イケメン教師陵辱調教

リリーブルー

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第二十一章 麓戸の追憶(麓戸視点) 

麓戸、イケメン教師に溺れる日々

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 溺れている。溺れているのは自分の方だ。
 麓戸は、危うく思った。
 美青年との快楽の日々。この青年を失ってどうして生きていけよう。なのにこの美青年は誰にでも尻をふるようになるだろう。それだけの魅力があるのだから。自分だけのものにしておきたい。だがそうはいくまい。この青年の美しさはすぐに外に漏れだしてしまう。ここでずっと飼っておけたなら。いやそんなことはできない。浮気な若い青年はすぐ他に心を移すだろう。女たちだって彼を放っておかないだろう。今だけなのだ。今だけ。そんなことは耐えられそうもない。ずっと放したくない。


 麓戸は、青年をさんざんにいたぶって、最後は壁面の鏡に手をつかせ突いていかせた。
「あぁ、。いい。。。」
爛れたセックスの証の、透明な粘液にまみれた身体。何かを夢中で食んだように口の周りにべったりついている。何を食んだのかは一目瞭然だ。カピカピに乾いて白くなったものが綺麗な顔を汚している。
 それだけではない。そこここが黄土色に汚れた身体。身体だけではない。顔にも。口のまわりにすら排泄物の名残がついている。
 そんな酷く変態的な裸身をさらして、まだ貪欲に腰を大きく後ろに突き出している。突き出すばかりではない。自ら前後に振っている。突き出した腰が上下する。
 伸びた黒髪を振り乱して。
 あの事件から青年は家に引きこもって、ずっと外に出ていない。青年の髭はほとんど生えないが、たまにクリームをつけて剃刀で丁寧に剃ってやる。刃物を持たせるのは心配だから。
 髪も切ってやってもいいが、せっかく休んでいるのだ。普段見られない髪の伸びた姿もいいだろうとそのままにしている。女のように伸びた髪は両性具有のようでなまめかしい。もともと中性的な容姿がいっそう嫋やかに見える。
 ハッハと息の音。
 時折り顔を上げる。鏡に目の縁を赤くした潤んだ瞳が映る。
 たまらない。最後は愛しすぎて抱きしめてしまった。青年の身体が折れそうだ。
 立ちバックで振り向かせてのディープキス。オデトの排泄物で酷い臭いだが、それすら興奮の材料になる。異常な事態を分かち合っているという強い連帯感、結びつきの感覚に陶然となった。
 鏡の前には二台のカメラ。両側から二人の様子を動画撮影している。
 最後は深く挿れてきつく抱きしめて同時にイった。オデトの奥を深く味わう。
 鏡面にオデトの放った白い液体の軌跡が描かれる。ダラダラと飛び散った粘液が鏡の表面を垂れ落ちていく。
 鏡面に押しつけられたオデトは、鏡に映った自分の唇にキスしていた。
「なんだ、お前自分とキスしてたのか」
鏡についた唾液の跡。舌で舐った跡がついている。
「こんなに舌でこねくりまわして」
鏡にすら妬ける。指先で両乳首を摘んでお仕置きしてやる。
「あっ、あぁ……」
ドロドロとオデトの先から精液の残りが絞りだされる。
 ゆっくりと抜いてやると中からドロっと注いだものが出てくる。オデトはカメラの前で両たぶを両手でつかんで左右に広げて見せる。見せてごらん、と言わないのに、卑猥なポーズで自らカメラに見せつけるなんてよくできたものだ。
 最後はお掃除フェラでオデトは美味しそうに舐める。
「よくできたな」
ご褒美に一緒にあたたかいシャワーを浴びる。オデトの身体をきれいに洗ってやる。オデトは湯気の中で心地よさそうだ。清らかなお湯があたたかく身体を包み、全ての憂いと悲しみと怒りを優しく洗い流してくれますようにと祈る。
 そうして広いベッドの洗いたてのきれいなシーツの上で二人ゆっくり眠るのだ。
 オデトの髪を静かに撫でてやる。オデトが眠るまで見守っていてやりたいけれど、オデトの美しい横顔を見ながら、いつしか眠りに落ちてしまう。オデトの鼻梁、閉じた瞼、長い睫毛、全てが奇跡のように美しく静かで愛しい。静謐な美。
 オデトは毎日こういうことをしてやらないと眠りにつけないのだった。オデトは、やっと眠りについても、毎度、夜中に悪夢にうなされ叫んで飛び起きてしまっていた。「大丈夫だ、夢だよ、今は安全だ」と言い聞かせ、抱きしめてやって、再び眠りにつかせる。
 オデトは追体験のような酷いセックスを望んでいた。興奮が、オデトの狂いそうなほどの恐怖と痛みを緩和する鎮痛薬になっているようだった。脳内麻薬……麻薬のように危険だが、死ぬよりはマシだ、オデトに死んでほしくなかった。もう誰も、こんなことで死んでほしくない。死なないために、生きるために、本能的にオデトも必死なのだろう。オデトは刺激的なセックスを必要としていた。
 それならば、俺がしてやる。ほかの者になど渡さない。愛している。好きだ。ずっと放したくない。口にしたら壊れてしまう関係だけれど心ではそう思っている。オデトもわかってくれているだろう。この気持ちは伝わっているだろう、と思っていた……。

 そんな風に日は過ぎていった。
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