目を覚ますと雑魚キャラになっていたけど、何故か最強なんです・・・

Seabolt

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WW-I

激闘 ラプラス艦隊 VS 第7艦隊 4

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村人が到着したが時すでに遅く、第7艦隊は瀕死の状態であった。旗艦エンタープライズも炎上し、戦闘不能の状態に陥っており、かろうじて魔導防壁が展開できたことで維持できている状態であった。それは、戦艦タタラ、マインも同様の状態であった。唯一、戦艦ヤマトだけが健在であったが、その攻撃は、ラプラス前衛の防護艦隊によって防がれていた。
村人は直ぐに反撃をしたが、敵艦隊の固い守りに阻まれ、どうすることもできなかった。そして、旗艦エンタープライズへ乗船するとすぐにミライ司令がやってきた。

「村人様。申し訳ございません…」

魔導防壁を展開したまま徐々に後退している第7艦隊の状況を見た村人は

「ミライ。防戦一方になっているな」

「は!!敵前衛の防護艦の盾にこちらの攻撃が歯が立ちません」

「そうか…まずいな」

すると村人はミケえもんと連絡し、こちらの攻撃が全く効かないことを説明した。

「ミケえもん、魔導粒子砲が全く効かない状態だ」

「そうですか、魔導防壁を展開している状態ですが…ところでヤマトは無事なんですか」

何かに気付いたミケえもんの質問がそれであった。

「ヤマトは健在だ」

「でしたら村人様はヤマトへ乗艦してください。ヤマトには魔導粒子砲以外に38センチレールガンを装備しています。魔導防壁も物理攻撃には弱いはずです」

「わかった。俺は、ヤマトへ向かう。ミライはこのまま艦隊指揮を頼む。ヤマトを護衛してくれ」

「わかりました」

村人がヤマトへ乗艦すると艦長の森下が迎えてくれた。彼は村人にミケえもんからの命令があって、現在、38センチレールガンへ徹甲弾を装填中である旨を伝えた。

「発射までどのくらいかかる?」

「あと5分もあれば、大丈夫かと」

「わかった」

「しかし、村人様、レールガンを使用するとあれば、膨大な魔力が必要となります。通常の砲撃ではだめなのでしょうか」

「通常の砲撃だと敵前衛艦隊の盾は、破壊できない」

「そうですか。しかし、それでは、本艦は、攻撃の間無防備になります。これだけの攻撃の中では、レールガンを撃つ前にこちらがおとされてしまいます」

「それは大丈夫だ。俺が艦首にバリアを展開する」

「そんなこと…」

「だから心配するな…まずは、あの右側の防護艦を攻撃しろ」

「は!!わかりました」

「ヤマト発進!!前衛ででるぞ!!」

その様子を見ていたヒップスキーは笑っていた。

「ハハハ…新しい標的が出てきたぞ。全艦、あの艦へ攻撃を集中しろ」

しかし、敵艦隊の攻撃は村人のバリアによって、防がれていた。

そこへ

「艦長!!38センチレールガン発射準備完了!!」

「わかった、全砲門の照準を右側の防護艦へ併せろ」

「一番砲塔、準備完了!!2番砲塔、準備完了!!、1番副砲、準備完了!!」

「よーし!!撃ち方はじめ!!」

ドーン!!

発射時の衝撃波が響き渡った。

「砲弾!!敵艦へ命中!!盾が壊れました」

「続けて撃て!!」

一方、ラプラス艦隊も防護艦の盾が壊れるのを見た後、第2波攻撃で、防護艦が撃沈したのを見たのだった。

「いったい何が起きた?」

「魔導防壁かききません」

「ぐぬぬ」

「2番艦、盾が崩壊!!撃沈されました」

「提督!!このままでは」

「わかっており!!撤退だ!!」

ラプラス艦隊は撤退していったのであった。

こうしてミレーヌ空中戦は終わった。しかし、村人の損害も大きなものとなり、今後の艦隊配備計画の変更を余儀なくされる結果となった。











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