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4章 始まる冒険者生活 少年期

初めての王城

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王都に着いた俺たちは王女様と別れ冒険者ギルドへ
お金は後ほど届けてくれるらしい

ギルドに入り、依頼達成の報告をする
受付嬢に報告をしようとすると…

「あれ?フランさん?何でここに?」

セントラルの冒険者ギルドに居たはずなのに

「こんにちはーレインさん、実はちょっとありまして、そのお話は後ほどわかると思います」

「後ほどですねー、分かりました、とりあえず王都に来たので報告と、道中護衛依頼を受けたのでそれの達成報告です、後ほど連絡が来ると思います、お金はギルド口座にお願いします」

「かしこまりましたー ではそのように対応しておきますね、あっそう言えば昇格おめでとうございます、2ランクアップですね、Eランクですね」

ギルドには相互通信用の魔道具があるので連絡が早い
専属になったのも分かってるだろうなー


明日には王城だろうからとりあえず今日は帰るか


王都の屋敷に帰ると
「母さん、姉さん、シンディさん、何故ここに?」
「あらあら~レイン~久しぶりね~、なんかレインが面白い事になってるって聞いてね~、こっちに3人で来たのよー」
「レイン君が学院で凄いことしたってね、聞いたわよー」

「まぁ少しだけやらかしましたけど、悪い事はしてないですからね」

セルフィもシンディさんと話してるな

「セルフィ、どうですか?レイン様にちゃんと仕えれてますか?ご迷惑をおかけしていませんか?」
「大丈夫です母様、レイン様にはご迷惑をおかけしません、先日は契約も済ませましたので、この身はレイン様の物になりました」

あっ、そこまで言っちゃうんだ
シンディさん泣いてるじゃん!
えっ、大丈夫なの!?
あっセルフィがこっちを見て大丈夫ですってやってる
大丈夫なのか

そんな家族と夕食を楽しみつつ
翌日を迎える


王城

王への挨拶の為の謁見
真ん中に王、右横に妃、左横に第1王子、妃の右横に第3王女のリリアーナ、今日はこの人たちだけらしい
様々な貴族も来ている

「面をあげよ、余がグラシウス・カイゼルである」
「レイン・ネルフィムです」
「セルフィオーネと申します」
「り、リル・ネルフィムです!」
「ウルナ=ウィッチじゃ」

全員で挨拶をし勲章を貰う

どうやら俺がこの国の貴族の息子だからってのもあるらしい
まぁ多少は、そういう事もあるだろう、権力ってのはいろいろあるしな

「さて、もう1人とりあえず紹介しておこう、入るがいい」
「はい」

後ろから入ってきたのは…
あっ、後ほど分かるってそう言う事、でも何故ここにフランさんが?

「今日からお前達の専属受付嬢になるフランだ、なに、問題ないだろう?レインには面白いスキルがあると聞いておる」

…………なるほどね…
小さな世界の事は知っているか…
まぁそらそうか…奴隷をあんなけ買っておいてどこにもいないならスキルか何かと思うか、王専属の隠密とか居そうだな

「かしこまりました、フランさん、お願い致します、後ほど説明しますので」
「よろしくお願いします、レインさん」

こうして、受付嬢フランさんが仲間?になった




「ところでレイン・ネルフィムよ、リリアーナと婚約をせぬか?」




そんな爆弾を王が落としてきたのだった
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