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〈別視点〉 ベルハイトの星標
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相当酷い顔をしていたのか、それとも単に分かりやすいだけか。取り繕ったつもりだったが、ルカさんに引っ張られながら外へ連れ出された。
俺の腕をしっかりと掴んで半歩前を歩くルカさんを見ながら、隣を歩くのもこれが最後になるのかもな、なんて思い、夜風が妙に冷たく感じた。
見上げた夜空は曇天で、雲の隙間から僅かに月と星の明かりが漏れているだけ。星が見えないことが、こんなにも不安に感じることなんて、今まで一度も無かったのに。
「知っていることは特に何も。公爵家ということも、先日の話で知りました」
ロズ家のことを彼女が知らなかったことに安堵し、同時に、知らない彼女に何も言わずにいた自分に反吐が出た。
王都を目前にしてようやく、話したいことがあると告げ、その時を目の前にして、この体たらく。つくづく情けなくはあるが、それを今どうこう考えている場合じゃない。
腹を括ったはずだ。たとえこれで、彼女との縁が切れたとしても。
「俺の生家であるロズ家は代々、神秘術の調査と……、その適性者の監視、粛正を担っているんです」
しん、と沈黙が落ちる。
さほど声を出したわけでもないのに、喉も口もカラカラに渇いていた。
ルカさんは、ただ静かにこちらを見ている。たとえその顔が嫌悪や侮蔑に歪もうと、それから逃げることはしたくない。黙ってそれを受け入れることが、俺にできる唯一のことだと思ったから。
――しかし。
目の前の無表情は、いつまで経っても無表情だった。
いや、俺が気づいていないだけで、本当は変わっているのか……、いや、変わってないな?ないよな?
金色の眼はなんの感情も抱かずに、ただじっとこちらを見ている。
「………………。あの……」
耐えかねて小さく呼びかけると、金色の眼が一度瞬き、
「?……もしかして、僕の反応待ちでしたか?」
返ってきたのは、なんとも気の抜けた言葉だった。ルカさんは俺が話すのを待っていたらしい。
俺の無言を肯定と受け取ったのか、ルカさんは表情を崩すことなく応える。
「ベルハイトさんのお家だったのかぁ、と」
「??……えっ、と…?」
あまりにも、あまりにもあっけらかんとした口調と内容。言葉どおりの意味なのか分からず、俺はまともに相槌も打てない。
「そういうお役目があるのは知ってました。でも、どこの誰がとかは知らなかったので、ベルハイトさんのお家だったんだな、と」
言葉どおりの意味だった。
「……そ、それだけ……ですか?」
「そうですね。他には特になにも」
そんなことあるか?自分を監視する立場にいた人間が、目の前にいるんだぞ?俺は既に家を離れているから、今はその役目を負っていないにしても、全く思うところが無いわけがない。
監視者と被監視者という立場から、適性者に疎まれることはあっても、その逆は記憶に無い。
もちろん俺自身は、その役目の重要性も必要性も理解している。しかし適性者側がどう感じるかは別の話だ。
俺はどうしても腑に落ちず、理不尽だとは思いながらも、半ば問い詰めるような口調になる。
「神秘術の調査はともかく、適性者の監視もしてるんですよ?それに何かあれば、その適性者の捕縛や、必要があれば処断を下したことだってある。…それらを行ってきたのは、現公爵の父や跡継ぎである兄だけじゃない。今は家を離れて役目に関わっていないとはいえ、以前は俺も……!」
「それは、そうする必要があったから、でしょう?」
段々と大きくなる俺の声とは対照的に、返ってきたのは落ち着いた静かな声。
「は…………」
かろうじて出た声は、言葉にならずに夜の空気に消えた。
必要があったから。そう。確かにそのとおりだ。でもなぜ、監視される側がその言葉を躊躇いもなく言える?
ルカさんは俺を見たまま、淡々と続ける。
「神秘術の調査をするのは、それがどのような能力で、適性者本人や周囲に与える影響を把握するため。適性者を監視するのは、その能力を本人や他人が悪用するのを防ぐため。そして罪を犯した適正者を処断するのは、少なからず危険が伴う。その役目がたとえ与えられたものであっても、それは衛兵が街を守り、冒険者が魔物の脅威を取り除く行為と、何の違いもないのでは?」
俺は今度こそ言葉を失い、ただ彼女の言葉を聞いた。
「それに自分が[無限保存庫]を使えることや、その特異性を知った時から、これを使うことで伴う責任も理解していますし、使うための覚悟もしていますから」
父は言っていた。たとえ望まず得た能力であろうと、そこには責任が伴い、使うならば覚悟が必要だと。多くの適性者が責任を果たし、覚悟を持って己と向き合っている。ならば自分達はそれを見守り、万一の時には恨まれてでも道を正すことを厭わない、と。
その信念を、理解してくれている人がここにいた。
「他の人がどう思っているかは知りませんし、僕の考え方が正しいとは言いません。でも僕は、ロズ家の役割はあって然るべきだと思いますし、少なくとも僕には、貴方やロズ家の方々のことを忌避する理由はありません」
言い切られてしまった。言い切ってくれた。
俺はもう、率直に訊ねるしか術がない。
「……俺が、貴方を監視するために同行したとは思わないんですか……?」
「さっき言ってたじゃないですか。あの時言ったこと以外の理由はない、って」
「言いました、けど…っ」
確かに言った。でもあんなのは俺の勝手な予防線で、ただの自己満足だ。
俺にとって都合のいい言葉ばかりが返ってくるせいで、まともに頭が回らず、次の言葉が見つからない。
続きを引き取ったのは、ルカさんのほうだった。
「……ずっと不思議だったんです」
ぽつり、と。ルカさんの呟くような声。
「なんで僕は、貴方が同行することを了承したのか。あの時言ったように、僕は誰かと行動するのが苦手ですし、正直言うと、貴方の事情にもさほど興味が無かったので」
逆に清々しいほど、はっきりと言った。
確かにルカさんはただの一度も、俺が称号を目指す理由を詮索したことがない。始めは遠慮しているのかと思ったが、興味がないか、もしくは知る必要がないと考えているのだろうと思うようになった。
ルカ・ブライオンという人は、良くも悪くも、他人に最低限しか踏み込まないし、踏み込ませない。
それは彼女なりの線引きで処世術なのだろうと思っていたので、不快に感じたことなどない。でも。
「……今思うと、結構嬉しかったのかもしれません」
その言葉に、期待した。
「僕との縁を捨てたくない、という言葉。……だから僕は、そう言ってくれた貴方を信じます」
そう言って僅かに微笑む顔に、欲が出た。
どうかその線引きを越えてほしい、越えさせてほしいと。
喉まで出かかったその言葉を呑み込み、顔を覆って息を吐き出した。
これは今伝えるべき言葉ではない。危うく馬鹿みたいに欲を曝け出す寸前だった自分を心の中で制止しながら、顔を上げる。
今一番伝えたい言葉を、貴方に伝えるために。
「俺が出逢ったのが、貴方で良かった」
瞬間、ルカさんが僅かに目を見開いた。これは驚いた……のだろうか。しかしすぐにいつもの表情に戻ってしまった。
少し残念に思いながら、もう一度夜空を見上げる。相変わらず雲に覆われた空は、なんなら先程よりも雲が濃く、星は全く見えない。
しかし、もう不安はない。
正面に視線を戻せば、その星月夜は不思議そうに金色を瞬かせた。
俺の腕をしっかりと掴んで半歩前を歩くルカさんを見ながら、隣を歩くのもこれが最後になるのかもな、なんて思い、夜風が妙に冷たく感じた。
見上げた夜空は曇天で、雲の隙間から僅かに月と星の明かりが漏れているだけ。星が見えないことが、こんなにも不安に感じることなんて、今まで一度も無かったのに。
「知っていることは特に何も。公爵家ということも、先日の話で知りました」
ロズ家のことを彼女が知らなかったことに安堵し、同時に、知らない彼女に何も言わずにいた自分に反吐が出た。
王都を目前にしてようやく、話したいことがあると告げ、その時を目の前にして、この体たらく。つくづく情けなくはあるが、それを今どうこう考えている場合じゃない。
腹を括ったはずだ。たとえこれで、彼女との縁が切れたとしても。
「俺の生家であるロズ家は代々、神秘術の調査と……、その適性者の監視、粛正を担っているんです」
しん、と沈黙が落ちる。
さほど声を出したわけでもないのに、喉も口もカラカラに渇いていた。
ルカさんは、ただ静かにこちらを見ている。たとえその顔が嫌悪や侮蔑に歪もうと、それから逃げることはしたくない。黙ってそれを受け入れることが、俺にできる唯一のことだと思ったから。
――しかし。
目の前の無表情は、いつまで経っても無表情だった。
いや、俺が気づいていないだけで、本当は変わっているのか……、いや、変わってないな?ないよな?
金色の眼はなんの感情も抱かずに、ただじっとこちらを見ている。
「………………。あの……」
耐えかねて小さく呼びかけると、金色の眼が一度瞬き、
「?……もしかして、僕の反応待ちでしたか?」
返ってきたのは、なんとも気の抜けた言葉だった。ルカさんは俺が話すのを待っていたらしい。
俺の無言を肯定と受け取ったのか、ルカさんは表情を崩すことなく応える。
「ベルハイトさんのお家だったのかぁ、と」
「??……えっ、と…?」
あまりにも、あまりにもあっけらかんとした口調と内容。言葉どおりの意味なのか分からず、俺はまともに相槌も打てない。
「そういうお役目があるのは知ってました。でも、どこの誰がとかは知らなかったので、ベルハイトさんのお家だったんだな、と」
言葉どおりの意味だった。
「……そ、それだけ……ですか?」
「そうですね。他には特になにも」
そんなことあるか?自分を監視する立場にいた人間が、目の前にいるんだぞ?俺は既に家を離れているから、今はその役目を負っていないにしても、全く思うところが無いわけがない。
監視者と被監視者という立場から、適性者に疎まれることはあっても、その逆は記憶に無い。
もちろん俺自身は、その役目の重要性も必要性も理解している。しかし適性者側がどう感じるかは別の話だ。
俺はどうしても腑に落ちず、理不尽だとは思いながらも、半ば問い詰めるような口調になる。
「神秘術の調査はともかく、適性者の監視もしてるんですよ?それに何かあれば、その適性者の捕縛や、必要があれば処断を下したことだってある。…それらを行ってきたのは、現公爵の父や跡継ぎである兄だけじゃない。今は家を離れて役目に関わっていないとはいえ、以前は俺も……!」
「それは、そうする必要があったから、でしょう?」
段々と大きくなる俺の声とは対照的に、返ってきたのは落ち着いた静かな声。
「は…………」
かろうじて出た声は、言葉にならずに夜の空気に消えた。
必要があったから。そう。確かにそのとおりだ。でもなぜ、監視される側がその言葉を躊躇いもなく言える?
ルカさんは俺を見たまま、淡々と続ける。
「神秘術の調査をするのは、それがどのような能力で、適性者本人や周囲に与える影響を把握するため。適性者を監視するのは、その能力を本人や他人が悪用するのを防ぐため。そして罪を犯した適正者を処断するのは、少なからず危険が伴う。その役目がたとえ与えられたものであっても、それは衛兵が街を守り、冒険者が魔物の脅威を取り除く行為と、何の違いもないのでは?」
俺は今度こそ言葉を失い、ただ彼女の言葉を聞いた。
「それに自分が[無限保存庫]を使えることや、その特異性を知った時から、これを使うことで伴う責任も理解していますし、使うための覚悟もしていますから」
父は言っていた。たとえ望まず得た能力であろうと、そこには責任が伴い、使うならば覚悟が必要だと。多くの適性者が責任を果たし、覚悟を持って己と向き合っている。ならば自分達はそれを見守り、万一の時には恨まれてでも道を正すことを厭わない、と。
その信念を、理解してくれている人がここにいた。
「他の人がどう思っているかは知りませんし、僕の考え方が正しいとは言いません。でも僕は、ロズ家の役割はあって然るべきだと思いますし、少なくとも僕には、貴方やロズ家の方々のことを忌避する理由はありません」
言い切られてしまった。言い切ってくれた。
俺はもう、率直に訊ねるしか術がない。
「……俺が、貴方を監視するために同行したとは思わないんですか……?」
「さっき言ってたじゃないですか。あの時言ったこと以外の理由はない、って」
「言いました、けど…っ」
確かに言った。でもあんなのは俺の勝手な予防線で、ただの自己満足だ。
俺にとって都合のいい言葉ばかりが返ってくるせいで、まともに頭が回らず、次の言葉が見つからない。
続きを引き取ったのは、ルカさんのほうだった。
「……ずっと不思議だったんです」
ぽつり、と。ルカさんの呟くような声。
「なんで僕は、貴方が同行することを了承したのか。あの時言ったように、僕は誰かと行動するのが苦手ですし、正直言うと、貴方の事情にもさほど興味が無かったので」
逆に清々しいほど、はっきりと言った。
確かにルカさんはただの一度も、俺が称号を目指す理由を詮索したことがない。始めは遠慮しているのかと思ったが、興味がないか、もしくは知る必要がないと考えているのだろうと思うようになった。
ルカ・ブライオンという人は、良くも悪くも、他人に最低限しか踏み込まないし、踏み込ませない。
それは彼女なりの線引きで処世術なのだろうと思っていたので、不快に感じたことなどない。でも。
「……今思うと、結構嬉しかったのかもしれません」
その言葉に、期待した。
「僕との縁を捨てたくない、という言葉。……だから僕は、そう言ってくれた貴方を信じます」
そう言って僅かに微笑む顔に、欲が出た。
どうかその線引きを越えてほしい、越えさせてほしいと。
喉まで出かかったその言葉を呑み込み、顔を覆って息を吐き出した。
これは今伝えるべき言葉ではない。危うく馬鹿みたいに欲を曝け出す寸前だった自分を心の中で制止しながら、顔を上げる。
今一番伝えたい言葉を、貴方に伝えるために。
「俺が出逢ったのが、貴方で良かった」
瞬間、ルカさんが僅かに目を見開いた。これは驚いた……のだろうか。しかしすぐにいつもの表情に戻ってしまった。
少し残念に思いながら、もう一度夜空を見上げる。相変わらず雲に覆われた空は、なんなら先程よりも雲が濃く、星は全く見えない。
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