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七十五話 【ベアデと会話】
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寝る寸前にふと、あることを思った。
命の恩人さんが夢で警告してくれていた『学園に魔の手が迫っている』という事。
まさかとは思うのだが、その魔と言うのはフェルの事をさしており、
学園が崩壊してしまう事を警告してくれていたのではないかと。
(まさか、ね、ケインと仲良くしとけとも言っていたし、違うことだよね)
そんな事を思いながらウルエは眠りについた。
翌朝、ウルエが目を覚ますと何やらフェルが何処かへ出かける準備をしていた。
目を擦り、意識を覚醒させながらフェルに尋ねる。
「お姉ちゃん、どこか行くの?」
「ええ、ちょっと買い物に行こうと思うのよ。ウルエも一緒に行く?」
「ん~、今日はゆっくりしてたいから、留守番してるよ!」
買い物に行きたい気持ちもあるのだが、朝からその気にはなれず、
城の中でゆっくりと過ごしていたいと言う気持ちの方が勝ってしまい、
大人しく留守番している事を伝えた。
「そう……まぁ、大人しくしているのよ?
良い子で待っていたらちゃんとご褒美あげるから!」
「う、うん……いってらっしゃい」
欲しいようで要らないご褒美に戸惑いつつも
眠気を抑えながら笑顔でフェルの事を見送る。
「いってきます!」
フェルが出ていくのを見送ると、ウルエはもう少し眠ろうと
コテンとベットに倒れこむように眠りについた。
・・・・
数時間後に目を覚ましたウルエは身支度を済ませてゆっくりと
地上を目指して階段を上りはじめた。
長ったらしい階段を上っている途中、地上に上ってから何をしようかと考えていると、
昨日飲んだとても美味しいジュースの事を思い出し、一直線に酒場に向かった。
「あ、」
「あぁ、ウルエぇ~」
酒場に行くとベアデが一人でお酒を飲んでおり、入ってきたウルエに手を振ってきた。
酔っぱらっているのかあまり呂律が回っていない。
と思ったが、それはいつもの事なので酔っぱらっているかどうかすら分からない。
「ウルエにぃ昨日の奴だしてぇ」
「ん、ありがと」
目的のジュースを手に入れて満足そうに笑みを浮かべて
ベアデの隣でごくごくとおいしそうに飲む。
「ウルエぇ、そういえばぁ、ペンダント使ってくれたぁ?」
「いや、使ってないよ」
ペンダントを使う場面があまりなく、あったとしても勿体ないという気持ちが勝り
どうしても使うに使えないのだ。
そもそも殆どフェルが処理してくれている為、使い機会事態少ないのだが。
「まぁ、そうだよねぇ……でもぉ折角だから使ってほしいなぁ~」
「ん~、使う機会があまりないんだよね。それに勿体なくてなかなか使う勇気が出ないよ」
服の上からペンダントを触りながらそう言うウルエ。
「そっかぁ、ならこれ上げるよぉ」
ぐにゃりと空間を歪ませ手を突っ込み取り出したのは、
緑色の飴玉の様な丸い玉だ。
それが何かなにかは分からないが、ベアデがくれるものなので悪いものではなないと認識し、
取り敢えず受け取ってみることにした。
「これは?」
「それはねぇ、ペットを封じた玉だよぉ。
割ったらとっても頼りになる私のペットがぁ、バーンって出てくるのぉ」
簡単に言うとペンダントの縮小版の様なものだ。
ペンダントだと勿体なくて使えないというウルエの為に、
わざわざ割りやすい形のものを渡してくれたのだ。
「ありがと!じゃあ、今度魔物が現れたりしたら直ぐにつかってみるよ!」
「うん、それが良いわぁ。所で今日は一人なんだねぇ」
今更だが、何時もウルエにベッタリのフェルがいないことに気が付いたベアデ。
「買い物にいったらしいよ!」
「そうなんだぁ」
フェルがいない今がウルエと存分に会話する機会だと思い、
ベアデはニヤリと不気味な笑みを浮かべた。
「ウルエぇ、学園はどうなのぉ?」
「ん、楽しいよ!友達もいっぱいできたし!!」
「それは良かったねぇ、好きな人は出来たのかなぁ?」
「ん~、今はフェルしかいないよ」
「あらあらぁ、仲が良いんだねぇ~」
そんなくだらない日常の会話をしながら飲み食いをしていると、
ふと、ベアデがある事を思い出したようで、
少し真面目なトーンで話し始めた。
「ウルエぇ、勇者って知ってるぅ?」
「勇者……」
勿論知っている。誰が勇者なのかは知らないが、エミもいっていた様に
この世界にはウルエ以外にも転生者がいてその中に勇者がいるのだろう。
「とても強い人間の事なんだけどねぇ、
もしかしたら此処に攻めてくるかもしれないんだよねぇ」
「え!?大丈夫なの!?」
勇者が魔王城に攻めてくるときは大体勇者の勝利で終わっている。
と言う事は考えたくはないがお義父さんたちがやられてしまうのではないかと思ったウルエは声を荒げた。
「落ち着いてぇ、攻めてくると言っても可能性があるだけでぇ、
まだまだ攻めてはこないと予想されるているのぉ」
「そうなんだ……でもいずれはやってくるんでしょ?」
「うん、でもぉ、此処には大魔王様も居るからぁ、問題ないと思うよぉ」
「……」
確かに戦争の話などを聞く限りでは大魔王の力は化け物染みており、
勇者相手でもどうにかなるのではと思ってしまうのだが、油断はできない。
「もしぃ、皆が負けちゃったらぁ、ウルエは逃げるんだよぉ?」
「うん……そんな日が来ないと良いね」
「そうだねぇ」
ウルエはひそかに決意していた。
そんな悲しい日が訪れない様に――勇者と友達になってしまおうと。
命の恩人さんが夢で警告してくれていた『学園に魔の手が迫っている』という事。
まさかとは思うのだが、その魔と言うのはフェルの事をさしており、
学園が崩壊してしまう事を警告してくれていたのではないかと。
(まさか、ね、ケインと仲良くしとけとも言っていたし、違うことだよね)
そんな事を思いながらウルエは眠りについた。
翌朝、ウルエが目を覚ますと何やらフェルが何処かへ出かける準備をしていた。
目を擦り、意識を覚醒させながらフェルに尋ねる。
「お姉ちゃん、どこか行くの?」
「ええ、ちょっと買い物に行こうと思うのよ。ウルエも一緒に行く?」
「ん~、今日はゆっくりしてたいから、留守番してるよ!」
買い物に行きたい気持ちもあるのだが、朝からその気にはなれず、
城の中でゆっくりと過ごしていたいと言う気持ちの方が勝ってしまい、
大人しく留守番している事を伝えた。
「そう……まぁ、大人しくしているのよ?
良い子で待っていたらちゃんとご褒美あげるから!」
「う、うん……いってらっしゃい」
欲しいようで要らないご褒美に戸惑いつつも
眠気を抑えながら笑顔でフェルの事を見送る。
「いってきます!」
フェルが出ていくのを見送ると、ウルエはもう少し眠ろうと
コテンとベットに倒れこむように眠りについた。
・・・・
数時間後に目を覚ましたウルエは身支度を済ませてゆっくりと
地上を目指して階段を上りはじめた。
長ったらしい階段を上っている途中、地上に上ってから何をしようかと考えていると、
昨日飲んだとても美味しいジュースの事を思い出し、一直線に酒場に向かった。
「あ、」
「あぁ、ウルエぇ~」
酒場に行くとベアデが一人でお酒を飲んでおり、入ってきたウルエに手を振ってきた。
酔っぱらっているのかあまり呂律が回っていない。
と思ったが、それはいつもの事なので酔っぱらっているかどうかすら分からない。
「ウルエにぃ昨日の奴だしてぇ」
「ん、ありがと」
目的のジュースを手に入れて満足そうに笑みを浮かべて
ベアデの隣でごくごくとおいしそうに飲む。
「ウルエぇ、そういえばぁ、ペンダント使ってくれたぁ?」
「いや、使ってないよ」
ペンダントを使う場面があまりなく、あったとしても勿体ないという気持ちが勝り
どうしても使うに使えないのだ。
そもそも殆どフェルが処理してくれている為、使い機会事態少ないのだが。
「まぁ、そうだよねぇ……でもぉ折角だから使ってほしいなぁ~」
「ん~、使う機会があまりないんだよね。それに勿体なくてなかなか使う勇気が出ないよ」
服の上からペンダントを触りながらそう言うウルエ。
「そっかぁ、ならこれ上げるよぉ」
ぐにゃりと空間を歪ませ手を突っ込み取り出したのは、
緑色の飴玉の様な丸い玉だ。
それが何かなにかは分からないが、ベアデがくれるものなので悪いものではなないと認識し、
取り敢えず受け取ってみることにした。
「これは?」
「それはねぇ、ペットを封じた玉だよぉ。
割ったらとっても頼りになる私のペットがぁ、バーンって出てくるのぉ」
簡単に言うとペンダントの縮小版の様なものだ。
ペンダントだと勿体なくて使えないというウルエの為に、
わざわざ割りやすい形のものを渡してくれたのだ。
「ありがと!じゃあ、今度魔物が現れたりしたら直ぐにつかってみるよ!」
「うん、それが良いわぁ。所で今日は一人なんだねぇ」
今更だが、何時もウルエにベッタリのフェルがいないことに気が付いたベアデ。
「買い物にいったらしいよ!」
「そうなんだぁ」
フェルがいない今がウルエと存分に会話する機会だと思い、
ベアデはニヤリと不気味な笑みを浮かべた。
「ウルエぇ、学園はどうなのぉ?」
「ん、楽しいよ!友達もいっぱいできたし!!」
「それは良かったねぇ、好きな人は出来たのかなぁ?」
「ん~、今はフェルしかいないよ」
「あらあらぁ、仲が良いんだねぇ~」
そんなくだらない日常の会話をしながら飲み食いをしていると、
ふと、ベアデがある事を思い出したようで、
少し真面目なトーンで話し始めた。
「ウルエぇ、勇者って知ってるぅ?」
「勇者……」
勿論知っている。誰が勇者なのかは知らないが、エミもいっていた様に
この世界にはウルエ以外にも転生者がいてその中に勇者がいるのだろう。
「とても強い人間の事なんだけどねぇ、
もしかしたら此処に攻めてくるかもしれないんだよねぇ」
「え!?大丈夫なの!?」
勇者が魔王城に攻めてくるときは大体勇者の勝利で終わっている。
と言う事は考えたくはないがお義父さんたちがやられてしまうのではないかと思ったウルエは声を荒げた。
「落ち着いてぇ、攻めてくると言っても可能性があるだけでぇ、
まだまだ攻めてはこないと予想されるているのぉ」
「そうなんだ……でもいずれはやってくるんでしょ?」
「うん、でもぉ、此処には大魔王様も居るからぁ、問題ないと思うよぉ」
「……」
確かに戦争の話などを聞く限りでは大魔王の力は化け物染みており、
勇者相手でもどうにかなるのではと思ってしまうのだが、油断はできない。
「もしぃ、皆が負けちゃったらぁ、ウルエは逃げるんだよぉ?」
「うん……そんな日が来ないと良いね」
「そうだねぇ」
ウルエはひそかに決意していた。
そんな悲しい日が訪れない様に――勇者と友達になってしまおうと。
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