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精霊王との邂逅
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深き森のさらに奥地で蠢く巨大な鉄塊…
色々と騒動はあったが、なんとか無事目的地に到着する事が出来た。
黒い鉄塊の扉が開き中から人影が現れる。
「よいしょっと。ここが…」
美少年とも美少女とも言える中性的な美しさを持つその人物は、自然に侵食され森と同化した古代の遺跡を見上げた。
「…確かにココは違うね。今までのスタートホールよりも可能性はありそうだ。」
ユウトの転移に巻き込まれし元日本人のカナメ・アキラは、同じ転移者であるレンの依頼によりゲームデータをセーブするポイントであり、ゲームを始める際にキャラクターが現れる場所、スタートホールの調査に来ていた。
スタートホールは元の世界と、この異世界を繋ぐ為のゲートである可能性が高い。
しかし、街中や各マップに配置されていたスタートホールは機能しそうな気配すら無かったのが現実だ。
アキラ自体は元の世界に大した未練は無いのだが、こういった装置を見るとアマチュアではあるがエンジニアとしての血が騒ぐ。
「…こんな所にもあるなんて、あの変態は良く見つけたもんだね。」
レンがこの世界から脱出を試みた際に、「ありとあらゆる場所を探した」と言った言葉の意味を理解するアキラ
…アイツの境遇は聞いてるし、同情する余地もある。
だけど、ボクには関係無いし元の世界に戻りたいなんて思えないな。
大切な人か。
「…魔力回路は生きてる?のかな。このクラスの装置を起動させながら調査をするのは、ボクには無理だね」
…レアちゃんくらいの魔力と、転移を試す為の人柱も必要かな。
だけどレンからすれば良い結果だよね。
今までの絶対無理そうなヤツに比べたら、ここが動く可能性は高い訳だし。
…カサ、ガサッ
「滅びよ悪魔めっ!!」
「はぁあっ!!」
草むらが割れたかと思うと突然1組の人パーティーが飛び込んで来て、調査中の無防備なアキラを襲う。
剣士2魔術師2、魔獣に乗った調教師っぽいのが2で合計6人もいる。
隙をついたはずの剣撃と聖なる光を顕現させ放たれた魔法は、アキラを捉える事は出来なかったが遺跡を破壊しダメージを与える。
「…遺跡になんて事をっ!それに…悪魔ってボクの事?」
「覚悟しろ!我らアニマルファイターズが成敗してくれるっ!」
ジト目で睨むアキラに負けず、リーダーっぽい犬顔の男性が吠える。
道具袋からスカ◯ターのようなヘッドセットを取り出すと、無遠慮にワンコやニャンコやバニー達をチェックするアキラ
見慣れる装置に警戒する相手を他所に、全員のレベルと種族弱点などを読み取る
(65~68レベルか…A~B+のパーティーってとこかな、生身のままでも問題なく片付けれる程度か)
勢いよく登場したは良いが、アキラから反撃が飛んでくる気配が無く、ゴニョゴニョと相談し始めるアニマルズ
ようやく作戦も決まり攻撃に移ろうとする彼らの目に映ったのは、さらに奇怪な魔道具達であった。
「ワンワンワンワンッ!」
鎖に繋がれた鉄球型の魔導兵
「ジーカタカタカタ…ジジジッ」
まるでダイナマイトのような体にゼンマイが付いた兵士型の魔導兵
「……ドッスンッ!グググッ…」
どうやって浮いているのか、棘の付いた四角い鉄の塊等…
まるでマリ◯に出てきそうなキャラをオリジナルと言い張り、独創性…に溢れた魔導兵達を召喚していくアキラは、とても嬉しそうにしている。
「…ちょうど良い相手を探していたんだ。ボクが作った玩具で遊んでいってよ!あはははっ」
玩具の性能を試す玩具が手に入ったと、今までの試作品達にアニマルズの殲滅指示を出す。
「な、なんだよアレ…」
「リーダーくるぞ、指示をっ!」
「や、や、やってやるぅぅ」
「おうよっ、A級パーティーの力見せてやるぜ!」
得体の知れないカラクリ達と獣族のA級パーティーであるアニマルファイターズの壮絶な戦いが始まるのであった。
ーーーーーーーーユウト視点
「これが精霊王かぁ~画面越しに見てた時もサイズ感狂ってると思ってたけど、こうして生で見ると迫力が違いすぎるな…」
「ただの巨大な木ですわ。」
「ちょ、ちょっとメリッサさん!!世界を支えていると言われる精霊王様に失礼ですよ!」
ユウト様の方が偉大ですわとシャルと言い合う二人。
一体、俺のナニがナニしてナニが偉大だと言うのか、レポート用紙にびっちりと書き出してもらおうか…
と、馬鹿なことを考えている俺たちを無視してジジとジンが精霊王に事の顛末を説明している。
「…そぉか、刻は動き始めた…か。お主達は…時代の転機に…立ち会う事になるであろぉ。」
「それでは、封印を施しても既に遅いと言う事なのですかっ!?」
「そっ、そんなぁ…ボクは、ボクのした事は…」
目とも口とも分からない、顔のサイズが大き過ぎる精霊王に妖精族の二人が縋り付いている。
勝手の分からない俺達アイアンメイデン一行は遠巻きにその光景を眺めているだけだった。
が、暫く言い合った後、精霊王は俺達…と言うか恐らく俺をガン見してから語りかけてきた。
「お主が…勇者か。」
「いえ、俺は勇者なんかじゃ無いですよ。多分、人違いかなんかじゃないですかねぇ?えぇ、きっとそうですよ」
当然のように聞いてくる妖精王に、商会の営業で鍛えたスマイルで華麗にスルーする。
「このお方こそ、勇者であり全てを統べるお方…ユウト様ですっ!」
「お兄ちゃんは、すっごい勇者様なんだよ!」
「……ぐはっ。」
仲間に裏切られるとはこの事であろうか。
せっかく人が勘違いなので余計なお告げなどはいりませんよと、人違いアピールをしたのにも関わらず即答で答えてくれるティファとルサリィ
皆を連れてきたのは間違いだったのだろうか…
いや、俺だけだと森のモンスターに食われているだろうから、どのみちこれは避けて通れなかったのか。
がっくりしながら諦めて手を挙げると、精霊王は嬉しそうに笑い、何を勘違いしたのか「謙遜するとは殊勝な心掛けだ」とか言い出す始末だ。
勝手に好感度を上げて色々と話し始める精霊王
頼むから変なフラグを立てるのだけは勘弁して欲しい。
「しかしのぉ…まだ、悪魔王の復活までは…刻がある。お主の失いし力…我に出来ることを…するとしようかのぉ」
俺からはまだお願いしていないにも関わらず、封印された力に関して指摘され驚く仲間達
俺も何故その事を知っているのか、裏でドラゴン爺さんと繋がってるんじゃないか…等と思わず勘ぐってしまう。
「ふぉっふぉ…心配せんでいぃ。神龍の意識は…どこにでも溢れておるからのぉ」
また思考を読まれたのか、先回りで答えが返ってくる。
神龍とは恐らくドラゴン爺さんの事で間違いないだろうけど、そんな大層な呼び名はいらんだろ。
それに、思考を読むことができるって一体どんな力なんだろう…
テレパシーのように感じ取っているのかな。
「…良く分からんけど、精霊王さんは相手の意識や考えてる事が分かるって事なのか?」
「儂は子供達の声を…聞いているだけじゃ。さぁて、それでは…使いを出すとしようかのぉ」
俺の質問によく分からない答えをくれる精霊王は、俺達の前に光の塊を召喚した。
その光は徐々に人型へと変化していくと、天狗のような仮面を付けた光の剣士が現れた。
「我はメリダス。妖精王様の守護を司りし栄誉ある者だ。」
メリダスと名乗る天狗は顎をクイっとあげ、見せつけるように自らの存在を誇示する。
これがエレメンタルガーディアンか。
ゲーム時代も結構苦しめられた、精霊王を守護する四戦士の一人だ。
敵NPCでレベルは当然100あり、パーティー攻撃をしてくる厄介な敵だったな。
こいつらを倒さないと精霊王が認めてくれなくて、クエストをクリア出来なくなるから大変だったのを思い出した。
今回は一応、味方…になるのだろうか。
あんまり仲良くしてくれそうには見えないが、ググとジンは感動しっぱなしって感じだから、妖精族ではかなりのエリートかアイドル的な扱いなんだろう。
「我はこの者達と封印を施しに向かう。貴様達には、精霊王様に無礼な振る舞いをし封印を解いた張本人を討伐してもらおうか。」
「ジンの話に出てた、もう一体の悪魔か。たしかデカくて黒い巨人だったとか…」
「あんな恐ろしいのは見た事ありません!普通の悪魔が可愛く見える程でしたっ」
ジンはその時の光景を思い出したのか、両腕で自分の体を抱きしめる。
見かねたググが肩に手を回して落ち着かせてあげていた。うん…いい親子だ。
勝手な妄想をしながら、俺達は指定された場所に向かう事になり、ジン達とは一時お別れだ。
完全に巻き込まれ展開ではあるけど、これを無事に解決したら、大森林での知名度はマックスにしてもらえるそうなので仕方ない。
…俺達は妖精王の元を離れると一路、森の最奥地『忘れ去られた遺跡』へと向かう事になった。
色々と騒動はあったが、なんとか無事目的地に到着する事が出来た。
黒い鉄塊の扉が開き中から人影が現れる。
「よいしょっと。ここが…」
美少年とも美少女とも言える中性的な美しさを持つその人物は、自然に侵食され森と同化した古代の遺跡を見上げた。
「…確かにココは違うね。今までのスタートホールよりも可能性はありそうだ。」
ユウトの転移に巻き込まれし元日本人のカナメ・アキラは、同じ転移者であるレンの依頼によりゲームデータをセーブするポイントであり、ゲームを始める際にキャラクターが現れる場所、スタートホールの調査に来ていた。
スタートホールは元の世界と、この異世界を繋ぐ為のゲートである可能性が高い。
しかし、街中や各マップに配置されていたスタートホールは機能しそうな気配すら無かったのが現実だ。
アキラ自体は元の世界に大した未練は無いのだが、こういった装置を見るとアマチュアではあるがエンジニアとしての血が騒ぐ。
「…こんな所にもあるなんて、あの変態は良く見つけたもんだね。」
レンがこの世界から脱出を試みた際に、「ありとあらゆる場所を探した」と言った言葉の意味を理解するアキラ
…アイツの境遇は聞いてるし、同情する余地もある。
だけど、ボクには関係無いし元の世界に戻りたいなんて思えないな。
大切な人か。
「…魔力回路は生きてる?のかな。このクラスの装置を起動させながら調査をするのは、ボクには無理だね」
…レアちゃんくらいの魔力と、転移を試す為の人柱も必要かな。
だけどレンからすれば良い結果だよね。
今までの絶対無理そうなヤツに比べたら、ここが動く可能性は高い訳だし。
…カサ、ガサッ
「滅びよ悪魔めっ!!」
「はぁあっ!!」
草むらが割れたかと思うと突然1組の人パーティーが飛び込んで来て、調査中の無防備なアキラを襲う。
剣士2魔術師2、魔獣に乗った調教師っぽいのが2で合計6人もいる。
隙をついたはずの剣撃と聖なる光を顕現させ放たれた魔法は、アキラを捉える事は出来なかったが遺跡を破壊しダメージを与える。
「…遺跡になんて事をっ!それに…悪魔ってボクの事?」
「覚悟しろ!我らアニマルファイターズが成敗してくれるっ!」
ジト目で睨むアキラに負けず、リーダーっぽい犬顔の男性が吠える。
道具袋からスカ◯ターのようなヘッドセットを取り出すと、無遠慮にワンコやニャンコやバニー達をチェックするアキラ
見慣れる装置に警戒する相手を他所に、全員のレベルと種族弱点などを読み取る
(65~68レベルか…A~B+のパーティーってとこかな、生身のままでも問題なく片付けれる程度か)
勢いよく登場したは良いが、アキラから反撃が飛んでくる気配が無く、ゴニョゴニョと相談し始めるアニマルズ
ようやく作戦も決まり攻撃に移ろうとする彼らの目に映ったのは、さらに奇怪な魔道具達であった。
「ワンワンワンワンッ!」
鎖に繋がれた鉄球型の魔導兵
「ジーカタカタカタ…ジジジッ」
まるでダイナマイトのような体にゼンマイが付いた兵士型の魔導兵
「……ドッスンッ!グググッ…」
どうやって浮いているのか、棘の付いた四角い鉄の塊等…
まるでマリ◯に出てきそうなキャラをオリジナルと言い張り、独創性…に溢れた魔導兵達を召喚していくアキラは、とても嬉しそうにしている。
「…ちょうど良い相手を探していたんだ。ボクが作った玩具で遊んでいってよ!あはははっ」
玩具の性能を試す玩具が手に入ったと、今までの試作品達にアニマルズの殲滅指示を出す。
「な、なんだよアレ…」
「リーダーくるぞ、指示をっ!」
「や、や、やってやるぅぅ」
「おうよっ、A級パーティーの力見せてやるぜ!」
得体の知れないカラクリ達と獣族のA級パーティーであるアニマルファイターズの壮絶な戦いが始まるのであった。
ーーーーーーーーユウト視点
「これが精霊王かぁ~画面越しに見てた時もサイズ感狂ってると思ってたけど、こうして生で見ると迫力が違いすぎるな…」
「ただの巨大な木ですわ。」
「ちょ、ちょっとメリッサさん!!世界を支えていると言われる精霊王様に失礼ですよ!」
ユウト様の方が偉大ですわとシャルと言い合う二人。
一体、俺のナニがナニしてナニが偉大だと言うのか、レポート用紙にびっちりと書き出してもらおうか…
と、馬鹿なことを考えている俺たちを無視してジジとジンが精霊王に事の顛末を説明している。
「…そぉか、刻は動き始めた…か。お主達は…時代の転機に…立ち会う事になるであろぉ。」
「それでは、封印を施しても既に遅いと言う事なのですかっ!?」
「そっ、そんなぁ…ボクは、ボクのした事は…」
目とも口とも分からない、顔のサイズが大き過ぎる精霊王に妖精族の二人が縋り付いている。
勝手の分からない俺達アイアンメイデン一行は遠巻きにその光景を眺めているだけだった。
が、暫く言い合った後、精霊王は俺達…と言うか恐らく俺をガン見してから語りかけてきた。
「お主が…勇者か。」
「いえ、俺は勇者なんかじゃ無いですよ。多分、人違いかなんかじゃないですかねぇ?えぇ、きっとそうですよ」
当然のように聞いてくる妖精王に、商会の営業で鍛えたスマイルで華麗にスルーする。
「このお方こそ、勇者であり全てを統べるお方…ユウト様ですっ!」
「お兄ちゃんは、すっごい勇者様なんだよ!」
「……ぐはっ。」
仲間に裏切られるとはこの事であろうか。
せっかく人が勘違いなので余計なお告げなどはいりませんよと、人違いアピールをしたのにも関わらず即答で答えてくれるティファとルサリィ
皆を連れてきたのは間違いだったのだろうか…
いや、俺だけだと森のモンスターに食われているだろうから、どのみちこれは避けて通れなかったのか。
がっくりしながら諦めて手を挙げると、精霊王は嬉しそうに笑い、何を勘違いしたのか「謙遜するとは殊勝な心掛けだ」とか言い出す始末だ。
勝手に好感度を上げて色々と話し始める精霊王
頼むから変なフラグを立てるのだけは勘弁して欲しい。
「しかしのぉ…まだ、悪魔王の復活までは…刻がある。お主の失いし力…我に出来ることを…するとしようかのぉ」
俺からはまだお願いしていないにも関わらず、封印された力に関して指摘され驚く仲間達
俺も何故その事を知っているのか、裏でドラゴン爺さんと繋がってるんじゃないか…等と思わず勘ぐってしまう。
「ふぉっふぉ…心配せんでいぃ。神龍の意識は…どこにでも溢れておるからのぉ」
また思考を読まれたのか、先回りで答えが返ってくる。
神龍とは恐らくドラゴン爺さんの事で間違いないだろうけど、そんな大層な呼び名はいらんだろ。
それに、思考を読むことができるって一体どんな力なんだろう…
テレパシーのように感じ取っているのかな。
「…良く分からんけど、精霊王さんは相手の意識や考えてる事が分かるって事なのか?」
「儂は子供達の声を…聞いているだけじゃ。さぁて、それでは…使いを出すとしようかのぉ」
俺の質問によく分からない答えをくれる精霊王は、俺達の前に光の塊を召喚した。
その光は徐々に人型へと変化していくと、天狗のような仮面を付けた光の剣士が現れた。
「我はメリダス。妖精王様の守護を司りし栄誉ある者だ。」
メリダスと名乗る天狗は顎をクイっとあげ、見せつけるように自らの存在を誇示する。
これがエレメンタルガーディアンか。
ゲーム時代も結構苦しめられた、精霊王を守護する四戦士の一人だ。
敵NPCでレベルは当然100あり、パーティー攻撃をしてくる厄介な敵だったな。
こいつらを倒さないと精霊王が認めてくれなくて、クエストをクリア出来なくなるから大変だったのを思い出した。
今回は一応、味方…になるのだろうか。
あんまり仲良くしてくれそうには見えないが、ググとジンは感動しっぱなしって感じだから、妖精族ではかなりのエリートかアイドル的な扱いなんだろう。
「我はこの者達と封印を施しに向かう。貴様達には、精霊王様に無礼な振る舞いをし封印を解いた張本人を討伐してもらおうか。」
「ジンの話に出てた、もう一体の悪魔か。たしかデカくて黒い巨人だったとか…」
「あんな恐ろしいのは見た事ありません!普通の悪魔が可愛く見える程でしたっ」
ジンはその時の光景を思い出したのか、両腕で自分の体を抱きしめる。
見かねたググが肩に手を回して落ち着かせてあげていた。うん…いい親子だ。
勝手な妄想をしながら、俺達は指定された場所に向かう事になり、ジン達とは一時お別れだ。
完全に巻き込まれ展開ではあるけど、これを無事に解決したら、大森林での知名度はマックスにしてもらえるそうなので仕方ない。
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