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第四章:飛竜の猛将
再会①
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エディたちから離れたピシカは、尻尾をピンと上に伸ばして洞窟の中に足を踏み入れた。
擦れ違うヤンダルムの民は仔猫姿の彼女に目を走らせるものの、注意は払わない。迷い込んだ獣の仔としか、認識されていないのだろう。
(さて、あのおバカさんはどこかしら?)
時々鼻をヒクつかせ、ピシカはルゥナの気配を探った。
封印され、隠されていた時ならいざ知らず、今は彼女の『印』の気配がはっきりと伝わってくる。
トットットッと迷いなく軽い足取りで進むピシカは、やがて一枚の扉へとたどり着いた。
それはぴったりと閉ざされていて、多分鍵もかかっているだろう。覗き格子はなく、中の様子を見ることはできないけれど、逆を言えば中に入ってしまえば外の様子を気にしなくて済むということだ。
(入るのは簡単だけど……)
ピシカにとって、物理的な障壁など何の意味もない。難なく通り抜けられる。けれど、ルゥナには彼女のそういうところは見せたことがないから、止めておいた。
扉の横の壁にくっつくようにして、小さく丸くなる。気配を消すと、通り過ぎる者の誰一人として、彼女に目を走らせる事すらなくなった。
時機を待ちながら、ピシカはルゥナのことに思いを馳せる。
お人よしのあの少女は心の底からピシカのことを信じきっている。教えていないことはたくさんあるのに、彼女から見ればピシカのことは謎だらけだろうに、まったく何の疑問も抱いていないのだ。
(ホント、なんであんなに鵜呑みにできるのかしらね)
ピシカは呆れてしまう。
ルゥナのことを「バカだなぁ」と思うのは、ピシカ自身のことばかりではない。そもそも、彼女がアレを封じる役目を背負うと決めたこと自体が、正直言って、ピシカには理解不能だった。
(なぁんで、赤の他人の為にそんなことする気になれるんでしょうね)
確かにアレの間近にいれば、ルゥナたちにも影響は出る。だけど、アレから遠く離れてしまえば、彼女が人としての生を終えるまで、問題なく過ごせるのだ。ルゥナに直接の害はない。
一応、ルゥナにはそのことを説明してある。
すぐに、世界がどうにかなってしまうわけではないのだという事は。
何もせずに放っておけば、数世代を重ねるうちにアレの力が浸透して、いずれ生き物は死に絶えるだろう。けれど彼らの殆どは、ルゥナと彼女の弟のことを虐げた者の子孫になるのだ。ルゥナのことをただの道具として利用しようとして追い立て、安らぎを奪った者たちの。
そんな奴らを助けようなどと、何故思えるのか。
エディにほんの少しだけ『真実』を話した時に彼にもそう言ったけれど、ルゥナの思考回路はピシカには謎だ。
百五十七年前にルゥナを見つけた時、ピシカは彼女が抱える問題について、いい解決方法が見つかったと思ったものだ。
そして、何が何でもルゥナを説得し、自分の望みを叶えよう、と。
しかしそんな必要は全くなかった。
『邪神』を封じる為に彼女を説き伏せる必要など、全然なかったのだ。
ピシカは、ただ、この世界に起きている異変について説明し、更にどんな事態に陥るかを伝え、解決方法を教えた。
それだけで、ルゥナは頷いたのだから。
(何で、自分からそんな面倒なことを背負い込もうと思えるのかしら?)
ピシカにはルゥナを従わせるための脅しの台詞など一つも必要なかった。彼女の双子の弟のソワレは疑わしそうな眼差しを返してきたものの、ルゥナの意志には「否」と言えなかった。
結局、そのソワレに目論見を崩されてしまったけれど、またこうやって、ピシカはルゥナを手に入れた。
「今度こそ、うまくやるわ」
ピシカは小さな声で呟く。断固とした口調でそうしたつもりだったけれど、自分でも意外なほどに、その声には力が入っていなかった。
そんな自分を鼓舞するように、彼女は自らに言い聞かせる。
(そう、さっさと終わらせて、こんな所から去ってやるんだから)
と、その時、通路の向こうから足音が近付いてきた。どうやら、一人だけらしい。ジッと息をひそめて丸まっていると、やがてそれはピシカのすぐそばで止まった――いつ開くかと彼女が待ち構えていた、扉の前で。
足音の主は平の兵士のようだった。両手にはいくつか皿の載った盆がある。彼は懐から鍵を取り出すと、それで扉を開けた。
「おい、飯だ。今日はちゃんと最後まで食えよ?」
扉を開けっ放しで囚われの人物にそう声をかけながら、兵士は盆を小さな卓の上に下ろしている。
ピシカは彼の後ろでするりと部屋の中に忍び込んだ。と、すぐさま彼女の登場に気付いたルゥナがハッと息を呑む。それをぎろりと光らせた目で黙らせた。
「ん? なんだ?」
「あ、えっと、何でも、ない……」
いかにも無理やり、という感じでルゥナはピシカから視線を剥がし、怪訝そうな顔をしている兵士に笑いかけた。
(バカ。ワザとらし過ぎるでしょうに)
内心で呆れながら、ピシカは兵士が振り返るのに合わせて動き、するりと寝台の下に潜り込む。
兵士はしばらく部屋の中を見回して、やがて肩をすくめた。
「……とにかく、飯食えよ?」
最後にもう一度そう念押しをして彼が出て行くのを待って、ピシカは隠れ場所から這い出してくる。勢いよく身体を振って全身に付いた埃を払い落そうとしたのが終わらないうちに、身体が浮いた。
「あ、ちょっと!」
あっという間にぎゅうぎゅうと抱き締められて、ピシカは思わず目の前にあるルゥナの頬を肉球の付いた足裏で押しやった。
「ごめ……ごめんなさい。嬉しくて……」
緩んだ腕からひらりと飛び降りたピシカに、ルゥナが涙交じりの笑顔を向けてくる。
「まったくもう……」
ぶつぶつとぼやきながら、ピシカは乱れた毛並みを舐めて整えた。
人心地がつくと、ピシカはまたルゥナに目を戻した。彼女は床にしゃがみ込んで、キラキラと輝く目でピシカを見つめている。その頬が少し細くなっていて、彼女は目をすがめた。
「あんた……食べてなかったの?」
「え?」
「バカじゃないの? 体力落ちたら、逃げる時に足手まといになるじゃない。あんた死なないけど、そういうふうに衰弱したら、戻すの大変なんだからね」
「あ、その……弱ったら解放してくれるかな……とか。前に――ソワレと二人で旅してた時にも一回だけ捕まった時があって、その時は食べずにいて動けなくなったら、逃がしてもらえたの」
えへ、と笑った彼女を刺し貫くような視線で睨み付けると、その笑顔は次第に小さくなっていき、やがて最後には「ごめんなさい」という小さな呟きに変わった。
(まったく)
ピシカは更に罵りたくなるのを抑えて、深呼吸をする。
「それは逃がしてもらえたんじゃなくて、単に放り出されただけでしょ。捨てられたの、要らなくなったゴミか何かのように。もう死ぬと思われたのよ」
「でも、すぐにソワレが見つけてくれたんだよ」
「……その時のあいつの姿が目に浮かぶわ」
計画を邪魔されている恨みはあるが、こういう時はルゥナの双子の弟のことが哀れになってくる。
連れ去られただけでも気も狂わんばかりになっただろうに、その上、死にそうになった姿で見つける羽目になるとは。よくぞ彼女を攫った連中を皆殺しにしなかったものだ。
「まあ、とにかく、あんまり無意味なことをしないでよ。エディたち、来てるわよ、ここに」
「え」
ピシカの言葉に、しょげていたルゥナの顔が、一瞬にしてパッと輝く。
「みんな、元気? 無事? 怪我はなない?」
「怪我はアンタが治したでしょ。ピンピンしてるわよ。それにカッカとしてる」
「え?」
「ヤンダルムはさっぱり聞く耳持たないわね」
ピシカは会見の場にはいなかったが、エディに意識の一部を憑かせて彼らのやり取りは覗き見していた。
「あいつ、フロアールは返すけど、アンタはダメだってさ」
「エディたちはわたしを置いてくかな……」
不安に揺れる、ルゥナの眼差し。
それを横目で見やり、ピシカはその後の彼らの会話を脳裏によみがえらせる。彼らの会話と、エディの憤りを。
「……それはないでしょ。すっごい息巻いてたもの」
「ホントに?」
「まあね」
ヒョイと肩をすくめたピシカに、ルゥナが強張らせていた頬をホッと緩める。
そんな彼女をわずかに細めた目で見るピシカの胸の中は、何故かざわついていた。
擦れ違うヤンダルムの民は仔猫姿の彼女に目を走らせるものの、注意は払わない。迷い込んだ獣の仔としか、認識されていないのだろう。
(さて、あのおバカさんはどこかしら?)
時々鼻をヒクつかせ、ピシカはルゥナの気配を探った。
封印され、隠されていた時ならいざ知らず、今は彼女の『印』の気配がはっきりと伝わってくる。
トットットッと迷いなく軽い足取りで進むピシカは、やがて一枚の扉へとたどり着いた。
それはぴったりと閉ざされていて、多分鍵もかかっているだろう。覗き格子はなく、中の様子を見ることはできないけれど、逆を言えば中に入ってしまえば外の様子を気にしなくて済むということだ。
(入るのは簡単だけど……)
ピシカにとって、物理的な障壁など何の意味もない。難なく通り抜けられる。けれど、ルゥナには彼女のそういうところは見せたことがないから、止めておいた。
扉の横の壁にくっつくようにして、小さく丸くなる。気配を消すと、通り過ぎる者の誰一人として、彼女に目を走らせる事すらなくなった。
時機を待ちながら、ピシカはルゥナのことに思いを馳せる。
お人よしのあの少女は心の底からピシカのことを信じきっている。教えていないことはたくさんあるのに、彼女から見ればピシカのことは謎だらけだろうに、まったく何の疑問も抱いていないのだ。
(ホント、なんであんなに鵜呑みにできるのかしらね)
ピシカは呆れてしまう。
ルゥナのことを「バカだなぁ」と思うのは、ピシカ自身のことばかりではない。そもそも、彼女がアレを封じる役目を背負うと決めたこと自体が、正直言って、ピシカには理解不能だった。
(なぁんで、赤の他人の為にそんなことする気になれるんでしょうね)
確かにアレの間近にいれば、ルゥナたちにも影響は出る。だけど、アレから遠く離れてしまえば、彼女が人としての生を終えるまで、問題なく過ごせるのだ。ルゥナに直接の害はない。
一応、ルゥナにはそのことを説明してある。
すぐに、世界がどうにかなってしまうわけではないのだという事は。
何もせずに放っておけば、数世代を重ねるうちにアレの力が浸透して、いずれ生き物は死に絶えるだろう。けれど彼らの殆どは、ルゥナと彼女の弟のことを虐げた者の子孫になるのだ。ルゥナのことをただの道具として利用しようとして追い立て、安らぎを奪った者たちの。
そんな奴らを助けようなどと、何故思えるのか。
エディにほんの少しだけ『真実』を話した時に彼にもそう言ったけれど、ルゥナの思考回路はピシカには謎だ。
百五十七年前にルゥナを見つけた時、ピシカは彼女が抱える問題について、いい解決方法が見つかったと思ったものだ。
そして、何が何でもルゥナを説得し、自分の望みを叶えよう、と。
しかしそんな必要は全くなかった。
『邪神』を封じる為に彼女を説き伏せる必要など、全然なかったのだ。
ピシカは、ただ、この世界に起きている異変について説明し、更にどんな事態に陥るかを伝え、解決方法を教えた。
それだけで、ルゥナは頷いたのだから。
(何で、自分からそんな面倒なことを背負い込もうと思えるのかしら?)
ピシカにはルゥナを従わせるための脅しの台詞など一つも必要なかった。彼女の双子の弟のソワレは疑わしそうな眼差しを返してきたものの、ルゥナの意志には「否」と言えなかった。
結局、そのソワレに目論見を崩されてしまったけれど、またこうやって、ピシカはルゥナを手に入れた。
「今度こそ、うまくやるわ」
ピシカは小さな声で呟く。断固とした口調でそうしたつもりだったけれど、自分でも意外なほどに、その声には力が入っていなかった。
そんな自分を鼓舞するように、彼女は自らに言い聞かせる。
(そう、さっさと終わらせて、こんな所から去ってやるんだから)
と、その時、通路の向こうから足音が近付いてきた。どうやら、一人だけらしい。ジッと息をひそめて丸まっていると、やがてそれはピシカのすぐそばで止まった――いつ開くかと彼女が待ち構えていた、扉の前で。
足音の主は平の兵士のようだった。両手にはいくつか皿の載った盆がある。彼は懐から鍵を取り出すと、それで扉を開けた。
「おい、飯だ。今日はちゃんと最後まで食えよ?」
扉を開けっ放しで囚われの人物にそう声をかけながら、兵士は盆を小さな卓の上に下ろしている。
ピシカは彼の後ろでするりと部屋の中に忍び込んだ。と、すぐさま彼女の登場に気付いたルゥナがハッと息を呑む。それをぎろりと光らせた目で黙らせた。
「ん? なんだ?」
「あ、えっと、何でも、ない……」
いかにも無理やり、という感じでルゥナはピシカから視線を剥がし、怪訝そうな顔をしている兵士に笑いかけた。
(バカ。ワザとらし過ぎるでしょうに)
内心で呆れながら、ピシカは兵士が振り返るのに合わせて動き、するりと寝台の下に潜り込む。
兵士はしばらく部屋の中を見回して、やがて肩をすくめた。
「……とにかく、飯食えよ?」
最後にもう一度そう念押しをして彼が出て行くのを待って、ピシカは隠れ場所から這い出してくる。勢いよく身体を振って全身に付いた埃を払い落そうとしたのが終わらないうちに、身体が浮いた。
「あ、ちょっと!」
あっという間にぎゅうぎゅうと抱き締められて、ピシカは思わず目の前にあるルゥナの頬を肉球の付いた足裏で押しやった。
「ごめ……ごめんなさい。嬉しくて……」
緩んだ腕からひらりと飛び降りたピシカに、ルゥナが涙交じりの笑顔を向けてくる。
「まったくもう……」
ぶつぶつとぼやきながら、ピシカは乱れた毛並みを舐めて整えた。
人心地がつくと、ピシカはまたルゥナに目を戻した。彼女は床にしゃがみ込んで、キラキラと輝く目でピシカを見つめている。その頬が少し細くなっていて、彼女は目をすがめた。
「あんた……食べてなかったの?」
「え?」
「バカじゃないの? 体力落ちたら、逃げる時に足手まといになるじゃない。あんた死なないけど、そういうふうに衰弱したら、戻すの大変なんだからね」
「あ、その……弱ったら解放してくれるかな……とか。前に――ソワレと二人で旅してた時にも一回だけ捕まった時があって、その時は食べずにいて動けなくなったら、逃がしてもらえたの」
えへ、と笑った彼女を刺し貫くような視線で睨み付けると、その笑顔は次第に小さくなっていき、やがて最後には「ごめんなさい」という小さな呟きに変わった。
(まったく)
ピシカは更に罵りたくなるのを抑えて、深呼吸をする。
「それは逃がしてもらえたんじゃなくて、単に放り出されただけでしょ。捨てられたの、要らなくなったゴミか何かのように。もう死ぬと思われたのよ」
「でも、すぐにソワレが見つけてくれたんだよ」
「……その時のあいつの姿が目に浮かぶわ」
計画を邪魔されている恨みはあるが、こういう時はルゥナの双子の弟のことが哀れになってくる。
連れ去られただけでも気も狂わんばかりになっただろうに、その上、死にそうになった姿で見つける羽目になるとは。よくぞ彼女を攫った連中を皆殺しにしなかったものだ。
「まあ、とにかく、あんまり無意味なことをしないでよ。エディたち、来てるわよ、ここに」
「え」
ピシカの言葉に、しょげていたルゥナの顔が、一瞬にしてパッと輝く。
「みんな、元気? 無事? 怪我はなない?」
「怪我はアンタが治したでしょ。ピンピンしてるわよ。それにカッカとしてる」
「え?」
「ヤンダルムはさっぱり聞く耳持たないわね」
ピシカは会見の場にはいなかったが、エディに意識の一部を憑かせて彼らのやり取りは覗き見していた。
「あいつ、フロアールは返すけど、アンタはダメだってさ」
「エディたちはわたしを置いてくかな……」
不安に揺れる、ルゥナの眼差し。
それを横目で見やり、ピシカはその後の彼らの会話を脳裏によみがえらせる。彼らの会話と、エディの憤りを。
「……それはないでしょ。すっごい息巻いてたもの」
「ホントに?」
「まあね」
ヒョイと肩をすくめたピシカに、ルゥナが強張らせていた頬をホッと緩める。
そんな彼女をわずかに細めた目で見るピシカの胸の中は、何故かざわついていた。
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