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大魔大戦
このはしをわたるべからず 作戦3
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「なぜ、お前だけ、どぶに落とされていないんだ?」
どぶ川から這い上がってきた勇者が俺のところに来て最初に言った言葉だった。しかもムワーンとどぶ臭い匂いが鼻をえぐるように臭い。
「うっ!!」
その強烈な匂いはここ数日で最高のものであって、思わず俺は逃げてしまった。
「くそ!!村人!!逃げるな!!」
「逃げるな!!と言われれも!!」
悪臭をまき散らして追いかけてくる勇者たち、そんな迷惑な存在に町の連中は思わず放水を始めた。
「うわ・・やめろ」
「とりあえず、その汚れだけでも劣りてくれんと」
「冷たい!!やめてくれー!!」
街の連中は放水をつづけた。
しばらくたって、匂いも少しはましになった勇者たちは、
「最悪・・」
「ヒックション!!」
「このままだと風邪をひいてしまうわ」
こうして、宿に戻って行ったのであった。結局俺も一緒に宿に戻ろうとしていると多くの旅人たちが俺の周りに集まってきた。
「さっきはどうやって、あそこまで行ったんじゃ」
「どうやってって・・・ただ、何もしないですりぬけただけだが」
「そんなはずはない。お主何か隠しているだろ」
「わしらは、数か月も待たされとんじゃ、金ならここにあるからわたる方法を教えてくれ」
「ですから…ただ、なにもしないで通るだけですって」
俺を取り囲んでいる全員が疑いの目を俺に向けていた。そして、
「じゃぁ…今すぐやってくれんか?」
すると勇者リンが俺のところまで来た。
「村人!!貴様がなんであのどぶ川に落とされなかったかわかったぞ!!」
やっとわかったようだな。だから、俺はみんな方向を向いて
「勇者リン殿が俺の襲われなかった理由を言ってくれるそうだ」
すると孫場にいた全員がおおお!!と歓声を上げ、勇者リンに視線が集まった。
「実は、この村人はギルドランクはDを持っているのだが、実際の能力はFだ。更に付け加えると能力的には旅人以下の能力しかないのだ」
何が言いたいんだ?そう思っていると意外な答えを導きだしたのだった。
「すなわち!!こいつの能力があまりにも弱すぎて!!あの虎や変な連中の眼中には映らないのだ。だから、おまえだけはする抜けることができたんだ!!」
あほらしい。誰でも簡単に横をすり抜けることができるのにと思っていると、勇者リンの力説に一同はおお!!とどよめき立って、納得をしている。
「では。どうすればはしを渡ることができるのですか?」
すると勇者リンはウムとうなずいて
「俺たちは能力を消す力は持っていない。旅人たちも同じだろう。だから、俺たちが倒すことにした」
「あのーどうやって、タオルのですか?」
「すべては、あそこにある”このはしをわたるべからず”と書かれた看板だ。実は、あれには相当な魔力が封じ込められていることが分かった」
「おお!!」
「だから、作戦はこうだ!!まずは村人がはしをわたる。そこへ虎がでてくるから、ギザエフがこれを倒す。更に、あのへんな連中が出てくるから、スターシャとマーリンで奴らを食い止める。その間に俺が、あの看板を破壊する。以上だ」
「おお!!これなら倒せそうだ」
「流石、勇者様!!」
「お頼み申しましたぞ!!」
「明日!!この作戦を実行する!!」
おお!!
旅人たちは勇者リンの勝利を確信したのであった。
どぶ川から這い上がってきた勇者が俺のところに来て最初に言った言葉だった。しかもムワーンとどぶ臭い匂いが鼻をえぐるように臭い。
「うっ!!」
その強烈な匂いはここ数日で最高のものであって、思わず俺は逃げてしまった。
「くそ!!村人!!逃げるな!!」
「逃げるな!!と言われれも!!」
悪臭をまき散らして追いかけてくる勇者たち、そんな迷惑な存在に町の連中は思わず放水を始めた。
「うわ・・やめろ」
「とりあえず、その汚れだけでも劣りてくれんと」
「冷たい!!やめてくれー!!」
街の連中は放水をつづけた。
しばらくたって、匂いも少しはましになった勇者たちは、
「最悪・・」
「ヒックション!!」
「このままだと風邪をひいてしまうわ」
こうして、宿に戻って行ったのであった。結局俺も一緒に宿に戻ろうとしていると多くの旅人たちが俺の周りに集まってきた。
「さっきはどうやって、あそこまで行ったんじゃ」
「どうやってって・・・ただ、何もしないですりぬけただけだが」
「そんなはずはない。お主何か隠しているだろ」
「わしらは、数か月も待たされとんじゃ、金ならここにあるからわたる方法を教えてくれ」
「ですから…ただ、なにもしないで通るだけですって」
俺を取り囲んでいる全員が疑いの目を俺に向けていた。そして、
「じゃぁ…今すぐやってくれんか?」
すると勇者リンが俺のところまで来た。
「村人!!貴様がなんであのどぶ川に落とされなかったかわかったぞ!!」
やっとわかったようだな。だから、俺はみんな方向を向いて
「勇者リン殿が俺の襲われなかった理由を言ってくれるそうだ」
すると孫場にいた全員がおおお!!と歓声を上げ、勇者リンに視線が集まった。
「実は、この村人はギルドランクはDを持っているのだが、実際の能力はFだ。更に付け加えると能力的には旅人以下の能力しかないのだ」
何が言いたいんだ?そう思っていると意外な答えを導きだしたのだった。
「すなわち!!こいつの能力があまりにも弱すぎて!!あの虎や変な連中の眼中には映らないのだ。だから、おまえだけはする抜けることができたんだ!!」
あほらしい。誰でも簡単に横をすり抜けることができるのにと思っていると、勇者リンの力説に一同はおお!!とどよめき立って、納得をしている。
「では。どうすればはしを渡ることができるのですか?」
すると勇者リンはウムとうなずいて
「俺たちは能力を消す力は持っていない。旅人たちも同じだろう。だから、俺たちが倒すことにした」
「あのーどうやって、タオルのですか?」
「すべては、あそこにある”このはしをわたるべからず”と書かれた看板だ。実は、あれには相当な魔力が封じ込められていることが分かった」
「おお!!」
「だから、作戦はこうだ!!まずは村人がはしをわたる。そこへ虎がでてくるから、ギザエフがこれを倒す。更に、あのへんな連中が出てくるから、スターシャとマーリンで奴らを食い止める。その間に俺が、あの看板を破壊する。以上だ」
「おお!!これなら倒せそうだ」
「流石、勇者様!!」
「お頼み申しましたぞ!!」
「明日!!この作戦を実行する!!」
おお!!
旅人たちは勇者リンの勝利を確信したのであった。
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