38 / 45
青前さんと僕
青前さんと僕 その5
しおりを挟む
逃げるべきか留まるべきか、とにかくそれが問題だ。
私だって、アマメの言い分を信じたわけではない。しかし、全く無視出来るかといえばそうではない。
思えば近頃、私の周りでは〝あり得ない〟出来事が頻発している。謎の組織と地下施設、増えるカモメ、天女を名乗る少女、お祭り発生装置、新座の英雄、リアルゾウキリン、巨大な白蛇、怪獣大戦争……。ここに〝新座墜落〟が名を連ねてもなんらおかしくないだろう。
だとしても、簡単にここを離れられるかと言えばそうではない。仮に逃げるとすれば、私だけというわけにはいかないだろう。落ちるとすれば事は深刻だ。市長に話をつけて、市民全員を避難させる必要がある。付近の市に被害が及ぶ危険性を考えれば、避難範囲は市内だけに止まらない。
ここにきて、私の中の〝なんとかなるさ〟精神が揺らいできた。しかし私に市長を動かす力は無い。仮に話をしにいったところで良くて門前払い。悪ければ警察沙汰。最悪の場合、黄色い救急車。どれにせよ、良い結末は思い浮かばない。
逃げるべきか留まるべきか――。
そんなことを考えながら授業を受けているうち、茂川先生から電話が掛かってきた。ディスプレイに表示される先生の名前を見た私は、「もしかすれば、先生も新座の置かれた状況を危惧して何らかの手を打つつもりなのかもしれない」などと考えたのだが甘かった。
茂川先生が電話を掛けてきたのは、佐和田さんについて話をするためであった。
「いいニュースと悪いニュースがあるんだ。どっちから聞きたい?」
なんだかずいぶんアメリカンナイズされたものの尋ね方だ。本当に切羽詰まっている人ならばこのようなことは言わないだろうから、彼女の件について何かしら進展があったのだろうということは簡単に予想がついた。
「では、いいニュースからお願いします」
「ついに昨日、佐和田さんに会えたんだ。突然電話があったと思ったら、家に来ないかなんて言われてね。授業をほっぽりだしてすぐに駆けつけたよ。家も荒れてなかったし、彼女自身も元気そうだった」
ふにゃふにゃとした笑顔を浮かべる先生が、その弾むような声の調子のおかげで電話越しでも簡単に想像出来た。
佐和田さんが立ち直ったことは私にとっても大変喜ばしい。しかし、まだ悪いニュースとやらが残っている。両手放しで喜ぶにはまだ早い。それについて私が問うと、先生は少しだけ声の調子を落として答えた。
「彼女は何かを一心不乱に作っていてね。何を作っているのか、なぜ作っているのか、それを教えようとしてくれないんだ」
「別に、わざわざ心配するようなことでもないのでは?」
「そりゃ僕だってイイ大人だからさ、隠し事なんて二人の間には必要ないなんて言わないよ。でも彼女の瞳を見ていると、なんだかとっても不安になるんだ。彼女がどこか、遠くへ行ってしまいそうで……」
なんだか空気が不穏になってきた。どうやらこれは恋愛相談に付き合って欲しいだけらしいぞという確信が、私の中にぽんと芽生える。
三十歳を超えた男女の惚れた腫れたなぞ、まだ二十歳にもなっていない私に到底扱えるはずもない。そもそも私にとっての惚れた腫れたがまだなのだ。人のことに構っていられるか。
私は「気にしすぎですよ」と答え、早々に会話を打ち切りにかかった。
「在原くんの言う通り、杞憂だといいんだけどね」
先生は心配そうに言った。「知ったこっちゃないですね」とは言えなかった。
○
その日、新座には雪が降った。四月の雪は新座にとっても珍しい。もう間近に五月を控えた今の時期ならなおさらだ。テレビからは、地震と雪との関係性について、騒がしいコメンテーター達があることないこと話しているのが聞こえる。
細かい雪を乗せた冷たい風がカタカタと窓を揺らしている。外はきっと凍えるように寒いが、積もるほど雪が降ることはないだろう。
コンクリートにぱらぱらと落ちていく雪を見ているうち、私の心の底にある感情が吹き出してきた。それは小学生のころ、雪を見る度に味わっていた、ぶよぶよとした輪郭を持つ不鮮明な恐怖であった。
「やはり、新座は空から落ちるのではなかろうか」
不確かな恐怖は確信へと姿を変える。だというのに、この状況を好転させるような、とっておきのアイデアは何一つとして浮かばない。しかし私だけ逃げるわけにもいかない。
ならば、やれるだけのことをやるしかない。市長に話をしに行こう。市長が動いてくれないその時は、私が動くだけの話だ。
私はこの町が好きだ。この町に住む人が好きだ。だから後悔はしたくない。
思い立ったが吉日、鉄は熱いうちに打て。タンスの奥から防寒着を引っ張り出した私はそれを着込むと、策らしい策を持たないまま家を飛び出し自転車に跨った。目指すは市役所、市長の椅子。気分はまさに池田屋に殴り込む新選組である。
気合を入れて家を出てからおよそ一分。向かいから自転車を走らせてくる人がいた。その人物はふいに自転車をその場に停めたかと思うと、「ナリヒラくん」と特別な名前で私を呼び止めた。
「そんなに急いでどこ行くの?」
「市役所に行かねばならないのです」
こんな時だからというわけではない。正直に言ってしまえば、私は彼女に会うたびにドキドキしている。それは彼女が突然何を言い出すか不安であったり、彼女が私をどこに連れ出してくれるか楽しみであったり、彼女を前にするだけでなんだか無性に恥ずかしくなったりするせいなのだが、今日のようなドキドキはずいぶん久しぶりだ。きっと、彼女が私にとって〝青前さん〟になった日以来だろう。
青前さんは私をきつく睨んでいる。ため込んだ怒りをいつ爆発させようか、機会を伺っている表情だ。
青前さんとの問題は私にとって重要だ。しかし、物事には順序というものがある。新座の墜落が現実になるかもしれないという時に、彼女と話して時間を浪費するわけにはいかない。
……そんなことはわかっているはずなのに、私には彼女を無視して走り出すことが出来なかった。新座が落ちるということと、青前さんを怒らせるということは、私にとっては同じくらい深刻なのだ。
「ナリヒラくん。この前うやむやになった話の続きでもしよっか?」
「……何故、私が青前さんを避けているか、ですか」
「そうだよ。なに? なんだっていうの?」
私だって、その理由が言えるのならば言いたかった。心の内をぶちまけてしまってさっさと楽になりたかった。しかし、言いたくても言えないのだ。何せ、彼女を避けている理由は自分でもわからない。
ただ、ヨボヨボになった郡司氏に会って話をしたその日から、彼女を見るとどうしても気まずくて、なおかつ猛烈にこそばゆくって駄目になる。しかしこれを説明したところで、彼女が納得するわけがないということはわかっている。むしろ一層怒るだろうということもわかっている。
だから言わない、だから言えない。
「……早く言ってよ」と青前さんは呟いた。か細い声は嵐の前の静けさの証拠だ。
「言いたくても言えないのです」
「……このチキン――」
彼女がありったけの揶揄、叱咤、罵詈雑言を私に浴びせるその直前、雄々しい馬の嘶きが新座の空気を震わせた。鬼鹿毛の声だ。
蹄がコンクリートを蹴る音が急速に近づいてくる。法廷速度なんて不自由なものに縛られることなく無人の道路を全力で駆けてきた彼は、私の前で急停止した。
突然の大馬の登場に青前さんはしばし固まった。彼を知らないわけではない私ですら、驚きと混乱で動けなかったのだからそれも無理はない。
鬼鹿毛は私と青前さんにそれぞれ視線を向けた後、自らの鼻先で自分の背を指し示した。「乗れ」と言いたいのだろうということを、彼の清らかな瞳が雄弁に訴えている。
しかし今は彼に構っている暇はないのだ。私は「悪いね」と言いながら彼の頭を撫でた。
「今は立て込んでいるんだ。また今度にしてくれないかな」
すると鬼鹿毛はフンと鼻を大きく鳴らし、私の襟首を噛んだ。「何をするんだっ」と叫ぶより早く、彼は私を持ち上げそのまま自分の背に乗せる。あまりに突然のことに混乱した私が、その場に倒れた自転車を眺めることしか出来ずにいると、鬼鹿毛は私にやったのと同じことを青前さんにもやって、彼女を私の後ろに乗せた。
大馬にちょこんと跨る私達は、他人からすれば馬鹿に見えるに違いない。そんなことを考えた矢先、鬼鹿毛は突然走り出した。
こうなってしまえば降りられるわけもなく、私達には落ちないように堪える以外の選択肢は残されていなかった。
私だって、アマメの言い分を信じたわけではない。しかし、全く無視出来るかといえばそうではない。
思えば近頃、私の周りでは〝あり得ない〟出来事が頻発している。謎の組織と地下施設、増えるカモメ、天女を名乗る少女、お祭り発生装置、新座の英雄、リアルゾウキリン、巨大な白蛇、怪獣大戦争……。ここに〝新座墜落〟が名を連ねてもなんらおかしくないだろう。
だとしても、簡単にここを離れられるかと言えばそうではない。仮に逃げるとすれば、私だけというわけにはいかないだろう。落ちるとすれば事は深刻だ。市長に話をつけて、市民全員を避難させる必要がある。付近の市に被害が及ぶ危険性を考えれば、避難範囲は市内だけに止まらない。
ここにきて、私の中の〝なんとかなるさ〟精神が揺らいできた。しかし私に市長を動かす力は無い。仮に話をしにいったところで良くて門前払い。悪ければ警察沙汰。最悪の場合、黄色い救急車。どれにせよ、良い結末は思い浮かばない。
逃げるべきか留まるべきか――。
そんなことを考えながら授業を受けているうち、茂川先生から電話が掛かってきた。ディスプレイに表示される先生の名前を見た私は、「もしかすれば、先生も新座の置かれた状況を危惧して何らかの手を打つつもりなのかもしれない」などと考えたのだが甘かった。
茂川先生が電話を掛けてきたのは、佐和田さんについて話をするためであった。
「いいニュースと悪いニュースがあるんだ。どっちから聞きたい?」
なんだかずいぶんアメリカンナイズされたものの尋ね方だ。本当に切羽詰まっている人ならばこのようなことは言わないだろうから、彼女の件について何かしら進展があったのだろうということは簡単に予想がついた。
「では、いいニュースからお願いします」
「ついに昨日、佐和田さんに会えたんだ。突然電話があったと思ったら、家に来ないかなんて言われてね。授業をほっぽりだしてすぐに駆けつけたよ。家も荒れてなかったし、彼女自身も元気そうだった」
ふにゃふにゃとした笑顔を浮かべる先生が、その弾むような声の調子のおかげで電話越しでも簡単に想像出来た。
佐和田さんが立ち直ったことは私にとっても大変喜ばしい。しかし、まだ悪いニュースとやらが残っている。両手放しで喜ぶにはまだ早い。それについて私が問うと、先生は少しだけ声の調子を落として答えた。
「彼女は何かを一心不乱に作っていてね。何を作っているのか、なぜ作っているのか、それを教えようとしてくれないんだ」
「別に、わざわざ心配するようなことでもないのでは?」
「そりゃ僕だってイイ大人だからさ、隠し事なんて二人の間には必要ないなんて言わないよ。でも彼女の瞳を見ていると、なんだかとっても不安になるんだ。彼女がどこか、遠くへ行ってしまいそうで……」
なんだか空気が不穏になってきた。どうやらこれは恋愛相談に付き合って欲しいだけらしいぞという確信が、私の中にぽんと芽生える。
三十歳を超えた男女の惚れた腫れたなぞ、まだ二十歳にもなっていない私に到底扱えるはずもない。そもそも私にとっての惚れた腫れたがまだなのだ。人のことに構っていられるか。
私は「気にしすぎですよ」と答え、早々に会話を打ち切りにかかった。
「在原くんの言う通り、杞憂だといいんだけどね」
先生は心配そうに言った。「知ったこっちゃないですね」とは言えなかった。
○
その日、新座には雪が降った。四月の雪は新座にとっても珍しい。もう間近に五月を控えた今の時期ならなおさらだ。テレビからは、地震と雪との関係性について、騒がしいコメンテーター達があることないこと話しているのが聞こえる。
細かい雪を乗せた冷たい風がカタカタと窓を揺らしている。外はきっと凍えるように寒いが、積もるほど雪が降ることはないだろう。
コンクリートにぱらぱらと落ちていく雪を見ているうち、私の心の底にある感情が吹き出してきた。それは小学生のころ、雪を見る度に味わっていた、ぶよぶよとした輪郭を持つ不鮮明な恐怖であった。
「やはり、新座は空から落ちるのではなかろうか」
不確かな恐怖は確信へと姿を変える。だというのに、この状況を好転させるような、とっておきのアイデアは何一つとして浮かばない。しかし私だけ逃げるわけにもいかない。
ならば、やれるだけのことをやるしかない。市長に話をしに行こう。市長が動いてくれないその時は、私が動くだけの話だ。
私はこの町が好きだ。この町に住む人が好きだ。だから後悔はしたくない。
思い立ったが吉日、鉄は熱いうちに打て。タンスの奥から防寒着を引っ張り出した私はそれを着込むと、策らしい策を持たないまま家を飛び出し自転車に跨った。目指すは市役所、市長の椅子。気分はまさに池田屋に殴り込む新選組である。
気合を入れて家を出てからおよそ一分。向かいから自転車を走らせてくる人がいた。その人物はふいに自転車をその場に停めたかと思うと、「ナリヒラくん」と特別な名前で私を呼び止めた。
「そんなに急いでどこ行くの?」
「市役所に行かねばならないのです」
こんな時だからというわけではない。正直に言ってしまえば、私は彼女に会うたびにドキドキしている。それは彼女が突然何を言い出すか不安であったり、彼女が私をどこに連れ出してくれるか楽しみであったり、彼女を前にするだけでなんだか無性に恥ずかしくなったりするせいなのだが、今日のようなドキドキはずいぶん久しぶりだ。きっと、彼女が私にとって〝青前さん〟になった日以来だろう。
青前さんは私をきつく睨んでいる。ため込んだ怒りをいつ爆発させようか、機会を伺っている表情だ。
青前さんとの問題は私にとって重要だ。しかし、物事には順序というものがある。新座の墜落が現実になるかもしれないという時に、彼女と話して時間を浪費するわけにはいかない。
……そんなことはわかっているはずなのに、私には彼女を無視して走り出すことが出来なかった。新座が落ちるということと、青前さんを怒らせるということは、私にとっては同じくらい深刻なのだ。
「ナリヒラくん。この前うやむやになった話の続きでもしよっか?」
「……何故、私が青前さんを避けているか、ですか」
「そうだよ。なに? なんだっていうの?」
私だって、その理由が言えるのならば言いたかった。心の内をぶちまけてしまってさっさと楽になりたかった。しかし、言いたくても言えないのだ。何せ、彼女を避けている理由は自分でもわからない。
ただ、ヨボヨボになった郡司氏に会って話をしたその日から、彼女を見るとどうしても気まずくて、なおかつ猛烈にこそばゆくって駄目になる。しかしこれを説明したところで、彼女が納得するわけがないということはわかっている。むしろ一層怒るだろうということもわかっている。
だから言わない、だから言えない。
「……早く言ってよ」と青前さんは呟いた。か細い声は嵐の前の静けさの証拠だ。
「言いたくても言えないのです」
「……このチキン――」
彼女がありったけの揶揄、叱咤、罵詈雑言を私に浴びせるその直前、雄々しい馬の嘶きが新座の空気を震わせた。鬼鹿毛の声だ。
蹄がコンクリートを蹴る音が急速に近づいてくる。法廷速度なんて不自由なものに縛られることなく無人の道路を全力で駆けてきた彼は、私の前で急停止した。
突然の大馬の登場に青前さんはしばし固まった。彼を知らないわけではない私ですら、驚きと混乱で動けなかったのだからそれも無理はない。
鬼鹿毛は私と青前さんにそれぞれ視線を向けた後、自らの鼻先で自分の背を指し示した。「乗れ」と言いたいのだろうということを、彼の清らかな瞳が雄弁に訴えている。
しかし今は彼に構っている暇はないのだ。私は「悪いね」と言いながら彼の頭を撫でた。
「今は立て込んでいるんだ。また今度にしてくれないかな」
すると鬼鹿毛はフンと鼻を大きく鳴らし、私の襟首を噛んだ。「何をするんだっ」と叫ぶより早く、彼は私を持ち上げそのまま自分の背に乗せる。あまりに突然のことに混乱した私が、その場に倒れた自転車を眺めることしか出来ずにいると、鬼鹿毛は私にやったのと同じことを青前さんにもやって、彼女を私の後ろに乗せた。
大馬にちょこんと跨る私達は、他人からすれば馬鹿に見えるに違いない。そんなことを考えた矢先、鬼鹿毛は突然走り出した。
こうなってしまえば降りられるわけもなく、私達には落ちないように堪える以外の選択肢は残されていなかった。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
僕《わたし》は誰でしょう
紫音みけ🐾新刊2月中旬発売!
青春
※第7回ライト文芸大賞にて奨励賞を受賞しました。応援してくださった皆様、ありがとうございました。
【あらすじ】
交通事故の後遺症で記憶喪失になってしまった女子高生・比良坂すずは、自分が女であることに違和感を抱く。
「自分はもともと男ではなかったか?」
事故後から男性寄りの思考になり、周囲とのギャップに悩む彼女は、次第に身に覚えのないはずの記憶を思い出し始める。まるで別人のものとしか思えないその記憶は、一体どこから来たのだろうか。
見知らぬ思い出をめぐる青春SF。
※表紙イラスト=ミカスケ様
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
与兵衛長屋つれあい帖 お江戸ふたり暮らし
かずえ
歴史・時代
旧題:ふたり暮らし
長屋シリーズ一作目。
第八回歴史・時代小説大賞で優秀短編賞を頂きました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。
十歳のみつは、十日前に一人親の母を亡くしたばかり。幸い、母の蓄えがあり、自分の裁縫の腕の良さもあって、何とか今まで通り長屋で暮らしていけそうだ。
頼まれた繕い物を届けた帰り、くすんだ着物で座り込んでいる男の子を拾う。
一人で寂しかったみつは、拾った男の子と二人で暮らし始めた。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
「真白」〜〜雪と蛇の女〜〜
まへまへ
キャラ文芸
恋愛ファンタジー小説です。
本作品の画像は全て生成AIを使用しております。
信州の雪深い山中で、母とともに小さなロッジを営む青年・一朗。
父を雪崩で亡くし、幼なじみをかばって手に傷を負った過去を抱え、静かに、淡々と日々を生きていた。
そんな彼の前に、ある日“白い蛇”が現れる。
罠にかかっていたその蛇を助けた夜から、運命は静かに動き出した。
吹雪の晩、ロッジに現れた少女――名を「真白」。
彼女は、あの日の白蛇だった。
純粋で無垢、けれどどこか懐かしい。
人の姿を得た彼女は、初めて知る「世界」に心を震わせ、一朗のそばで少しずつ“人間”を学んでいく。
雪に閉ざされた山のロッジで生まれた、人と白蛇の奇跡の絆。
過去の痛みと孤独を包みこむように、真白は優しく一朗の心に灯をともしていく。
けれど、やがて訪れる春が二人に突きつける――「蛇としての運命」と「人としての願い」。
白い雪の中で出会い、心を通わせた一朗と真白の、静かで切ない恋の物語ですが、ラバーフェチ要素やちょっとR15な要素(まへまへらしさ)が中盤以降登場しますので、、、。笑
靴屋の娘と三人のお兄様
こじまき
恋愛
靴屋の看板娘だったデイジーは、母親の再婚によってホークボロー伯爵令嬢になった。ホークボロー伯爵家の三兄弟、長男でいかにも堅物な軍人のアレン、次男でほとんど喋らない魔法使いのイーライ、三男でチャラい画家のカラバスはいずれ劣らぬキラッキラのイケメン揃い。平民出身のにわか伯爵令嬢とお兄様たちとのひとつ屋根の下生活。何も起こらないはずがない!?
※小説家になろうにも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる