小坂は、ポンと肩を叩かれる。小坂はどこかほっとする。本当に愛されたい麓戸や神崎先生に愛されるチャンスがあるからだ。
「第一、男が好きなんだろう? 君は」
「そういうわけではないんです」
そんな風に言われると肯えない。今は麓戸や神崎先生以外はどうでもいい。本当に愛されたい人に愛されるのでなければ。
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