イケメン教師陵辱調教

リリーブルー

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第九章 第三の問題

イケメン教師、首輪に鎖をつけられる

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 小坂の首輪に銀色の鎖がつけられた。
「もっと軽いリードにすればいいのに」
生徒会長が風紀委員長に文句を言った。そうか、この重い鎖も、風紀委員長の愛なのか。小坂の胸に甘美な想いが広がる。
「僕が持つのに重たいじゃないか」
生徒会長は、「箸より重いものは持たない」と言いたげだ。

 じゃらじゃらする鎖の端は、生徒会長が握った。生徒会長は、手首に鎖を巻きつけて駄犬を見るような蔑んだ目つきで小坂を見おろした。
 小坂は罪人のように、床に膝をつかされた。

「今日もお盛んだな」
生徒会長は言った。
 モニター画面には、さっきの校長室での校長と小坂の交接が映しだされていた。小坂の喘ぎ声が響いている。小坂は録画を見せられていた。

「ほかの人とは、しないだって?」
モニター近くで立って見ていた風紀委員長が声をたてて笑った。
「そうはいかないんですよ」
風紀委員長は、小坂を振り返った。
「あなたには、これから生徒会の飼い犬として、立派な務めを果たしていただかなければいけないんですから」
上気した端正な顔が、小坂を見下ろしている。眼鏡の奥の冷徹な目がサディスティックな情熱に燃えている。その目と視線をからめるだけで、小坂は、風紀委員長と交わっているような甘い感覚を覚えた。

「生徒会の予算から出ているのか? この首輪や鎖は」
生徒会長の問いに、
「そうですよ。執行部予算の雑費として」
と小柄な眼鏡の会計が電卓を叩きながら答えた。
「僕の私的な飼い犬ではないんだね。残念だな」
生徒会長の言葉は冗談でもなさそうだ。
「あなたの政権を輝かしい勝利のもとに終わらせ次期に引き継ぎ未来永劫に輝かせるための出費です」
会計が答えた。
「それを公費から出すのはよくないのでは?」
副会長が、まともなことを言う。
「校内の風紀維持のためですから」
風紀委員長が副会長に取り入るような笑みを返す。
「風紀維持……風紀を乱す犬だがな……」
副会長が苦々しげに言う。
「その通りだ」
生徒会長は立ち上がった。
「ただし、それは、野放しにしていれば、の話だ。だが、我々が管理をすれば……」
「兵器を反乱軍に渡せば内乱のもとに、正規軍が持てば、正しい武器に」
もう一人の武闘派副会長が言葉を継ぐ。
「そういうことです」
書記が書類を作りながら、至極最も、というように相づちをうつ。

「まずは、しつけ直す必要があるな」
生徒会長が鞭を手にした。
「そうだな。今は、校長の犬なのだから。生徒会長が主人だと教え直さないといけない」
武闘派副会長が示唆する。

「そうしよう」
生徒会長は小坂の近くに歩み寄った。

「校長とこんな不純な関係でいいと思っているのか」
生徒会長が鞭を振り上げて、小坂の尻を叩いた。
「アァァァッ」
生徒会長の未熟な鞭は、麓戸や校長のように加減を知らなかった。鞭を手前で止めないで振り抜くので派手な音はしないが、ひどく痛い。
「これだけで達しそうだな」
副会長が小坂を観察していった。
「試してみよう」
生徒会長は言った。
 音がしないものだから平気だと思われ強くたたかれて痛い。
 その上、生徒に刑罰の鞭を当てられるという屈辱。
「アァァァ!」

 小坂の尻はズキズキと痛んだ。
 服の上から叩かれていたが、脱がされてみると赤くなっていた。
「叩きすぎたか。内出血している」
副会長が覗き込む。
「だが、見てみろよ。こっちはこんなだ」
勃起している局所を生徒会長の爪がはじいた。
「んん……」
小坂は呻くことしかできない。

「宮本くん、舐めるか?」
宮本が呼ばれて、小坂の前に跪かされた。
「はぐ……んぐ……」
宮本は、口に突っ込まれるままに吸ったり舐めたりした。

「写真にとっておけ。『今日も美少年に無理やりフェラさせる淫乱鬼畜教師』として校内新聞に載せるんだ」
生徒会長が指示した。
「どうせなら宮本のアナルにいれて大興奮している鬼畜動画も撮りたいな」
副会長が悪のりする。
「宮本のアナルを舐めさせよう」
書記が言う。
「宮本の衣服を剥ぎ取っている鬼畜的な姿を撮影しよう」
風紀委員長が冷静な口調を崩さずに言った。
「それはいい」
宮本と小坂以外の執行部役員が賛同した。
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