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12 聖樹の苗を植えよう
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僕とガルガル、ママは聖樹と別れて巣に戻る。
「ガルガル。植えるとこ、きめよ?」
「わう!」
うまい実の種は三つある。
「ママ、どこがいいとおもう?」
「我も実はそんなに詳しくないんだが……それに大昔のことゆえな」
そういいながら、ママは遠い目をして、思い出しながら教えてくれる。
「人族は……日の当たるところがいいと言っていたような」
「ほうほう? 土は? やわらかいほうがいい?」
「水さえあれば、どこでもいいと言っていたな。岩よりは土の方がいいだろうが……」
「ほうほう? 種はみっつあるけど、はなして植えたほうがいい?」
「昔の人族は、固めて植えて、ある程度育ててから、植え替えていたな」
「ほほ~」「わわふ~」
一緒に育てた方が守りやすいので、便利なのかもしれない。
「じゃあ、まもりやすい場所にうえよ?」
「わう!」
「巣の中がいいの? 守りやすいけど、日がもっとあたるところがいいからな?」
巣は洞窟なので薄暗いのだ。
僕とガルガルは巣の周囲を調べて、種を植えるのにいい場所を探していく。
「あ、こっちはどうだ?」
「わうわう」
「ガルガルはそっちがいいの? でもそこ草とか木がいっぱいだよ?」
僕とガルガルが選んだ場所は、両方とも巣の入り口から見える場所だ。
僕が選んだ場所の地面は岩と土が混ざっており、固そうだ。
ガルガルが選んだ場所の地面は土で石は少ないが、草が沢山生えている。
「がう~」
「ふむ? 草ならなんとかなるかー、じゃあここに植えよっか」
「わふ! わふ!」
僕は、もらった聖樹の枝を地面に置いて、草を掴んで引っこ抜く。
ガルガルは前足で草ごと地面をガシガシ掘っていく。
その様子をママは静かに眺めていた。
「ふうふう。これでよし」
僕とガルガルは十分ほど頑張って、およそ一メートル四方の面積の草刈りをした。
ガルガルは草刈りと言うより、地面ごとひっくり返したという感じである。
「大変だったな?」
「がう」
僕は聖樹の枝を使って、地面を掘ると、そこに種を入れて土をかける。
「ふうふう。これで終わりだな?」「わふわふ」
僕もガルガルも土まみれで汗だくだ。
やり遂げた僕たちにママが言う。
「まだだぞ。水と魔力を与えなければ」
「あ、そっか」「わふわふ」
「魔力はノエルしか与えられぬが、水はガルガルでも与えられる」
「わふわふ!」
張り切ったガルガルが、魔法で直径一メートルはあるおっきな水の球体を作り出した。
「大きすぎるぞ。もっと小さくてよい」
「わふ?」
「まだだ。まだ小さく。まだだな。……うむ。そのぐらいで良かろう」
「……わふ……わう」
ママが良い言ったのは、水球が直径五センチぐらいになったところだった。
「ガルガルがんばれ」
「……ぁぅ」
ガルガルは魔力の調整が下手なので、小さい魔法は苦手なのだ。
緊張してプルプルしながら、小さな水球を種を植えた場所へと運び、バシャッとかけた。
「おおー、ガルガルがんばったな?」
「ガルガルうまかったぞ」
「わふ! わふ!」
「よーしよしよし」
僕が撫でてやると、ガルガルは嬉しくなって尻尾を振りながら仰向けになる。
仰向けになったガルガルのお腹を撫でまくった。
「よーしよしよし。あ、また、ガルガルもらしてー」
「がうがう~」
ガルガルはまだ子犬なので、嬉しすぎるとおしっこを漏らすのだ。
「ガルガルはしかたないなー。ママ、そういえば、魔力をあげるってどうやるの?」
僕は、ガルガルのおしっこで濡れた毛を清浄の魔法できれいにしながら尋ねた。
「人族にしかできぬゆえ、我も魔力を与えたことはないのだが……」
そう前置きしてからママは言う。
「ノエルはいつも魔力を操作しているでろう?」
「してる」
「手に魔力を集めてから、手で魔力をあげたい対象にふれるのだ」
「ほうほう? 手限定?」
「そうだ。それも人族の手限定だな。あ、聖樹の枝を使っていたこともあったな」
どうやら手で握った聖樹の枝を通して魔力を与えることもできるらしい。
「ほほう? いるみんすーるは、これを使えっていいたかったのかな?」
僕は聖樹の枝を両手で握る。
そして、魔力を手に集めてから、聖樹の枝の先で、種を植えた地面にそっと触れた。
「簡単にはできないかもしれぬが……ノエルならきっと、そのうちできるように……」
「お、魔力が流れている気がする」
「なぬ? 魔力を流すことは簡単ではないと、人族は言っていたものだが……」
ママは戸惑っているが、魔力は枝を通じて種に流れているように感じる。
「どのような感じなのだ?」「わふわふ?」
「いいかんじに……こう……いいかんじに?」
「さっぱりわからぬが……」「わうわう……」
ママとガルガルに見守られながら、僕は種に魔力を流し続ける。
「ママ、これってどのくらいながせばいいの?」
「……ノエルよ、魔力を流すのは人族にしかできぬのだ」
つまりママにも、どのくらい流せばいいのかわからないのだろう。
「だが、十分ぐらい流していたように思うぞ?」
「いまのどのくらい?」
「わふ~」
ガルガルは「もう十分たった」と言うが、それはない。
「もすこしだけ、ながしてみるかー。はやく芽がでないかな?」
「一日、二日で、芽がでるわけなかろう。魔力量によるが、早くて一、二か月……」
「お、でた?」「わ、わふ?」
そのとき、地面から芽が三つ出た。
「さすが、いるみんの娘だ。成長がはやいな?」
「ば、ばかな」
ママは驚いていたが、生えてきた聖樹の苗はすくすく育って、僕の背の高さを超えた。
「まてまてまて、もういいであろう。な、ノエル」
「お、そかな? もう少し伸びそうだけど」
「ひとまずやめるが良い。急に伸びてもよくないやもしれぬし」
「わかった、やめる」
慌てたようにママが言うので、僕は魔力を流すのをやめた。
「わうわう~わうわふ」
ガルガルは生えてきた苗を見て大喜びだ。
苗の周りをジャンプしたり駆け回ったりしていた。
「おはよう。なえ。これからのえるがまもってやるからな?」
「がうがう~」
「ガルガルもまもってくれるって。よかったな?」
僕が話しかけると、苗は嬉しそうに葉っぱを揺らした気がした。
「ガルガル。植えるとこ、きめよ?」
「わう!」
うまい実の種は三つある。
「ママ、どこがいいとおもう?」
「我も実はそんなに詳しくないんだが……それに大昔のことゆえな」
そういいながら、ママは遠い目をして、思い出しながら教えてくれる。
「人族は……日の当たるところがいいと言っていたような」
「ほうほう? 土は? やわらかいほうがいい?」
「水さえあれば、どこでもいいと言っていたな。岩よりは土の方がいいだろうが……」
「ほうほう? 種はみっつあるけど、はなして植えたほうがいい?」
「昔の人族は、固めて植えて、ある程度育ててから、植え替えていたな」
「ほほ~」「わわふ~」
一緒に育てた方が守りやすいので、便利なのかもしれない。
「じゃあ、まもりやすい場所にうえよ?」
「わう!」
「巣の中がいいの? 守りやすいけど、日がもっとあたるところがいいからな?」
巣は洞窟なので薄暗いのだ。
僕とガルガルは巣の周囲を調べて、種を植えるのにいい場所を探していく。
「あ、こっちはどうだ?」
「わうわう」
「ガルガルはそっちがいいの? でもそこ草とか木がいっぱいだよ?」
僕とガルガルが選んだ場所は、両方とも巣の入り口から見える場所だ。
僕が選んだ場所の地面は岩と土が混ざっており、固そうだ。
ガルガルが選んだ場所の地面は土で石は少ないが、草が沢山生えている。
「がう~」
「ふむ? 草ならなんとかなるかー、じゃあここに植えよっか」
「わふ! わふ!」
僕は、もらった聖樹の枝を地面に置いて、草を掴んで引っこ抜く。
ガルガルは前足で草ごと地面をガシガシ掘っていく。
その様子をママは静かに眺めていた。
「ふうふう。これでよし」
僕とガルガルは十分ほど頑張って、およそ一メートル四方の面積の草刈りをした。
ガルガルは草刈りと言うより、地面ごとひっくり返したという感じである。
「大変だったな?」
「がう」
僕は聖樹の枝を使って、地面を掘ると、そこに種を入れて土をかける。
「ふうふう。これで終わりだな?」「わふわふ」
僕もガルガルも土まみれで汗だくだ。
やり遂げた僕たちにママが言う。
「まだだぞ。水と魔力を与えなければ」
「あ、そっか」「わふわふ」
「魔力はノエルしか与えられぬが、水はガルガルでも与えられる」
「わふわふ!」
張り切ったガルガルが、魔法で直径一メートルはあるおっきな水の球体を作り出した。
「大きすぎるぞ。もっと小さくてよい」
「わふ?」
「まだだ。まだ小さく。まだだな。……うむ。そのぐらいで良かろう」
「……わふ……わう」
ママが良い言ったのは、水球が直径五センチぐらいになったところだった。
「ガルガルがんばれ」
「……ぁぅ」
ガルガルは魔力の調整が下手なので、小さい魔法は苦手なのだ。
緊張してプルプルしながら、小さな水球を種を植えた場所へと運び、バシャッとかけた。
「おおー、ガルガルがんばったな?」
「ガルガルうまかったぞ」
「わふ! わふ!」
「よーしよしよし」
僕が撫でてやると、ガルガルは嬉しくなって尻尾を振りながら仰向けになる。
仰向けになったガルガルのお腹を撫でまくった。
「よーしよしよし。あ、また、ガルガルもらしてー」
「がうがう~」
ガルガルはまだ子犬なので、嬉しすぎるとおしっこを漏らすのだ。
「ガルガルはしかたないなー。ママ、そういえば、魔力をあげるってどうやるの?」
僕は、ガルガルのおしっこで濡れた毛を清浄の魔法できれいにしながら尋ねた。
「人族にしかできぬゆえ、我も魔力を与えたことはないのだが……」
そう前置きしてからママは言う。
「ノエルはいつも魔力を操作しているでろう?」
「してる」
「手に魔力を集めてから、手で魔力をあげたい対象にふれるのだ」
「ほうほう? 手限定?」
「そうだ。それも人族の手限定だな。あ、聖樹の枝を使っていたこともあったな」
どうやら手で握った聖樹の枝を通して魔力を与えることもできるらしい。
「ほほう? いるみんすーるは、これを使えっていいたかったのかな?」
僕は聖樹の枝を両手で握る。
そして、魔力を手に集めてから、聖樹の枝の先で、種を植えた地面にそっと触れた。
「簡単にはできないかもしれぬが……ノエルならきっと、そのうちできるように……」
「お、魔力が流れている気がする」
「なぬ? 魔力を流すことは簡単ではないと、人族は言っていたものだが……」
ママは戸惑っているが、魔力は枝を通じて種に流れているように感じる。
「どのような感じなのだ?」「わふわふ?」
「いいかんじに……こう……いいかんじに?」
「さっぱりわからぬが……」「わうわう……」
ママとガルガルに見守られながら、僕は種に魔力を流し続ける。
「ママ、これってどのくらいながせばいいの?」
「……ノエルよ、魔力を流すのは人族にしかできぬのだ」
つまりママにも、どのくらい流せばいいのかわからないのだろう。
「だが、十分ぐらい流していたように思うぞ?」
「いまのどのくらい?」
「わふ~」
ガルガルは「もう十分たった」と言うが、それはない。
「もすこしだけ、ながしてみるかー。はやく芽がでないかな?」
「一日、二日で、芽がでるわけなかろう。魔力量によるが、早くて一、二か月……」
「お、でた?」「わ、わふ?」
そのとき、地面から芽が三つ出た。
「さすが、いるみんの娘だ。成長がはやいな?」
「ば、ばかな」
ママは驚いていたが、生えてきた聖樹の苗はすくすく育って、僕の背の高さを超えた。
「まてまてまて、もういいであろう。な、ノエル」
「お、そかな? もう少し伸びそうだけど」
「ひとまずやめるが良い。急に伸びてもよくないやもしれぬし」
「わかった、やめる」
慌てたようにママが言うので、僕は魔力を流すのをやめた。
「わうわう~わうわふ」
ガルガルは生えてきた苗を見て大喜びだ。
苗の周りをジャンプしたり駆け回ったりしていた。
「おはよう。なえ。これからのえるがまもってやるからな?」
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