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青前さんと僕
青前さんと僕 その9
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倉庫を出ると郡司氏が鬼鹿毛に乗って私達を待ちかまえていた。彼は私達の首根っこを掴むと、取り戻した強靱な筋力を遺憾なく発揮して無理やり私達のことを鬼鹿毛の背に乗せた。
「下まで送ってやる。しっかり捕まっていろよ」
「お待ちください、郡司さん。私はまだここから離れるわけにはいかないのです」
「先ほどの放送を聞いていなかったわけではないだろう。ここは危険だ。後のことは俺に任せて、お前達は逃げろ」
「危険なのは百も承知です。しかし、先ほどの女性は私の知り合いでして。説得に行かなければなりません」
郡司氏は呆れたように息を吐くと、「馬鹿モン」と呟きがっくり肩を落とした。
「それならじゃじゃ馬娘。せめてお前だけでも――」
「じゃじゃ馬じゃない。あたしには青前友梨っていう立派な名前があるの。それに、あたしもここに残ることを決めてるんだから」
「……お前も説得に行くというのか」
「違う。ナリヒラくんが残るから、あたしも残るだけ」
郡司氏の堪忍袋の尾が容易く切れる音がした。彼は「勝手にしろっ!」と叫ぶと、私達を鬼鹿毛からふわりと投げ降ろして去っていった。彼の気遣いを蔑ろにしてしまって少し悪いかなとも思ったが、今は四の五の言ってはいられない。私は青前さんに改めて向き直すと、「行って参ります」と言って敬礼した。
「うん。気をつけてね。美味しいコーヒー淹れて待ってるんだから」
そう言うと青前さんは私の背中をばちんと叩いた。頼もしい女性だ。だから好きなのだ。
青前さんとはその場で別れて通りに出ると、佐和田さんの家からそう離れていない場所にいることがわかった。
新座は不穏な空気で今にも押しつぶされそうになっていた。
バス停を見れば大勢の人が並んでいる。中には、泣き叫ぶ子どもや、焦れたように貧乏揺すりを止めない大人がいて、誰もが例外なく差し迫った崩落の時への恐怖を隠し切れていない。そんな人達の表情を見るたび、私は「どうして」と歯痒い思いを噛みしめた。
「どうして佐和田さんは新座を爆発させようだなんて考えているんだ」
十五分ほど走ると佐和田さんの家にたどり着いた。家の外にはすでに先生がいて、その場で足踏みをしながら私が来るのを今か今かと待っていた。先生の隣に停められたデロリアンは唸るようにアイドリング音を出しており、今にも空に浮かびそうである。
駆け寄ってくる私の姿を確認した先生は、「乗って乗って!」と言いながらデロリアンに乗り込んだ。私が助手席に乗り込むと、シートベルトを締める間を与えないうちに先生は車を発進させた。
空には無数のレプリカモメに加えて、今まで見たことがないくらいの量のバスが走っている。道路と違って車道や信号などが整備されているわけでもないので酷い混乱状態だ。
茂川先生は飛び交う車を華麗なハンドリングでひょいひょいと避けていく。私は右へ左へと身体を揺られながら、言いだせなかったことを茂川先生に尋ねた。
「茂川先生。佐和田さんは何故、このようなことをしたのでしょうか」
先生は「わからない」と悔しそうに首を横に振ると、懐から丁寧に折り畳まれた手紙を取り出し、それを私に手渡した。
「ただ、朝起きたらこれが僕の額に置いてあった」
四つ折りにされた手紙を開くと、そこにはやけに綺麗な文字で、「愛とは押しつけるものだ。だから新座と共に散ることに決めた」と書かれていた。その文面の素っ気なさが却って彼女の覚悟を物語っているようで、今更ながら私は強い寒気を覚えた。
「あの件があって以来、僕は彼女の家に寝泊まりすることが多かった。はっきり言って、ここ最近なら彼女と共に時間を過ごした時間が一番長いのは僕だ。それなのに僕は彼女の計画に気づけなかった。……この件は、僕に責任がある」
「責任だとか、今はそういう話ではないはずです。とにかく彼女を止めなければ。彼女の行く先に何か心当たりはないのですか?」
「恥ずかしながら全く。ただ、僕達以外にも空からはレプリカモメが、地上からは有志で集まってくれた五百人を超えるNNSのメンバーが彼女の姿を探している。じきに見つかるはずだよ」
先生の口調からは、「そうあって欲しい」と願うような意志が感じられた。まるで、この方法では彼女が見つかるわけがないと、先生はわかっているかのようだった。
〇
時間は無常に過ぎていく。私達は空から見下ろし佐和田さんの姿を見つけようと躍起になったが、二時間半が経過しても彼女が見つかることはなかった。ここまで時間が差し迫ってくるとバスもさすがに走っておらず、空に浮かぶ車は茂川先生が運転するデロリアンばかりである。
空からの捜索には閉塞感が漂ってきた。こうなると頼みの綱は地上から佐和田さんを探すNNSメンバーだけなのだが、つい先ほど電話がきて、「さすがに命までは懸けられん」という撤退宣言が入った。
諦めていないのは私達だけである。茂川先生は必死の形相で眼下を眺めながら私に言った。
「在原くん、そろそろ時間切れだ。せめて君だけでも逃げて欲しい」
「そういうわけにはいきません。ここでおふたりを見捨てれば、私は死ぬまで後悔し続けるでしょう」
「気持ちだけ受け取っておくよ。だから君は――」
その時、デロリアンのエンジンからカラカラという妙な音が聞こえてきた。「おや」と思っているうちにフロントガラスがドス黒い煙で覆われてきて、車内が焦げ臭くなってくる。
茂川先生は「こんな時に!」と叫んでクラクションを平手で打った。その一撃が制御系までおかしくしたのか、風に揺られる落ち葉のようにふらふらくるくるとデロリアンは高度を下げていく。私は落下の衝撃に備え、頭を守るようにして身体を丸めた。
「落ちるぞ、在原くんっ!」
「言われなくとも知っています!」
やがて車全体が大きく揺れると同時に回転が終わる。恐る恐る頭を上げれば眼前にはエアバッグが膨らんでいる。デロリアンを出ようとしたが、車全体が歪んでいるのか扉が開きにくい。なんとか扉を蹴破って外に出ると、不時着したのが新座市役所の目の前の道路であることがわかった。
私に続いてデロリアンから降りてきた茂川先生は、車のボンネットを力なく何度も叩いた。
「どうする、どうする、どうする……」
掛ける言葉が見つからなかった。次の一手が見つからないのは私だって同じだ。しかし諦めるわけにはいかない。考えろ、考えろ、考えろ。
何故、佐和田さんが見つからないのか。彼女のことを探しているのが私達だけであれば納得できる。しかし、空からは無尽蔵に増えるレプリカモメが、地上からは五百人以上の人間が彼女のことを探していたのだ。まともに考えれば、見つからないなんてことはあり得ない。だというのに彼女は煙の如く消えてしまった。
ああ、神よ仏よ。佐和田さんは一体どこに――と、困った時の神頼み精神を発揮させ、平林寺の方へ手を合わせた私にある考えが閃いた。
そうだ。雑木林に囲まれたあそこならば空から見えず、また地上の追手からも逃げ切れるではないか。
NNSにとって禁制の地、平林寺であれば。
「下まで送ってやる。しっかり捕まっていろよ」
「お待ちください、郡司さん。私はまだここから離れるわけにはいかないのです」
「先ほどの放送を聞いていなかったわけではないだろう。ここは危険だ。後のことは俺に任せて、お前達は逃げろ」
「危険なのは百も承知です。しかし、先ほどの女性は私の知り合いでして。説得に行かなければなりません」
郡司氏は呆れたように息を吐くと、「馬鹿モン」と呟きがっくり肩を落とした。
「それならじゃじゃ馬娘。せめてお前だけでも――」
「じゃじゃ馬じゃない。あたしには青前友梨っていう立派な名前があるの。それに、あたしもここに残ることを決めてるんだから」
「……お前も説得に行くというのか」
「違う。ナリヒラくんが残るから、あたしも残るだけ」
郡司氏の堪忍袋の尾が容易く切れる音がした。彼は「勝手にしろっ!」と叫ぶと、私達を鬼鹿毛からふわりと投げ降ろして去っていった。彼の気遣いを蔑ろにしてしまって少し悪いかなとも思ったが、今は四の五の言ってはいられない。私は青前さんに改めて向き直すと、「行って参ります」と言って敬礼した。
「うん。気をつけてね。美味しいコーヒー淹れて待ってるんだから」
そう言うと青前さんは私の背中をばちんと叩いた。頼もしい女性だ。だから好きなのだ。
青前さんとはその場で別れて通りに出ると、佐和田さんの家からそう離れていない場所にいることがわかった。
新座は不穏な空気で今にも押しつぶされそうになっていた。
バス停を見れば大勢の人が並んでいる。中には、泣き叫ぶ子どもや、焦れたように貧乏揺すりを止めない大人がいて、誰もが例外なく差し迫った崩落の時への恐怖を隠し切れていない。そんな人達の表情を見るたび、私は「どうして」と歯痒い思いを噛みしめた。
「どうして佐和田さんは新座を爆発させようだなんて考えているんだ」
十五分ほど走ると佐和田さんの家にたどり着いた。家の外にはすでに先生がいて、その場で足踏みをしながら私が来るのを今か今かと待っていた。先生の隣に停められたデロリアンは唸るようにアイドリング音を出しており、今にも空に浮かびそうである。
駆け寄ってくる私の姿を確認した先生は、「乗って乗って!」と言いながらデロリアンに乗り込んだ。私が助手席に乗り込むと、シートベルトを締める間を与えないうちに先生は車を発進させた。
空には無数のレプリカモメに加えて、今まで見たことがないくらいの量のバスが走っている。道路と違って車道や信号などが整備されているわけでもないので酷い混乱状態だ。
茂川先生は飛び交う車を華麗なハンドリングでひょいひょいと避けていく。私は右へ左へと身体を揺られながら、言いだせなかったことを茂川先生に尋ねた。
「茂川先生。佐和田さんは何故、このようなことをしたのでしょうか」
先生は「わからない」と悔しそうに首を横に振ると、懐から丁寧に折り畳まれた手紙を取り出し、それを私に手渡した。
「ただ、朝起きたらこれが僕の額に置いてあった」
四つ折りにされた手紙を開くと、そこにはやけに綺麗な文字で、「愛とは押しつけるものだ。だから新座と共に散ることに決めた」と書かれていた。その文面の素っ気なさが却って彼女の覚悟を物語っているようで、今更ながら私は強い寒気を覚えた。
「あの件があって以来、僕は彼女の家に寝泊まりすることが多かった。はっきり言って、ここ最近なら彼女と共に時間を過ごした時間が一番長いのは僕だ。それなのに僕は彼女の計画に気づけなかった。……この件は、僕に責任がある」
「責任だとか、今はそういう話ではないはずです。とにかく彼女を止めなければ。彼女の行く先に何か心当たりはないのですか?」
「恥ずかしながら全く。ただ、僕達以外にも空からはレプリカモメが、地上からは有志で集まってくれた五百人を超えるNNSのメンバーが彼女の姿を探している。じきに見つかるはずだよ」
先生の口調からは、「そうあって欲しい」と願うような意志が感じられた。まるで、この方法では彼女が見つかるわけがないと、先生はわかっているかのようだった。
〇
時間は無常に過ぎていく。私達は空から見下ろし佐和田さんの姿を見つけようと躍起になったが、二時間半が経過しても彼女が見つかることはなかった。ここまで時間が差し迫ってくるとバスもさすがに走っておらず、空に浮かぶ車は茂川先生が運転するデロリアンばかりである。
空からの捜索には閉塞感が漂ってきた。こうなると頼みの綱は地上から佐和田さんを探すNNSメンバーだけなのだが、つい先ほど電話がきて、「さすがに命までは懸けられん」という撤退宣言が入った。
諦めていないのは私達だけである。茂川先生は必死の形相で眼下を眺めながら私に言った。
「在原くん、そろそろ時間切れだ。せめて君だけでも逃げて欲しい」
「そういうわけにはいきません。ここでおふたりを見捨てれば、私は死ぬまで後悔し続けるでしょう」
「気持ちだけ受け取っておくよ。だから君は――」
その時、デロリアンのエンジンからカラカラという妙な音が聞こえてきた。「おや」と思っているうちにフロントガラスがドス黒い煙で覆われてきて、車内が焦げ臭くなってくる。
茂川先生は「こんな時に!」と叫んでクラクションを平手で打った。その一撃が制御系までおかしくしたのか、風に揺られる落ち葉のようにふらふらくるくるとデロリアンは高度を下げていく。私は落下の衝撃に備え、頭を守るようにして身体を丸めた。
「落ちるぞ、在原くんっ!」
「言われなくとも知っています!」
やがて車全体が大きく揺れると同時に回転が終わる。恐る恐る頭を上げれば眼前にはエアバッグが膨らんでいる。デロリアンを出ようとしたが、車全体が歪んでいるのか扉が開きにくい。なんとか扉を蹴破って外に出ると、不時着したのが新座市役所の目の前の道路であることがわかった。
私に続いてデロリアンから降りてきた茂川先生は、車のボンネットを力なく何度も叩いた。
「どうする、どうする、どうする……」
掛ける言葉が見つからなかった。次の一手が見つからないのは私だって同じだ。しかし諦めるわけにはいかない。考えろ、考えろ、考えろ。
何故、佐和田さんが見つからないのか。彼女のことを探しているのが私達だけであれば納得できる。しかし、空からは無尽蔵に増えるレプリカモメが、地上からは五百人以上の人間が彼女のことを探していたのだ。まともに考えれば、見つからないなんてことはあり得ない。だというのに彼女は煙の如く消えてしまった。
ああ、神よ仏よ。佐和田さんは一体どこに――と、困った時の神頼み精神を発揮させ、平林寺の方へ手を合わせた私にある考えが閃いた。
そうだ。雑木林に囲まれたあそこならば空から見えず、また地上の追手からも逃げ切れるではないか。
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