330 / 475
第二十一章 麓戸の追憶(麓戸視点)
麓戸の記憶、イケメン教師の◯便調教
しおりを挟む
下半身は繋げたまま、糞の入った洗面器を青年の顔近くに近づけてやる。青年は、自分のはしたない興奮の痕跡を目の当たりにさせられる。恥ずかしいのだろう。イヤイヤと首を振る。
「恥ずかしいなあ、こんなにたくさんして。洗面器にこんもり。たらいにした方がよかったんじゃないか? 周りに飛び散ってしまったじゃないか」
飛び散ったのは、高々と腰を上げさせて排便させたせいだ。だが、そう言って嬲ってやる。青年は現実を直視できない様子で洗面器から顔を背ける。
「君は上手く便を放らずに、粗相をしてしまった。周りに飛び散ってしまったんだよ」
汚物が飛び散った床で交わっているものだから、互いの身体にも汚物がついてしまう。
自分の失敗を実感させられ、青年は身をすくめている。恥ずかしさもあるが、同時に昂ってもいるようだった。
「豚小屋でしてるみたいな酷い臭いだなあ」
身体をぴったりとつけて青年の身体を愛撫して言う。
「床で餌を食べて、床で糞をして、糞に塗れてまぐわうんだから豚といっしょか」
身体を撫で回してやれば青年の鼓動と呼吸が速くなる。
そろそろ頃合いかと腰の動きを速めてやる。
「うっ、うっ、ンッ」
青年の身体がゆさゆさと揺さぶられている。黒髪が揺れる。
「いい声だ。好きなんだろ? こういうのが。ペトロールに塗れてするのが」
煽ってやる。
「ンッ、ンッ、アッ」
青年は髪を振り乱す。応じるように、自分でも腰を振り出す。
フフッ。
内心ほくそ笑む。
陥落だな。
腰の動きが、こういうことが好きでたまらないと白状してしまっている
だが青年の口から言わせたい。
「どうだ、これは好きか?」
もう答えざるを得ないところまで追いこんだはずだ。
青年の顔を覗きこむ。その唇が下卑た嗜好を白状する瞬間を見逃すわけにはいかない。その瞬間のために、時間をかけてきたのだから。射精の瞬間のように。
青年の美貌が歪む。泣きそうに。苦痛のように。強すぎる快楽に。興奮に。醜く歪む。
「すき……アッ、ンッ」
白状した。城が落ちた。
唇の間から、かすかに漏れた好きという告白。この変態的な行為を好きだと。
征服感が自信となって身体に満ちる。
「糞塗れのセックスが好きか?」
もう一度、念を押す。青年の脳に屈辱と快楽と恍惚を刻みこむように。何度でも彫みたい。その脳に。快楽とともに。
こんなセックスをしてしまったら、もう引き返せない。普通の関係、ノーマルな行為では興奮できなくなるだろう。
もう戻れないのだ。
「恥ずかしいなあ、こんなにたくさんして。洗面器にこんもり。たらいにした方がよかったんじゃないか? 周りに飛び散ってしまったじゃないか」
飛び散ったのは、高々と腰を上げさせて排便させたせいだ。だが、そう言って嬲ってやる。青年は現実を直視できない様子で洗面器から顔を背ける。
「君は上手く便を放らずに、粗相をしてしまった。周りに飛び散ってしまったんだよ」
汚物が飛び散った床で交わっているものだから、互いの身体にも汚物がついてしまう。
自分の失敗を実感させられ、青年は身をすくめている。恥ずかしさもあるが、同時に昂ってもいるようだった。
「豚小屋でしてるみたいな酷い臭いだなあ」
身体をぴったりとつけて青年の身体を愛撫して言う。
「床で餌を食べて、床で糞をして、糞に塗れてまぐわうんだから豚といっしょか」
身体を撫で回してやれば青年の鼓動と呼吸が速くなる。
そろそろ頃合いかと腰の動きを速めてやる。
「うっ、うっ、ンッ」
青年の身体がゆさゆさと揺さぶられている。黒髪が揺れる。
「いい声だ。好きなんだろ? こういうのが。ペトロールに塗れてするのが」
煽ってやる。
「ンッ、ンッ、アッ」
青年は髪を振り乱す。応じるように、自分でも腰を振り出す。
フフッ。
内心ほくそ笑む。
陥落だな。
腰の動きが、こういうことが好きでたまらないと白状してしまっている
だが青年の口から言わせたい。
「どうだ、これは好きか?」
もう答えざるを得ないところまで追いこんだはずだ。
青年の顔を覗きこむ。その唇が下卑た嗜好を白状する瞬間を見逃すわけにはいかない。その瞬間のために、時間をかけてきたのだから。射精の瞬間のように。
青年の美貌が歪む。泣きそうに。苦痛のように。強すぎる快楽に。興奮に。醜く歪む。
「すき……アッ、ンッ」
白状した。城が落ちた。
唇の間から、かすかに漏れた好きという告白。この変態的な行為を好きだと。
征服感が自信となって身体に満ちる。
「糞塗れのセックスが好きか?」
もう一度、念を押す。青年の脳に屈辱と快楽と恍惚を刻みこむように。何度でも彫みたい。その脳に。快楽とともに。
こんなセックスをしてしまったら、もう引き返せない。普通の関係、ノーマルな行為では興奮できなくなるだろう。
もう戻れないのだ。
0
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
皇帝陛下の精子検査
雲丹はち
BL
弱冠25歳にして帝国全土の統一を果たした若き皇帝マクシミリアン。
しかし彼は政務に追われ、いまだ妃すら迎えられていなかった。
このままでは世継ぎが産まれるかどうかも分からない。
焦れた官僚たちに迫られ、マクシミリアンは世にも屈辱的な『検査』を受けさせられることに――!?
男子寮のベットの軋む音
なる
BL
ある大学に男子寮が存在した。
そこでは、思春期の男達が住んでおり先輩と後輩からなる相部屋制度。
ある一室からは夜な夜なベットの軋む音が聞こえる。
女子禁制の禁断の場所。
平凡ワンコ系が憧れの幼なじみにめちゃくちゃにされちゃう話(小説版)
優狗レエス
BL
Ultra∞maniacの続きです。短編連作になっています。
本編とちがってキャラクターそれぞれ一人称の小説です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる