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青前さんと僕
青前さんと僕 その4
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ある日曜日。私は父と共にアンリにいた。昼時の店内はわりと混み合っていて、マスターも青前さんも忙しそうにぱたぱたと働いている。いつもであれば太平楽を決め込んでいるようなカウンター席にまで客が座っており、毎年のことながら平林寺の桜需要たるや侮れない。当然、全盛期のゾウキリンブーム時に比べれば客入りは雲泥の差ではあるが。
一番奥のカウンター席から店内をぐるりと見回しながら「盛況だね」と呑気に言った父は、まだグラスに半分ほど残っていたアイスコーヒーを一気に飲み干すと席を立った。
「そう長居はできないね。用を足したら帰ろうか」
父がトイレに行った直後、そのタイミングを見計らっていたかのように青前さんが父の座っていた席にどすんと腰掛けた。流し目でこちらを睨むようにしている横顔だけで、彼女が心底不機嫌なのがわかって、ただならない空気を感じた私は頬の内側の肉を奥歯で軽く噛んだ。彼女との距離が近づいたぶん、店内のざわめきが少し遠のいた気がした。
「わかるんだね、あたしの機嫌が悪いことが」
「その理由はわかりませんが、なんとなくは」
「理由は君にあるんだよ、ナリヒラくん」
「そうなのでしょうね」と答える蛮勇も、「ではその理由を教えてください」と言える豪胆さも私は持ち合わせていなかった。ゆえに私が返したのは、「申し訳ありません」という当たり障りのない言葉であった。
「わかんないんでしょ、あたしが怒ってる理由が」
「……恥ずかしながら」
「なら、教えてあげる」
そう言うと青前さんは私の顔を両手で挟み、無理やり自分の方へ向かせた。
「久しぶりだね、ナリヒラくん。あたしのこときちんと見たの、一週間ぶりくらいじゃない?」
「たまたま大学が忙しくて、店に来られなかっただけで――」
「お店に来てくれなかっただけじゃないよ。町ですれ違った時は目を合わせようとしなかったよね? 連絡したのにぜんぜん返事してくれなかったよね? あたし、君になんかしたかな?」
ここ最近、青前さんを避けていたという自覚は確かにあった。面と向かってそれを指摘されると後ろめたさが加速する。こうなると一刻も早く彼女から目を逸らしたかったが、彼女の柔らかい両手がそれを許してくれなかった。
周囲から好奇の視線がこちらに注がれているのがわかる。私は頬を熱くした。
「恥ずかしいでしょ? あたしも恥ずかしい。ナリヒラくん、なんであたしを避けてたのか言わないとずっとこのままだよ」
「……それは――」
その時、アンリ全体が大きく揺れた。テーブルに置いてある皿が一斉にカチカチと鳴りだし焦燥感を煽る。店内の客は怯えたように天井を見上げ、何事かと警戒している。
店内のどこかから聞こえてきたガシャンという何かが割れる音で、皆は我先にとテーブルの下に潜って頭を守るように背中を丸めた。例に漏れず私と青前さんもテーブルの下に隠れたが、私の頬に添えられた彼女の手の平はそのままであった。
やがて揺れが収まっても、私達は誰一人としてテーブルの下から動こうとしなかった。もう一度揺れが起きるかもしれないという警戒心があったからというよりも、たったいま何が起きたのかを理解できておらず、これからどう行動すればいいのかわからなかったのだと思う。
息遣いすら聞こえない沈黙が続く中、カチャリという音が響いた。それは父がトイレの扉を開けた時の何の変哲もない生活音だったのだが、意識が鋭敏になっている私を含めた客達は、一斉に音がした方を向いた。
トイレから出たというだけで店内の注目を一手に引き受けてしまった父は、気まずそうに「えへへ」と笑いはにかんだ。
「いやあ、すごい地震でしたね。みなさん、大丈夫でしたか?」
〇
空高く浮上してからというもの、新座という町は何をするにも不便な土地となったが、それと引き換えに日本全国どの市町村にも持ちえない個性をふたつ得た。
ひとつがもちろん〝空に浮かぶまち〟という称号。呑気にぷかぷか浮いているだけで、ロマンの香りはちっとも漂ってこないのだが、その点については目をつぶっておくこととする。
もうひとつが、〝年間地震発生数ゼロのまち〟という看板。地震とはプレートの動きにより生じるもので、つまりプレートの動きの影響を受けない場所にある新座において地震が起きないことは必然である。
地震雷火事親父、あらゆる畏怖の対象のうち、頂点に立つものだけが唯一不在の平和な町――そんな新座で地震が起きた。
この事態にはさすがののんびり新座市民も動揺を隠せなかった。大災害の前触れかという噂が速やかかつまことしやかに広がり、憶測がさらなる憶測を呼んで、果てには新座墜落の前兆ではなかろうかというところまで話が広がった。
浮上以降、初めて新座で観測された地震から三日後には次の地震があって、さらに次の地震があったのがその二日後のことだった。
マスコミの報道は日を追うごとに過熱し、初めての地震から一週間も経ったころにはいよいよ〝新座墜落説〟が現実味を帯びてきた――が、時すでに遅し。その頃になると新座市民の大半は、「まあなんとかなるだろう」とふわふわとした覚悟を決めてしまった。「落ちるぞ」「落ちるぞ」と騒ぎ立てる遥か下方からの声などには、一切聞く耳持たなかった。
「浮かぶ時だって誰も怪我人が出なかったんだ。たとえ落ちるにしても、怪我人が出ないに決まってるさ」
私の父はそう言って笑った。私もまったく、その意見に同感であった。
さて四月の下旬のこと。桜の木はその花びらを残さず落とし、緑の葉への衣替えをすっかり済ませている。宴会の日々に後ろ髪を引かれる新座市民の思いと裏腹に、季節はその足を止めることなく進んでいく。爽やかな暑さと朝夕の涼しさがほどよく同居する時期は日毎にその背が遠くなっていく。過ぎゆく四季は名残惜しいと思うくらいがちょうどいいとはわかっているが、この何もかもがキラキラしているように見えるこの時期くらいは、季節の方も少しは足を止めていいのではないだろうか。
私の家にアマメが来たのはそんな日のことだった。大学へ行くため家を出ると、彼女はさながら地縛霊のように玄関前に座っていた。最近よく彼女と行動を共にしていた〝かしらなし〟は一緒ではなかった。
「アマメか。久しぶりだね」
私が声を掛けると、いま私が家から出てきたのに気づいたかのように彼女はゆっくり振り返った。久しぶりに見る彼女は相変わらずの仮面的無表情である。
「驚かないんだね、お兄さん。普通、少しはぎょっとした顔くらいするものだけど」
「いつだって君は突然だから。いちいち驚いてたら心臓がいくつあったって足りないよ」
私は家の鍵をかけながら、肩越しでアマメに話しかける。
「それで、君はいったい何をしに来たんだい」
「忠告しに来たんだよ。お姉さんを連れてこの町から逃げた方がいいって」
「アマメ、君は天女を名乗ってるのに〝新座墜落説〟を信じてるのかい?」
「天女だから信じてるの。早く逃げて」
「何と言われようと逃げないよ。そんな眉唾話、誰が信じるんだい?」
「100年前に『新座が空に浮く』って言われて信じる人がいたと思う? お兄さん、あり得ないなんてことはあり得ないんだよ」
私はぐうの音も出なかった。相変わらず人を丸め込むのが上手い子だ。
「とにかく忠告はしたからね。お兄さん、後悔だけはしないようにしなくちゃダメだよ」
そう言い残したアマメは、私が次の言葉に詰まっているうちにその場を去っていった。春風に吹かれる彼女の繊細な髪はどこか悲しげであった。
一番奥のカウンター席から店内をぐるりと見回しながら「盛況だね」と呑気に言った父は、まだグラスに半分ほど残っていたアイスコーヒーを一気に飲み干すと席を立った。
「そう長居はできないね。用を足したら帰ろうか」
父がトイレに行った直後、そのタイミングを見計らっていたかのように青前さんが父の座っていた席にどすんと腰掛けた。流し目でこちらを睨むようにしている横顔だけで、彼女が心底不機嫌なのがわかって、ただならない空気を感じた私は頬の内側の肉を奥歯で軽く噛んだ。彼女との距離が近づいたぶん、店内のざわめきが少し遠のいた気がした。
「わかるんだね、あたしの機嫌が悪いことが」
「その理由はわかりませんが、なんとなくは」
「理由は君にあるんだよ、ナリヒラくん」
「そうなのでしょうね」と答える蛮勇も、「ではその理由を教えてください」と言える豪胆さも私は持ち合わせていなかった。ゆえに私が返したのは、「申し訳ありません」という当たり障りのない言葉であった。
「わかんないんでしょ、あたしが怒ってる理由が」
「……恥ずかしながら」
「なら、教えてあげる」
そう言うと青前さんは私の顔を両手で挟み、無理やり自分の方へ向かせた。
「久しぶりだね、ナリヒラくん。あたしのこときちんと見たの、一週間ぶりくらいじゃない?」
「たまたま大学が忙しくて、店に来られなかっただけで――」
「お店に来てくれなかっただけじゃないよ。町ですれ違った時は目を合わせようとしなかったよね? 連絡したのにぜんぜん返事してくれなかったよね? あたし、君になんかしたかな?」
ここ最近、青前さんを避けていたという自覚は確かにあった。面と向かってそれを指摘されると後ろめたさが加速する。こうなると一刻も早く彼女から目を逸らしたかったが、彼女の柔らかい両手がそれを許してくれなかった。
周囲から好奇の視線がこちらに注がれているのがわかる。私は頬を熱くした。
「恥ずかしいでしょ? あたしも恥ずかしい。ナリヒラくん、なんであたしを避けてたのか言わないとずっとこのままだよ」
「……それは――」
その時、アンリ全体が大きく揺れた。テーブルに置いてある皿が一斉にカチカチと鳴りだし焦燥感を煽る。店内の客は怯えたように天井を見上げ、何事かと警戒している。
店内のどこかから聞こえてきたガシャンという何かが割れる音で、皆は我先にとテーブルの下に潜って頭を守るように背中を丸めた。例に漏れず私と青前さんもテーブルの下に隠れたが、私の頬に添えられた彼女の手の平はそのままであった。
やがて揺れが収まっても、私達は誰一人としてテーブルの下から動こうとしなかった。もう一度揺れが起きるかもしれないという警戒心があったからというよりも、たったいま何が起きたのかを理解できておらず、これからどう行動すればいいのかわからなかったのだと思う。
息遣いすら聞こえない沈黙が続く中、カチャリという音が響いた。それは父がトイレの扉を開けた時の何の変哲もない生活音だったのだが、意識が鋭敏になっている私を含めた客達は、一斉に音がした方を向いた。
トイレから出たというだけで店内の注目を一手に引き受けてしまった父は、気まずそうに「えへへ」と笑いはにかんだ。
「いやあ、すごい地震でしたね。みなさん、大丈夫でしたか?」
〇
空高く浮上してからというもの、新座という町は何をするにも不便な土地となったが、それと引き換えに日本全国どの市町村にも持ちえない個性をふたつ得た。
ひとつがもちろん〝空に浮かぶまち〟という称号。呑気にぷかぷか浮いているだけで、ロマンの香りはちっとも漂ってこないのだが、その点については目をつぶっておくこととする。
もうひとつが、〝年間地震発生数ゼロのまち〟という看板。地震とはプレートの動きにより生じるもので、つまりプレートの動きの影響を受けない場所にある新座において地震が起きないことは必然である。
地震雷火事親父、あらゆる畏怖の対象のうち、頂点に立つものだけが唯一不在の平和な町――そんな新座で地震が起きた。
この事態にはさすがののんびり新座市民も動揺を隠せなかった。大災害の前触れかという噂が速やかかつまことしやかに広がり、憶測がさらなる憶測を呼んで、果てには新座墜落の前兆ではなかろうかというところまで話が広がった。
浮上以降、初めて新座で観測された地震から三日後には次の地震があって、さらに次の地震があったのがその二日後のことだった。
マスコミの報道は日を追うごとに過熱し、初めての地震から一週間も経ったころにはいよいよ〝新座墜落説〟が現実味を帯びてきた――が、時すでに遅し。その頃になると新座市民の大半は、「まあなんとかなるだろう」とふわふわとした覚悟を決めてしまった。「落ちるぞ」「落ちるぞ」と騒ぎ立てる遥か下方からの声などには、一切聞く耳持たなかった。
「浮かぶ時だって誰も怪我人が出なかったんだ。たとえ落ちるにしても、怪我人が出ないに決まってるさ」
私の父はそう言って笑った。私もまったく、その意見に同感であった。
さて四月の下旬のこと。桜の木はその花びらを残さず落とし、緑の葉への衣替えをすっかり済ませている。宴会の日々に後ろ髪を引かれる新座市民の思いと裏腹に、季節はその足を止めることなく進んでいく。爽やかな暑さと朝夕の涼しさがほどよく同居する時期は日毎にその背が遠くなっていく。過ぎゆく四季は名残惜しいと思うくらいがちょうどいいとはわかっているが、この何もかもがキラキラしているように見えるこの時期くらいは、季節の方も少しは足を止めていいのではないだろうか。
私の家にアマメが来たのはそんな日のことだった。大学へ行くため家を出ると、彼女はさながら地縛霊のように玄関前に座っていた。最近よく彼女と行動を共にしていた〝かしらなし〟は一緒ではなかった。
「アマメか。久しぶりだね」
私が声を掛けると、いま私が家から出てきたのに気づいたかのように彼女はゆっくり振り返った。久しぶりに見る彼女は相変わらずの仮面的無表情である。
「驚かないんだね、お兄さん。普通、少しはぎょっとした顔くらいするものだけど」
「いつだって君は突然だから。いちいち驚いてたら心臓がいくつあったって足りないよ」
私は家の鍵をかけながら、肩越しでアマメに話しかける。
「それで、君はいったい何をしに来たんだい」
「忠告しに来たんだよ。お姉さんを連れてこの町から逃げた方がいいって」
「アマメ、君は天女を名乗ってるのに〝新座墜落説〟を信じてるのかい?」
「天女だから信じてるの。早く逃げて」
「何と言われようと逃げないよ。そんな眉唾話、誰が信じるんだい?」
「100年前に『新座が空に浮く』って言われて信じる人がいたと思う? お兄さん、あり得ないなんてことはあり得ないんだよ」
私はぐうの音も出なかった。相変わらず人を丸め込むのが上手い子だ。
「とにかく忠告はしたからね。お兄さん、後悔だけはしないようにしなくちゃダメだよ」
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