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第三章:助力を求めて
交流②
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「ソワレは、わたしの大事なひとなの。ずっと一緒に旅してたのだけど、はぐれてしまったの」
「前に言ってた、俺と同じ色をしてるっていう?」
「そう。エディみたく、お陽さまみたいな髪と、高く晴れた空の色の目をしているの」
さらりと、ルゥナがエディの名前を口にする。聞き慣れた名前が全く別のものに感じられて、一瞬、彼はまごついた。が、すぐに気を取り直して彼女に問いかける。
「トルベスタの山の中ではぐれたんだよな? 何なら、ラープス様にお触れでも出してもらうか? 頼んでやるから」
「あ……でも……あんまり、人里には行かないかも……」
「へえ? 思い出しかけてんのか?」
「え、と、うん」
「そりゃ良かった。そのうち全部思い出すだろ。ああ、そう言や、何だってあんなところをうろついてたんだろうな。君は癒し手みたいだから、薬草か何かでも探してたのかな」
金色熊の怪我を一瞬で治したルゥナの魔法を思い出し、エディは言った。
今までにも癒しの魔法が使われる場面は目にしたことがあったが、あれほどの大怪我をあんなふうに瞬く間に癒すほどの力は、見たことがなかった。
外見からは想像もつかないが、ルゥナはかなりの力の癒し手だ。
エディは同じく癒しの魔法を使うディアンナから、魔法だけではすぐに力が尽きてしまうから薬草や医術にも精通しておく必要があるのだと聞かされたことがある。フロアールも薬師や医師について学んでいるし、行商人が珍しい薬草などを持ってくると嬉々としていた。希少な草は、人が容易に足を踏み入れられないような所にこそ、見いだせるのだとか。
そう考えれば、彼女のような子どもがあんな山の中にいたことも説明が付く。きっと、ソワレというのは彼女を守る屈強の戦士なのだろう。
(そいつが見つかるまでは、誰かが守ってやらないとだよなぁ。ラープス様に頼んでいこうか……)
エディたちは、これから戦いに赴くことになるのだ。一緒に連れて行くわけにはいかないから、フロアールと共にトルベスタに残していくことが、一番良い方法に思える。
と、ふいに、ルゥナが小さな欠伸を漏らした。
「眠いのか?」
エディの問いに、微かに頬を赤らめて、ルゥナが頷く。
「はい……眠れなくて、少し散歩をしようと思ったのだけど、今度は部屋に戻れなくなってしまって……」
「ああ――俺とかフロアールも、最初の頃はよく迷ってた。来いよ、連れて行ってやるから」
顎をしゃくって促すと、ルゥナはホッとしたように頬を緩めた。
廊下を歩き、角を三つほど曲がると窓のある廊下に出る。
「あ、ここならわかる」
安堵がにじみ出ているルゥナの声に、エディは小さく笑ってしまう。
そこを歩き始めてさほど経たぬうちに、不意にポツリとルゥナが呟いた。
「エディは、わたしのことが嫌いなのかと思ってた」
唐突かつ予想外の彼女の台詞に、思わずエディは立ち止まる。
「え?」
眉をひそめてルゥナを見下ろすと、彼女は軽く首をかしげて繰り返す。
「時々、わたしを――ちょっと怖い目で見てるから、嫌いなのかなって。さっき、言わないとわからないって、言ってたでしょう? だから……訊いておこうと、思って」
「そんなわけないだろ!?」
思わず声を荒らげてしまい、エディはハタと口を押える。
「と、ゴメン。こういうのが、悪いんだよな。けど、嫌ってなんかいねぇよ」
「あ、うん、今は判ってる。もう、お話したから」
「え? こんだけで、か?」
「うん」
コクリと頷いた彼女は、別にエディに気を使っているとか、適当にあしらおうとしているとか、そんなふうではなさそうだった。
「ずいぶん簡単だな。まあ、でも、いいか。その……君を見てたのは……もしかしたら、髪のせいかも」
「髪?」
「少し、母上に似てるから。母上のはもう少し、金色がかってるかな。君のは、完全に月の色だよな。ああ、そう言えば、見てみろよ。あの空は、君の目によく似てるだろ」
思うがままにそう言ってしまったものの何となく照れくさくなって、エディは窓際に行ってルゥナを手招きする。彼女は素直にそこに近付き、覗き込み――次の瞬間、喉を引きつらせるような小さな悲鳴と共に跳びすさった。
「あ、いてッ」
エディの胸に縋り付いた細い指先が肉に食い込み、彼は思わず声を上げる。と同時に、抱き付いてきた身体をとっさに受け止めた。互いに薄い夜着に他の上着を一枚羽織った程度だ。触れ合った場所からじんわりと温もりが染み込んでくる。手のひらに感じられるルゥナの身体は、その細さからは思いも寄らない柔らかさだった。
(うわ、なんだ、これ)
離さなければ、とエディが思うと同時に、パッとルゥナの方から身体を起こす。そうして、窓からもエディからも後ずさった。
「ご、めんなさい。高かったから、びっくり、して」
少し呆けた頭のままでエディは窓の下を見下ろし、そして呟く。
「高い――? ああ、三階だから……こういうところに上るの、初めてなのか――って、ごめん、覚えてないよな」
「あ、ううん――多分、初めて。昼間も、下は見てなくて……」
自分の服の両脇を掴んでそう答えたルゥナは、まるで寄る辺のない子どものようだった。
(やっぱり、彼女は誰かが守ってやらないと)
エディの胸の中に、無性にそんな想いが込み上げてくる。
「大丈夫、記憶が戻らなくたって、俺が国を取り戻したら、俺のところに来たらいいよ。記憶が戻ったって、いたらいい」
「国……エデストル?」
「ああ。フロアールに聞いただろ? 俺達のこと」
「聞いた。全部――エディやトールの『印』のこと、魔物やマギクのことも」
「あの国をぶっ潰したら母上を取り戻して、エデストルを立て直すんだ。そうして、魔物も全部ぶっ殺す」
荒々しくエディが言い放つと、ルゥナは微かに顎を引いた。そして、いつものどこか頼りなげなものではなく、きっぱりとした眼差しを、彼に向けてくる。
「マギクと、戦うの?」
「ああ、もちろん。やられたんだからやり返す。絶対、赦さねぇ」
「それは……憎いの? 怒ってるの?」
「そりゃそうさ」
深く頷いたエディに、ルゥナが微かに首をかしげた。腰まである長い白銀の髪が、サラリと揺れる。
「それで戦えるの?」
問い返してきた物静かなその声は、二人の他に誰もいない廊下に、銀の鈴を振るったように良く響く。
「え?」
エディは、自分に真っ直ぐ向けられている夜空さながらの眼差しを、見返した。ルゥナはひたと見つめたまま、続ける。
「そういう苦しい気持ちは、持っているだけで疲れるでしょう? 持ち続けるのは、つらいでしょう? それで戦ったら、そのうちその重さで、潰れちゃうよ?」
「何を――」
「エディは、もっともっと大きなものと戦うことになるよ、きっと。その時、憎いとか、嫌いとか、怒ってるとか、そんな気持ちばっかりだと、とっても苦しいと思う。わたしは、エディが苦しいのは、イヤ……」
おどおどとした頼りなさを払拭したルゥナは、まるで託宣の巫女のようだ。道に迷って半泣きになっていたり、窓から外を見下ろしてびくついていたりした彼女とは別人のような落ち着きと深遠さ。
「わたしはまだ戦ったことはないけれど、もしも戦うことがあるのなら、そういう苦しい気持ちは持っていたくないな。もっと、違う気持ちで戦いたいの」
(そんな細腕で、いったい、何と戦うっていうんだ?)
まるで本当に彼女が何かと戦おうとしているかのようで、エディはそう問いかけそうになる。
けれど、口ごもる彼の前で不意に彼女はパチリと瞬きをし、そこに立っているのは再び内気で頼りなげな少女になった。
ルゥナはエディからわずかに視線を逸らし、廊下の床を見つめる。
「わたし、もう、部屋わかるから。送ってくれてありがとう。おやすみなさい」
それだけ言うと、固まったままのエディの脇をすり抜けていった。
独り残されたエディは、両手をきつく握り締める。
「苦しい、気持ち? ……何だ、そりゃ」
呻くように、そう呟く。
怒りも、憎しみも、確かにエディの中に膨れ上がり、ふとした拍子にはちきれそうになる。だが、彼にとってそれは大事な動力源だった。それがなければ、先の見えない不安にあっという間に押し潰されてしまうだろう。
「俺は、これでいい――これでいいんだ」
己に言い聞かせるようにして奥歯を噛み締めたエディを残し、夜は静かに更けていくばかりだった。
「前に言ってた、俺と同じ色をしてるっていう?」
「そう。エディみたく、お陽さまみたいな髪と、高く晴れた空の色の目をしているの」
さらりと、ルゥナがエディの名前を口にする。聞き慣れた名前が全く別のものに感じられて、一瞬、彼はまごついた。が、すぐに気を取り直して彼女に問いかける。
「トルベスタの山の中ではぐれたんだよな? 何なら、ラープス様にお触れでも出してもらうか? 頼んでやるから」
「あ……でも……あんまり、人里には行かないかも……」
「へえ? 思い出しかけてんのか?」
「え、と、うん」
「そりゃ良かった。そのうち全部思い出すだろ。ああ、そう言や、何だってあんなところをうろついてたんだろうな。君は癒し手みたいだから、薬草か何かでも探してたのかな」
金色熊の怪我を一瞬で治したルゥナの魔法を思い出し、エディは言った。
今までにも癒しの魔法が使われる場面は目にしたことがあったが、あれほどの大怪我をあんなふうに瞬く間に癒すほどの力は、見たことがなかった。
外見からは想像もつかないが、ルゥナはかなりの力の癒し手だ。
エディは同じく癒しの魔法を使うディアンナから、魔法だけではすぐに力が尽きてしまうから薬草や医術にも精通しておく必要があるのだと聞かされたことがある。フロアールも薬師や医師について学んでいるし、行商人が珍しい薬草などを持ってくると嬉々としていた。希少な草は、人が容易に足を踏み入れられないような所にこそ、見いだせるのだとか。
そう考えれば、彼女のような子どもがあんな山の中にいたことも説明が付く。きっと、ソワレというのは彼女を守る屈強の戦士なのだろう。
(そいつが見つかるまでは、誰かが守ってやらないとだよなぁ。ラープス様に頼んでいこうか……)
エディたちは、これから戦いに赴くことになるのだ。一緒に連れて行くわけにはいかないから、フロアールと共にトルベスタに残していくことが、一番良い方法に思える。
と、ふいに、ルゥナが小さな欠伸を漏らした。
「眠いのか?」
エディの問いに、微かに頬を赤らめて、ルゥナが頷く。
「はい……眠れなくて、少し散歩をしようと思ったのだけど、今度は部屋に戻れなくなってしまって……」
「ああ――俺とかフロアールも、最初の頃はよく迷ってた。来いよ、連れて行ってやるから」
顎をしゃくって促すと、ルゥナはホッとしたように頬を緩めた。
廊下を歩き、角を三つほど曲がると窓のある廊下に出る。
「あ、ここならわかる」
安堵がにじみ出ているルゥナの声に、エディは小さく笑ってしまう。
そこを歩き始めてさほど経たぬうちに、不意にポツリとルゥナが呟いた。
「エディは、わたしのことが嫌いなのかと思ってた」
唐突かつ予想外の彼女の台詞に、思わずエディは立ち止まる。
「え?」
眉をひそめてルゥナを見下ろすと、彼女は軽く首をかしげて繰り返す。
「時々、わたしを――ちょっと怖い目で見てるから、嫌いなのかなって。さっき、言わないとわからないって、言ってたでしょう? だから……訊いておこうと、思って」
「そんなわけないだろ!?」
思わず声を荒らげてしまい、エディはハタと口を押える。
「と、ゴメン。こういうのが、悪いんだよな。けど、嫌ってなんかいねぇよ」
「あ、うん、今は判ってる。もう、お話したから」
「え? こんだけで、か?」
「うん」
コクリと頷いた彼女は、別にエディに気を使っているとか、適当にあしらおうとしているとか、そんなふうではなさそうだった。
「ずいぶん簡単だな。まあ、でも、いいか。その……君を見てたのは……もしかしたら、髪のせいかも」
「髪?」
「少し、母上に似てるから。母上のはもう少し、金色がかってるかな。君のは、完全に月の色だよな。ああ、そう言えば、見てみろよ。あの空は、君の目によく似てるだろ」
思うがままにそう言ってしまったものの何となく照れくさくなって、エディは窓際に行ってルゥナを手招きする。彼女は素直にそこに近付き、覗き込み――次の瞬間、喉を引きつらせるような小さな悲鳴と共に跳びすさった。
「あ、いてッ」
エディの胸に縋り付いた細い指先が肉に食い込み、彼は思わず声を上げる。と同時に、抱き付いてきた身体をとっさに受け止めた。互いに薄い夜着に他の上着を一枚羽織った程度だ。触れ合った場所からじんわりと温もりが染み込んでくる。手のひらに感じられるルゥナの身体は、その細さからは思いも寄らない柔らかさだった。
(うわ、なんだ、これ)
離さなければ、とエディが思うと同時に、パッとルゥナの方から身体を起こす。そうして、窓からもエディからも後ずさった。
「ご、めんなさい。高かったから、びっくり、して」
少し呆けた頭のままでエディは窓の下を見下ろし、そして呟く。
「高い――? ああ、三階だから……こういうところに上るの、初めてなのか――って、ごめん、覚えてないよな」
「あ、ううん――多分、初めて。昼間も、下は見てなくて……」
自分の服の両脇を掴んでそう答えたルゥナは、まるで寄る辺のない子どものようだった。
(やっぱり、彼女は誰かが守ってやらないと)
エディの胸の中に、無性にそんな想いが込み上げてくる。
「大丈夫、記憶が戻らなくたって、俺が国を取り戻したら、俺のところに来たらいいよ。記憶が戻ったって、いたらいい」
「国……エデストル?」
「ああ。フロアールに聞いただろ? 俺達のこと」
「聞いた。全部――エディやトールの『印』のこと、魔物やマギクのことも」
「あの国をぶっ潰したら母上を取り戻して、エデストルを立て直すんだ。そうして、魔物も全部ぶっ殺す」
荒々しくエディが言い放つと、ルゥナは微かに顎を引いた。そして、いつものどこか頼りなげなものではなく、きっぱりとした眼差しを、彼に向けてくる。
「マギクと、戦うの?」
「ああ、もちろん。やられたんだからやり返す。絶対、赦さねぇ」
「それは……憎いの? 怒ってるの?」
「そりゃそうさ」
深く頷いたエディに、ルゥナが微かに首をかしげた。腰まである長い白銀の髪が、サラリと揺れる。
「それで戦えるの?」
問い返してきた物静かなその声は、二人の他に誰もいない廊下に、銀の鈴を振るったように良く響く。
「え?」
エディは、自分に真っ直ぐ向けられている夜空さながらの眼差しを、見返した。ルゥナはひたと見つめたまま、続ける。
「そういう苦しい気持ちは、持っているだけで疲れるでしょう? 持ち続けるのは、つらいでしょう? それで戦ったら、そのうちその重さで、潰れちゃうよ?」
「何を――」
「エディは、もっともっと大きなものと戦うことになるよ、きっと。その時、憎いとか、嫌いとか、怒ってるとか、そんな気持ちばっかりだと、とっても苦しいと思う。わたしは、エディが苦しいのは、イヤ……」
おどおどとした頼りなさを払拭したルゥナは、まるで託宣の巫女のようだ。道に迷って半泣きになっていたり、窓から外を見下ろしてびくついていたりした彼女とは別人のような落ち着きと深遠さ。
「わたしはまだ戦ったことはないけれど、もしも戦うことがあるのなら、そういう苦しい気持ちは持っていたくないな。もっと、違う気持ちで戦いたいの」
(そんな細腕で、いったい、何と戦うっていうんだ?)
まるで本当に彼女が何かと戦おうとしているかのようで、エディはそう問いかけそうになる。
けれど、口ごもる彼の前で不意に彼女はパチリと瞬きをし、そこに立っているのは再び内気で頼りなげな少女になった。
ルゥナはエディからわずかに視線を逸らし、廊下の床を見つめる。
「わたし、もう、部屋わかるから。送ってくれてありがとう。おやすみなさい」
それだけ言うと、固まったままのエディの脇をすり抜けていった。
独り残されたエディは、両手をきつく握り締める。
「苦しい、気持ち? ……何だ、そりゃ」
呻くように、そう呟く。
怒りも、憎しみも、確かにエディの中に膨れ上がり、ふとした拍子にはちきれそうになる。だが、彼にとってそれは大事な動力源だった。それがなければ、先の見えない不安にあっという間に押し潰されてしまうだろう。
「俺は、これでいい――これでいいんだ」
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