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日常の終点
警察官ナンパ事件
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さっき月神の言った「お別れ」
竜太の言っていた「協力者」
その意味を問いただそうとしたら上手い具合にはぐらかされた。一体何だったのだろうか。
「とりあえず入ろうか」
月神を呼び出した際、彼の方から落ち合う場所を指定された。とある店の前だ。そしてその店とは…
焼肉屋。
「いらっしゃいませええええええええ!!」
入店した瞬間店内に響き渡る元気の良い店員の声。それと同時に鼓膜を揺らすのは焼ける肉の音と楽しげな話し声。俺と月神は席に通され、注文は全て月神が勝手に済ました。
数分後、店員が頼んだ肉達を持ってきてくたので焼肉スタート。どうやら盛り合わせを頼んだようで、目の前には様々な部位の肉が並べられた。月神は鮮やかな手つきで網の上に肉を並べ、次々と美味しそうに焼き上げていった。俺の食べる分までもだ。
「おぉ、美味しいですね。ここのお店」
「だろお?なんたって俺の行きつけの店だからな」
「やっぱり焼肉来たら牛タンですよね~」
「亮太はまだまだ青いなぁ。焼肉で最初はカルビから。って相場が決まってるんだぜ?」
「えー、そんなの人の自由じゃないですかー」
『アハハハハハハ』
「って!違ああああああああああう!」
そう違う。俺は月神と仲良しこよししながら夕飯を食べに来た訳では無い。
「何ですか!?焼肉が食いたかった故にこの場所を指定したんですか!?」
「モグモグ…ほんなわへなひだろう…ゴクンッ」
そんな訳しかなさそうな顔で月神が言う。
「ここに来たのは、超重要人物と君を会わせるためだ」
「超重要人物~?」
「お~い。すみませ~ん」
月神は近くにいた店員を呼び止める。性懲りも無くまだ何か注文する気なのだろうか。月神の呼びかけに気がついた女性の店員さんは、スグに俺達の座っているテーブル席まで来てくれた。
「はい、ご注文お伺い致します」
「君を一つ♪バイト何時に終わんの?」
「うおおおおおおおおい!?」
堂々と民間人の前で店員ナンパしやがった。しかもかなり若い年頃のバイト学生を。警察官にナンパなんてされたもんだから店員さんはすっかり狼狽えてしまっている。
「何やってんの警察官!?」
「まあまあ、黙って見ときなって」
「え…えと」
店員さんはモジモジしながら一つの質問を投げかけた。これがまたよく分からない質問だった。
「それは…その…どちらの私でしょうか?」
「?」
「裏!」
「ぁ…スン」
「!?」
女性店員の質問に対し、月神が裏?と返したところ女性店員の顔がスンッとした。まさしくスンッとした顔になった。先程まで頬を紅潮させてオロオロしていた人とはまるで別人だ。
「バイト…あと二十分くらいで上がるので、食べて待っててください」
「うい、了解~」
異様に店員のテンションも下がったように見える。月神が言った「裏」に何かあるのだろうか。
「…なのです」
「なのです?」
竜太の言っていた「協力者」
その意味を問いただそうとしたら上手い具合にはぐらかされた。一体何だったのだろうか。
「とりあえず入ろうか」
月神を呼び出した際、彼の方から落ち合う場所を指定された。とある店の前だ。そしてその店とは…
焼肉屋。
「いらっしゃいませええええええええ!!」
入店した瞬間店内に響き渡る元気の良い店員の声。それと同時に鼓膜を揺らすのは焼ける肉の音と楽しげな話し声。俺と月神は席に通され、注文は全て月神が勝手に済ました。
数分後、店員が頼んだ肉達を持ってきてくたので焼肉スタート。どうやら盛り合わせを頼んだようで、目の前には様々な部位の肉が並べられた。月神は鮮やかな手つきで網の上に肉を並べ、次々と美味しそうに焼き上げていった。俺の食べる分までもだ。
「おぉ、美味しいですね。ここのお店」
「だろお?なんたって俺の行きつけの店だからな」
「やっぱり焼肉来たら牛タンですよね~」
「亮太はまだまだ青いなぁ。焼肉で最初はカルビから。って相場が決まってるんだぜ?」
「えー、そんなの人の自由じゃないですかー」
『アハハハハハハ』
「って!違ああああああああああう!」
そう違う。俺は月神と仲良しこよししながら夕飯を食べに来た訳では無い。
「何ですか!?焼肉が食いたかった故にこの場所を指定したんですか!?」
「モグモグ…ほんなわへなひだろう…ゴクンッ」
そんな訳しかなさそうな顔で月神が言う。
「ここに来たのは、超重要人物と君を会わせるためだ」
「超重要人物~?」
「お~い。すみませ~ん」
月神は近くにいた店員を呼び止める。性懲りも無くまだ何か注文する気なのだろうか。月神の呼びかけに気がついた女性の店員さんは、スグに俺達の座っているテーブル席まで来てくれた。
「はい、ご注文お伺い致します」
「君を一つ♪バイト何時に終わんの?」
「うおおおおおおおおい!?」
堂々と民間人の前で店員ナンパしやがった。しかもかなり若い年頃のバイト学生を。警察官にナンパなんてされたもんだから店員さんはすっかり狼狽えてしまっている。
「何やってんの警察官!?」
「まあまあ、黙って見ときなって」
「え…えと」
店員さんはモジモジしながら一つの質問を投げかけた。これがまたよく分からない質問だった。
「それは…その…どちらの私でしょうか?」
「?」
「裏!」
「ぁ…スン」
「!?」
女性店員の質問に対し、月神が裏?と返したところ女性店員の顔がスンッとした。まさしくスンッとした顔になった。先程まで頬を紅潮させてオロオロしていた人とはまるで別人だ。
「バイト…あと二十分くらいで上がるので、食べて待っててください」
「うい、了解~」
異様に店員のテンションも下がったように見える。月神が言った「裏」に何かあるのだろうか。
「…なのです」
「なのです?」
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